GWにかけ昭和の日の三連休に格安航空券を手に、大阪の街や徳島県の大塚国際美術館を訪ねました。大阪は来年の万国博覧会を控え日本人と共にインバウンド観光客でひしめいていました。中でも写真の「通天閣」やミナミ周辺では夜も人で溢れかえり、脱コロナを肌身で実感させられる賑やかさでした。ただ隣の県にいくと、逆に人がマバラだったりもするので「観光の二極化」も進んでいるようです。一方で過度な円安で日本人の海外旅行需要が減る中、徳島県にある「大塚国際美術館」では西洋美術の粋を集めた作品が一堂に見られるとあって、多くの日本人などが来館していましたが…中でもイタリアのシスティーナ礼拝堂を模したこのホールでは、数年前に歌手の米津さんが紅白歌合戦でLEMONを熱唱した事で有名な場所で、やはりひっきりなしにお客さんでひしめいていました。GWの全国津々浦々の本格的な賑やかさがコロナ禍からやっと戻ってきた事を実感する街歩きでした…。
長~いコロナ禍が明け、インバウンド観光客のみならず日本国民も久しく我慢していた旅行にいざ出よう!と思った矢先の円安地獄?で、日本人の海外旅行客数もV字回復とはならず、旅行先も所謂「安・近・短」な近場(アジア等)に偏っているようです。そして円安の影響を受けない国内旅行が活況の中でその「穴場」として、ここ利尻島も全国的に高い注目を受けているようです!ニセコが25年前のたった1人のオーストラリア人の「口コミ」によって、今や世界有数のリゾート地へ変貌を遂げたのは有名な話ですが、利尻へも風光明媚なパウダースノーを求め欧米から多くのスキーヤが来島したり、日本百名水の甘露泉水に惚れ込んだ1人のニューヨーカーによりウヰスキー醸造所が出来たりと「口コミ」への期待は膨らむ一方です…。新千歳や丘珠経由の玄関口である利尻空港も、いままで早割などで安価に入手できた航空券が、現時点で昨年よりもかなり価格上昇している事からも、確実に利尻観光への熱い視線を感じます!これからは日本ハムファイターズのみならず利尻への観光も(オタトマリ沼や白い恋人の丘や利尻プリンも併せて?)上昇気流と共に、クライマックス(シリーズ)へ向かう...
本日の参観日にお越しいただき、ありがとうございました。
保護者の方には、今日の子どもの様子は、どのように映ったでしょうか。
家庭とは違う一面を見ることができたのかもしれません。
私が今年度の学校経営の重点、「挨拶」「勉強」「挑戦」
についてお話をしました。特に「勉強」については、
子どもたちが将来生きていくために必要な「見方」・「考え方」を養う
大切なツールの1つです。先日行われた、全国学力学習状況調査の問題と
解答をリンクします(国立教育政策研究所)。
https://www.nier.go.jp/24chousa/24chousa.htm
国が子どもたちに付けさせたい力とは、
様々な資料や文を読み取って必要なことを書き出したり、
自分の考えをまとめたり、立式の説明したりなどの論理的思考力です。
今の大人が小学生や中学生の時とは、まったく別の問題となっています。
一度解かれてみてはいかがでしょうか。
こんな難しい問題を子どもたちは解いています。
小6・中3の問題に私も恥ずかしながら、本当にあっているのか不安に
なった問題がありました。
子どもには、優しい言葉がけをしながら、取り組んでいることを認め
勉強のやる気を引き出してあげてくださ...
