今週12日(土)13日(日)に、宗谷管内の中学校体育大会(中体連)が開催されます。鬼脇中学校からは、バトミントンとサッカーで出場する予定です。先ほど、体育館で中体連壮行会を行いました。最初に、バトミントン部、次に、サッカー部の人たちから意気込みや決意を述べました。堂々と話している子どもたちがとてもたくましく思えました。本番でも、この気持ちのまま、試合に臨んで欲しいです。
私からは、以下の話をしました。
・中体連に向けて、みなさんは、技術を磨き、体力を付けて頑張ってきました。
・私からのアドバイスは、1つです。
・試合になると緊張するし、うまくいかなくなることもあると思います。だから、「いつも、どんな時も ポジィテブに考えることです。」
・試合では、誰もが8割くらい、メンタルに左右されるそうです。
・だから、「試合では、むりやりポジティブなることです。」
・サッカーでボールをとられた時、「いい感覚でサッカーボールにからめた。」「このやりかただったらボールがとられるんだ。」「こんどはこうしてみよう。」とか。
・バトミントンで自分がスマッシュしたシャトルがアウトになったとき。「いい感覚でうてた。...
利尻島の先生方は、利尻島教育研究会に所属して、それぞれのサークルで、授業公開を行ったり、講師を派遣したりしながら、授業改革に向けて取組を行っています。昨日の算数・数学サークルでは、道立研究所の森主査と田中主事から「子どもの視点から授業を振り返る」について、Zoom(遠隔)で講義していただきました。
児童生徒の思考過程が「分かった→できた」となるようにしなければならないこと。分かるまでのプロセスを大切にして、できたという思いを自信につなげること。などを学びました。
R6学力学習状況調査(小6)
(例)ゆうまさんは、折り紙を72枚もっています。ゆうまさんが持っている折り紙は、こはるさんが持っている折り紙より28枚少ないです。こはるさんが持っている折り紙の枚数を求める式は、どの式になりますか。
ア 72+28(57.7%)
イ 72-28(36.3%)
答えは、アです。
「28枚少ないです。」という文言から引き算にしてしまう児童が36.3%いたそうです。
この問題を解くには、子どもにゆだねる時間(思考する時間)が必要で、立式の理由を子どもが説明できるようにしなければならないとのことでした。
私は...
6月28日(土)に北見神社例大祭がありました。学校からは、小学生が鼓笛、中学生がよさこいで参加しました。老健、秀峰園、はたけやま商店前、公民館で披露しました。子どもたちが一生懸命披露する姿に、地域の方から温かい声援をいただきました。また、たくさんのご祝儀をいただきました。今後PTAで話をしながら、子どもたちの教育活動に使わせていただきたいと考えています。ありがとうございました。
午後からは、大人みこしに参加しました。先生方も協力してくれて、学校からは13名が参加しました。地域の方と交流しながら、少しはお祭りを盛り上げることに貢献できたのではないかと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。
毎年、全国体力運動能力テストを全学年で実施しています。利尻小学校・鬼脇中学校においても、子どもたちの体力や能力の実態を明らかにして、体力向上プランを作成しています。テスト項目は、「握力」「上体起こし」「長座体前屈」「半復横跳び」「20mシャトルラン」「50m走」「立ち幅とび」「ボール投げ」です。昨年度の傾向をお話します。
<小学生>男女ともに全国平均を上回っているのが、「握力」「長座体前屈」です。
課題は、「50m走」です。運動会の徒競走の練習では、
先生方が、子どもたちに腕をふる、足(ふともも)をしっかり上げるなどの指導を行っていました。
<中学生>男女ともに全国平均を上回っているのが、「立ち幅とび」です。
課題は、「反復横跳び」「20mシャトルラン」です。
素早く動作を繰り返す能力と運動を持続する能力を向上させるための運動を、特に体育の授業改革を図りながら取り入れています。
今年度のテスト結果をもとに、また、体力向上プランを作り、子どもたちのために授業改革を図っていきます。
中学1年生の算数の授業で、文字を式に表す単元を学んでいました。
問題 a 円の3割は、何円ですか?
式 a×0.3=0.3a 答え 0.3a円
一見、簡単そうに見えます。
しかし、小学校5年生で学んだ割合の意味をわかっていないと解けません。
割合の単元は、毎年の全国学習状況調査の結果からも、極端に正答率が低い単元です。
問題 a 円の3割は、何円ですか?を分解すると、
a円=もとにする量
3割=割合 1割は10分の1なので数字で表すと0.3
聞いている答え=比べられる量
割合=比べられる量÷もとにする量の式 なので、当てはめると
0.3=比べられる量÷a
比べられる量÷a=0.3
比べられる量÷a×a=0.3×a
比べられる量=0.3a 答え0.3a円
私は昔、小学校でも中学校でも、問題文から「~の」がついているから掛算を使うだよ。と教えたこともありましたが、割合の問題には、文章の言い回しが難しい問題もあります。「~に対する~の割合」などです。「~の」で判断するより、図や絵を描きながら、何がもとにする量なのか、比べられる量なのかをしっかり確認してから立式することです。中学1年生は、小学生で学んだ割合をしっかりマスターできて...
