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 今週12日(土)13日(日)に、宗谷管内の中学校体育大会(中体連)が開催されます。鬼脇中学校からは、バトミントンとサッカーで出場する予定です。先ほど、体育館で中体連壮行会を行いました。最初に、バトミントン部、次に、サッカー部の人たちから意気込みや決意を述べました。堂々と話している子どもたちがとてもたくましく思えました。本番でも、この気持ちのまま、試合に臨んで欲しいです。 私からは、以下の話をしました。 ・中体連に向けて、みなさんは、技術を磨き、体力を付けて頑張ってきました。 ・私からのアドバイスは、1つです。 ・試合になると緊張するし、うまくいかなくなることもあると思います。だから、「いつも、どんな時も ポジィテブに考えることです。」 ・試合では、誰もが8割くらい、メンタルに左右されるそうです。 ・だから、「試合では、むりやりポジティブなることです。」 ・サッカーでボールをとられた時、「いい感覚でサッカーボールにからめた。」「このやりかただったらボールがとられるんだ。」「こんどはこうしてみよう。」とか。 ・バトミントンで自分がスマッシュしたシャトルがアウトになったとき。「いい感覚でうてた。...
 利尻島の先生方は、利尻島教育研究会に所属して、それぞれのサークルで、授業公開を行ったり、講師を派遣したりしながら、授業改革に向けて取組を行っています。昨日の算数・数学サークルでは、道立研究所の森主査と田中主事から「子どもの視点から授業を振り返る」について、Zoom(遠隔)で講義していただきました。  児童生徒の思考過程が「分かった→できた」となるようにしなければならないこと。分かるまでのプロセスを大切にして、できたという思いを自信につなげること。などを学びました。 R6学力学習状況調査(小6) (例)ゆうまさんは、折り紙を72枚もっています。ゆうまさんが持っている折り紙は、こはるさんが持っている折り紙より28枚少ないです。こはるさんが持っている折り紙の枚数を求める式は、どの式になりますか。 ア 72+28(57.7%) イ 72-28(36.3%) 答えは、アです。 「28枚少ないです。」という文言から引き算にしてしまう児童が36.3%いたそうです。 この問題を解くには、子どもにゆだねる時間(思考する時間)が必要で、立式の理由を子どもが説明できるようにしなければならないとのことでした。 私は...
 6月28日(土)に北見神社例大祭がありました。学校からは、小学生が鼓笛、中学生がよさこいで参加しました。老健、秀峰園、はたけやま商店前、公民館で披露しました。子どもたちが一生懸命披露する姿に、地域の方から温かい声援をいただきました。また、たくさんのご祝儀をいただきました。今後PTAで話をしながら、子どもたちの教育活動に使わせていただきたいと考えています。ありがとうございました。  午後からは、大人みこしに参加しました。先生方も協力してくれて、学校からは13名が参加しました。地域の方と交流しながら、少しはお祭りを盛り上げることに貢献できたのではないかと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。
 毎年、全国体力運動能力テストを全学年で実施しています。利尻小学校・鬼脇中学校においても、子どもたちの体力や能力の実態を明らかにして、体力向上プランを作成しています。テスト項目は、「握力」「上体起こし」「長座体前屈」「半復横跳び」「20mシャトルラン」「50m走」「立ち幅とび」「ボール投げ」です。昨年度の傾向をお話します。 <小学生>男女ともに全国平均を上回っているのが、「握力」「長座体前屈」です。      課題は、「50m走」です。運動会の徒競走の練習では、 先生方が、子どもたちに腕をふる、足(ふともも)をしっかり上げるなどの指導を行っていました。 <中学生>男女ともに全国平均を上回っているのが、「立ち幅とび」です。      課題は、「反復横跳び」「20mシャトルラン」です。 素早く動作を繰り返す能力と運動を持続する能力を向上させるための運動を、特に体育の授業改革を図りながら取り入れています。  今年度のテスト結果をもとに、また、体力向上プランを作り、子どもたちのために授業改革を図っていきます。  
 中学1年生の算数の授業で、文字を式に表す単元を学んでいました。 問題 a 円の3割は、何円ですか?  式 a×0.3=0.3a  答え 0.3a円 一見、簡単そうに見えます。 しかし、小学校5年生で学んだ割合の意味をわかっていないと解けません。 割合の単元は、毎年の全国学習状況調査の結果からも、極端に正答率が低い単元です。   問題 a 円の3割は、何円ですか?を分解すると、 a円=もとにする量 3割=割合 1割は10分の1なので数字で表すと0.3 聞いている答え=比べられる量   割合=比べられる量÷もとにする量の式 なので、当てはめると 0.3=比べられる量÷a  比べられる量÷a=0.3 比べられる量÷a×a=0.3×a 比べられる量=0.3a  答え0.3a円   私は昔、小学校でも中学校でも、問題文から「~の」がついているから掛算を使うだよ。と教えたこともありましたが、割合の問題には、文章の言い回しが難しい問題もあります。「~に対する~の割合」などです。「~の」で判断するより、図や絵を描きながら、何がもとにする量なのか、比べられる量なのかをしっかり確認してから立式することです。中学1年生は、小学生で学んだ割合をしっかりマスターできて...
 きょうの2時間目に、小学生が校舎前で、本番に備えて鼓笛練習をしました。演奏をしながら歩いての練習です。前の人のスピードに合わせて、歩幅も考えて歩く練習をしていました。子どもたちから、「明日地域の人が、喜んでくれたらいいなあ。」「頑張っていることを褒めてほしいなあ。」と話していました。明日は、雨の心配はなさそうです。。  明日は、練習してきた小学生の鼓笛と中学生の踊りを皆さんに披露しますので、是非楽しみにしていてください。拍手と声援をお願いします。      
 昨日、避難訓練を実施しました。子どもたちには、「今週、避難訓練あるよ。」とだけ伝えていました。ベルが鳴り、放送を聞いて、避難指示のあと、子どもたちが避難します。子どもたちは、避難支持が出てからから、2分13秒でプール横に安全に避難することができました。昨年は、屋上に避難しましたが、3分でした。事前指導もしっかりしていたので、とてもスムーズでした。ハンカチを口に当てながら避難する子もいて、真剣に取り組んでいました。消防の方からは、通報する時に、「利尻小学校・鬼脇中学校です」と言うより、「鬼脇の学校」と言ったほうが伝える時間が短くなるなどのアドバイスをいただきました。最後に先生方に消火栓の使い方を教えていただきました。消防の方には大変お世話になりました。ありがとうございました。  
 十進位取り記数法とは、数を表すときに、1つの位は0から9までの数字で表し、10ずつまとまると位が1つ上がる数の位の単位です。小学校1年生では、10のまとまりを作らせて、「10がいくつ」で、「ばらがいくつ」と数えさせ、十の位と一の位の数字を理解させます。学年が上がるごとに、数を拡大しながら学び、4年生は億・兆の位。3年生から5年生にかけて小数も十進位取り記数法によって表されることを学びます。この領域は、子どもたちにとって理解しにくい単元でもあります。先生方は、具体物や位取り表を使って、子どもたちが理解できるように工夫します。十進位取り記数法は、小学校算数の計算領域の基礎となる重要なところなので、しっかり身に付ける必要があります。子どもたちは、十を単位とした数に見方や位取りの意味を理解できたようです。
 中学生が世界の四大文明の一つである「中国文明」の特徴について学んでいました。 先生から甲骨文字の成り立ちや中国の歴代王朝の覚え方について話がありました。 私は中国の歴代王朝の順番を、何回も何回も紙に書きながら覚えたことがあります。 しかし、覚えてもすぐに忘れてしまうことを繰り返して、なかなか覚えられませんでした。 なんと、「もしもしかめよ」の歌で、語呂合わせで覚えられるそうです。 いん・しゅう・しん・かん・さんごく・しん・・・(もしもしかめよかめさんよ)なんぼくちょう・ずい・とう・ごだい・・・(せかいのなかでおまえほど)そう・げん・みん・しん・ちゅうかみんこく・・・(あゆみののろいものはない)ちゅうかじんみんきょうわこく・・・(どうしてそんなにのろいのか) 水戸黄門の「ああ人生に涙あり」(じ~んせい楽ありゃ苦もあるさ・・)の曲も合うようです。 楽しみながら覚えられる勉強法だと思いました。        
 学校では、6月28日(土)の北見神社例大祭に向けての取組を始めたところです。今年も中学生は、鬼中ソーランを披露します。小学校体育の「表現運動」で学んできたことを受けて、中学校体育では、イメージをとらえたり深めたりする表現や伝承されてきた踊りなどを通した交流や発表が求められています。体育館で子どもたちは、各グループに分かれて、タブレットを見ながら踊りの確認をしたり、リズムに乗って踊ったりできるように練習をしています。当日は、保護者や地域の皆様に、迫力ある踊りを披露したいと考えています。  
 運動会が終わり、学校は通常モード(勉強モード)で取組を進めています。子どもたちは、落ち着いた雰囲気で学んでいます。教室を見て回っていますと、5年生の算数の板書に目が留まりました。算数の単元「比べ方を考えよう」の授業の場面でした。「赤のテープは、5mです。青のテープは、赤のテープの3.5倍です。青のテープは、何mですか。」という問題でした。考え方は、赤のテープをもと(基準1)にして、そのテープの3.5倍なので 式5×3.5=17.5 答え17.5mとなります。私も教諭時代に、この単元を子どもたちに教えるのに苦労しました。子どもたちが効果的に自力解決できる方法は、問題をしっかり読めること。(もとにするもの、何を聞いているのか、を明らかにする)。数直線を使って表すことができること。の2つです。子どもたちが数直線に値を入れて書くことができれば、必ず自力解決することができます。全国的にも、単位量当たりの大きさを用いた問題の正答率は低い傾向があります。掛け算なのか割り算なのかも、数直線を使って考えれば、立式に結び付きます。数直線は子どもたちにとって試行するアイテムとして最強だと思います。
  7月23日(水)、24日(木)に文化庁芸術家派遣事業で、谷地聡子(やちあきこ)さんが、利尻富士町に来島し、小・中学生向けのコンサートを開催します。小・中学生向けとなっていますが、保護者や地域のからも見に来ていただきたく、ご案内いたします。ご都合がつきましたら、是非お願い申し上げます。  ソプラノ公演チラシ.pdf
 8日(日)に第22回保小中合同運動会を実施しました。予定では、7日(土)に行う予定でした。天気予報では、6日(金)の夜や7日(土)の朝に雨が降る予報になっていました。6日(金)の夕方に関係者の方にお集まりいただき、協議しました。今後の天気についてやグラウンドの状態を鑑み、延期にさせていただきました。7日(土)夕方のグラウンドのコーナー付近は、まだ水が浮いてる状態でしたので、8日(日)に実施させていただいてよかったと思っています。  運動会の取組については、小学校高学年が、団長や競技リーダーとしてみんなをまとめ、中学生が企画や運営の仕事で支えながら取組を進めました。チーム練習では(練習⇒反省⇒改善⇒計画)のサイクルを動かしながらチームの勝利のためにみんなで考えて取り組みました。 係活動については、先生方から子どもたちの頑張りの評価を賞状にして、代表の子に表彰させていただきました。 <競技 エール係>     自主的な立候補から、リーダが決まり、少数派の意見も大切にしながら競技内容をまとめ、自分たちの運動会作りに貢献していました。小学生や保育園児に配布したエール作りや、盛り上げるためのグッズ...