▽本日、修了式を実施し、令和5年度を締めくくりました。4月から始まって丸1年。児童生徒たちは、日々を積み重ねた分だけ成長しています。全てにおいて誠実に取り組みました。粘り強くなりました。優しくなりました。背も伸びましたし、表情も大人になりました。・・・等々。それぞれが頑張りを継続できたと断言します。悩んだり、失敗したことも大人に近づくための一歩であったと思います。利尻小鬼脇中の児童生徒として、来年度も力いっぱい努力を続けていきましょう。
▽児童生徒にとって「行きたい学校」であったのか。保護者や地域にとって「行かせたい学校」であったのか。我々教職員は、自問自答しながら教育活動に邁進するのみであると思います。来年度も皆様からの叱咤激励を頂戴しながら、子どもにとって「学びのある学校」を目指したいと改めて決意するところです。1年間、ありがとうございました。
日本の「こんぶ御三家」と言えば、京都の料亭等でも常連の我らが「利尻昆布」と、昆布消費量1位の富山では刺身の昆布ジメにも用いられる「羅臼昆布」と共に、特に冬場の鍋物には欠かせない函館などの「真昆布(ガゴメ昆布)」が挙げられますが…先日通院で訪ねた函館の海産加工品の専門店にも、天然物のガゴメ昆布は全く見当たらずに、それどころか下関産ではなく地元函館で獲れた「ふぐ刺し」まで売っていたと聞いてビックリしました!(コンブは実家や親戚に一番感謝されるお土産ですが…)函館海域では親潮などによる急激な海水温の上昇でただでさえ高温に弱い昆布が衰弱し、逆に食欲旺盛となったウニやアワビに食べられるなどして天然物昆布の生産量が10年前の実に「97%減」と壊滅状態とのことです。(利尻や羅臼も函館程ではないにしても、相当生産量は減っていますが…)これからは「獲るコンブよりも育てるコンブ」ではありませんが、コンブ養殖による資源の確保と先月触れた「ブルーカーボン(昆布によるCO2削減)」の一石二鳥?を狙った動きや積丹の研究所ではウニに対し昆布の代わりに廃棄予定のキャベツをエサにする研究まで進んでいます。日本はかつて水資源など...
▽(小)6年生が卒業した後、5年生は単式授業になっています。人数が半分以下になり少し寂しさもありますが、先生と対話する時間が増え、児童は授業に集中できている様子です。単式、複式それぞれの良さや難しさは、児童も教師も経験しなければ知ることができないかと思います。主体的・対話的で深い学びでは、教師が指導する一斉授業ではなく、伴走者としての役割が求められています。そういう意味では、複式授業は先端を行っているかもしれません。
▽(中)一方、中学生は1、2年生合同の体育でした。少人数だとチーム競技が難しいので、一人でも多くいた方がいいですね。先生方は効果的な学びを追求しながら、単元ごとに工夫しています。 今年度も明日が修了式です。
空気が澄んでいて、対岸の天塩方面が見えています
▽真っ白に輝く利尻山がくっきりと見える晴天の下、本日、副町長:島谷一昭様をはじめ教育長様並びに教育委員の皆様、議会議員の皆様、地域の皆様にご臨席賜り、卒業式を挙行いたしました。
▽凜とした雰囲気。真剣な眼差し。感謝の気持ちを表す姿。小学校9名、中学校4名の卒業生がこれまでの学びの集大成を見せました。一人一人が今持っている精一杯を出せたことが素晴らしい。これからも努力を続け、自分の成長を楽しめる人であり続けましょう。
▽卒業式は、児童生徒の節目に携われる教師という職業の素晴らしさと責任を痛感する日でもあります。子どもの成長を目の当たりにすると共に教師の力のなさにも気付かされます。そしてそれ以上に、子どもたちから力をもらいます。子どもたちに感謝です。
先月までリゾートバブル真っ盛り?のニセコへ期間限定で出店されていた、ある有名ラーメン店が利尻へ戻ってきて個人的にはホッとしておりますが…週末に訪れた際にラーメン以外にも「特製カレー」や「ぎょうざ」またトッピングで「追いとろろ昆布」もあって、高級感あふれる昆布ダシの食感を心ゆくまで堪能することができます。今回は普段あまり注文しない「つけ麺」を発注しましたが、ちじれ麺に絡む濃い目の昆布ダシの芳醇なスープが口の中で広がって、箸が止まらずアッという間に麺がなくなってしまいました…。キャッチフレーズが「全国一訪ねることが難しいラーメンの名店」との触れ込みですが、新横浜ラーメン博物館でも食べられますので,是非とも「利尻」を舌で感じ取って頂ければと思います。