昨日、避難訓練を実施しました。子どもたちには、「今週、避難訓練あるよ。」とだけ伝えていました。ベルが鳴り、放送を聞いて、避難指示のあと、子どもたちが避難します。子どもたちは、避難支持が出てからから、2分13秒でプール横に安全に避難することができました。昨年は、屋上に避難しましたが、3分でした。事前指導もしっかりしていたので、とてもスムーズでした。ハンカチを口に当てながら避難する子もいて、真剣に取り組んでいました。消防の方からは、通報する時に、「利尻小学校・鬼脇中学校です」と言うより、「鬼脇の学校」と言ったほうが伝える時間が短くなるなどのアドバイスをいただきました。最後に先生方に消火栓の使い方を教えていただきました。消防の方には大変お世話になりました。ありがとうございました。
十進位取り記数法とは、数を表すときに、1つの位は0から9までの数字で表し、10ずつまとまると位が1つ上がる数の位の単位です。小学校1年生では、10のまとまりを作らせて、「10がいくつ」で、「ばらがいくつ」と数えさせ、十の位と一の位の数字を理解させます。学年が上がるごとに、数を拡大しながら学び、4年生は億・兆の位。3年生から5年生にかけて小数も十進位取り記数法によって表されることを学びます。この領域は、子どもたちにとって理解しにくい単元でもあります。先生方は、具体物や位取り表を使って、子どもたちが理解できるように工夫します。十進位取り記数法は、小学校算数の計算領域の基礎となる重要なところなので、しっかり身に付ける必要があります。子どもたちは、十を単位とした数に見方や位取りの意味を理解できたようです。
中学生が世界の四大文明の一つである「中国文明」の特徴について学んでいました。
先生から甲骨文字の成り立ちや中国の歴代王朝の覚え方について話がありました。
私は中国の歴代王朝の順番を、何回も何回も紙に書きながら覚えたことがあります。
しかし、覚えてもすぐに忘れてしまうことを繰り返して、なかなか覚えられませんでした。
なんと、「もしもしかめよ」の歌で、語呂合わせで覚えられるそうです。
いん・しゅう・しん・かん・さんごく・しん・・・(もしもしかめよかめさんよ)なんぼくちょう・ずい・とう・ごだい・・・(せかいのなかでおまえほど)そう・げん・みん・しん・ちゅうかみんこく・・・(あゆみののろいものはない)ちゅうかじんみんきょうわこく・・・(どうしてそんなにのろいのか)
水戸黄門の「ああ人生に涙あり」(じ~んせい楽ありゃ苦もあるさ・・)の曲も合うようです。
楽しみながら覚えられる勉強法だと思いました。
運動会が終わり、学校は通常モード(勉強モード)で取組を進めています。子どもたちは、落ち着いた雰囲気で学んでいます。教室を見て回っていますと、5年生の算数の板書に目が留まりました。算数の単元「比べ方を考えよう」の授業の場面でした。「赤のテープは、5mです。青のテープは、赤のテープの3.5倍です。青のテープは、何mですか。」という問題でした。考え方は、赤のテープをもと(基準1)にして、そのテープの3.5倍なので 式5×3.5=17.5 答え17.5mとなります。私も教諭時代に、この単元を子どもたちに教えるのに苦労しました。子どもたちが効果的に自力解決できる方法は、問題をしっかり読めること。(もとにするもの、何を聞いているのか、を明らかにする)。数直線を使って表すことができること。の2つです。子どもたちが数直線に値を入れて書くことができれば、必ず自力解決することができます。全国的にも、単位量当たりの大きさを用いた問題の正答率は低い傾向があります。掛け算なのか割り算なのかも、数直線を使って考えれば、立式に結び付きます。数直線は子どもたちにとって試行するアイテムとして最強だと思います。
8日(日)に第22回保小中合同運動会を実施しました。予定では、7日(土)に行う予定でした。天気予報では、6日(金)の夜や7日(土)の朝に雨が降る予報になっていました。6日(金)の夕方に関係者の方にお集まりいただき、協議しました。今後の天気についてやグラウンドの状態を鑑み、延期にさせていただきました。7日(土)夕方のグラウンドのコーナー付近は、まだ水が浮いてる状態でしたので、8日(日)に実施させていただいてよかったと思っています。
運動会の取組については、小学校高学年が、団長や競技リーダーとしてみんなをまとめ、中学生が企画や運営の仕事で支えながら取組を進めました。チーム練習では(練習⇒反省⇒改善⇒計画)のサイクルを動かしながらチームの勝利のためにみんなで考えて取り組みました。 係活動については、先生方から子どもたちの頑張りの評価を賞状にして、代表の子に表彰させていただきました。
<競技 エール係> 自主的な立候補から、リーダが決まり、少数派の意見も大切にしながら競技内容をまとめ、自分たちの運動会作りに貢献していました。小学生や保育園児に配布したエール作りや、盛り上げるためのグッズ...