 本日、運動会の総練習が予定されていましたが、外が雨のため体育館で実施しました。並び方や競技の流れを確認したり、種目の競技を実際に行ったりしました。赤は、鬼脇タイフーン。白は、玉入れで勝利しました。最後のチーム練習では、話し合って、自分たちが負けた競技の練習をしていました。今日雨ということは、本番は晴れるのではないかと思っています。
 運動会練習が本格的に始まっています。廊下や教室に、子どもたちが運動会に向けての決意、頑張って取り組んでいること、励ましの言葉(自分 チーム 競技)が掲示してあります。特に他の人からのはげましの言葉は、子どもたちのやる気のエネルギーとなって、頑張ろうとする気力が高まります。練習日は、あと4日ですが、この調子で競技や係の活動の振り返りをしながら、取り組んでほしいと考えています。
 6年生の社会科の授業で、子どもたちが自分で調べた平安時代についての発表がありました。他の人の発表を聞くことで、自分の見方・考え方の視点が変わり、学びが広がったり、深まったりします。そこで疑問に思ったり、もっと調べたいと思ったことを考えて、調べる学習です。つまり、主体的で対話的で深い学びを実践している授業でした。子どもたちから、平安時代から行われるようになった風習として、精霊馬(しょうりょううま)が紹介されていました。 【精霊馬ってなんだろう?】 ・私も疑問に思って、校長室で調べはじめました。 ◎ 精霊馬とは、ご先祖の霊を迎えて送るために用意したお供え物   【どんなものでつくるのだろう?】 ◎ キュウリに割りばしや爪楊枝で馬の形にしたもの 精霊馬(しょうりょううま) ◎ ナスで同じように牛の形にしたもの 精霊牛(しょうりょううし)   【何のためにつくるのだろう?】 ◎ お盆期間に、ご先祖様がスムーズに行き来できる乗り物として   【馬と牛の違いは?】 ◎ 精霊馬は、一刻もはやく戻ってこれるよう ◎ 精霊牛は、ゆったりと帰ってもらえるよう   【キュウリやナスを使うようになったのはいつごろから?】 ◎ 平安...
 今日の2時間目に、小学生がチームごとに分かれて、玉入れの練習をしました。赤チームは、「とりあえず、やってみてから考えよう。」⇒「一人4個ずつ持って投げよう。」⇒「最初にせいのって、掛け声をかけるから合わせて投げよう。」⇒「最初だけでなく、途中でも掛け声をかけるから合わせて投げよう。」・・・・・白チームは、「最初にかごに入るイメージをつかもう。」⇒「かごの周りに投げよう。当たってはいる玉もあるから。」⇒「1個1個でなく、まとめて投げよう。」・・・・・自分たちの練習が終わってかごの中の玉を数えた後は、隣のチームの練習をみて・・・・先生方もよりいっぱい入るキーワードを口ずさみながら・・・・  なんと、今日の最高記録は、赤チーム白チームとも59個でした。 最初は、16個くらいでしたが、1時間もたたないうちに、たくさん玉を入れることができるようになりました。 来週からも「よりたくさん、かごに玉を入れるには。」を考えて練習してほしいと思います。    
 グラウンドで運動会練習をしました。風が強かったのですが、晴れていて練習日和になりました。最初、小学生が赤白に分かれて、玉入れの練習をしました。よくある光景です。その後に、中学生を交えてチームごとの練習になりました。「何の種目の練習をするのか。」それぞれのチームで子どもたちが決めての練習をしました。赤チームは、鬼脇タイフーンで、白組チームは、リレーでした。練習後、それぞれのチームごとに集まって振り返りをしました。この振り返りがとても大切です。よかったところ、直したほうがいいところ、などの意見を出し合い、次の練習に生かしていきます。やりっぱなしだと次の練習に生かせません。子どもたちは、チームの勝利のために、話し合う。作戦を立てる。練習する。改善する。話し合う。作戦を立てる。練習する。改善するを繰り返すことになります。この取組が子どもたちの大きな成長を促します。本番まであと10日です。  
 子どもたちが音楽の時間に琴で「さくら」を合奏していました。学習指導要領には、日本の伝統文化である和楽器をあつかっている領域があります。楽譜をみながら片手で弦を弾いて演奏していました。一つ一つの音が、心にしみいってくるようでした。子どもたちは、途中でうまくいかなくなると、「もう一回最初からやろう。」と頑張っていました。粘り強く取り組む姿勢が素晴らしいと思いました。
 運動会に向けて今週は、毎日1時間の練習になっています。他は授業をしっかり受けています。理科室に入っていくと、子どもたちが、乳鉢の黒い粉を乳棒ですっていました。次の時間に向けて準備しているところだったので、「乳鉢には、何が入っているのか。」「どんな実験をするのか。」などを聞いてみました。黒板を見て考えながら、「酸化銅に炭素を混ぜて、すっているんです。」「それを熱すると銅になるんです。」と説明をしてくれました。突然聞いたのに説明できたのは、素晴らしいと思いました。2CuO+C → 2Cu+CO2 の実験は、試験管に酸化銅と炭素を混ぜたものを熱して、そこからでた気体を、石灰水を入れた試験管につなぎます。そういえば、二酸化炭素に反応して石灰水が白く濁っていた記憶がよみがえってきました。44年も前のことですが・・・。理科は、課題解決に向けて、予想を立て、実験をして、結果をまとめる授業の流れがありますが、実験をすることが、記憶に残る大事なことだと実感しました。44年も前なのになぜか思えていました。    
 いよいよ運動会練習が始まります。そこで、昨日結団式を行いました。めあては、自分の立てた目標をチーム内で共有し、意欲的な活動へつなげることと、チームでの仲間意識を高めることです。子どもたちには、事前に運動会に向けて次の項目を考えて、チームごとに発表していました。 ①どんな運動会をつくっていきますか。「見ている人が感動する運動会にしたいです。」「保育所から中学生まで全力で楽しめる運動会。」   ②自分のチームのために何ができるでしょう。「団長に任せるのではなく、自分たちでも考えひっぱっていく。」「低学年のお手本となるように自分たちもがんばる。」 ③下級生に、どんな姿をまねしてもらいたいですか。「困っている低学年に教えてあげたり、競技を全力で楽しんだりすること。」「一生懸命頑張っているところ。」 ④係の仕事では、どのようにがんばりますか。「ゴールでは、みんながいいなと思えるゴールをつくること。」「先生にいわれなくても、自分でうごけるようにしたい。」 聞いていて、とてもうれしくなりました。他にも、団長から各チームへのエールもありました。 「仲間を信じ、最高の運動会にしよう。いやな気持ちにならないよ...
 先週の土曜日、PTA事業部主催の環境整備がありました。今年も木村さんが小型耕運機を用意してくださったので、畑おこし作業は、スムーズに終えることができました。草を取ったり、肥料を撒いたり、うねをきったりしながら、子どもたちが授業で使用する畑をつくりました。耕運機は、私も挑戦しましたが、刃の回る部分が土にのめり込んで、前進できず、交代してもらいました。他の先生方や保護者の皆さんは、コツをつかんで上手に畑を耕していました。また、今年は、窓拭きも行いました。拭き終えた教室に入ると、とても明るい気持ちになりました。保護者の皆様には、子どもたちのために、環境整備に参加していただきありがとうございました。
 中学2年生を対象に、上田漁業部の上田氏が来校して、昆布について話をしてくださいました。子どもたちは、事前に昆布について調べ学習をして、わからないことを質問しながら学びました。私も昆布についてたくさんのことを知ることができました。話は多岐にわたり、昆布の成長の仕方や育て方、昆布と水温の関係、昆布の味や料理方法など、学びが深まりました。  来週は、船に乗せてもらい、体験学習を行う予定です。来週もお世話になります。よろしくお願いいたします。この後まとめをして、文化祭では、昆布に関することを題材にして披露する予定です。  
 私が教えていた頃の中学校の技術科の学習内容は、木材加工と電気は必修で、金属加工、機械、栽培、情報基礎領域から3領域を選択することになっていました。学校にはPC-9800シリーズの箱形パソコンがコンピュタールームに設置してあったので、標準プログラミング言語として、N88-BASICを使ったプログラムを教えていました。BASIC言語を覚えないとプログラミングができないので、BASIC言語のスキルを身に付けさせていたように思います。研究授業では、BASIC言語はあくまでもプログラムを動かす手立てであって、目的はプログラムを動かす手順や方法を身に付けさせることだと先輩の先生方から助言をいただいた記憶があります。近年、小学校にもプログラミング教育が必修になりました。目的は、プログラミングができるようように教えてもらうことではなく、「プログラミング的思考力」の育成です。つまり、「考える力」「問題解決する力」を身に付けることです。これは、論理的思考力の育成につながります。具体的には、情報を選択しながら、順序立てて考え、自分で課題を解決できる力ということになります。利尻小学校・鬼脇中学校の子どもたちにも論理的思考力を身に付けて...