▽(中)学年合同で「道徳」の授業を行っていました。グループをつくり、互いにコミュニケーションをとりながら、考えを共有したり、広めたり、深めたり・・・等々、ゲーム形式による他グループとの対話も含め意欲的に取り組んでいました。生徒の興味・関心にちょうどあった様子で、いつも以上に楽しく積極的になっている姿がありました。一人の知恵や価値観では解けない課題に直面した時、他者との協働によってより良い解決の道が広がっていくことが理解できていたと感じました。
▽道徳に限らず授業や学校の全ての活動で、「生き生きと学ぶ姿」をどう導き出していくのか。教師の腕の見せ所です。「生徒が主役。教師が変われば生徒も変わる。」 昔、よく先輩教師から言われた言葉です。
鬼脇から車で30分位走りますと、利尻町の沓形に日帰りの「利尻ふれあい温泉」があります。営業時間は13時~21時迄で5月~10月の間には、写真のような日本海の絶景を拝む露天風呂に浸かることが出来ます。主な温泉成分や効能は以下のとおり
【温泉の成分】泉質は炭酸水素を主成分に塩素、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、鉄分を多く含んでおります。特に炭酸水素は国内トップクラスの含有量を誇っており、適応症は21種にも及ぶと言われております。
【効能・効果】神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・打ち身・疲労回復・慢性消化器病・痔疾・冷え性・健康増進・慢性皮膚病・慢性婦人病・高血圧・動脈硬化症
~と様々な病にも効能がある名湯ですが…とりわけ写真の内湯(源泉かけ流し35℃)は毎回数時間浸かっていても全くのぼせないなど、湯治などにはもってこいの浴槽です。シーズンオフの冬場も併設の宿泊施設では素泊まりが実施されるなど、1年を通じて優れた泉質を堪能できる道北随一の温泉です。また周辺には飲食店なども多いので、お越しの際は是非ともお立ち寄り願います。
写真は、川崎市から木更津市をつなぐ「東京湾アクアライン」の中ほどにある「海ほたる」という、人工島のパーキングエリアになります。今年で建設から25周年を迎え、15.1kmの距離を約15分間で結びます。建設費は約1兆5,000億円ともいわれ、都心災害時の避難ルートや双方の移動時間短縮など様々な用途で用いられております。(もっぱら千葉側からは、出勤やビジネス・都心観光に用い東京(川崎)側からは南房総観光やゴルフへの需要が特に多いようですが…)今や北海道新幹線をも走る青函トンネルと同様に、文字通り両県を結ぶかけがえのない架け橋となっているようです。(仮にも「鬼脇」と「天塩」をつなぐトンネルがあれば、冬も天候に左右されず生活が革新的に変わりそうですが…)
▽(小)「コン!、コン!」と校長室のドアからノックが聞こえ、入ってきたのは1年生です。「今、お時間ありますか?」と礼儀正しく、校長室を訪ねてきました。「好きな食べ物は何ですか?」「家の仕事で好きなものは何ですか?」など、自分で考えた質問をする国語の授業の取組だそうです。前回に引き続き2度目の来室となりました。入室の仕方や質問の練習もしっかりやってきたらしく、ハキハキとしたものでした。使い慣れない敬語をつかう姿は微笑ましいの一言です。
▽一通り質問が終わってから写真撮影をお願いすると、ソファーに座る姿はいつものリラックスした表情にかわりました。付き添いできていた2年生も入って記念撮影です。もうすぐ進級です。成長の跡が見られました。
こちらの画像は(私事ながら…)両親が朝の飛行機で利尻富士町へたどり着いた際、鴛泊フェリーターミナル付近にある、朝9時から営業しているある食堂での「ウニ丼」(5,000円)になりますが…金額的にかなり勇気?を出してご馳走しました。味は日本一の利尻昆布を食べて育ったウニなので、まさに折り紙つきのウマさですが、あっという間に無くなってしまった記憶があります。そんな中、最近のインバウンド関連のニュースをふと観ていたら何とニセコのすし店で「ウニ丼」が19,800円で売られていて、外国人客が何のためらいもなくウマい!ウマい!と言って食べており、あの時の私の勇気?が何かちっぽけな事のように感じて、次第に恥ずかしくなってしまいました…。他にもラーメンが3,000円、かけそばが2,000円などと、同じ北海道内なのに別世界?のようです。ニセコのスーパーでは松阪牛やタラバガニやドンペリまで販売しており、正に格差社会そのものですが東京やニセコはお金を出せば一級品にありつけますが、利尻のようにほどほど?の金額でも身近に超一級品に出会える風光明媚な場所なので、インバウンドならずとも是非来て頂きたい!今日この頃です…。
