「鬼脇」探訪 ~ オタトマリ沼をたずねて
鬼脇の数ある景勝地の中でも”真打ち”ともいえる「オタトマリ沼」ですが、アイヌ語で「砂の泊まる地」を意味しております。八甲田山同様に、火山の爆裂由来で完成した地形(沼浦湿原)でもあり、水面を湛える沼を中心にエゾアカマツをはじめリシリアザミやエゾカンゾウ、ヒメウギアヤメなどの植物が豊富に点在する「自然の標本」が29ヘクタールも広がっています。四季折々で異なる風景を見せる、実に風光明媚なスポットですが…私といえば、堂々とそびえ立つ利尻富士の山並みを眺めながら沼の向かいのレストハウスで「万年雪ソフトクリーム(400円)」と「ムラサキウニの軍艦握り(お高いので…3貫のみ)」を年に何度か食べる(給料日には奮発してバフンウニ)のが、居心地よし目によし口によしで三位一体?の楽しみです。