 国語の時間に子どもたちが、国語辞典で意味を調べていました。昔は紙の辞書しかありませんでしたが、最近は電子辞書を使ったり、スマートフォンの検索機能を使ったりしているご家庭が増えてきているようです。ただ、最初に子どもに辞書を使わせるのなら、紙の辞書がいいようです。学校でも紙の辞書を使って、ひきかたの勉強もします。紙の辞書なら、自分が調べたい単語の他にも、似たような単語が前後にあるので、合わせて覚えることもできます。探す過程こそが、学ぶために必要なことだと言えます。探す過程で間違ったり、思わぬ発見をしたりしながら、知識を自分のものにすることができます。そのような過程をたどると、より記憶に残りやすいそうです。紙の辞典をひきときに、あれこれ考える時間があるので、それが確かな知識となって自分のものになるのだろうと思います。電子辞書やスマートフォンは、すぐに意味は探せるけど、知識として身に付くのに時間がかかるようです。これから子どもたちには、国語辞典、漢和辞典、英和辞典のひきかたを学んで、知識をたくさん身に付けて欲しいです。  
 ゴールディンウィークが終わり、学校が再開しました。「子どもたち、疲れているかな。」と思って各学級を見て歩きました。すると、発表すること、聞くこと、質問することなど、みんな真剣に取り組んでいました。どのクラスでも、同じような授業態度で素晴らしいと思いました。  お昼から、利尻島教育研究会で、利尻島の先生方が各教科ごとに集まって、授業公開をしたり、教材研究をしたりします。子どもたちが自力で「できる」「わかる」授業を目指して、授業改革に取り組んでいます。目指すところは、子どもたちが自力解決できること、根拠をもとに解決方法を説明できること、自分から勉強に取り組むようになることです。  昔、年配の先生から、「子どもたちに解き方を教えても、解き方を忘れてしまったら、それ以上解くことはできなくなるけど、解く方法を教えてあげれば、解き方を忘れていても自分で解けるようになるので、解く方法を教えてあげなさい。」と言われたことがあります。例え話として、お腹のすいている人に魚を与えても魚を食べてしまったら、またお腹がすくけど、釣り方を教えたら、自分で魚を捕れるようになるので、釣り方を教えてあげた方がよい。...
 国語の授業で、「わからないから学ぶ、わかっていく楽しみ。」という話を聞きました。とてもいい話だと思いました。 ・相手の考えを聞いたときに、自分と違うと思ったら、違うと相手に伝える勇気をもつこと。 ・相手から違うと言われても、間違っていることがわかって、よかったとポジィテブになること。 ・「正解」に近づくための吟味と検討をすることが成長につながること。 ・わからないことをわかるようになること自体が、すばらしいこと。    これからの授業で、子どもたちの活発な話合いを見ることができそうで、とても楽しみです。    
 私が小学生の頃から教師になって30代前半くらいまで、学校でNHK教育番組を、放送時間に合わせて、みんなで見ながら学習をしていた記憶があります。特に理科の実験や道徳などで活用していました。写真は、道徳の授業です。タブレットで画像や文字を見ながら、ヘッドフォンで音を聞いて、内容を理解します。聞き逃したり、よく分からないところは、すぐに戻して、繰り返すこともできます。公的教育機関であれば、基本的にNHKの番組は、許諾なしでの授業使用がNHKから認めれらています。この後の道徳の授業では、子どもたち一人一人、「自分だったら、どうしたのか。どうしなければならなかったのか。」を考え、発表していました。そして、今回学んだことを日常生活で、どのように生かしていくのかを交流しました。今の道徳の授業は、第一段階として、物語を理解して、価値項目を見いだし、自分の考えをもつこと。第二段階として、その価値観を共有しながら、日常生活で実践していくように意識させることです。道徳に限らず、子どもたちには、思考させる時間を確保しながら授業を進めていかなければなりません。深い学びになるよう取り組んでまいります。      
 授業では、先生方が大型テレビを使って、デジタル教科書で課題を把握させたり、子どもたちがタブレットを使ってQubenaのまとめの問題を解いたりしています。子どもたちから、「そっかあ。」「なるほど。」などのつぶやきも聞こえ、真剣に授業を受けている姿が見られます。とてもいい雰囲気で授業が進められています。子どもたちに思考させながら、自力解決できるよう授業を進めて欲しいです。この調子で、子どもたちが「できる」「わかる」ようになって、家庭でも宿題以外に自分から勉強に取り組む姿を目指していきます。    
 昨日、小学生を対象に交通安全教室を実施しました。交通安全教室の目当ては、3つあります。1つ目は、交通ルールをしっかり学ぶこと。2つ目は、正しい自転車の乗り方や歩き方ができるようになること。3つ目は、学んだことを1年間続けることです。温かくなってくると、観光客の方がたくさん来島して、車の交通量が増えます。学校では、これからも子どもたちが事故に巻き込まれないように、正しい自転車の乗り方や歩き方について指導していきます。ご家庭においても交通ルールを守ることについてご指導願います。
 保護者の皆様にはお忙しい中、19日の参観日に来校していただき感謝申し上げます。体育館では、全体懇談やPTA総会、各学級においては普段の授業の様子や新担任との懇談など、ありがとうございました。参観日では、子どもたちが少し緊張していたようでしたが、いつも通りに頑張っている姿をお見せすることができて良かったと思います。お気付きのことがありましたら、遠慮無く学校までお知らせ下さい。よろしくお願いいたします。  
 昨日、本校においても小学校6年生、中学校3年生を対象に、全国学力学習状況調査を実施しました。この調査の目的は、日本中どこにいても、教えるレベルの維持向上を図る。調査結果を基に課題を検証し、授業改革を図る。教育に関する検証改善(P計画・D実行・C評価・A改善)サイクルを確立して目標を確実に達成する。の3つです。学校の行事に関しては、検証改善サイクルを実施して、来年の計画を立てていますが、授業においても、同様です。教師が前日に授業準備をして、授業を実施して、子どもたちがどの程度理解しているのかを把握し、次の授業改革へ結びつけ、学び直しを行いながら、授業を進めていく必要があります。学力学習状況調査の問題は、将来子どもたちが生きていく上で、必要となる資質・能力です。私も解いてみましたが、たくさんの資料や文章から必要な情報を抽出して、筋道を立てて説明する力、根拠を明らかにして、結論を導き出し、自分の考えを含めながらまとめて書く力、など論理的思考力が必要とする問題がたくさん出題されていました。利尻小学校・鬼脇中学校は、小中一貫教育を進める学校として、教職員全員にそれぞれ小・中の問題を解いても...
朝、各学級を見回っていますと、学級目標を作っているクラスがありました。 教室に掲示をするために、文字を丁寧になぞっていました。 どんな学級目標にしたのか、気になってパソコンを見ると、 なんか、どこかで見たようなキーワードがならんでいました。 私が始業式、入学式で、子どもたちにお願いしたことは、勉強を頑張る 謙虚さを身に付ける(他人を認める) 挑戦し続ける の3つでした。 担任に話を聞くと、私の話を子どもたちが覚えていて、いくつかのキーワードを学級目標に取り入れることになったそうです。校長が話した言葉(キーワード)を学級目標に取り入れたことは、私の教職員生活で、今までありませんでした。私の話をしっかりと聞いたいたこと、その話を参考にしたことについて、とても驚いたとともに、とてもうれしくなりました。  
 令和7年度の教育活動が始まって、本日で4日目を迎えました。小学1年生は、授業にも慣れてきたました。他の学年の子どもたちも、学校の決まりや学習規律の確認、学級目標や自己目標など決めて、頑張ろうとする意欲が伝わってきます。今年は、新卒や若い先生方が転入してきました。授業で、目指すところは、子どもが自力解決できる力を付けることです。「教師は授業が命」といわれます。若手教師の授業時に、先輩教師が授業を見て指導やアドバイスをし、先輩教師の授業を若手教師が見て教わるといった場面が見られます。ただ、先輩教師も、子どもたちが新たな時代を生き抜くために必要なのスキルを身に付けていかなければなりません。先生方には、子どもたちが自力で「わかる」「できる」笑顔を目指して、授業改革、教材研究をお願いしたいと考えています。    
 本日より、令和7年度の利尻小学校・鬼脇中学校の教育活動が始まりました。子どもたちが登校して、最初に着任式を行いました。今年度の異動で8名の教職員が転入となりました。職員が増えたので、子どもたち一人一人にきめ細かい指導をしていきたいと考えています。次に始業式で、担任発表をしました。待っている間、子どもたちは、「担任の先生は誰かな」と、そわそわしている様子がありました。午後からは、入学式を行いました。私からは、子どもたちに3つの約束をお願いしました。1 勉強を頑張る(「できる」・「わかる」ように自分から頑張る) 2 謙虚さを身に付ける(他人を認めない言動や行動はしない。自分がされて嫌なことは絶対にしない。) 3 挑戦し続ける(昨年度は、挑戦するでした。今年度は挑戦し続けるにバージョンアップしました。)入学式終了後、来賓の方から、「小学1年生は、最後まで話を聞いていて立派でした。」「中学生は、微動だにせず、話を聞いていて、大人に見えました。」と褒めていただきました。明日から、各教科の授業が始まります。子どもたちが毎日、学校に行きたいと思えるような学校を創りたいと考えています。保護者の皆...
