学校ブログ

利尻富士町文化祭について

 2日(土)の午後6時から、りぷらで利尻富士町文化祭がありました。最初に吉田教育長から、読書感想文コンクールの表彰がありました。利尻小学校からは、小学校2学年の部で、土上ひかりさんが優秀作、小学校3学年の部で、飯田惟華さんが佳作、小学校4学年の部で、土上凌央さんが優秀作、小学校5学年の部で、牧野泰希さんが優秀作、小学校6年生の部で、山谷詩葉さんが奨励賞、中学校の部で、佐々木日馬さんと井田心優さんが優秀作、飯田乃唯さんが佳作で表彰されました。アトラクションで、レッツダンスチームから、8チームのダンスの披露がありました。利小・鬼中の子どもも参加していて、ノリノリのリズムで、とてもカッコ良かったです。その後、鴛泊中学校の井上教諭のピアノや吹奏楽の演奏、タヒチアンダンス、日本舞踊、秀峰翔太鼓がありました。どの演目も素晴らしくて、利尻富士町の文化として貢献されていることがよくわかりました。

 

学校経営指導訪問(指導監)がありました

 昨日、宗谷教育局の千代隆志指導監が来校しました。私からは、学校の取組や子どもたちの頑張っている様子、今年取り組んだ神社祭(鼓笛・鬼中ソーラン)などをお伝えしました。その後、子どもたちの授業を参観しました。1・2年生は、子供に解くための見通しを考えさせてから、解決に向かわせていたのがよかった。3・4年生は、命の大切さを実体験をもとに養護教諭とも連携しながら取り組んでいるのがよかった。5・6年は、個々で課題を解決した後の待っている間にも、個に応じた取組をしているのがよかった。中学生は、身振り手振りも交えながら、一人一人堂々と自分の意見を述べていたのがよかった。などお褒めの言葉をいただきました。また、7月に実施した保護者アンケート「家庭で学習する習慣が身に付いている」項目が、(令和5年度)42%→(令和6年度)77%、「地域行事を楽しみにしている」項目が、(令和5年度)55%→(令和6年度)91%、と高くなったことも褒めてくださいました。ただ、メディアに触れる時間(テレビ・ゲーム時間は平日2時間以内:道教委推奨)が長く、勉強時間が短い(小学生:学年×10+10分:小学生)という結果については、今後とも保護者と連携して進めてくださいとアドバイスがありました。

 

鬼脇探訪 ~ 晩秋の鬼脇を訪ねて

 松尾芭蕉の晩年に「この道や 行く人なしに 秋の暮れ」という句があり、芭蕉自身の孤独感や寂しさを詠んだ句のようですが…夏場にあれだけの観光客が詰めかけていた利尻の地にも冬の便りが近づき、静かになりどことなく寂しさも禁じ得ない雰囲気ではあります。ただ冬にも「温泉」や「海産物」や何より「利尻富士」の雄姿が無くなることはないので、冬場は冬場なりの楽しみ方(スキーなど)もありますので、どうかお越し頂ければと思います。(海がしけて、食材などを運ぶフェリーが滞る事だけはどうかお天道様にご勘弁願いたい?です…)岬オタトマリ沼

第2回利尻富士町鴛泊・鬼脇地区学校運営協議会がありました

 昨日の夕方、第2回目の学校運営協議会がありました。今回は、利尻富士町3校から、学校の様子や取組を説明した後、鴛泊と鬼脇の委員さんと交流しました。鬼脇地区からは、今昭さん、酒井淳さん、澤田学さん、工藤潤生さん、川村さゆりさんが出席されました。鬼脇地区の委員さんからは、「毎日学校は、夜遅くまで電気が付いていて、先生方一生懸命だね。」「今年は、先生方がお祭りなどのイベントに参加してくれたり、顔を出してくれたりしてありがたい。」など、褒めてくださいました。全体では、「体験的な学習を取り入れることで深い学びに結びつくので、支援頂いている方に感謝しています。」「先生方の負担にならないよう、地域行事に参加してくれると、顔を覚えられるので、学校からのお願い事もスムーズになるのではないだろうか。」「子どもが参加している行事に先生方が見に来てくれるとうれしい。」など、地域と共にある学校について交流しました。この会議では、学校を地域で支えていただいていることをあらためて、実感しました。ありがとうございます。

利尻島中・高研究協議会について

 昨日、利尻高校で、島の中学校の教職員を対象とした公開授業がありました。授業を見たあと、体育館で、利尻高校へ進学した生徒の様子や取組について、説明がありました。その後、中高の教師がグループに分かれて、中学校から高校への連続的な接続や子どもたちへの指導について協議をしました。高校の先生方との交流は、他の市町村では、なかなかないことなので、実りの多い研修会になりました。

 

鬼脇探訪 ~「利尻プリン」を訪ねて

 鬼脇にある「長生堂寺嶋菓子舗」は、創業が明治11(1878)年の菓子店で(本州最古の洋菓子店と言われる村上開進堂が、創業1874年である事を考えても)全く引けを取らぬ老舗中の老舗ですが…ショーケースの中でひと際目を引く商品が他ならぬ「利尻プリン」です!種類は写真のメープル味・ゴマ味・くま笹味(期間限定)の3種類がありますが、メープル味はトロっとした濃厚なもので、ゴマ味は甘さ控えめ、くま笹味はほんのりビターとそれぞれテイストが違いますが、最近ではバスツアーで訪れた観光客も購入するほどの人気商品となっています!日本全国で高級プリンの販売合戦にも近い?過当競争にある中「利尻プリン」は私も訪れては手に取る(個人的にはゴマ味が好きですが…)老舗故に食べるとホッとする安定の美味といえます。是非とも利尻島にお越し頂き、鬼脇発の絶品スイーツを手に取りお試し下さい。利尻プリン

