学んでいく過程⑩

 北海道新聞社から取材を受けました。11月16日の朝刊に載っていたので、ご覧になった方もいらしたかと思います。内容は、宗谷管内で実施しているSサポート問題でした。Sサポート問題とは、宗谷教育局が作成した国語と算数の問題です。特に児童生徒の苦手分野の問題が出題されます。学んだことが、理解できているのかを子供は、すぐに確認できますし、先生方にとっては、教え方の授業改革に役立てることができます。他に全道で、チャレンジテストも実施をしています。5教科によるテストです。このテストも自分が理解しているのかを確かめられますし、全道の学校とも比較できます。最近問題を見て思うことは、特に算数の問題です。計算問題などの出題が減り、昔でいう応用問題(文章題)がほとんどをしめるようになりました。長い長文をしっかり読まないと解けなかったり、式を説明させたりする問題です。なんだか国語の問題を解いているように思ってしまいます。国語ができないと他の教科も解けなくなります。やはり、子供たちの学力向上は、論理的思考力の育成が鍵となります。