 校長先生から「週末(金曜日)だけでも良かったら頼むよ!」とご依頼を受け早くも3年間、特に最近では利尻を飛び越えて全国への「徘徊」にも近い?紀行文と化しておりましたが…「ふるさとは遠くにありておもふもの」とは正に言い得て妙な話であり、東京や大阪などに身を置くと改めて「利尻島」の人のよさや、水や空気や食べ物の美味しさを肌身で感じますし、内地の方からも一度行ってみたい!と異口同音に言われる位、利尻のポテンシャルの高さを実感しました。また島の中でも色々と史跡を「徘徊」して調べてみると、利尻の歴史の中で夢を追って移住されて来た方々の当時の息吹や想いも時より垣間見ることが出来て、私自身大変勉強になりました!私事ながら次も(利尻の気候や風土が大変気に入った(涼しい)ので)近隣を希望してこの度、鬼脇の海向い天塩へと異動することとなりました。3年間に渡ってご愛顧?というよりも、独りよがりな私の拙文に長くお付き合い頂き、この文面をお借りしまして御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
 本日をもって、令和6年度の利尻小学校・鬼脇中学校の教育活動が終了します。1時間目に修了式を行いました。私から学年代表の子に、修了証を手渡しました。その後、今年度4月の入学式や始業式に話した3つのお願いについて、子どもたちに話をしました。1つ目は、挨拶です。地域の人から、「子どもたちから挨拶をしてくれる。」と話を聞いて、とても嬉しかったこと。来年も続けて欲しいことを話しました。2つ目は、勉強です。1年間、学校で勉強をがんばっていたことを褒めました。ただ、春休みの過ごし方が大切で、今の学年の勉強したことを使って次の学年の学習を進めていくので、今の学年の学び直しをしておいて欲しいと話をしました。3つ目は、挑戦しようです。保護者アンケートからも、挑戦するようになった(40%→70%)との評価を得たので、これからも失敗を恐れずに挑戦して欲しいと話をしました。    1年間、保護者や地域の方々の温かいご理解とご協力をいただきながら、学校経営を進めることができました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
 私事ながら、4年前に車で函館から利尻へ異動する際、稚内で利尻行フェリーの出航まで待ち時間があったので身を清めよう?として「港の湯」に立ち寄ろうとしたところ、既に「閉店」していたオチがありましたが…その後市民の要望で稚内市が協力し、再びリニューアルオープンしました。建物の中は間宮林蔵など稚内の歴史に触れられるブースやお子様が自由に遊べるスペース、また市場(食堂)なども併設されていますが何といっても2階の温泉施設が素晴らしく、稚内港の眺望が全国の温泉ランキングでも「風情ある景色の温泉」全国3位に輝くなど高い評価を得ています。また休憩スペースにも漫画本が多く置かれたり、広い休憩所で日がなゆったりと過ごすことが出来るので、利尻に向かうフェリー時間にもしも余裕があれば骨休めにはおススメの施設です!
 15日に利尻小・鬼脇中の卒業式を行いました。当日は天候も良く、たくさんの来賓の方にも来校していただきました。卒業式後に「とても良い卒業式でした。」と声を掛けられ、ほっとしているところです。  14日の夜、中学3年の担任(田中教諭)は、最後の学級通信が書けずに悩んでいました。式後に学級で、何を話したら子どもたちに自分の思いが伝わるのだろうかと夜遅くまで考えていました。小学6年生担任(小野教諭)は、卒業生との楽しい思い出が、走馬灯のように頭の中を駆け巡っていたようです。  私も中学3年生と小学6年生の卒業担任だったことがあります。担任をしていると子どもたちへの思いが強くて、まるで家族のように思ってしまうものです。そして、卒業式後数日は、卒業生の座っていた席に子どもたちがいないと気付いたり、廊下から在校生の声が聞こえたりする時に、寂しさを感じたものでした。  式辞でも述べさせていただきましたが、小学6年生は修学旅行で、道に迷った時、表示看板を見たり、人に聞いたりするたくましさがありました。大人でも人に聞くことは、躊躇していまいます。私は修学旅行で、子どもたちが人に聞く場面を見たのは、はじめ...
 いよいよ明日卒業式です。昨日は、総練習を行って、今日は細かいとことの手直しをしています。卒業生が堂々と歩いている姿を見て、素晴らしいと思いました。在校生も顔をあげて、しっかりとセリフを話していました。明日は素晴らしい卒業式になりそうです。
 今日の3・4時間目に卒業を祝う会がありました。各学年で卒業生に感謝の気持ちを伝えるため、また、楽しんでもらうためにそれぞれ企画を用意していました。  小学1・2年生は、「イメージクイズ」でした。小学1・2年生が卒業生に対するイメージを言葉で話して、誰のことを話しているのかを当てるゲームでした。「かっこいい」という言葉に、会場が盛り上がりました。  3・4年生は、「マット運動」でした。最初に小学3・4年生が披露して、卒業生に技を披露してもらう企画でした。卒業生は、下級生に手を引かれて舞台に上がり、マット運動を披露しました。技のできる・できないに関わらず、舞台に上がった卒業生。さすがでした。楽しい企画でした。  小学5・6年生は、「伝心ゲーム」でした。お題が出されて、卒業生と同じ言葉であればポイントになります。児童生徒全員が、参加できる楽しい企画でした。  中学1年生は、「ジェスチャーゲーム」でした。中学1年生が、お題について演技して、卒業生が当てるゲームでした。中学1年生のお題についての動作がぎこちないところもあって、楽しむことができました。  中学2年生は、「感謝の言葉」でした。一人一...
 海の向こうに礼文島を眺める「沓形岬」の岸壁に「利尻小学校・鬼脇中学校」の両校歌の作詞を作った、時雨音羽先生の歌碑(出船の港)があります!「出船の港」は正に生誕の地・沓形港の当時の風景をモチーフに作詞された代表曲ですが、他にも小学校では必ずといって良いほど音楽の授業で習う、文部省唱歌の「スキー」(山は白がねー朝日を浴びて~♫)や、フランク永井さんが唄い、第3回日本レコード大賞を受賞した「君恋し」(ちなみに翌年の大賞は「いつでも夢を」)などを手掛け、日本を代表される作詞家としてのちに紫綬褒章を受章されています。NHKの番組で伺い知るまで、当校校歌の作詞家の方がこのような利尻出身の大先生とは全く知らず…卒業式や修了式では心して拝聴したいと思います!
 私事ながら、自動車免許の更新時期を迎え、免許センターのある「旭川市」を訪ねました。北海道では札幌に次ぐ人口32万人超を抱える大都会だけあって、写真のような買物公園のイルミネーションも鮮やかだったり、屋上階が2億5000万円もするタワーマンションが出来て駅前も再開発されたりと、若い人のみならず就職や進学で旭川の地を離れた方々も、老後に故郷の地へまたUターン移住してもらうべく様々な方策を行っているようです。また出来たばかりの旭川市科学館(サイパル)を訪ね、気象台の高性能な望遠鏡やプラネタリウム、また家族も楽しめる実験(体験)スペースなどバラエテイーに富んだ面白い施設が目白押しでした。(写真は旭川放送局のPR展にきていたNHKのどーも君…)パターンでは「旭山動物園」→「旭川ラーメン」→「買物公園ぶらり」でトンボ返りとなりがちな「旭川市」も、いざ視点を変えれば、様々な街の顔を伺い知ることが出来て(免許更新とはいえ…)楽しかったです!
 15日(土)の卒業式に向けて、全校練習が始まりました。今日は、椅子の座り方、手の置き方などを学びました。卒業式まで、あと一週間です。音楽室では、校歌の練習をしています。在校生は卒業生に、卒業生は保護者や地域の方に、感謝の気持ちで卒業式に臨んで欲しいと思います。卒業式まで、あと一週間です。  
 本日は、道内公立高一般入試が行われる日です。学校から出発する生徒に、「頑張ってね。」と笑顔で送り出しました。明日は、面接試験です。子どもたちには、普段授業で解いているつもりで、頑張って欲しいです。小学生も、今日が公立高校の一般入学試験の日であることを、知っていました。小学生に「後何年後かに皆さんも経験することになります。自信をもって臨むことができるように、毎日の勉強を続けて下さい。」と話をしました。今頃最後の教科の問題を解いているところでしょうか。最後まで、頑張れ受験生!! エールをおくります。
 北海道(利尻)はまだ雪深い冬のさなかですが…東京はもう南から暖気が迫ってきたり?またスギ花粉が飛んできたり?と春への歩みが着実に進んでおりました!「梅は咲いたか~サクラはまだかいな♫」との江戸花柳界の有名な小唄もありますが、受験生でにぎわう湯島天神や写真のような西新井大師でも、彩りを添えるような美しい梅や桜が早くも芽き周りの参拝客の目を楽しませていました。また都会の中心たる東京駅も辰野金吾設計の当時レンガ造りの旧駅舎を忠実に再現(リニューアル)し、周囲の高層ビルにも引けを取らぬ荘厳さとオシャレさを兼ね備えた駅舎に生まれ変わりました!そして東京へ赴任した海外の新しい全権大使が、写真の駅正門から2km先の皇居(認証式典)まで「馬車行列」にてお迎えする形となっており、タレントのゾマホンさんもベナン全権大使就任時に宮内庁の馬車行列に揺られ、天皇陛下に謁見を果たしとても感動したとの話もあり、東京駅は今も変わらず日本の「顔」であり「玄関口」でもあるんだ!と改めて実感しながら、その場でしばらくじっと東京都心の街並みを眺めていました。
 今日の4時間目に中学3年生教室で、性教育の授業がありました。大西先生が来校して、子どもたちに抱っこさせていました。赤ちゃんに声をかけて、安心させてから抱っこするそうです。また、赤ちゃんは頭が重いので、後頭部を支えなければならないそうです。子どもたちからは、「赤ちゃんを抱っこすることは難しい。」「落としそうでこわい。」などの感想でした。教材としてよく人形を使いますが、本物の赤ちゃんは、「絶対に落とせない」という意識をもって抱っこすることになります。大西先生には、貴重な体験をさせていただきました。
 先週の金曜日に、広島・利尻・奥尻の小学校をつないで、事前教員説明会を行いました。3月3日(月)の3・4時間目に、広島・利尻・奥尻の空港を比べながら学習するためです。対象は、小学5年生で、各空港の違いを確認しながら、暮らしとの関わりについて学びます。次の時間は、利尻・奥尻空港をもっと大きくする計画について、交流しながら学びます。他の学校の子どもたちとの交流により、自分たちの考えが広がったり、深まったりすることがねらいです。利尻小学校の子どもたちは、どのように考えて意見を出すのか楽しみです。
 真冬の凍てつくような寒さにより真(川の)水よりも塩分で凍りにくい、海水の一部が凍った「氷海」と利尻富士のコントラストが何とも言えない写真ですが…数年前には利尻(鴛泊)港付近へ「氷海」ならぬ、ロシア・アムール川から流れた「流氷」の一部が宗谷海峡を越えて接岸し、フェリーも欠航を余儀なくされました。オホーツク地域の小中学校の一部で未だに「みだりに流氷の上には乗らないこと!」との校則があるようですが、一緒に豊富な栄養分をもオホーツクの海へ運んだり、流氷砕氷船による観光はもはや冬の基幹事業なので「流氷」は厄介者であるとは思いますが、色んな恩恵をもたらす冬の風物詩になっています。ただ少なくとも宗谷の海は「氷海」で十分のようです。(もう温暖化で見なくなりそうですが・・・)
 最近は、学年のまとめで、テストを機会が多くなってきました。  子どもたちに、テストは何のためにするのか聞いてみました。「わかるようになったか 確かめるため」「自分のため」と答えていました。子どもたちが答えた通りです。テストは、「わかる・できる」ようになった自分を確かめる場面です。不十分であれば、学び直しをしなければなりません。勉強は、先生が教え込むのではなく、自分から取り組んで理解してできるようにしなければ、忘れてしまったり、できなくなったりします。子どもたちにやる気を出すよう、温かい励ましの言葉やねぎらいの言葉が大切になってきます。  授業では、子どもたちのつぶやく声がよく聞こえます。疑問に思ったり、考えたりしたときに、つい口に出してつぶやいています。人が話している場面やゲームについてのつぶやきは困りますが、課題についてのつぶやきは、授業に集中している証です。教師になりたての頃は、教室がしーんとしていることが良い授業だと思っていましたが、先輩から「子どもたちの反応やつぶやきから授業を組み立てるようにするいいよ。」とアドバイスされました。つぶやきが、子どもたち同士の交流につながり、...
