2023年10月の記事一覧

10月も終わります

▽10月も末日になりました。外出時には上着なしでは歩けない季節です。中旬には風邪の流行が見られましたが、今は落ち着いてきている様子です。「子どもは風の子」とはよく言ったもので、児童生徒は寒さをあまり感じていないようです。小学生は外の活動でも笑顔、中学生も部活動で校舎周りを元気にランニングしています。

▽(中)タブレット端末を使う授業が本校でも増えています。昔はチョークで黒板を埋め尽くすほど書いて授業をしたものですが、今はPC内で作成したデータをモニターで映して、生徒の端末とやりとりです。字を「書く」から字を「打つ」ことが多くなったのも時代と言えば時代ですが、手書きの良さもありますのでバランスの良い学びを進めていきたいですね。

窓の外からピース中3国語

中2社会小5.6図工

小・高連携

▽(小)一昨日の土曜日、利尻高校商業科が主催する「商業フェア~キッズビジネスタウンinりしり」が「りぷら」で開催され、本校の小学生も3名ほど参加しました。この取組は、小学生と高校生が一緒になって働くことを通して、職業観・勤労観や社会のしくみを学ぶキャリア教育の一環としてのイベントです。

▽(小)全国各地から取り寄せた名産品の販売を小学生がお手伝いです。高校生たちが丁寧に小学生に販売の仕方を教えてくれる姿にほっこりです。販売ブースに行くと、本校児童がさっそく商品の説明をしてくれました。その元気の良さにひかれ、オススメ商品を買わせてもらいました。大勢のお客さんたちに激励され、良い体験ができた一日でしたね。

キッズビジネスタウンinりしり

 

 

「鬼脇」探訪(番外編)~沓形港フェリーターミナルをたずねて

 利尻町の沓形港から6~9月の間に、礼文島とをつなぐ定期船が出港している「沓形港フェリーターミナル」があります。利用のニーズとしては団体ツアーの観光客や礼文方面から、あるラーメン店やドラックストアまた利尻空港を利用するための足として利用されているようです。かつての「にしんバブル」の頃には札幌や小樽にも出港しており、今でもとなりの沓形港には豪華客船が時より停泊することもありますが、今はひっそりと来年の稼働を待つ状態です。利尻島にも色々な景勝地はありますが、夕時にこの辺から見る街の明かりや灯台のともしびを見つめているとなぜか、ノスタルジックな気分に覆われてしまう今日この頃です。沓形港フェリーターミナル

自分はどのくらいできる?

▽(中)本日英検IBA(全道の中学生対象)を実施しました。3年生は、学力テストもあったばかりですので、大変かもしれませんが、自分の立ち位置(何ができて何ができないのか)を知ることはとても重要なことです。時には点数が伸びずに落ち込むこともあるかもしれませんが、効果的な学びの仕方を見つけるチャンスと捉えましょう。

▽(小)体育ではケンケンパー(今は何ていうのでしょう?)やミニハードルを使って正しく走るための基礎練習をしていました。昔、陸上部があった学校にいた時、顧問のちょっとしたアドバイスで生徒のタイムが伸びる場面を見たことがあります。少しのきっかけやコツを覚えたら、すぐに上達する若さがうらやましい限りです。

中2英検IBA小1,2体育

さんすう

▽(小)4年生の算数の授業では、括弧のある足し算と引き算を学んでいました。「括弧のある方を先に計算する」という基本中の基本の計算ですが、高学年になっても意外と忘れて単純ミスをしてしまうことが少なからずあります。単純だからこそ、うっかりしてしまうのかもしれませんね。計算に反復練習はかかせません。油断することなく、しっかりと覚えましょう。

▽(小)1年生では、自分の考えた計算の仕方を黒板に書いていました。大きな数を分解したりまとめたりして、自分のやりやすい形にしています。計算はいろいろなやり方があるということに気付けたらいいですね。

