学校ブログ
60才の誕生日
昨日、吉田教育長が来校して、1・2年生のクラスで給食を一緒に食べました。学級に入る時、黒板には「60才おめでとう!!」の文字が・・・。赤いちゃんちゃんこを着てみんなで写真を撮りました。10月21日が誕生日だそうです。子どもたちに祝っていただいて、とても喜んでいました。子供たちの優しい気持ちが伝わってくる一コマでした。
走り高跳びについて
小学5・6年生が体育の授業で、走り高跳びをしました。宗谷教育局から池田指導主事と稚内市立潮見が丘小学校の体育専科の澤先生が来校して、よりよい指導法について教えていただきました。今日は挟み跳びでの練習でした。子どもたちは、タブレットで自分の動きを確認しながら、取り組んでいました。お二人から、子どもたちが、話し合ったり、教え合ったりしながらより高く跳ぼうとしていたのが素晴らしいとのお褒めの言葉もいただきました。タブレットを使っているのなら、タブレットの中にタイムシフトカメラのアプリをダウンロードしておいて、8秒後に設定し、テレビを置くと、跳んだ後すぐに自分の動きを確認して、次のジャンプに生かすことができるとの話がありました。また、ジャンプ力を付けるため、体育館の壁に、スズランテープを垂らしておくと、いいですよ。などのアドバイスをいただきました。子どもたちの体力向上に向けて、普段の授業から授業改革に取り組みたいと考えています。
4地区対抗島民大運動会について
みなさん、3連休はいかがお過ごしたでしょうか。13日(日)に島民大運動会が利尻小・鬼脇中のグラウンドで開催されました。鴛泊・鬼脇・仙法志・沓形の4地区に分かれて、いろいろな競技で競いました。当日は、強風でしたが、天候に恵まれ、楽しく最後まで競技ができました。鬼脇地区は、リーダーの川村さんのかけ声で、一致団結し、子供たちも応援してくれていました。残念ながら3位という結果でしたが、応援や声援の数や大きさでは、まちがいなく優勝でした。楽しく盛り上がれた運動会でした。
鬼脇探訪(番外編)~ 函館「がこめ昆布」危機の次は「羅臼昆布」?
先日ブログの中で、函館の専門店を訪ねた際に天然物の「がこめ昆布」がほぼ壊滅状態となって、店頭には養殖の昆布のみ販売されていた話をしましたが…海水温上昇(地球温暖化)の影響が、遂には知床の海にまで至り過度に高い海水温によって羅臼昆布の根付きの悪化や成長の阻害、また異常繁殖したウニ等による食害も相まって天然物の漁獲量は昨年の「約半分」と非常に厳しい結果となりました。一方で宗谷海峡付近の海水温は、太平洋まで上昇ピッチは高くないもののとても他人事とは言えない状況で、(現在の函館近海に至っては、夏にカツオで冬にはフグがよく獲れるらしく本当に北海道か?と思ってしまいますが…)これからは「獲る漁業」ではなく「育てる漁業」がトレンド?との事です。(積丹でも昆布等の資源保護のため、農家が廃棄する予定の「廃キャベツ」などを有効活用してエサに用いるウニの試験養殖が計画されていますが…)私も今後利尻の海産物を味わう際は、心して食したいと痛感致しました…。
インターシップに参加した高校生の話
10月8日に、利尻高校の2年生 牧野泰夏さん(鬼脇中学校卒業)と八木優翔さん(利尻中学校卒業)がインターシップで来校しました。一日中、どこかの教室の授業を見学しながら、先生方の仕事について学びました。帰り際に、「子供がわかるように勉強を教えることは、大変だと思いました。」「子供に頑張らせている先生って、すごいと思いました。」という話をしていました。私は先生方に、普段から子供が自力解決できる「わかる」「できる」授業をお願いしています。子供たちが「わかる」「できる」ようになれば、自分の夢の実現に少しでも近づけるからです。保護者や地域の方と連携・協働しながら問題や課題を自力解決できる子を育てていきます。
文化祭にお越しいただきありがとうございました
今年の利小鬼中の文化祭は、いかがでしたでしょうか。
子どもたちは、劇、合唱、器楽、踊りなど、一生懸命披露しました。
その他にも、間合いの時間に、観客を飽きさせないよう、クイズやインタビューなどの企画の実施、
今年の発表がどのように作り上げられてきたのかをスライドで紹介など、特色ある文化祭になったと思います。
鬼脇金比羅神社例大祭では、地域の方から、今年の文化祭について、たくさんのお褒めの言葉をいただきました。
保護者の皆様には、文化祭に向けてご家庭での練習、励ましの言葉など、感謝申し上げます。ありがとうございました
鬼脇探訪(番外編)~いまだに30度越えの関西を訪ねて