 今日の5時間目に新入生体験入学がありました。対象は、小学6年生です。目的は、4月から中学生になるので、不安や悩みを解消し、中学生として意欲をもってもらうこと、また、中学校の生活を充実するために実施しました。最初に私から 1 勉強する 2 仲良くする 3 継続する が学校のめざす子ども像になっていることを話しました。これらの子ども像は、自律(自らの行動や考えを自分で律すること)が鍵となっているので頑張って欲しいとお願いしました。その後、中学生の授業の様子を見学しました。その後、香川先生から、学習についていて話がありました。「何のために勉強するのか」と聞くと、子どもたちは、「将来のため」「夢のため」「点数を上げるため」「頭をよくするため」など、答えていました。自発自習がキーワードです。次に浅岡先生からは、生活について話がありました。小学校と中学校で変わることについて、話がありました。そして、場面に応じて、制服やジャージを着用することを学びました。最後に、田中先生から部活動について話がありました。バトミントン部が地域クラブとなること、中体連などの大会に出るためには、学校の部活に入らなけ...
 雪まつり開催中の札幌などに比べると静か?かなと思っていた函館の駅も、空港行のバスに長い行列があったり、そこかしこで外国語が聞こえるなど目に見えて観光客で大賑わいでした。夏場には名探偵コナンの映画の舞台になった影響もあって、函館山のロープウエイにもなかなか乗車できない位のオーバーツーリズムが巻き起こり、函館市の大泉市長(洋さんのお兄さん)もこの勢いを持続するため、北海道新幹線の新函館駅から函館駅まで新たなレールを敷く事により、新幹線にも函館駅へ寄ってもらうプランを国や道やJRにも提示しています。ただレール代だけでも70億円超かかり、駅舎やシステムの改造費用等を加えれば160億円もの費用が想定されるなど一筋縄ではいかないようです。よく医療介護と観光産業は、雇用が少ない地方で特に女性や若年層へ恩恵を与えるとも言われますが、道内の主要都市で一番人口減が進む函館の起爆剤になって頂ければ!と祈念する今日この頃です。
 昨日、今年度最後の参観日がありました。子どもたちは、保護者の方が来校するので、朝から緊張していたようです。参観後、各学級で懇談がありました。学校からは、今年度子どもたちが成長した様子をお伝えできたのではないかと考えています。何かありましたら学校までお知らせ願います。今後ともよろしくお願いいたします。  
 今年の雪ん子広場は、好天に恵まれました。学校としては、子どもたちが雪像づくりをして祭りを盛り上げました。当日は、児童会生徒会で考えたゲームや地域の方が作ったうどんをいただきながら、楽しむことができました。学校の先生方も全員が参加して、地域のイベントを手伝っていました。このように、学校・家庭・地域で連携・協働しながら、子どもを育てていく環境が大切です。これからも、地域ぐるみで子どもを育成していきます。よろしくお願いいたします。    
 昨年末に大阪を訪ねた際に、1915年の開園からこのたび110周年を迎える「天王寺動物園」を訪れましたが…ニュージーランド生まれの「キーウイ鳥」を日本で唯一飼育するなど希少動物の繁殖に力を入れており、動物の本来の生息環境に近い状態を再現する「生態展示」にも注力するなど、ヒトと動物が同じ目線に立つサバンナや海中などの展示環境の整備にもチカラが入っておりました!私が見学した時も、入場料がワンコイン(500円)とお手頃にもかかわらず、様々な新しい厩舎の増築や改築ラッシュだったので、いかに大阪市がポスト旭山動物園とばかりに気合が十分かをヒシヒシと感じます。ご近所には通天閣でお馴染みの「新世界」やかつて日本一の高さを誇った「あべのハルカス」などもある、なにわの一大観光拠点なので「大阪万博」などで立ち寄る際にお勧めしたいスポットです。(仙法志でも夏にアザラシが稚内から助っ人?でやって来て、負けじと頑張っております!)
 今日は、児童生徒が8日に行われる雪ん子広場に向けて、3日から行っている雪像作成作業を行いました。寒い中の作業なので、地域の方からラーメンをいただきました。子どもたちも冷えた体を温めることができ、とても喜んでいました。地域の方に感謝申し上げます。
 SOMPOケア株式会社の方が来校して、「介護の学習まんが」の寄贈がありました。「介護の仕事やその魅力」「高齢者の体のこと」などを、本を通して子どもたちへ伝えてほしいとのことでした。会社では、介護を子どもたちのあこがれの職業にしたいとの思いから、全国の小学校(2万校)へ寄贈を行っているそうです。介護の仕事について、詳しく知ることができそうです。SOMPOケアの皆様、ありがとうございました。
 31日(金)の夕方に、北見神社にて、スノーキャンドル点灯式を行いました。地域の方からココアをいただき、体を温めてから、点灯式のセレモニーを行いました。神社の階段に設置されたスノーキャンドルにあかりを灯すと、オレンジ色の幻想的な雰囲気になりました。最後に全員で写真を撮りました。帰りにはお菓子をもらってうれしどうでした。    1日(土)に「雪ん子広場」開催に向けて、地域の人を中心に資材搬入をして会場準備をしました。先生方も、午前中にお手伝いをしてくれました。今日から、雪像づくりなど、8日の本番に向けて、作業が始まります。子どもたちは、とても楽しみにしているようです。          
「カントリーサイン」は国道や道道において、市町村の境界に設置される看板になりますが(大泉洋さん出演番組で、カントリーサインを見て北海道のどの市町村か?を当てるクイズ番組もありましたが…)以下は利尻・礼文のカントリーサインですが利尻山と共に利尻富士町(エゾシマリスのりっぷくんとりっぷちゃん)や利尻町(利尻昆布の妖精・りしりん)には地元のゆるキャラが存在する一方で、互いの親友でもある礼文町(レブンアツモリ草の妖精・アツモン)は名勝・地蔵岩の中に見つけられませんでした…。(変わっていたらすいません)ただ一つの看板の中に、その街の魅力をすべててんこ盛りにすることは、なかなか至難の業ですが。これが北海道の各179市町村にあるとなると「道の駅」(125ヶ所)巡りのように、それぞれ境界を訪ねてみるのも面白いかも知れません。
 27日に、全校集会を開きました。私から子どもたちにお知らせしたことは、3・4年生の担任である門馬悦子先生が、病気のため、ご退職することでした。門馬先生からは、「短い期間でしたが、素直な子どもたちと楽しく過ごせたことがとてもうれしかった。」と話されていました。今後、3・4年生学級は、教頭を含め、他の先生方が授業をすることになります。3・4年生の保護者の皆様には、このような体制で取り組んでいくことを、教頭からお知らせして、ご了承いただきました。ありがとうございます。ただ、何か気になることがありましたら、ご遠慮なく学校まで連絡いただきますようお願いいたします。私も3年生の算数を受けもたせていただいています。「できる」「わかる」笑顔のために、日々教材研究をしています。
 今日の3・4時間目、小学生全員でスノーキャンドル作成のため、鬼脇公民館に出かけました。保護者の皆様にも、炭酸飲料の丸い1.5Lペットボトルがご家庭にあればということで、お願いしていたところです。(いくつかあるので用意できなくても丈夫です。)天候も晴れたので、子どもたちは、作るのが楽しかったようです。作業内容は、①バケツの中心にペットボトルを固定する。②ペットボトルの回りにシャーベット詰めていく。③バケツをひっくり返して中身を出す。でした。作業を進めると、バケツの雪をしっかり固めておかないと、バケツをひっくり返したときに、形が崩れてしまうことがわかりました。それでも、子どもたちは、一人2個以上を作っていました。地域の今さんや須間さん、畠山さん、酒井さんにお手伝いいただきながら、作成しました。ありがとうございました。  
 年始の東京「豊洲市場」でお馴染み?の青森県大間沖「本マグロ」の初物が、2億700万円で競り落とされましたが…同時に函館沖からの「生ウニ(ムラサキウニ)」1折400gがなんと700万円で落札され、日本中の話題を呼びました!「生ウニ」は全国の津々浦々あるものの、食べるエサや周囲の水質環境に大きく影響される海産物なので、京都の料亭御用達の「利尻昆布」と利尻富士からコンコンと湧き出る「甘露泉水」で育った利尻ウニが、函館や本州産のウニに比べ負ける訳がない!とは思いつつ…大間マグロではないですが「ブランディング(箔をつける)」の大切さを改めて痛感します。結論からいえば、市場関係者や消費者へどのように美味しさを伝えるか?という話になりますが(私が個人的にウニを発送した親戚や知り合いからは、利尻ウニを絶賛する声が多々寄せられましたが…)ちなみに「夕張メロン」は、昔に札幌円山球場の巨人戦でホームランを打った選手に贈られ、その美味しさが「口コミ」となって広まったらしい?ですが…SNS隆盛のこのご時世なのでどんなキッカケでいつ口コミが広まるのかも分かりません!(私にできる事は「ウマい!」「日本一!」とただ叫ぶ位しか...
