「鬼脇」探訪 ~ 大澤寺鐘楼堂をたずねて

校舎から南に5分位歩いた所に曹洞宗大澤寺がありますが、正門の脇に「鐘楼堂」があります。古くは日清戦争後の1895年に網島貞助氏や遠藤源蔵氏らの請願により建造され(先日屋根などの修繕工事が終わったばかりとの事)今も鬼脇の安寧をひっそりと見守っております。半鐘は戦時中の金属供与で失うものの、歴史を刻んだその荘厳さは建物からもひしひしと伝わって参ります!いわゆる”禅寺”は歴代の将軍や大名から重用された「臨済宗」と、主に一般庶民から愛された「曹洞宗」がありますが、曹洞宗は日常において黙々と座禅を組み瞑想にふける事で、人の持つ仏の心性や仏徳をあらわす事が可能となる教えで、アップルの創業者ジョブズも本気で出家まで考える位?曹洞宗にハマり、座禅時の集中力やそのシンプルさは、確実に商品開発に活かされたとまで断言しているそうです。私も様々な邪念?から離れるべく瞑想の元、座禅を組んだ方が良いのかと思ってしまう今鐘楼堂日この頃です。(何度背中を叩かれる事か分かりませんが…)