「鬼脇」探訪(番外編)~函館・五稜郭公園をたずねて
(序盤に個人的な話で失礼致しますが…年に数回、お世話になっていた病院へ向かうため、丘珠空港経由で函館のある病院に行く機会がありましたが…)その際に採血から診察までの時間があまりに長いため(2~3時間位)、退屈しのぎ?で病院から徒歩5分の「五稜郭公園」まで足を運ぶことが多いです。今回は秋の紅葉を拝むことが出来ましたが、春には満開の桜並木であふれ夏には青々とした木々に冬は雪明かりが生えるライトアップと…春夏秋冬でその色や姿を変える、北海道を代表する魅力的な史跡です。ただ150年前には多くの砲弾が飛び交った「戊辰(函館)戦争」の地で、その中心には写真のような司令部となる「箱館奉行所」も鎮座するなど(海上から放った官軍の大砲が、奉行所の屋根にある物見櫓に命中し、瓦を吹き飛ばしたとの逸話もありますが…)日本の武家社会の終焉の地としての張り詰めた空気が、令和の今になっても全身にヒシヒシと伝わって来るようです。その中でも一番のヒーローが、新撰組鬼の副長こと土方歳三ですが、最期は元町方面で苦戦する同士を助ける準備途中、馬上にて銃弾に散りましたが…病院の待合時間にも、歴史の息吹を感じ取れるロマンある地でした…。