2022年12月の記事一覧

「鬼脇」探訪(番外編)~利尻の「マッサン(カムイウィスキー)」をたずねて

朝の連続テレビ小説でスコットランド留学後に日本初のウィスキー造りを目指し、京都山崎や余市町にウィスキー工場を建設する竹鶴政孝夫妻の物語「マッサン」が放送されましたが、ここ利尻島にもウィスキー造りを目指してニューヨーク出身のケイシー・ウオールさんが、神威海岸パークの近くにメイド・イン利尻の「カムイウィスキー」の蒸留所が稼働となりました。ケイシーさんが言うには、親友と会うべく訪ねたウイスキーの聖地・スコットランドのアイラ島と利尻島の冷涼で寒暖差の激しい気候や雰囲気が似ており、しかもミネラルが豊富でまろやかな「甘露泉水」も数十トン単位で供給が可能なので、ウイスキー造りには格好の地との事で設立を決意されたようです。ゆくゆくは、世界五大ウィスキー産地である「ジャパンウイスキー」の一角として、山崎や余市と共に「利尻」の名を世界に知らしめたいとの目標があるようです。戦前には小樽が空襲を受けた際には主要地として当初、余市も空襲のターゲットとなりましたが、余市には(空襲する側の進駐軍もこよなく愛する)ウィスキー樽が大量に寝むる為、結局ニッカウヰスキー社屋への空襲が「中止」となった経緯もありますが…「カムイウィスキー」もこれから何年、何十年と樽の中で寝かせていく事で芳醇な味わいと共に、ジャパンウィスキーの代表格として「利尻の宝」になる神威海岸事を祈念せずにはいられません。

「鬼脇」探訪 ~ オタトマリ沼の「満天の星」をたずねて

丘の上で実際にプロポーズを行うと、町役場から”プロポーズ証明書”を発行してくれる「白い恋人の丘」は以前紹介しましたが、そのふもとにある「オタトマリ沼」も、観光バスが集結する昼間とは打って変わって、夜間は漆黒の闇?と静寂に襲われます…。ただふと空を見上げるとさえぎる物がない「満天の星」があって、まさに大パノラマが広がっております。白い恋人の丘同様に、夫婦やカップルで訪れてみるには格好のスポットですが…男やもめの私が夜間に立ち寄った際には星あかりの空を見上げながら、南こうせつさんの「満天の星」の歌詞をふと思い出します ~ 騒がしい街並みを外れたら 仰いでごらん空を ♪ ひとりぼっちの君に降るのは満天の星 ♫(クリスマスイブの前日らしからぬ寂しい表現で大変失礼しました。)<写真:利尻小・満天の星漆黒の利尻富士藤井陽平教諭>

サンタ&クリスマス寒波到来?

▽夕刻から天気が荒れ模様という予報です。フェリーも数日欠航するほどの時化になるという情報も入っています。明日は今年最後の登校日ですので荒天にならないことを祈るばかりです。先週末も大雪に見舞われた鬼脇地区ですので、注意が必要かもしれません。

▽(小)学年によっては1日前倒しで「お楽しみ会」などのレクを実施していました。今年1年間の頑張りをみんなで讃え合う場面はとっても大切ですね。自分の成長は自分の頑張りと誰かの支えで出来ています。こうした場面でも自己有用感や自己肯定感が味わえます。ゲームをしてみんな楽しげな表情でした(^o^)

▽(小)週末から冬休みに入りますので一足先にサンタが訪れた学級もありました。児童はプレゼントをもらってウキウキです(^^)

午前中は晴れてます

校舎に感謝を込めて

▽今日は全校あげての大掃除です。小中の縦割り班が協力して活動しています。1年間の感謝を込めて、下駄箱や窓ガラスなど、普段できないところも隅々まで綺麗にしました。清掃する児童生徒はみんな笑顔です。綺麗になるって楽しいですね。平成30年から新校舎となってまだ5年。児童生徒が大切に使っているお陰でまだピカピカです。初めて来校するお客様からは、その真新しさにうらやましがられます。

▽先日のサッカーワールドカップでは、日本人サポーターがスタンドの清掃をしたり、日本代表選手のロッカーが綺麗に整理され、折り鶴や感謝のメッセージが残されていたことが世界中で賞賛されました。

▽「使ったあとは使う前以上に綺麗にする」といった、脈々と受け継がれてきた日本の教育は素晴らしい精神です(^o^)

掃除は心も整頓されます(^o^)

 

全校レク

▽昼休みの時間を利用して、児童生徒会主催のレクを実施しました。小学生と中学生が一緒にワイワイ遊ぶ姿はとっても良い雰囲気です。中学生が目線を下げて小学生にあわせてあげる姿に心が和みます。本校ならではの光景かもしれません(^o^) 「じゃんけん列車」は大盛り上がりでした。

