校長先生から「週末(金曜日)だけでも良かったら頼むよ!」とご依頼を受け早くも3年間、特に最近では利尻を飛び越えて全国への「徘徊」にも近い?紀行文と化しておりましたが…「ふるさとは遠くにありておもふもの」とは正に言い得て妙な話であり、東京や大阪などに身を置くと改めて「利尻島」の人のよさや、水や空気や食べ物の美味しさを肌身で感じますし、内地の方からも一度行ってみたい!と異口同音に言われる位、利尻のポテンシャルの高さを実感しました。また島の中でも色々と史跡を「徘徊」して調べてみると、利尻の歴史の中で夢を追って移住されて来た方々の当時の息吹や想いも時より垣間見ることが出来て、私自身大変勉強になりました!私事ながら次も(利尻の気候や風土が大変気に入った(涼しい)ので)近隣を希望してこの度、鬼脇の海向い天塩へと異動することとなりました。3年間に渡ってご愛顧?というよりも、独りよがりな私の拙文に長くお付き合い頂き、この文面をお借りしまして御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
本日をもって、令和6年度の利尻小学校・鬼脇中学校の教育活動が終了します。1時間目に修了式を行いました。私から学年代表の子に、修了証を手渡しました。その後、今年度4月の入学式や始業式に話した3つのお願いについて、子どもたちに話をしました。1つ目は、挨拶です。地域の人から、「子どもたちから挨拶をしてくれる。」と話を聞いて、とても嬉しかったこと。来年も続けて欲しいことを話しました。2つ目は、勉強です。1年間、学校で勉強をがんばっていたことを褒めました。ただ、春休みの過ごし方が大切で、今の学年の勉強したことを使って次の学年の学習を進めていくので、今の学年の学び直しをしておいて欲しいと話をしました。3つ目は、挑戦しようです。保護者アンケートからも、挑戦するようになった(40%→70%)との評価を得たので、これからも失敗を恐れずに挑戦して欲しいと話をしました。
1年間、保護者や地域の方々の温かいご理解とご協力をいただきながら、学校経営を進めることができました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
私事ながら、4年前に車で函館から利尻へ異動する際、稚内で利尻行フェリーの出航まで待ち時間があったので身を清めよう?として「港の湯」に立ち寄ろうとしたところ、既に「閉店」していたオチがありましたが…その後市民の要望で稚内市が協力し、再びリニューアルオープンしました。建物の中は間宮林蔵など稚内の歴史に触れられるブースやお子様が自由に遊べるスペース、また市場(食堂)なども併設されていますが何といっても2階の温泉施設が素晴らしく、稚内港の眺望が全国の温泉ランキングでも「風情ある景色の温泉」全国3位に輝くなど高い評価を得ています。また休憩スペースにも漫画本が多く置かれたり、広い休憩所で日がなゆったりと過ごすことが出来るので、利尻に向かうフェリー時間にもしも余裕があれば骨休めにはおススメの施設です!
15日に利尻小・鬼脇中の卒業式を行いました。当日は天候も良く、たくさんの来賓の方にも来校していただきました。卒業式後に「とても良い卒業式でした。」と声を掛けられ、ほっとしているところです。
14日の夜、中学3年の担任(田中教諭)は、最後の学級通信が書けずに悩んでいました。式後に学級で、何を話したら子どもたちに自分の思いが伝わるのだろうかと夜遅くまで考えていました。小学6年生担任(小野教諭)は、卒業生との楽しい思い出が、走馬灯のように頭の中を駆け巡っていたようです。
私も中学3年生と小学6年生の卒業担任だったことがあります。担任をしていると子どもたちへの思いが強くて、まるで家族のように思ってしまうものです。そして、卒業式後数日は、卒業生の座っていた席に子どもたちがいないと気付いたり、廊下から在校生の声が聞こえたりする時に、寂しさを感じたものでした。
式辞でも述べさせていただきましたが、小学6年生は修学旅行で、道に迷った時、表示看板を見たり、人に聞いたりするたくましさがありました。大人でも人に聞くことは、躊躇していまいます。私は修学旅行で、子どもたちが人に聞く場面を見たのは、はじめ...
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