東京に飽き足らず、また週末のトンボ返り?の行程で関西を訪れました。食欲の秋とは言いますが、滋賀県の甲賀の飲食店では(伊賀と同じく忍者ゆかりの里として有名)「近江牛」と「マツタケ」のすき焼きが食べ放題!との夢のようなプランがあったので早速バスツアーで伺いました。…ただお客さん全員が灼熱の中で、すき焼き鍋をグツグツと煮えたぎらせながら、何度もマツタケを店員さんに足してもらって元を取ろう?と皆が必死だったので、私も負けじ?と扇子であおぎながら汗をぬぐいつつ、一生分のマツタケを食べました!(途中でマイタケと味の区別が全くつきませんでしたが…) 翌日は読売巨人軍の優勝で、阪神ファンの私も含め意気消沈する甲子園球場を訪れましたが…今年で甲子園球場が創立100周年との事で、歴代のマウンドを賑わせた甲子園球児やアニメのキャラクターのモニュメントが並んだり、タイガースの歴代の名選手の写真が飾られたりと、夢舞台にふさわしい粋な演出がなされていました。ただ関西は9月の末にも関わらず真夏日が続いたので…利尻のように心地よく、ただ厳しくもある季節の機微や移ろいや風景を肌で感じることが、もはや本州では地球温暖化が進んで難しくなる?のかも知れません…。
文化祭に向けての総練習について
本日、文化祭の総練習を行いました。
子どもたちは、本番と同じように演じていました。
「すばらしい」「いいな」と思ったところをお知らせいたします。
1 開会式・初めの言葉 ~ 堂々としている 声が大きくてよい
2 小3・4 演劇 ~ セリフがききやすい かさの演出がよい
英語のセリフを覚えていて、頑張りがよくわかる
3 小5・6中 合唱 ~ きれいなハーモニー 男子低音の声が出てきた
4 小1・2 演劇 ~ 大きな声が出ている 小道具もよい 踊りもすばらしい
セリフの忘れを、困っている人に教えてあげているのがいい
ダンスで、そろっているところがあってかっこよかった
6 中学生 発表 ~ さすが中学生、演出がすばらい 見ていて引きこまれる
プリジェクターよかったクターよかった
7 小1・2 ダンス ~ 全体的にはそろっている 楽しく踊っていた
8 小3・4 器楽 ~ 一人一人の演出があってがんばっていた
ハンドベルの事前準備、スムーズだった
9 小5・6 演劇 ~ ダンスの完成度が高い
観客を意識した演出ができている
(立ち位置 声の大きさ)
10 中 よさこい ~ 迫力があってすばらしい
笑顔で楽しく踊っている人もいた
11 全校合唱 ~ 子供たちの大きな声がでるようになってきました
12 閉会式 ~ 最後のスライド演出が素晴らしい
取り組んできた過程を紹介するのは、
保護者にもお知らせできるし、
自分たちの振り返りにもなり
いい取組です
保護者の皆様、本番をお楽しみにしてご来校ください
新しい先生がやってきました
今日、学校で着任式を行いました。大西教諭の産休・育休の代替として四国の香川県から新しい先生が来てくれました。田岡 康伸 先生です。大西先生が担当していた音楽、美術の授業を教えることになります。文化祭が近いので、最初は教頭先生と一緒に授業に入ってもらう予定です。また、10月1日から、3・4年生の支援員として 坂本 優樹 先生が来てくれます。専門的知識を生かして、子供一緒に学びながらもてる力を最大限に発揮して、頑張って欲しいと思います。
鬼脇探訪(番外編)~秋めく?東京を訪ねて<後編>
私は日本全国津々浦々の、有名温泉地を訪ねるのが大好きですが…日本を代表する温泉である「草津温泉」へ行ったことが無く今まで心にポッカリとすき間?としてあったので、今回せっかくなので日帰りで訪れました。よく本州の避暑地の代名詞といえば「軽井沢」が挙げられますが、その北部にある群馬県の草津や嬬恋といった地域も案外涼しくて、私が訪ねた日も気温が24度位と、利尻とさして変わらない気候で正直助かりました。結局、時間的な都合で温泉巡りで帰りのバス時間を迎えてしまいましたが、北海道には浴衣でテクテク歩くような風情ある湯治場は非常に限られているのでインバウンド客のリピーター獲得のためにも「温泉風情」がグルメに加えてキーワードとなりそうです。(個人的には、利尻富士温泉の露天風呂も十分風情を味わえますが…)
文化祭に向けて
