「鬼脇」探訪 ~ 山梨の「富士山」と北海道の「利尻富士」を訪ねて
週末などのアテのない時に、独り身の私がたまにフラっと立ち寄るスポットに「白い恋人の丘」(鬼脇)があります。かの有名なお菓子が入った箱の表紙ラベルの原型となった風景で有名ですが…” 利尻山 ”よりも通称の「利尻富士」の方が一般的にメジャーな感があります。日本全国には富士山に敬意を表し、形状が似ている山を「〇〇富士」との呼称で読んでいますが(羊蹄山~蝦夷富士、岩木山~津軽富士など)やはり「総本山」たる富士山を見ると、さすがの絶景でつい拝みたくなります!ただインバウンドを始めとした多くの登山者やそれに伴うゴミなどの環境破壊で、世界自然遺産ではなく「世界文化遺産」での登録となっており、山梨県では登山客を制限すべく「専用登山列車」の設置も検討しているようです…。利尻富士もそうですが遠巻きに美しい雄姿であっても、いざ近づくと大量のゴミや環境破壊があれば「フジヤマ」の名がすたるので、是非とも注意したい課題ではあります。