6年生の社会科の授業で、子どもたちが自分で調べた平安時代についての発表がありました。他の人の発表を聞くことで、自分の見方・考え方の視点が変わり、学びが広がったり、深まったりします。そこで疑問に思ったり、もっと調べたいと思ったことを考えて、調べる学習です。つまり、主体的で対話的で深い学びを実践している授業でした。子どもたちから、平安時代から行われるようになった風習として、精霊馬(しょうりょううま)が紹介されていました。
【精霊馬ってなんだろう?】
・私も疑問に思って、校長室で調べはじめました。
◎ 精霊馬とは、ご先祖の霊を迎えて送るために用意したお供え物
【どんなものでつくるのだろう?】
◎ キュウリに割りばしや爪楊枝で馬の形にしたもの 精霊馬(しょうりょううま)
◎ ナスで同じように牛の形にしたもの 精霊牛(しょうりょううし)
【何のためにつくるのだろう?】
◎ お盆期間に、ご先祖様がスムーズに行き来できる乗り物として
【馬と牛の違いは?】
◎ 精霊馬は、一刻もはやく戻ってこれるよう
◎ 精霊牛は、ゆったりと帰ってもらえるよう
【キュウリやナスを使うようになったのはいつごろから?】
◎ 平安...
今日の2時間目に、小学生がチームごとに分かれて、玉入れの練習をしました。赤チームは、「とりあえず、やってみてから考えよう。」⇒「一人4個ずつ持って投げよう。」⇒「最初にせいのって、掛け声をかけるから合わせて投げよう。」⇒「最初だけでなく、途中でも掛け声をかけるから合わせて投げよう。」・・・・・白チームは、「最初にかごに入るイメージをつかもう。」⇒「かごの周りに投げよう。当たってはいる玉もあるから。」⇒「1個1個でなく、まとめて投げよう。」・・・・・自分たちの練習が終わってかごの中の玉を数えた後は、隣のチームの練習をみて・・・・先生方もよりいっぱい入るキーワードを口ずさみながら・・・・
なんと、今日の最高記録は、赤チーム白チームとも59個でした。
最初は、16個くらいでしたが、1時間もたたないうちに、たくさん玉を入れることができるようになりました。
来週からも「よりたくさん、かごに玉を入れるには。」を考えて練習してほしいと思います。
グラウンドで運動会練習をしました。風が強かったのですが、晴れていて練習日和になりました。最初、小学生が赤白に分かれて、玉入れの練習をしました。よくある光景です。その後に、中学生を交えてチームごとの練習になりました。「何の種目の練習をするのか。」それぞれのチームで子どもたちが決めての練習をしました。赤チームは、鬼脇タイフーンで、白組チームは、リレーでした。練習後、それぞれのチームごとに集まって振り返りをしました。この振り返りがとても大切です。よかったところ、直したほうがいいところ、などの意見を出し合い、次の練習に生かしていきます。やりっぱなしだと次の練習に生かせません。子どもたちは、チームの勝利のために、話し合う。作戦を立てる。練習する。改善する。話し合う。作戦を立てる。練習する。改善するを繰り返すことになります。この取組が子どもたちの大きな成長を促します。本番まであと10日です。
運動会に向けて今週は、毎日1時間の練習になっています。他は授業をしっかり受けています。理科室に入っていくと、子どもたちが、乳鉢の黒い粉を乳棒ですっていました。次の時間に向けて準備しているところだったので、「乳鉢には、何が入っているのか。」「どんな実験をするのか。」などを聞いてみました。黒板を見て考えながら、「酸化銅に炭素を混ぜて、すっているんです。」「それを熱すると銅になるんです。」と説明をしてくれました。突然聞いたのに説明できたのは、素晴らしいと思いました。2CuO+C → 2Cu+CO2 の実験は、試験管に酸化銅と炭素を混ぜたものを熱して、そこからでた気体を、石灰水を入れた試験管につなぎます。そういえば、二酸化炭素に反応して石灰水が白く濁っていた記憶がよみがえってきました。44年も前のことですが・・・。理科は、課題解決に向けて、予想を立て、実験をして、結果をまとめる授業の流れがありますが、実験をすることが、記憶に残る大事なことだと実感しました。44年も前なのになぜか思えていました。
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