「鬼脇」探訪 ~ 北見神社の「北海道三景の碑」をたずねて
先日、目抜き通りに建つ鬼脇北見神社の「花見」についてご紹介しましたが、北見神社の敷地に写真のような「北海道三景之地」と記された石碑が敷地に建っております。(「日本三景」の松島・宮島・天橋立や「日本新三景」の大沼公園・三保松原・耶馬渓は何となく聞いた事がありますが…)これは大正12年に小樽新聞社(後に道新へ統合)が北海道内で最も素晴らしい景色の三景のアンケートを行った結果、洞爺湖や定山渓を抑え見事「利尻富士」が1位に輝いた記念に建立された石碑との事です。当時から、利尻富士の雄姿が北海道中で知れ渡っていた事が伺えますが、日本百名山に入るのも納得のランクインです!(同時期に雑誌投票で「日本新三景」に選ばれた大沼公園(七飯町)でも、同様に公園内の木陰の中に選出記念の石碑があるようですが…こちらはかの東郷平八郎元帥が直筆制作した碑銘らしく、歴史的にも価値があるとの事です。)