▽(中)暴風雪による臨休の影響で延期になっていた「学力テスト」が本日実施されました。生徒にとってはスケジュールの変更がたくさんあって大変だったことと思います(特に3年生は、先週実施した学年末テストも日程変更を余儀なくされました)。実力を発揮できたことを祈るばかりです・・・。
▽(小)風邪などによる欠席がちらほらありますが、流行している様子はなくみんな元気そうです。小学1,2年生では、冬休み前に実施したケーキ屋さんでの体験について発表をしていました。楽しかったことや難しかったことなど上手にまとめていましたね。自分たちが作ったチョコレートケーキは、「スゴく美味しかった!」と満面の笑顔でした(^o^)
▽2/3(土)、地域で「第34回雪ん子広場」が開催され、本校児童生徒が作った雪像4基も計画通り無事に完成しました。地域の幼児たちも喜んでくれたことと思います。会場には、地域の方々の出店が立ち並び、美味しい食べ物もたくさんありました。無料のうどんやお汁粉、豚汁等もあり、お腹いっぱいになったことでしょう。
▽児童生徒会が企画した雪上ボーリングにもたくさんの方々に参加して頂きました。進行を務めた中学生にとっては数年振りの取組でしたが、次につながる経験になりました。数年後には、地域の大人として実行委員会のメンバーになっているかもしれませんね。特色ある雪国の環境を楽しめた一日になりました。
ゲームや餅まき等、大盛り上がりでした
写真はまさに臨時休校中(吹雪や基幹道路の通行止めの為)の本校舎ですが、再び晴天に元気で生徒児童が登校出来るように校舎周辺を優先的に除雪をして頂くなど本当に頭の下がる想いです…。この校舎では荒天時に停電の際の非常用電源やシャワー棟なども備えているため、いざとなれば地域の方々の避難拠点としても機能します。能登半島の地震でも、電気や水道の大切さやイザというときの食糧や資材の備えが、いかに重要かを改めて痛感致しましたが「備えあれば憂いなし」という境地にいたるまではやり過ぎても足りないかも知れません。(個人的には、4日間の通行止めでコンビニなども商品が無く、備蓄食糧がみるみる減っていったのが実に切なかったですが…)
▽(小)昨日、沖縄県の渡嘉敷小学校5,6年生の児童と本校5,6年生がオンラインで授業をつなぎ、交流学習を行いました。沖縄では昆布は採れないらしいですが、昆布を使った郷土料理が数多くあり、とても身近な食材だということです。そうしたことから、「食育」を通して本校児童と一緒に学ぶ取組に繋がりました。
▽北海道と本州とは古くから北前船の歴史があり、利尻島は沖縄地方ともいわゆる「昆布ロード」でつながっています。本校の児童たちは、これまで学んできた利尻昆布について、渡嘉敷小の児童に説明したり、質問に答えたりしました。離島で生活しているとはいっても全く環境が異なりますので、お互いに興味津々の様子でした。モニター越しではありましたがすぐに打ち解けていましたね。「利尻昆布を食べて育つウニは絶品」という話に、渡嘉敷小の児童が盛り上がっていたのが印象的でした。
▽渡嘉敷小学校の教職員の皆様、貴重な機会をコーディネートして頂いた武庫川女子大:藤本勇二先生に感謝申し上げます。
▽先週月曜以来の登校となりました。暴風雪による通行止めで臨時休校が四日連続とは全くの予想外でした。こんなこともあるんですね。自然の猛威を改めて実感しました。児童生徒も「久しぶり~」という会話からスタートです。1日くらいの臨休なら「ラッキー」と思う子もいるかと思いますが、流石に今回ばかりはうんざりだったようです。
▽(中)3年生は延期になっていた学年末テストに本日取り組んでいます。先日、公立高校の出願状況(倍率)の中間発表もありましたが、目の前のやるべき事に全力を果たすのみですね。集中してテストに向かう表情がステキです(^o^)
▽(小)「札幌から帰って来られなかったんだよ~」と教えてくれた児童もいました。島外に出ていた家庭も大変だったようですが、今日はほとんどの児童が登校し、明るい表情をみせています。みんな事故や変わった様子もなく安堵です。