 昨日、中学1・2年生が、秀峰園の除雪ボランティアをしました。地域貢献を兼ねて、生徒会で企画して実施しました。窓が雪で埋まらないように窓の下を掘りました。40分くらいの作業でした。生徒は疲れたようでしたが、最後に園長先生から感謝の言葉をいただくと、みんなさわやかな笑顔になりました。他の人から感謝されると、気持ちのいいものですね。学校においても、子どもたち一人一人が、人から感謝される言動や行動がとれる大人になるよう、勉強とともに心も育てていきたいと考えています。中学1・2年生の皆様、大変お疲れ様でした。  
 学校のロビーに、冬休み中に作った作品が並べられています。どの作品も素晴らしいのですが、一つ一つの作品には物語があります。自分の好きなことやものを題材に、作成したり調べたりしたのだと思いますが、作る動機や作っている過程が気になります。「どうしてその作品を、作ろうと思ったのか。」「作るのにどれくらいかかったのか。」「うまくいったところや難しかったところを振り返ってどう思うのか。」など、作品には子どもの思いが詰まっています。自分の作った作品や調べたことから、より興味が湧いて、将来の仕事にしている人もいるそうです。今後、地域の人にも見ていただきたいので、郵便局にも展示する予定です。  
 子どもたちの明るい声が学校に戻ってきました。冬休みに子どもたちは、ご家庭でどのように過ごしでしたでしょうか。朝早くから、保護者の除雪の手伝いをしてくれるようになったとのうれしい話も聞きました。写真は、小学校1・2年生で、冬休み中に取り組んだことや作ってきた作品について、振り返りをしているところです。これから、子どもたちは、学年のまとめをしっかりして、次の学年の下地にしていきたいと考えています。「次の学年になったら頑張ればいい」というのではなく、学習は系統的なつながりがあるので、いまの学習をマスターして次年度の学習へとつなげて欲しいと思っています。これからも、よろしくお願いいたします。
 最近もTVドラマの舞台となりましたが…世界遺産にも登録された長崎の「軍艦島」を船で訪問しました。昭和40年代に国のエネルギー革命で「石油」がメインとなるまでは、黒いダイヤこと「石炭」が国民の暮らしを支えており、一大採掘場としての「軍艦島」が繫栄する中で学校や住居のみならず、映画館やパチンコ屋そして神社仏閣まで一つの島に存在するなど、人口密度が東京の9倍に至る過密さの賑やかさだったようです。今となっては兵どもが夢の跡ではないですが、その廃墟を眺めても当時の人々の活力や息吹が蘇ってくるようで、一見の価値はあります!(強風の影響で、上陸が叶わなかったのが非常に残念ですが…)
 冬休みの期間を迎え、再び雪のない世界へと訪ねたく?大阪と神戸へと向かいました。大阪は来年の関西万博へカウントダウンで大あらわとなっており、御堂筋など街中でも特に若い方々で溢れかえっていました!夜間も市役所がある中之島地区では写真のように万博のマスコット「みゃくみゃく」や公会堂のプロジェクションマッピングで盛り上がっておりました。一方の神戸でも、中華街のある「南京町」や夜景が拝める神戸空港の夜景など、家族連れで楽しめるスポットが点在しており…夢は夜ひらく?ではありませんが、阪神地域で一番の活気がみなぎるライトアップの光景に、散歩していた私自身も逆にパワーを頂いた気がします。
 新年が明けました。冬休みも折り返し地点です。子どもたちの様子はいかがですか。先日、「校長先生、うちの子が、除雪を手伝ってくれるんです。朝早いのに、学校で何かしましたか。」とうれしい話を聞きました。子どもが、いつもお世話になっている保護者のために、お手伝いをしたいという気持ちとそれを行動で表していることがとてもうれしいです。私は新年を鬼脇で迎え、2日は歳旦祭。4日は二十才の集い、5日は出初式に参加しました。今年もよろしくお願いいたします。      
 いよいよ年の瀬が近づいてきました。子どもたちの休みも4日目を迎え、計画的な冬休みを過ごしていることと思います。冬休みに入る前の集会で、私は子どもたちに次の話をしました。「や」「す」「み」の頭の文字をとって、1つ目、「やすみ」のやは、やっぱり勉強です。毎年、宿題を早く終わらせて喜んでいる人がいますが、勉強は、何のために、誰のためにするのかわかっていれば、早く終わったからといって喜ぶのはおかしなことです。(勉強は、将来のためにするもの)(勉強は、自分のためにするもの)こつことと計画的に、将来を見据えて自分のためにこつこつ続けてください。2つ目、「やすみ」のすは、すっきり起きようです。夜遅くまで起きていると、朝に起きれなくなります。次の日の午前中が台無しになるので、規則正しい生活を送ってください。3つ目、「やすみ」のみは、みっちりお手伝いをしようです。日頃お世話になっている保護者の方に感謝する気持ちで、毎日続けてください。1日だけではだめですよ。という話をしました。しっかり守れていることと思いますが、万が一の時には、「休みの前の日に、校長先生は、どんな話をしていた?」と確かめてください...
 現在は吹きすさぶ吹雪の中、ただただ寒いばかりですが…観光シーズンの夕方には、海岸のデッキへと渡る野外回廊にオシャレな間接照明が点在したり、時には隣接するカムイウイスキーでの試飲もできるなど、幸せ溢れるカップルやご夫妻など、夕景を眺めながら二人で語らうのも一興かも知れません。最後に今年一年間ありがとうございました!途中で「鬼脇探訪」の趣旨とはかけ離れた、遠方への徘徊紀行?の内容も多々ありましたが…何卒ご了承願います。皆様もどうかお体ご自愛下さい。
 今日で、冬休み3日目となりました。子どもたちの様子はいかがでしょうか。今日は中学3年生を中心に中学生の学習会を行いました。子どもたちからは、「家より集中して勉強ができた」「こんなに集中して勉強したことはない。」など、とても高評価でした。昨日鴛泊中学校で、全町の教職員を対象としたGoogle(グーグル)研修会がありました。学校ではタブレットが、鉛筆やノート等の文房具と同様に不可欠なものになっています。タブレットは、子どもたち一人一人に個別最適化した学びを提供し、個人の考えを共有することで、学び合うことができます。今回は、Google(グーグル)の基本操作、Googleアプリ、授業でより効果的に活用できる実践例の紹介など、専門家の方からたくさんのことを学びました。利小鬼中の教職員もたくさん参加しました。今回の研修でレベルアップした技や知識を、子どもたちの学びのために生かしていきたいと思います。子どもたちだけではなく、教職員も常に学んでいかなければなりません。
 冬休み1日目です。子どもたちは、いかがお過ごしでしょうか。今の時間帯は、しっかりと勉強しているところでしょうか。学校では先程、先生方が子どもたちの宿題・家庭学習について校内研修を行いました。内容は、「どうしたら子どもが家庭で学習に取り組むようになるのか。」についてでした。学校で学んだことは、その授業で「わかる」「できる」ようになって、ずっと覚えていればいいのですが、人間は忘れてしまうので、繰り返し思い出して、学んだことの定着を図らなければなりません。そのために、ご家庭での家庭学習が大切になります。宿題は、先生方が、これは大切だ。これだけは覚えておいて欲しいとの意図で出します。また、ノートを使って、自分で勉強した内容を書き記す方法もありますが、先生の指示がないと、自分の得意な教科に偏ってしまいがちです。ご家庭においては、テレビやスマホがある環境で、子どもたちが、机に向かって学ぶことは大変なことです。子どもが勉強しなければならないと思うこと。「できてうれしい」「わかって楽しい」体験からもっと、やってみたいと思うこと。家庭学習が習慣化されていること。など、学校としても子どもたちの宿題・...
 ここ数日の間、少雪だった利尻に天から帳尻を合わせるように降り積もった「ドカ雪」は、白い恋人のパッケージでもおなじみ「利尻富士」の頂きを、お色直しをしたかの如く純白のキレイなおしろい姿を見せて、その雄姿は下界から見ても青い空になお一層映えています!その利尻山のテッペンには、島全体を見守る「山の神」として写真のような祠(ほこら)が建立されています!24時間365日雨や雪や突風にもマケズ…ではありませんが、どれだけの疲労困憊した登山者や維持作業などに従事されている方々を癒してきたか?実に頼もしくも見えますが、私自身は実際の登山というより、頭の中でのバーチャル登山?でご加護を求め何度も合掌したり敬礼を行っています。(かなり寒そうですが…)
 英語の時間に、浅岡先生から、「たまねぎについて、人に説明できる英文を作りなさい。」という課題がありました。子どもたちは、パソコンで、たまねぎについて調べ始めました。写真は、必死になってパソコンで検索している場面です。また、不確かな情報源ではなく、出典を明らかにすることも課題の1つとなっています。これは、まさに情報活用能力を育む授業です。情報活用能力とは、情報を効果的に活用して、問題を発見・解決したり、自分の考えを形成したりしていくために必要な資質・能力です。授業の流れは、まず、インターネットから、たまねぎについて説明している文や言葉を調べます。出典も考慮して、情報を得ます。次に、その情報の中から、相手に説明する必要な文や言葉を選択して、文を整えます。その文が相手が納得できる文になっているかも考えます。最後に日本語の文を英文に直します。論理的思考力が身に付く授業の一つだと思いました。  ちなみに無料の日本語の生成AIでは、2秒くらいで次のような文が出てきました。「たまねぎは、球状の形をした野菜で、白から黄色、赤に変わる紙のような皮で覆われています。生の状態では、刺激臭が強いですが、調...
 理科の授業の基本的な指導の流れは、「問題の把握→予想や仮説の設定→検証計画の立案→観察・実験→結果の整理→考察」という形で進むのが一般的です。教師が何を子どもたちに学ばせたいのか、子どもが疑問をもてるように指導を工夫します。子どもが、なぜそう思うのか、話合いをして、予想を立てます。実験の結果から、考察してまとめます。実験による体験活動と、言語活動(根拠を基にして予想を立てる。結果を基にまとめる。)を踏まえた問題解決の過程が重要です。写真は、4年生の理科の授業風景です。唐井先生が、子どもたちに発問をして、予想を立てさせながら子どもたち同士で、交流をしているところです。実験による体験活動は、子どもたちの記憶に鮮明に残ります。論理的思考力の育成のためには、語彙力や国語力も必要です。学校として、子どもたちが、科学的な見方や考え方を学び、根拠を基に言葉で説明できる力を身に付けさせていきます。  
 遠藤先生が産休に入って、2週間が経ちました。3・4年生学級担任として着任しましたので、ご紹介いたします。名前は、門馬 悦子(もんま えつこ)さんです。退職はされていますが、稚内市の大きな小学校や複式校にも勤めていたことがあります。稚内市在住で、昨年は稚内市の放課後学習グングン塾で働いていたそうです。子どもたちに教えてもらいながら、一緒に成長したいと話していました。よろしくお願いいたします。  
 元々は総務省による地方活性化策の目玉政策の一つとして始まった「ふるさと納税」ですが…今や日本全国で実に寄付総額が「1兆円」を超える立派な一大産業と化しています。ちなみに全国一の寄付額を集める「紋別市」では昨年度192億円もの寄付を集め、道内の町村においても「白糠町」の168億円や「別海町」の139億円など、実に本予算並みの金額となっています。この3つのマチの共通点を分析した結果、お礼品に海の宝石こと「イクラ」を前面に押し出しつつ最大限の「お得感」に訴える、まさに王道の手法で寄付額を増やしているようです…。一方で様々なおススメ品が目白押しの「利尻富士町」も、ふるさと納税のお礼品では、例えば全国に誇る「利尻昆布」の中で形に多少ムラがあるものの、ダシの味は全くそん色のないうま味で、しかも「お得感」満載で大量に袋に入った、その名もリンゴならぬ「ふぞろいの利尻昆布たち」があったりと多様な魅力商品があるのでインターネットで「ふるさと納税(利尻富士町)」を検索してみると実に面白いです!