説明すること

 今日は、1・2年生のクラスで、算数の研究授業を実施しました。課題は、1年生「10より大きい数になる足し算を説明しよう。(9+4)」、2年生「7の段の九九について仕組みを説明しよう」でした。1年生は、9に1を足すと10になって、残った数が3なので、13になることを勉強しました。10というまとまりを作ると、数えやすかったり、計算しやすくなることがわかりました。2年生は、3の段と4の段に分けて計算した数を足すと、7の段になることを説明していました。担任の相澤教諭は、子どもの思考する時間を確保して、算数的活動を取り入れながら、授業を進めていました。最後に宗谷教育教の山﨑晃指導主事から、ご助言をいただきました。(フェリーの関係でZoomになりましたが)。今後とも子供たちのために、校内研修を活性化して、教師の資質・能力を高め、子どもが「できる」「わかる」場面を増やし、自力解決できるようにしていきたいと考えています。

 

 

 

STOP the 薬物!

 利尻富士町学校薬剤師の吉野邦夫氏を講師に迎え、中学生を対象に薬物乱用教室を実施しました。目的は、子どもたちが、薬物についての正しい知識を身に付け、「絶対に薬物に手を出さない」という自分を守る判断や行動ができるようするためです。厚生労働省の啓発事業ということもあり、最新の教材を使っての授業でした。薬物を使い続けると「幻覚を見てしまう」「誰かに脅迫されている妄想をしてしまう」「薬の耐性ができてしまい、量が増え、もっと刺激を求めてしまう」「薬物の快感を忘れられなくなり、フラッシュバックして何としても薬を手に入れようとする」などの症状が出てしまうそうです。子どもたちは、最後まで真剣に授業を受けていました。一番大切なことは、友達から誘われたら、断る勇気です。高校や大学を卒業して、社会人になった時に、都会で友達の友達に誘われないとも限りません。断りずらかったら、その場から逃げる勇気も大切です。自分を守るために、「絶対薬物に手を出さない」を意識して生きていって欲しいと思います。

 

半導体って

 先端半導体製造工場(ラピダス)が、千歳に建設されます。2025年に試作ライン、2027年に量産ラインを立ち上げます。しかし、道では、半導体に関わる企業が27社にとどまっていることから、たくさんの企業に関わってもらうように、子どもたちの理系分野への関心向上を目的として体験教室を開催しています。本日、旭川工業高等専門学校の松原准教授が、鬼脇中学校の2・3年生に半導体に関する授業を行いました。半導体についてのお話を聞いた後、実際に、ウェハ(薄い基板の上に数多くの同一回路を作った半導体の集積回路)の抵抗を測ったり、ソフトをインストールして、プログラミングによる機械の制御を行ったりしました。

 講師の 松原 英一 様 です。

千歳工場ラピダス工場完成予定図(ソニー、トヨタ自動車、デンソー、キオクシア、NTT、NEC、ソフトバンク、三菱UFJ銀行など、日本国内大手企業8社が出資し、半導体の専門家集団が設立した半導体新会社。日本政府も600億拠出)。

 抵抗値を測っているところ

 

ウェハ(薄い基板の上に数多くの同一回路を作った半導体の集積回路)になる前

集積回路は、人の目では見えず、電子顕微鏡で見ることになります。

 

 

 

プログラムを用いて、光らせたり、音を鳴らせたりして基板を制御しているところ

 

 子どもたちは、音色を制御して曲にしたり、光る順序や長さを制御して(シーケンシャルウィンカ-)みたいにしていました。私も一緒に取り組んだのですが、子どもたちに教えてもらいながら音を鳴らすことや光らせるだけで精一杯でした。子どもたちの考えるプログラムに脱帽しました。そして、子どもたちの底知れない能力に驚かされました。

 

鬼脇探訪(番外編)~秋の信州・飛騨・名古屋を訪ねて

 体育の日改めスポーツの日の連休に再び、懲りず?に丘珠空港経由で信州まつもと空港を訪ねましたが…周りの色どりも季節が深まり、トンボやススキも多く見かける里山の秋を堪能することが出来ました。中でも写真の市美術館ような芸術家・草間彌生を生んだ芸術の地でもあるので、街並み自体が他の城下町では見かけない洗練されたオシャレさがそこかしこに見受けられました。翌日の飛騨高山では写真のような、日本古来の歴史的景観の街ブラを体験しようと多くのインバウンド客がいらしていましたが…私といえば、先生方に配る為に何故か大量購入したお土産の「漬物」が予想外に重たく、季節外れの扇子で涼みながらテコテコと町中を徘徊しておりました。最後に名古屋へ伺いましたが…中日ドラゴンズのマスコットことドアラのモチーフにもなった、東山動物園のコアラなどを見に行きましたが、やはり気温が30度近くと本当に秋か?を思うくらいの天気で、トンボ返りで利尻へ帰った際のあまりの気温差にビックリ。日本列島の距離の長さを改めて痛感しました。松本市美術館飛騨高山コアラ