文化祭に向けて、演目の練習や段取りなどの練習をしています。文化祭は、日頃の学習の基礎を生かして、その力を活用できるよう、観客のみなさんに喜んでもらえるよう披露することを目的に取り組んでいます。観客の皆様には、子供たちが試行錯誤しながら、取り組んできた過程をお見せすることはできませんが、子供たちが自主的に取り組んでいる一面をご紹介いたします。小学生は、立つ位置の確認をしているところです。中学生は、自分たちが文化祭に向けて取り組むべき事を話し合っているところです。保護者の皆様、文化祭をお楽しみにしていてください。
鬼脇探訪(番外編)~秋めく?東京を訪ねて<前編>
「あつさ寒さも彼岸まで」という言葉もありますが、9月中旬の東京はうだるような暑さで、地球温暖化はもう手遅れなのではと痛感してしまうような灼熱ぶりでしたが…そんな猛暑に追い打ちをかけるように、来月中国に急遽、返還されることが決定したパンダのリーリーとシンシンを観覧しに、上野動物園の正門で開館30分前から並んでいました。そうすれば何とパンダ展覧しているエリアの目の前(上野広小路付近)に、もう1か所出入口があることを初めて知って…いざその場に着いた時にはすでに2時間待ちの長蛇の列でした!待っている間はハスの葉で敷きつめられた不忍池から時より吹く心地よい風がせめてもの救い?でしたが、そんな東京の猛暑を身をもって体感し(3分足らずの間ではありましたが)別れを惜しむように可愛らしいパンダの姿を何とか拝むことができました。翌日羽田から帰還して、タラップを降りた後の利尻の風の気持ちよさと言ったら本当に格別でしたが…。
1日防災学校について
今日は、3時間目からそれぞれの学年で防災に関わる取組をしました。小学1・2年生は防災カルタ。3・4年生はハザードマップ作り、5・6年生は、段ボールベット作り、中学生はDOはぐで避難所運営について学びました。5時間目は、全校児童生徒による地震から津波を想定しての避難訓練を行いました。教頭先生が、「みなさん屋上に避難してください。」と放送で指示を出しました。屋上まで避難して、全員を確認するまで、1分46秒しかかかりませんでした。素早く避難できてすばらしかったです。子供たちは、毎年のことなので、素早く対応できたのだと思います。私は、津波を想定しての訓練は、初めての体験でした。火災を想定しての訓練しか経験したことがなかったので、途中でハンカチを出して鼻に当てた時、「あれっ、火災が起きていないからハンカチは必要ないか。」とハンカチをしまいました。私の中で、避難訓練にハンカチは習慣になっていたのです。中学生が学んだ避難訓練所の運営では、リーダーを中心に避難に来た人を、どの教室にいれるのか。小さい子がいるときは、お年寄りの場合など、さまざまなことを想定してカードをめくって進めました。リーダーとなった人は、みんなと相談しながらのリーダーシップを発揮していました。小学生も中学生もとてもためになった1日防災学校でした。
朝の歌の練習について
文化祭に向けて、朝、小学5年生から中学3年生まで、合唱「虹」の練習をしています。混声三部合唱で難しい曲ですが、頑張って声を合わせようと頑張っています。明日から私も一緒に練習に加わろうと思っています。
児童会生徒会選挙がありました
児童生徒会選挙がありました。立会演説会で、立候した人は、みんなのために、〇〇しますと公約を堂々と話しました。推薦した人は、立候補した人が、〇〇のようないいところがあるので、票を入れてくださいと話しました。立候補した人は、自分から立候補したようです。意欲的に頑張ろうとする姿、大変立派です。推薦した人も、推薦文を考えて、みんなの前で、発表したことが素晴らしいです。全員が当選しました。立会演説会がとても良かったです。
鬼脇探訪(番外編)~礼文島・香深の漁組直営レストランを訪ねて
週末にフェリーでお隣りの礼文島を訪ねましたが…一番の楽しみが、礼文島の地の物を堪能できる漁組直営のレストランです。今までは開店直後にフラっと訪れる機会が多かったですが、利尻同様に今年は観光客の増加から、要予約でなければ入れない位に賑わっており、海産物以外に食堂で味わうラーメンやカレーライス等も味のレベルはかなり高いです。今回は気張って「握り鮨」と「ほっけのチャンチャン焼」を注文しましたが、鮮度が高く口の中でもジューシーなネタやホッケを頬張りながら、一面ガラスの向こうにそびえ立つ、夕焼けの利尻富士を眺めていました…。
お知らせ(音楽・美術の授業)について
大西教諭が産休・育休のため、しばらくお休みして、来年度の11月に復帰します。大西先生の担当していた、音楽と美術についてですが、音楽は教頭先生、美術は上村先生が教えることになります。大西先生には、元気な赤ちゃんを産んでくれるよう祈っています。
利礼地区PTA研究大会「教育講演会」参加 ありがとうございました