地球の温暖化が叫ばれて久しいですが…「暖冬」になる事によって、鉄砲水ならぬ「鉄砲雪」や「爆弾低気圧」が道北の上空でも急に発達するなど、天候の不順でフェリーや飛行機・道道の欠航や通行止めを余儀なくされ、日常生活にも支障が出ています。そんな中、利尻富士からの清らかな湧水を湛えるコンブの藻場が光合成を通じて、温室効果ガスである二酸化炭素などを吸収している「ブルーカーボン」として注目されています。その効率は植林スギの5倍とも言われており、海面からちぎれ離れた「流れ藻(コンブ)」についてもスグには枯れず、深い海に沈むまでブルーカーボンとしての役割を全うするなど、温暖化問題の優れものと評価されています。炭素が海の中で循環しつつ、今後もブルーカーボンの保全活動を行っていく事で、水産資源の供給や水質浄化また生活文化の構築や対外広報(観光)アピールにも資することが出来ます!まさにウインウインの関係とも言えますが…私もプチ「昆布オーナー」等になってブルーカーボン振興の端くれとして、ささやかでも温暖化問題に貢献できれば?と考えております。
東北地方も年の瀬とは言え、地球温暖化の影響なのか?10度近い気温があり(仙台に至っては雪もなく…冬タイヤの無駄!と話していましたが…)とてもポカポカして過ごしやすい気候でした。ちなみに「米沢」は牛肉で有名な街ですが、歴史マニアの私としては、一度訪ねたいと思っていた上杉謙信や景勝、また直江兼続などを祀った「上杉神社」を訪ね、武家の名門である上杉家の荘厳さと張り詰めた空気感を肌身で感じる事が出来ました。中でも写真の上杉鷹山公は、財政破綻寸前だった米沢藩を立て直すため人件・維持費などの財政改革や「米沢織」や「米沢鯉」など、今にも通ずる産業育成を行い、これを見事に立て直した為政者として大河ドラマの候補にも挙がっています。夜に訪ねた110万人都市の仙台は「杜の都」と言われるだけあって、街中も緑にあふれていますが…定禅寺通りのケヤキ並木は、夜には綺麗なイルミネーションが灯され、仲睦まじい家族やカップルが想い想いに歩いていました。(きらびやかな街並みを、やはり一人で歩くものではないです…)
▽本日から新しい節の始まりです。風邪などによる欠席者もいましたが、2023年の学校生活が晴れやかにスタートです。久しぶりに見る児童生徒は身長も伸び、表情も引き締まっています。やっぱり友達と久しぶりに会うと、自然と笑顔が多くなり、会話も弾んだようです。
▽新しい年を新たな決意や目標をもって過ごしていきましょう。可能性は無限大です。自分が目指して取り組んだ分だけ、夢は確実に近くなります。「学校が楽しい」という実感が得ることができるよう、また全員で取り組んでいきたいですね。
▼新年の幕開けは、地震災害や航空機事故等の大きなニュースから始まりました。亡くなられた方々には心よりご冥福をお祈りいたします。また多くの被災された方々にお見舞い申し上げます。
昨日の利尻富士 圧巻です
太閤・豊臣秀吉の住まいがあった「聚楽第」跡の近くに、創業122年の昆布専門店である「五辻の昆布」があります。こちらは予約制で「利尻昆布」「羅臼昆布」「真昆布(がごめ昆布)」をブレンドした、調味料を殆んど用いていない特製の「ラーメン」を食べさせてくれるとの事で行かない手はない!とばかりに訪ねました。まずは各昆布を丸一日、水に浸けただけの「昆布水」をテイスティングさせて頂き、次に手作業で作成する「おぼろ昆布」の実演作業(試食)の後に、真打ちのラーメンが出て来ました。ただ貧乏舌の私でも、その味の深みや豊潤さに改めてビックリしました。ラーメンの提供を始めたのも昨今の「昆布離れ」により消費量がじり貧の状態なので、国民食である「ラーメン」を通じて昆布の素晴らしさを再発見して頂きたいと話されていました。ちなみに京都の料亭などでは、素材同士をケンカさせることなく色どりも薄くて上品な味わいの「利尻昆布」が主流との事です。ロシアや朝鮮半島にも昆布は自生しているようですが、利尻富士等の洗練された伏流水が昆布の味を格段に向上させるようです。
私事ながら、先週いつものように20km離れた鴛泊の利尻富士町役場や稚内信用金庫など「外勤」へ伺いましたが…同じ町内でも天候が全く異なり、爆弾低気圧による猛吹雪やホワイトアウトで一面真っ白となり自然の厳しさを改めて痛感させられました(写真は資料映像)。結局はこれ以上の移動は「困難」となり(北海道道の通行止めなどの影響で)学校への帰還を「断念」して外勤ならぬ「外泊」と相なりました…。外泊先のホテル(セイコマートの向かい)では、寝室の窓から降りしきる猛吹雪や日本海の荒波を目前に見ることが出来ましたが、これが夏のオーシャンブルーならいくらか良いものを…と思いながらも、厳冬のしばれる景色を見ていたら、これはこれで素晴らしい?あたかも演歌のような切ない情景でした。今年もご覧頂き、ありがとうございました。
