「鬼脇」探訪 ~ 金刀比羅神社をたずねて

利尻小鬼脇中から近い場所に「金刀比羅(こんぴら)神社」がありますが(以前、本家本元である香川県琴平町の「こんぴら宮」を訪ねた際には、山頂にある本殿まで、階段にして”785段”もあったので、到着した頃には動悸・息切れ・目まい?と立ちくらみにしばらく襲われた記憶があります。)元々「こんぴら」の神はインドから日本へ伝来した際に、漁業や航海・廻船業の人々から「航海安全の神」として崇められており、今から140年前に兵庫県から鬼脇へ移住して、漁業と廻船業を営んでいた八代市松氏によって勧請(本家香川県への分祀の依頼)が行われ、現在の地に建立されたとのことです。本殿では今も、鯛や釣り竿を手に取る「えびす様」を拝して、鬼脇の海を見守る「漁業神」として鎮座しております…とりわけニシン景気に沸いた頃には、子ども達の相撲大会などが盛大に開催されたとの記載もあり、往時の華やかさが偲ばれます。これからも鬼脇の平穏な海へのご加護と共に(7月15日に利尻小鬼脇中へ来訪された栗山監督が率いた)北海道日本ハムファイターズの更なる飛躍を心より祈願しました!!金刀比羅神社