▽(中)3年生は高校入試の入学願書の下書きをしていました。知らず知らずのうちに緊張感が漂います。1年生の国語の時間では「古い街並みは残すべきか?」というテーマでグループディスカッションの最中でした。一人ひとりが考えを発表し、ファシリテーター役の男子が進行を頑張っていました。

全校レク

全校レク

国語願書下書

保育所訪問

▽(中)3年生が家庭科の授業の一環で「保育所訪問」をしました。保育の実際について体験を通して学びます。今回は、ボーリグや釣りなどのゲームを作成して持参し、園児たちと交流しました。普段から本校の小学生低学年とも交流のある3年生ですから、幼児の相手も上手だったようです。   ご多用中にも関わらず、本校中学生を受け入れて頂いた鬼脇保育所職員の皆様には心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

▽(小)週明けの本日は、風邪をひいて体調を崩した児童が目立った学年もありました。金曜日で今年の授業も終わりになります。全員健康で冬休みを迎えたいですね。栄養、睡眠、休養を大切にして抵抗力を鍛えましょう。

保育所訪問

保育所訪問

「鬼脇」探訪 ~ 北見神社の「北海道三景の碑」をたずねて

先日、目抜き通りに建つ鬼脇北見神社の「花見」についてご紹介しましたが、北見神社の敷地に写真のような「北海道三景之地」と記された石碑が敷地に建っております。(「日本三景」の松島・宮島・天橋立や「日本新三景」の大沼公園・三保松原・耶馬渓は何となく聞いた事がありますが…)これは大正12年に小樽新聞社(後に道新へ統合)が北海道内で最も素晴らしい景色の三景のアンケートを行った結果、洞爺湖や定山渓を抑え見事「利尻富士」が1位に輝いた記念に建立された石碑との事です。当時から、利尻富士の雄姿が北海道中で知れ渡っていた事が伺えますが、日本百名山に入るのも納得のランクインです!(同時期に雑誌投票で「日本新三景」に選ばれた大沼公園(七飯町)でも、同様に公園内の木陰の中に選出記念の石碑があるようですが…こちらはかの東郷平八郎元帥が直筆制作した碑銘らしく、歴史的にも価値がある北海道三景の碑北見神社との事です。)

12月も半分過ぎました

▽クリスマスも近いということもあり、日頃の感謝を込めたメッセージ入りのタペストリーを老人ホームへ贈りました。本日、小中各1名の代表が持参しました。「いつも応援ありがとうございます」「お体に気をつけて下さい」など、児童生徒が心を込めて作成しました。サンタやクリスマスツリーを模した折り紙で表現されています。ささやかでありますが、地域の孫である児童生徒からのプレゼントに喜んで頂けたら幸いです。

▽警報から注意報になりましたが、昨日からの風雪と時化のためフェリーは全便欠航です。巷で話題のふたご座流星群が見られずに残念です。明日も登下校時は注意が必要です。

感謝を込めて

年の瀬が迫ってきました(生徒玄関前)

 

参観日

▽本日の参観日は生憎の吹雪模様の天候でしたが、たくさんの保護者の皆様に来校して頂きました。学年によっては参観のみならず、授業に一緒に参加して頂いた授業もありました。ご協力ありがとうございました。

▽(小)児童たちは少し照れくさそうにしながらも授業に臨んでいました。保護者の温かいまなざしは、子どもをやる気にさせる栄養分となりますね。子どもの明るい表情っていいですね(^o^) 先生方も嬉しそうです。

▽(中)中学生は「職場訪問」「宿泊研修」「観光ガイド作成」等の体験発表を体育館で実施しました。それぞれが作成したプレゼン資料を元に堂々とした発表です。過日の主張大会の経験がここにも生かされていました。

作品の販売会も実施しました

主体的に考える、動く

▽(中)体育でマット運動にチャレンジしている生徒たち。可能であれば「前方倒立回転跳び(ハンドスプリング)」をめざしているとのことです。難度の高い種目ですので、それぞれ段階的なステップを踏んで練習していました。厚いマットがあると少し安心感がありますね。ケガには十分気をつけて頑張りましょう。〇〇先生のお手本はお見事でした(^o^)

▽(小)2年生は漢字の練習に集中して取り組んでいました。「科ってどんな漢字だったかな?」と悩んでいたある児童は、過去のテキストをペラペラめくり、すぐに正解にたどり着いていました。自分で調べて答えを見つけられる力が付いているなぁと感心しました。

▽(中)「性教育」の時間に、LGBTQ+について学んでいました。多様性の時代に誰もが自分らしく生きる社会づくりをどうすべきか。法制度も現代の価値観に適したものへと転換が迫られている時代です。深く思考を巡らせている中学生の姿がしっかりと見えました。