▽常日頃から保護者・地域・各関係機関の皆様にはご支援・ご協力を賜り、衷心より感謝申し上げます。児童生徒の頑張りに支えながら、微力ではございましたが教職員一同教育活動に邁進できました。
▽子どもたちの健やかな成長を願い、「郷土愛を育み、創造性を発揮させながら、自ら未来を切り拓く子の育成」を教育目標に掲げ教育活動を進めて参りましたが、「学校は好きですか?」のアンケートで未だ100%を達成できていないことや学力の保障(向上)が本校の課題となっております。児童生徒一人一人が安心して登校し、自分の成長を実感し楽しめる学校にすることが使命であると考えます。来年もさらに気を引き締めて教育活動に取り組んで参りますので、変わらないご支援をお願いいたします。
▽2024年(令和6年甲辰年)がまもなく始まります。利尻小鬼脇中学校に関わる全ての方々が輝ける新しい年を迎え、良い1年となりますことを祈念し、2023年を閉じたいと思います。
◆利尻富士町商工会女性部様から、中学3年生一人一人へ「合格祈願」のお心遣いを頂戴いたしました。ご高配に心から感謝いたします。受験生にとって大きな励みとなります。ありがとうございました。
▽昨年12月の最後の登校日は暴風雪で臨休でしたが、今年も大雪に見舞われました。今朝の第一報では8:30AMまでには道道の通行止めが解除になるという情報でしたので通常登校としましたが、児童生徒登校後に「午前中の通行止め解除の見込なし」ということになり、保護者の皆様や児童生徒にはご心配、ご迷惑をおかけすることになってしまいました。申し訳ありませんでした(下校時は安全を考慮し、午前授業及び集団下校となりました。保護者の皆様には学校の「あんしんメール」で連絡済みですのでご確認頂ければ幸いです)。
▽明日から冬季休業に入ります。事故や病気等には十分気を付けながら楽しい時間を過ごしてくれることを願います。学習にも是非力を入れて下さい。 1年間頑張り通した児童生徒に感謝です!
▽朝から暴風雪警報が出ています。今後降雪量が増えそうです。下校時には警報が解除されることを願います。
▽(中)「今年の生徒の成長した話題で何かないですか?」と〇〇先生に聞いたところ、「3年生の互いの気遣いや配慮がすごく見えるようになったことですかねぇ~」と答えてくれました。授業を含めいろいろな話合いの場面で、深めようと意見を出しあったり、助け合うことが増えたそうです。そして、「いつも4人で一緒に下校するところがいいんですよねぇ」とも言っていました。「玄関で待ってるわ」と必ず声をかけ、みんなで肩を並べて下校するとのことです。何気ない気遣いが見えることは、こちらもほっこりしますね。 最上級生として3年生流石です(^o^)
▽今朝も定期的に児童生徒会が実施してきた「朝の挨拶運動」が行われていました。登校してくる児童生徒へ元気な挨拶です。「誰が1番元気な挨拶をしてくれますか?」と質問すると、「〇〇くんです!」と、多くの人が納得する名前が返ってきました。友達の良さを認める心を持っているっていいですね。きっと役員たちの頑張りも周りから認められていることでしょう。
▽「最後に負けてしまいましたぁ~」とは、先週末のサッカー大会に出場したある児童の一言です。残念無念の表情がみてとれました。勝負を楽しみ、技術を磨いて下さい。日常のサッカー以外の頑張りも必ず勝ちに繋がっていきます。悔しさは次への挑戦のエネルギーにしていきましょう。
中学校時の体育の評定が「2」だった私にとって、尾根や渓谷の木々をかき分け華麗なシュプールを描く、バックヤードスキーはただただ目にまぶしい限りですが…特に欧米の方から、半ば整備され観光地化されたニセコなどより、誰にも邪魔されずに想い想いのスキーを堪能できるバックヤードスキーの新たな「聖地」として、利尻富士がにわかに注目されているようです…。確かに風光明媚な山と海が織りなす利尻富士の景色は、滑降の最中にも堪能できますし、飛行機で札幌から50分でバスも周回するなど割と不便でなく、夏に比べて観光客も少なく、温泉やグルメもあるので秘境を楽しむには持ってこい?かも知れません…。何より雪の布団(パウダースノー)をかぶる冬は、スキーヤーから見れば山のどこから見ても登山口が無限にも見えるので、どの角度から登ったり滑ったりしても飽きの来ない趣のある山岳…まさに利尻富士はスキーヤーにとっての「白い恋人」とも言えます!是非
▽(中)先日、保健体育科で心肺蘇生法の学習を実施しました。ダミー人形を使い、心臓マッサージと人工呼吸法の体験です。教わったことを元に自分で考えながら取り組む様子が見られました。こうした場面が実際に起こらないことが望ましいですが、知識や技術があることで救われる命があります。訓練は何度でもやっておくことが大切です。 ご指導して頂いた消防署職員の皆様に感謝申し上げます。
