「鬼脇」探訪 ~ 利尻島郷土資料館をたずねて

いつも学校へ出勤する際に、坂を上る時には必ず視界に入ってくる建物ですが、旧鬼脇村庁舎として(札幌市の市制移行時と同じ)100年前に建てられ、昭和44年に鴛泊に移行するまで何度か改修しつつ現役庁舎として活躍していたというのが驚きでした!建物は木造平屋の寄棟屋根形式で、屋根の両端には矛状の棟飾りと玄関の上には鬼板が施されるなど和洋折衷のモダンな建造物で古さを全く感じさせないものです。向かいに駐車場もあるので、昼時には観光バスやレンタカーなど観光客で賑わっていますが、時を資料館100年前に遡れば、利尻富士を背景にこのようなオシャレな庁舎が完成した際の住民の高揚感が伝わって来るようです…。