「鬼脇」探訪 ~ 鬼脇港の今昔物語をたずねて

写真は昔と今の鬼脇港になります…名峰・利尻富士が見守る雄姿は寸分の違いもありませんが、甘露泉水を始めミネラル分の多い湧水が海に注ぎ込まれる事で、昆布のみならず様々な魚介の恵みを今も昔も授けてくれるのかとつい感慨に浸ってしまいます…。かつてニシン漁が盛んな頃は「鬼脇~小樽」間の直行フェリーも就航するなど、海上交通の要衝として栄えてきましたが、現在は北海道開発局の地方港湾のカテゴリーとして15年ほど前に「鴛泊港」と正式に合併・統合致しました。(鴛泊港への合併時にはフェリーへの横風等や荒天も多く何かと欠航しがちな「鴛泊」への補助として「鬼脇~天塩」間の新たなフェリー就航の試験操業を行う動きもあったようです…個人的にはせめて夏場だけでも就航してくれれば、ヤマト運輸やセイコーマート等の配送トラックのみならず、ビジネス・観光の面で昔の鬼脇港も非常に有難いと思うのですが…。)今の鬼脇港