▽(小)明日の参観日では5,6年生が保護者とミニバレーをする予定です。今日もその練習を実施していました。ボールが柔らかいので意外と難しいですよね。体を動かすのが好きな児童たちはとても賑やかで楽しそうです。明日はもっと楽しんで下さい(^o^)
▽(中)先週末、1,3年生が「福祉」を学ぶ総合的な学習の一環で、町内の老人ホーム「秀峰園」にお邪魔させて頂き、おはじきや福笑いなど、高齢者と昔懐かしい“遊び”を行ってきました。大大大先輩の方々に楽しんでもらうために、生徒たちはいろいろな知恵を出したり、準備をしていましたが、基本は「孫」に徹することが一番かもしれませんね(^o^) けん玉を披露したり、お手玉では、「あんた方どこさぁ~」と大きな声で歌う中学生の姿に、温かい拍手を頂いたようです。
▽校外の体験活動は、生徒にとって大きな学びの場となります。「秀峰園」のスタッフの皆様に心より感謝いたします。今後とも学校へのご支援よろしくお願いいたします。
先月に、これからがピークとなる「エゾアワビ」漁について紹介しましたが…先日ある道内のスーパーで、利尻富士町・鬼脇の海で獲れた旬のアワビを一大キャンペーンとして、北海道中の店頭で販売するイベントがまさに実施されていました!(CM等もかなり流れていましたが…)私もたまたま実家に立ち寄っており、これは売り場へ行かない手はない!とばかりに鮮魚コーナーを訪ねたら、写真のように取れたての「鬼脇アワビ」が1個づつ敷き詰められておりました。いざどれを買おうかと悩んでいたら、横にいたご婦人が「貝から飛び出ている位の方が、鮮度が高いと思うわよ!」とアドバイスがあったので「お詳しいですね…」と返事をしたら「ワタシは利尻出身だから懐かしくなって来たの!」と言われました。スーパーの店頭のアワビがとりなす出会い?というか、ご婦人のふるさと「利尻」への望郷の念の強い想いとその心の温かさに、私も少しホッコリ?した気分になりました。
▽暴風雪の予報(フェリーは欠航)ではありましたが、鬼脇地区は意外に穏やかな天候で、時折晴れ間も見えています。今のところ児童の登下校に影響はなさそうなので安心です。このまま天候が回復してくれることを望みます。
▽(小)週末に稚内市で開催される「手をつなぐ子らの交流会」に本校も参加する予定ですが、教室を覗くと、その本番に向けて販売の予行演習をやっていました。お客さんと販売する児童に分かれて商品のやりとりです。「いらっしゃいませ~」「オススメのものは何ですか?」など、お互いに楽しそうです。商品には、児童が作製した“光るライトセーバー”があり、販売当日には幼児に人気が出そうです。きっと完売間違いないですね(^o^)
▽先日、鬼脇地区の「ファミリーマートはたけやま様」から、1冊の本の寄贈がありました。作者は工藤志昇(くどうしのぶ)さんという方で、なんと本校の卒業生とのことです(驚!)。生まれ故郷の利尻島での少年時代のできごとをいろいろな情感や情景を交えて書かれたエッセイ集です。とっても魅力的な内容で、一気に読み終えてしまうこと間違いなしです。愛すべき故郷や家族、将来の生き方のヒントになることがたくさんちりばめられています。中学生には是非読んでもらいたいオススメの内容です。
▽先日、地元の各新聞に記事が掲載されていましたので、もう購入した生徒もいるかもしれませんね。図書スペースに置きますので、興味のある生徒は読んでみてください。
▽根雪にはならないと思いますが、それにしても降りすぎです。朝から昼前までに学校前も20㎝以上は積もりました。めずらしく風もなくしんしんと降り続いています。季節が急に進むと体調を崩してしまいがちで、児童生徒も風邪気味の症状が少なからず見えています。服装には配慮が必要です。
▽(中)総合的な学習の時間、役場福祉課の長岡氏をお招きし、「まちの福祉」について講義をして頂きました。これをもとに生徒は課題設定を行い、町の福祉施設への訪問などを経て、福祉の視点から町づくりについて学びを深めます。18歳で成人となる現代社会では、中学生にとってはもう目の前です。町づくりへの参画意識を高めることができればいいですね。
▽全国的にインフルエンザが流行の兆しを見せていますが本校はまだ大丈夫のようです。予防接種も町内で始まっています。「明日、予防接種です」と教えてくれた女子児童もいました。児童にならって私も予約します(^o^)