 本日、利小・鬼中では、4時間目に小学生、昼休みに保護者を対象として、ネット安全教室を行いました。6時間目は、中学生を対象に実施する予定です。児童生徒が適切にスマートフォンや携帯電話を安全に使用できるよう、事例をもとに、トラブルに巻き込まれない知識を身に付けさせることが目的です。小学生対象には、3本の動画がありました。1本目は、友達のラインで「曲のセンス良くない」と書き込んだため(曲のセンスが良いことを伝えたかったのに悪いとかんちがいした)、みんなから仲間はずれにされるという話でした。2本目は、親とゲームの課金はしない。と約束していたのに、ゲームにのめり込んでしまい、課金を繰り返し、20万円の請求をされ、好きなサッカーもやめなければならなくなった話でした。3本目は、いつのまにかスマホ依存になっていて、やめられず、勉強もおろそかになり、昼夜が逆転して、日常生活が難しくなるという内容でした。これらの事例は、大人でもあることです。利小では、スマホや携帯電話の約束事をお子さんと決めているご家庭が、半数くらいです。決めていないご家庭は、今回の機会を利用して、使用についてご家庭で話し合ったり、...
 教頭先生が国語の授業をしていました。3年生は、もちもちの木の単元で、めあては、豆田がどれだけ頑張ったか考えようでした。4年生は、ウミガメの命をつなぐの単元で、めあては、4段落を要約しようでした。教頭先生が、2学年の学習を主で進め、坂本先生にはその都度、支援に入ってもらっています。写真は、教科書から読み取ったことを、意見の交流をしている場面です。子どもたちは、自分の意見を堂々と発表していました。また、他の人の意見を聞いて、うなずいたり、「私も同じ」とつぶやいたりもしていました。授業中の子どもたちのつぶやきは、とても重要です。つぶやきがでるということは、学習に集中していることでもありますし、もっと知りたい、わかりたいと思っているということです。家庭学習で、こどものつぶやきがでたら、「〇〇のことをがんばっているんだ。」と優しい言葉をかけてあげてください。
 昨日、中学2年生の学級で、食育の授業がありました。授業内容は、「だし」についてでした。昆布のだしと鰹のだしを味わい、二つ以上のだしが混じることで、旨み成分が何倍にも増すことを学んだり、地産地消や地産地活について学習したりしました。今は、出汁入り味噌が売られていますが、昔はありませんでした。私は一人暮らしをしたときに、味噌には、だしが入っていないことを知らずに、味噌が溶けないほどたくさん入れて、「なぜ、味が濃くならないんだろうと」頭をひねったことがありました。お恥ずかしい話です。利尻昆布の特性を活かした料理として、京料理などがあるそうです。是非、味わいたいです。  
 私の地元から程近い場所(札幌市東区)に写真のようなたい焼き店があります。先代の店主の頃(35年前)に中学生だった私は、帰りの道すがら当時1個70円(今150円)の焼きたての「たい焼き」を買うことが、唯一無二の楽しみでしたが…オール手作業で「あんこ」も早朝に起きてこしらえる等全てがハンドメイドのこだわりの逸品で、マツコ・デラックスさんの番組で紹介されたのをキッカケに長蛇の列となり、某最大手グルメサイトでスイーツ部門2連覇に輝くなど、今や北海道を誇るたい焼き店になりつつあります。先日久方ぶりに営業再開を果たしたとの事で、2時間待ちでやっとたい焼きを購入できたものの(あんこの味は一緒でしたが)長年世話になった先代のご主人と女将さんに会えなかった事が唯一の心残りでした。
 2日に3・4年生の子どもたちは、遠藤先生が産休のため、お別れをしました。遠藤先生の後任が着任するまでは、教頭先生を中心に授業を進めています。写真は、算数数学専科の香川先生が教えているところです。3年生の目当ては、「重さの表し方(g)を調べよう」、4年生の目当ては、「仮分数を帯分数に直す方法を考えよう」でした。3年生は、gをうまく書けるようになって、グラム王の賞状をもらっていました。4年生は、分子を分母で割った商とあまりの関係が帯分数になることを、上手に説明することができていました。遠藤先生の後任については、ご心配をおかけしていますが、もう少しお待ちください。よろしくお願いいたします。  
 授業中に学校をまわっていますと、春よりも廊下がしーんとなっていて、子どもたちは落ち着いて授業に取り組んでいます。教室に入ると、課題を解くために頭を悩ませている子、課題が解き終わって、自分で課題を見つけて取り組んでいる子、問題を何度も読み直している子、自分の考えを相手に説明している子、先生の板書をノートに書いている子など、どの場面も頑張っている子どもたちの姿があります。思わず、「がんばってね」「がんばるんだよ」と心の中でつぶやいて、教室を出ます。学校では、子どもたちに「わかって楽しい」「できてうれしい」授業を目指して取り組みます。家庭においても、(やるきになる)声かけを今まで通りお願いいたします。決まった時間に机に向かう習慣を21日間過ごせば、習慣化されるそうです。今後ともよろしくお願いいたします。  
 27日に、島内の5・6年生がりぷらに集まり、漁業士会の方から「ヒラメ」についてお話をお聞きしました。お話の中で、漁業士会の方が、ヒラメの稚魚を放流していることや利尻の環境のことを考えての漁など、大変な努力をされていることを知りました。その後、子どもたちは、「ミサンガづくり」や「ロープワーク」などに挑戦しました。私も挑戦したのですがなかなかできませんでした。鬼脇の川村さんに手ほどきをいただきながら、教えていただきました。ありがとうございました。子どもたちも、結べるようになって、笑顔になりました。そして、なかなか結べない子に教えてあげていました。利尻島漁業士の皆様には、感謝申し上げます。ありがとうございました。もう一つ、うれしいことがありました。吉田教育長も参加されていました。「鬼脇の子が、しっかりあいさつをしてくれたよ」と話してくださいました。とてもうれしくなりました。
 写真は、中学2・3年生を対象に保健体育の時間を使って、AED講習会を行っているところです。利尻富士町の消防の方にお願いして実施しました。教職員も年に1回、研修会を行っています。日本では、心臓突然死は年間7万人に及ぶといわれています。心臓突然死の多くは、心室細動という不整脈によるものです。突然の心臓のけいれんによって、心臓が震えて血液を送るポンプとしての機能を果たさなくなります。時間とともに振れ幅が徐々に小さくなり、何もしなければ完全に止まってしまいます。1分対応が遅れるごとに、救命率は7~10%低下するといわれています。毎分救命率が10%低下するとして計算すると、5分で救命率は50%、10分で0%となります。心臓突然死が起こったときは、1分1秒が生死を分ける状況といえます。いざという時のために、正しい使い方を学んでおくことが大切だと思います。利尻富士町の消防の方には、大変感謝申し上げます。ありがとうございました。  
 北海道新聞社から取材を受けました。11月16日の朝刊に載っていたので、ご覧になった方もいらしたかと思います。内容は、宗谷管内で実施しているSサポート問題でした。Sサポート問題とは、宗谷教育局が作成した国語と算数の問題です。特に児童生徒の苦手分野の問題が出題されます。学んだことが、理解できているのかを子供は、すぐに確認できますし、先生方にとっては、教え方の授業改革に役立てることができます。他に全道で、チャレンジテストも実施をしています。5教科によるテストです。このテストも自分が理解しているのかを確かめられますし、全道の学校とも比較できます。最近問題を見て思うことは、特に算数の問題です。計算問題などの出題が減り、昔でいう応用問題(文章題)がほとんどをしめるようになりました。長い長文をしっかり読まないと解けなかったり、式を説明させたりする問題です。なんだか国語の問題を解いているように思ってしまいます。国語ができないと他の教科も解けなくなります。やはり、子供たちの学力向上は、論理的思考力の育成が鍵となります。        
 よく「隣りの芝生は青い」などど言いますが、遠くの景色を距離を置いて見た方が、とりわけ美しく見える事も多々あります。その典型例が「利尻富士」なのかも知れません。写真のような「礼文」から見た利尻富士もあれば、飛行機上から見た利尻富士、また私のような温泉好きには、隣町の「稚内童夢温泉」や「礼文うすゆきの湯」の露天風呂から拝む、利尻富士も実に最高の景色です!ただ富士山や桜島などと同様に、地元の人間にとってあまりにありふれた景色で、特段の新鮮さも無いかもしれませんが…自然と一体となってそびえ立ち、利尻山神社のように山岳信仰としても定着する、まさに「霊峰」たる利尻富士は、移住者の私にとっても気高い存在として、美味しい水等の恵みを与えてくれる山岳として、今後も畏敬の念を持って拝ませて頂くつもりです。
 私自身、沓形(利尻町)方面へ所用で出かけた帰り際ふと一人で感傷にふける?時は、こちらの沼を眺めながらボーっとしていることが多く(夏場は高山植物等も散見して緑があふれ、散歩をするにもって来いの観光スポットですが…)観光客もいなくなって、冬支度を整える今にあっては静寂が逆に心を落ち着かせてくれる貴重な場所といえます。また近くには、赴任した時にはなかった「バイオトイレ」なるものが完成し、利用するとトイレットペーパーごと肥料(たい肥)に生まれ変わるのでゴミが全く発生しない優れもの?で観光客に優しい施設といえます。私は勝手にココは「利尻の尾瀬」だと思っておりますが…そんな自然の秘密基地?がそこかしこに点在している事自体が、50周年の利尻礼文サロベツ国立公園特有の奥ゆかしさというか素晴らしさと言えます!
