利礼地区PTA研究大会「教育講演会」参加 ありがとうございました

 昨日、りぷらにて、PTA研究大会「教育講演会」を実施しました。北海道医療大学心理科学部、学部長の冨家直明様を講師に迎え、子供のメンタルヘルスについての講演でした。島内全域と礼文島からも、保護者や先生方、一般の方も含め100名以上の方が参加しました。今回は、利尻小学校・鬼脇中学校が事務局なので、最初に加賀谷PTA会長からあいさつがありました。来賓として、吉田教育長にもお越しいただきました。私は、冨家先生のお話の中で、心に残ったことがいくつかあります。1つ目は、「思考が気分を決定する」ということです。その思考の違いで、ポジティブになったり、ネガティブになったりします。子供には間違いや失敗をしても、ポジティブ思考で挑戦させていきたいです。2つ目は、ストレスになっている原因について、「行動に原因をもつようにする」と、前向きに、未来が開けるということです。その子が悪いのではなく、〇〇をしたことが悪かったんだと考える事です。3つ目は、原因の聞き方で、「子供が救われる」ということです。何かあったとき、子供に原因や理由ばかりを聞くのではなく、その時の子供の気持ちやどんなものの考え方をしたのかを聞くことが、子供の気持ちに寄り添ったアシストアドバイスになるそうです。学校でも、子供と接するときに是非生かしていきたいと思います。冨家先生の講演は、とても学びの多い講演でした。冨家先生には、講演会後、利小・鬼中校舎に来校していただき、廊下の掲示や教室の様子、子供たちの作品を見ていただきました。子供たちのがんばりや先生方の一生懸命さを褒めてくださいました。その後、白い恋人の丘で、写真をとって、飛行機で戻られました。冨家先生、大変お世話になりました。ありがとうございました。