▽(小)体育科で鉄棒に挑んでいる児童たち。いくつかの種類の技を組み合わせて練習しています。技を1つ達成すると先生から達成シールをもらっていました。理科では、電池のN極S極の特徴を方位磁石を使って学んでいました。授業の中で「なるほど!」と思える機会がたくさんあるといいですね。
▽(中)1年生の数学では、先生の質問に対して積極的に発言していました。頭が冴えているようで、ビシバシ正答を答えていました。意欲的な授業風景は健康そのものでした。
利尻空港との間に毎日1~2往復、荒天や機材不良の時以外は休まず航空路線が運航されておりますが…先週末に中標津空港線と秋田空港線が新たに就航し、ますます便利となりました。(丘珠からの乗換も容易となり観光やビジネスでも武器となります。)また近く就航予定がある新潟便や、数年後には仙台・茨城・神戸など、利尻にいながらにしてすぐに全国へ飛び立てると同時に、季節を選ばず全国から丘珠を経由して、利尻島へ訪問して頂けるビックチャンスでもあります…。
丘珠空港内では、現在手狭で混んでいる手荷物検査ゲートの複数化や駐車場設備の立体化など、将来の需要増を踏まえて様々なリニューアルを計画していますが…待合ゲートでは写真のような「カムイウヰスキー(利尻神居)」の看板も将来の本格稼働に備えお客様を歓迎してくれます。今後は丘珠空港の利便性や、利尻との就航アクセス(乗換)可能な都市の増加にぜひ期待したいです!
▽10月も末日になりました。外出時には上着なしでは歩けない季節です。中旬には風邪の流行が見られましたが、今は落ち着いてきている様子です。「子どもは風の子」とはよく言ったもので、児童生徒は寒さをあまり感じていないようです。小学生は外の活動でも笑顔、中学生も部活動で校舎周りを元気にランニングしています。
▽(中)タブレット端末を使う授業が本校でも増えています。昔はチョークで黒板を埋め尽くすほど書いて授業をしたものですが、今はPC内で作成したデータをモニターで映して、生徒の端末とやりとりです。字を「書く」から字を「打つ」ことが多くなったのも時代と言えば時代ですが、手書きの良さもありますのでバランスの良い学びを進めていきたいですね。
▽(小)一昨日の土曜日、利尻高校商業科が主催する「商業フェア~キッズビジネスタウンinりしり」が「りぷら」で開催され、本校の小学生も3名ほど参加しました。この取組は、小学生と高校生が一緒になって働くことを通して、職業観・勤労観や社会のしくみを学ぶキャリア教育の一環としてのイベントです。
▽(小)全国各地から取り寄せた名産品の販売を小学生がお手伝いです。高校生たちが丁寧に小学生に販売の仕方を教えてくれる姿にほっこりです。販売ブースに行くと、本校児童がさっそく商品の説明をしてくれました。その元気の良さにひかれ、オススメ商品を買わせてもらいました。大勢のお客さんたちに激励され、良い体験ができた一日でしたね。
▽(中)本日英検IBA(全道の中学生対象)を実施しました。3年生は、学力テストもあったばかりですので、大変かもしれませんが、自分の立ち位置(何ができて何ができないのか)を知ることはとても重要なことです。時には点数が伸びずに落ち込むこともあるかもしれませんが、効果的な学びの仕方を見つけるチャンスと捉えましょう。
▽(小)体育ではケンケンパー(今は何ていうのでしょう?)やミニハードルを使って正しく走るための基礎練習をしていました。昔、陸上部があった学校にいた時、顧問のちょっとしたアドバイスで生徒のタイムが伸びる場面を見たことがあります。少しのきっかけやコツを覚えたら、すぐに上達する若さがうらやましい限りです。
▽(中)先週、中学生を対象に「薬物乱用防止教室」を開催しました。今年度は、特定非営利活動法人「北海道ダルク」様のご協力を得て、オンラインによる講話をして頂きました。シンナーから始まって覚醒剤に至るまでの実話を通して、薬物の恐ろしさを伝えてもらいました。
▽(中)薬物を進められた時に、「強がらない」「断る勇気よりもその場から逃げる勇気」が必要という言葉には重みがありました。そして、何より大切なのは、「相談できる人がいること」と強く言っておられました。家族や友人はもちろん、社会には多くの相談機関(団体)があります。どんな事に陥ったとしても自分一人で抱え込まずに「誰かに相談すること」が最も重要であると生徒全員が理解しました。
真剣な表情ですオンライン
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