昨日、りぷらにて、PTA研究大会「教育講演会」を実施しました。北海道医療大学心理科学部、学部長の冨家直明様を講師に迎え、子供のメンタルヘルスについての講演でした。島内全域と礼文島からも、保護者や先生方、一般の方も含め100名以上の方が参加しました。今回は、利尻小学校・鬼脇中学校が事務局なので、最初に加賀谷PTA会長からあいさつがありました。来賓として、吉田教育長にもお越しいただきました。私は、冨家先生のお話の中で、心に残ったことがいくつかあります。1つ目は、「思考が気分を決定する」ということです。その思考の違いで、ポジティブになったり、ネガティブになったりします。子供には間違いや失敗をしても、ポジティブ思考で挑戦させていきたいです。2つ目は、ストレスになっている原因について、「行動に原因をもつようにする」と、前向きに、未来が開けるということです。その子が悪いのではなく、〇〇をしたことが悪かったんだと考える事です。3つ目は、原因の聞き方で、「子供が救われる」ということです。何かあったとき、子供に原因や理由ばかりを聞くのではなく、その時の子供の気持ちやどんなものの考え方をしたのかを聞くことが、子供の気持ちに寄り添ったアシストアドバイスになるそうです。学校でも、子供と接するときに是非生かしていきたいと思います。冨家先生の講演は、とても学びの多い講演でした。冨家先生には、講演会後、利小・鬼中校舎に来校していただき、廊下の掲示や教室の様子、子供たちの作品を見ていただきました。子供たちのがんばりや先生方の一生懸命さを褒めてくださいました。その後、白い恋人の丘で、写真をとって、飛行機で戻られました。冨家先生、大変お世話になりました。ありがとうございました。
鬼脇探訪(番外編)~搭乗ゲートに殺到する丘珠空港を訪ねて
コロナ渦が明けてから「丘珠空港」を利用する頻度が増えましたが…特に週末には名古屋・静岡・長野・新潟等本州の便を中心に混雑し、現在工事中で1か所しかない搭乗口に客が集中して、出発自体が遅れるケースも出てきています。(逆に利尻便の行列で、ご近所さんや同僚と顔合わせするパターンも多いですが…)今後2030年をメドに滑走路が延長され、遠方への通年運航が可能ともなれば(仙台・茨城・神戸なども新規で予定)年間の利用者を「100万人」と見込んでおり、搭乗口が2か所に増えても果たして足りるのか?疑問の声も出ております。空港とのアクセスについても、栄町駅や札幌駅へのシャトルバスでは足りずに、従前の路線バス拡充や地下鉄までの新しい交通システムも計画されるなど「丘珠空港」自体が道内交通・医療等のハブ空港から、新千歳に次ぐ第二の都市空港へと衣替えするので、自動的に「利尻」の利便性も高まりそうです。(一説には「丘珠」から「(新潟)佐渡島」への直行(経由)便の就航計画まであるようです…)
学んでいく過程について⑤
昨日、中1のクラスで、校内研修で授業研を行いました。教科書の「聞き手上手になろう 質問で話を引き出す」という単元の授業でした。目的は、相手の話から、質問で話を引き出す学習を通して、子供の「聞く力」を育てることです。学校では、このような校内研修を通して、教職員の授業力を上げ、子供たちの資質・能力を高めるための授業改革に取り組んでいます。授業研の後は、反省をして、個々の授業に役立てるように取り組んでいます。日常生活においても、人と人との良いつながりを作るためには、コミュニケーションが重要です。話す人が安心して話せる状況を作るためには、聞いている人が、話している人の話に関心をもち、話している内容や気持ちを受け止められる「聞き手」に徹することです。コミュニケーションは、話の内容意外にも、聞いている態度や相づち、オーム返し、相手の話を広げる質問など、話している人が気持ち良く、もっと話したいという気分にさせることです。学校評価の2番目の項目、「お子さんは、話を聞いてから、行動することができる。」において、そう思うとだいたいそう思うを足した割合は、児童生徒で、91% 保護者で88% 教職員で48%となっています。教職員の割合が、少ないのは、話を一端、自分なりに解釈して、先を見通して行動ができていなかったり、聞いている態度が悪かったりしたことがあったからではないかと思います。私も妻に「話聞いているの」と言われたことがあります。「聞いているよ。」「〇〇の話でしょ。」と言い返すと、内容は合っていたためか、「真面目に聞いていないんだったら話さない。」と怒られたことがあります。話をしっかり聞くことの意味や態度を再認識した日になりました。