 5時間目に利尻富士町の国語部会の先生方が来校して、中3の国語科の授業を参観しました。島では、先生方が島研サークルに所属して、学び合いの研修をしています。つまり、先生方の教え方の勉強会です。学習指導要領をもとに、各教科では、1時間1時間子どもたちに教える内容を教育課程として細かく作成しています。ただ、同じ内容をどのように教えるかによって、子どもたちの理解力がかわります。先生方は、子どもたちに「できる」「わかる」授業を目指し、自力解決できるように教え方を学んだり、教材を工夫したりします。今日の授業は、「人工知能との未来」「人間と人工知能と創造性」を読んで、これからの時代に大切な事について、自分の考えをもって討論し、見方を広げようという内容でした。子どもたちは、自分の意見を相手の意見と比べながら考え、合意形成に向けて学びを進めていました。論理的思考力の育成には、効果的な教材だと思いました。また、話合いを聞いていて、「さすが3年生だな」と思う意見が出て、みんなで吟味しながら取組を進めていました。
 本日の5校時、中一クラスに入っていくと、数学の勉強をしていました。比例、反比例の単元の中の比例を学んでいました。下の写真の通り、子どもたちは、問題の紙を切り取って、ノートに糊で貼りました。このあと、「1500mを走ったグラフを完成させなさい。」「かずまさんとゆきさんの距離と時間を式(比例)で表しなさい。」などの問題を解くことになります。一番大切なのは、グラフから、横と縦のメモリをしっかり読み取ることです。x座標とy座標を、y=axの式に代入してa(比例定数)をだすことになります。aの値が確定すれば、比例の式となります。 比例は、xが2倍・3倍…すると、それに対応するyの値も2倍・3倍…となります。 ですから、グラフや表から、xとyの仕組みの関係を理解して、比例関係に気づき、式を組み立てることができるようなってほしいです。 グラフを書くと、xとyがどのような関係になっているのかが簡単にかわります。 この学習では、比例の関係をしっかり学んで欲しいです。
 熱気に包まれていた横浜スタジアムを跡にして、そのまま「みなとみらい」方面へと歩いて行きましたが…赤レンガ倉庫前では全国物産展が一堂に開かれており、静岡(掛川)茶の詰め放題や福島のくだものなどを堪能した後に、桜木町方面へと向かっていきました。写真のような近未来的でオシャレな景色が、街中を流れるジャズや横山剣さんの曲に見事マッチしており、街頭ではギターを弾きながら唄っている少年もいました。そういえば、「ゆず」も同郷でした。その後、電車で「新横浜」へ立ち寄りましたが、近くの「ラーメン博物館」では利尻が誇る、とあるラーメン店も出店しており、必ず立ち寄ろうと思っておりました。が…写真のラーメン待ち時間ボードを見て、沓形の本店ですら店の前に立って待つことに耐えられない私は、後ろ髪を引かれる想い?で入館するのを諦めてしまいました。「横浜」は一つのマチの中で、実に色んな顔を持つ実にオシャレな場所だなと改めて納得させられた珍道中でした。
 昨日、中学生を対象にテーブルマナー給食がありました。前日に食育の授業で学んだ食事のマナーを実践する場でした。私も招待されて参加しました。交流スペースに入っていくと、テーブルの上におしながきがあって、なんだかホテルみたいだと感じました。メニューは、主食「白飯」、主菜「鮭の吹き寄せ煮」副菜「白菜の海苔和え汁物」、汁物「山の恵 きのこ汁」、甘味「生どら焼き」、飲み物「煎茶」でした。子どもたちに、食事のマナーを教わって食べました。割り箸の折り方やお椀の開け方、明けたお椀の蓋を置く場所などです。ご家庭でも、子どもに聞いて実践してみてください。私はいつも、校長室で一人で給食を食べていますが、子どもたちと一緒に食べると、いつの間にか笑顔になっている自分に気が付きました。また、子どもたちは、自分のために食事を運んでいる教職員の姿を見て、いつもとは違う様子から自然と笑みがあふれていました。ただ、子どもたちが一つだけ困っていたことがあります。それは、正座ができないことです。最初から最後まで正座をしていた子は一人でした。テーブルマナーをみんなで実践するいい機会となりました。
 3校時に児童生徒総会がありました。児童生徒会は、よりよい学校生活を送ることができるように、委員長を中心に計画・立案をして、活動するための組織です。利尻小学校・鬼脇中学校は、児童生徒会、文化委員会、生活委員会があり、それぞれの委員会で、内容に応じて活動しています。今回は、児童生徒総会なので、前期の反省をして、達成できたこと、できなかったこと、次に向けての反省をしました。どの委員会も分かりやすくまとめて書いてあって、とてもよいと思いました。その後は、後期の計画について、各委員会から提案があり、質問や意見、要望がありました。後期の委員会の人は、自分の役割や責任を果たして欲しいということ。それ以外の人は、今回の総会で了承したのですから、協力してほしいこと。など、自分たちの学校をよりよくするための活動にしてくださいと話をしました。(要望に出ていたこと→廊下を走らないで欲しい。←委員会に任せるだけでなく自分たちも守る)(要望に出ていたこと→給食の出し入れがスムーズでないので考えて欲しい←アンケートをとることになったので、自分たちでもアイディアを考える)など  
 写真は、中1の英語の学力テストです。英語の時間にしっかり振り返りをしていました。テストは、自分が学んできたことを確かめる1つの手段です。ですから、テストの点数に固執しないで、どこが間違ったのか、なぜできなかったのかを振り返り、今度同じ問題がでたら、絶対に正解できるようにしておくことが大切です。子どもたちの着実な学力の定着を図っていきます。
 5・6年生のクラスで、子どもたちのがんばりが目に留まりましたので、ブログで紹介します。写真は算数の授業中の様子です。自分が問題を解いたあとに、他の子と交流しているところです。答えは、一つでも解き方や考え方はいろいろです。自分が解けたからいいのではなく、交流することで、別の解き方に気付いたり、新たな発見があったりします。この後、小野先生から交流してもいいよ。と離席の許可をもらって、自分の解き方を説明したり、他の解き方を学んだりしていました。協働的な学びを実践している一コマでした。    
 文化の日の三連休にまた懲りず?に格安航空券を手にし、トンボ返りの旅へと出ましたが…真田幸村でお馴染みの信州上田城はあいにくの雨模様でしたが城門を眺めていたら、関ヶ原の合戦に向かう38,000の徳川軍を相手にたった3,000の真田軍がこの上田城に籠城し、勇敢に闘い抜いて徳川軍をしばらく足止めにさせた上に敗走させた「奇跡」のお城たる風格をひしひしと感じました!ちなみに一番の激戦スポットだった三の丸周辺は現在、商工会議所がひっそりと建っていて「兵どもの夢の跡」とはまさにこの事を言うのかと痛感しながら街歩きを楽しみました。翌日の朝には澄み渡る秋晴れの空の下真田幸村に負けず劣らず、貯金42でパリーグ優勝を果たしたホークスを相手に「下剋上」を果たそうとしている、ベイスターズの本拠地・横浜スタジアムを訪ねましたが…日本一を決める日本シリーズの直前とあって、球場の外も熱気に包まれていました!(翌日トンボ返りの飛行機の日程の都合で、横浜市内での日本一優勝記念セールには行けず、実に後ろ髪を引かれる想い?で利尻へと帰途につきました…)
 2日(土)の午後6時から、りぷらで利尻富士町文化祭がありました。最初に吉田教育長から、読書感想文コンクールの表彰がありました。利尻小学校からは、小学校2学年の部で、土上ひかりさんが優秀作、小学校3学年の部で、飯田惟華さんが佳作、小学校4学年の部で、土上凌央さんが優秀作、小学校5学年の部で、牧野泰希さんが優秀作、小学校6年生の部で、山谷詩葉さんが奨励賞、中学校の部で、佐々木日馬さんと井田心優さんが優秀作、飯田乃唯さんが佳作で表彰されました。アトラクションで、レッツダンスチームから、8チームのダンスの披露がありました。利小・鬼中の子どもも参加していて、ノリノリのリズムで、とてもカッコ良かったです。その後、鴛泊中学校の井上教諭のピアノや吹奏楽の演奏、タヒチアンダンス、日本舞踊、秀峰翔太鼓がありました。どの演目も素晴らしくて、利尻富士町の文化として貢献されていることがよくわかりました。  
 昨日、宗谷教育局の千代隆志指導監が来校しました。私からは、学校の取組や子どもたちの頑張っている様子、今年取り組んだ神社祭(鼓笛・鬼中ソーラン)などをお伝えしました。その後、子どもたちの授業を参観しました。1・2年生は、子供に解くための見通しを考えさせてから、解決に向かわせていたのがよかった。3・4年生は、命の大切さを実体験をもとに養護教諭とも連携しながら取り組んでいるのがよかった。5・6年は、個々で課題を解決した後の待っている間にも、個に応じた取組をしているのがよかった。中学生は、身振り手振りも交えながら、一人一人堂々と自分の意見を述べていたのがよかった。などお褒めの言葉をいただきました。また、7月に実施した保護者アンケート「家庭で学習する習慣が身に付いている」項目が、(令和5年度)42%→(令和6年度)77%、「地域行事を楽しみにしている」項目が、(令和5年度)55%→(令和6年度)91%、と高くなったことも褒めてくださいました。ただ、メディアに触れる時間(テレビ・ゲーム時間は平日2時間以内:道教委推奨)が長く、勉強時間が短い(小学生:学年×10+10分:小学生)という結果について...
 松尾芭蕉の晩年に「この道や 行く人なしに 秋の暮れ」という句があり、芭蕉自身の孤独感や寂しさを詠んだ句のようですが…夏場にあれだけの観光客が詰めかけていた利尻の地にも冬の便りが近づき、静かになりどことなく寂しさも禁じ得ない雰囲気ではあります。ただ冬にも「温泉」や「海産物」や何より「利尻富士」の雄姿が無くなることはないので、冬場は冬場なりの楽しみ方(スキーなど)もありますので、どうかお越し頂ければと思います。(海がしけて、食材などを運ぶフェリーが滞る事だけはどうかお天道様にご勘弁願いたい?です…)