文化祭を終えて
4日の文化祭、いかがでしたでしょうか。来賓の方をはじめ、保護者や地域の方など、たくさんの方に見に来ていただきました。子どもたちも日ごろの学習の成果を発揮して、堂々と演じてくれたと思います。今回は、特に中学生の総合的な学習の時間で、授業をしていただいた上田漁業部の皆様、利尻富士町秀峰翔太鼓の皆様など大変お世話になり、ありがとうございました。文化祭は、学校行事の一つとして、子どもたちが大きく成長できる場であり、それを見取ることのできる場です。子どもたちは、セリフや動きを覚え、できるようになってくると、自信をもち自己肯定感が高まります。次は、できるようになったことを相手(観客)意識をもって、どのように伝えるのか、どのように表現するのか、クラスメイトとのやり取りを通じて協調性や対話能力が養われます。高学年や中学生は、係活動を含め、自分の役割をこなすことで、責任感が生まれます。文化祭の発表で、成功した達成感は子どもたちにとって大きなものです。この成功体験が、自己肯定感を高め、次への挑戦への意欲を喚起します。「せっかく、セリフをがんばって覚えたのに、文化祭が終わったら使わなくなってしまうんだ」と子どもたちが話していたようですが、セリフを覚えるためにどのような努力をしたのか、セリフを話す時にどのような工夫をしてきたのかがとても重要なことです。このような努力や工夫を以後の学校生活において、生かせるようにしたいと考えております。