小3,4小1

ほどよい距離感

▽10月も残り一週間ほどになりました。今日は中学2年生対象の入学体験が利尻高校で行われています。3年生(受験生)になる前に授業や部活動を見学し、高校の様子を知る貴重な機会です。早くから高校の実際を肌で感じることは、進路決定への道のりの中で大切な体験となることでしょう。

▽小中施設一体型の校舎で一緒に学んでいる児童生徒たちは、上級生の動きが直接的にも間接的にもよく感じられる距離です。ロールモデルとなる上級生たちの自覚と責任が学校を支えています。

小5,6中1

中3

薬物乱用防止教室

▽(中)先週、中学生を対象に「薬物乱用防止教室」を開催しました。今年度は、特定非営利活動法人「北海道ダルク」様のご協力を得て、オンラインによる講話をして頂きました。シンナーから始まって覚醒剤に至るまでの実話を通して、薬物の恐ろしさを伝えてもらいました。

▽(中)薬物を進められた時に、「強がらない」「断る勇気よりもその場から逃げる勇気」が必要という言葉には重みがありました。そして、何より大切なのは、「相談できる人がいること」と強く言っておられました。家族や友人はもちろん、社会には多くの相談機関(団体)があります。どんな事に陥ったとしても自分一人で抱え込まずに「誰かに相談すること」が最も重要であると生徒全員が理解しました。

薬物乱用防止教室真剣な表情です薬物乱用防止教室2オンライン

「鬼脇」探訪 ~ 旭浜の新スポットをたずねて

 鬼脇市街から車で10分程北上した旭浜の海岸に、新しいパーキングエリアが完成しました。そこには「利尻さけますの里」と銘打った看板が建っており、9~11月に(運が良ければ) さけの遡上が観られます!との記載がありましたが、残念ながら実際に遡上の様子を拝むことは出来ませんでした...。利尻富士町のさけますふ化場でも、漁業資源の回復を祈念して年間1,900万尾の稚魚を放流するなど、カムバックサーモン!とばかりに着実に計画を進めているようです。

 他にもエリア内には、町のマスコットキャラクター「りっぷくんとりっぷちゃん」をあしらったカントリーサインがあったり、海へ向かうと「老人と海」ではありませんが座ったまま遠くの海を眺めていると、思わず感慨に浸ってしまいそうなベンチなど、想い想いの時間を過ごせそうな素敵な場所でした…。お時間がありましたら是非ともお立ち寄り願います。(私は一緒に行くオシャレ?な相手もいませんが...)ベンチさけますの里カントリーサイン

朝は笑顔から

▽(小)始業前から児童たちは笑顔です。今日もスッキリ起きて、朝ご飯をしっかり食べて、家族に笑顔で見送られて登校したに違いありませんね(^o^) 日常の生活リズムを整えることが心と体の健康の土台となるに間違いありません。いくつになっても大切なことです(自戒を込めて(^^;) )

▽(小)今朝、「亀がいるんだよぉー」とすかさず教えてくれた1年生。畑でも作物を育て、教室では植物も育てています。生き物を育てながら命について学ぶことができますね。今日も朝から気持ちの良いスタートでした。

朝の挨拶小1

亀元気な亀が登場

自分の考えを発信する

▽(中)参観日にあわせ、中学校では校内主張大会が開催されました。上位3名に町内の主張大会への出場権が与えられる予選会も兼ねています。

▽国語の授業の一環で取り組んでいるとは言え、ハードな日程の中でしっかりと準備をしてきた生徒たちは大変立派です。原稿を暗記してすらすらと話す生徒や自分の経験談をリアルに交えて主張する生徒など、個性や独自性がそれぞれ発揮されていました。

▽自分の考えを発信すること、他者の多様な意見を尊重すること。これからの社会を生き抜く生徒にとって、大切な力となること間違いないですね。

校内主張大会1校内主張大会2

利尻山中腹まで雪化粧です