2024年7月の記事一覧

学んでいく過程について③

 学校では、タブレットを活用して、学ぶ機会が多くなってきました。写真は、社会の授業の一コマです。様々な情報から、問われていることを答えるのではなく、「説明してください。」というように、情報から根拠を見つけて、自分の考えを答える問題です。一問一答だけだと、知識は得ることができますが、学びが広がったり、深めたりすることはできません。利尻小学校・鬼脇中学校では、「論理的思考力」の育成を目指して、全力で取組を進めてまいります。

 

着衣水泳について

 中学生が着衣水泳をしました。将来、子どもたちが津波にでくわしたり、河川に落ちたりすることが無いとは、限りません。このような災害時に、どのように対処するのかによって、生存率が変わります。今回は、服を着たまま溺れない、対処の仕方を考える機会になりました。服やズボンをはいて、水につかると、生地が水を吸って重くなります。一般的には、体の浮力がなくなるので、パニックになって、手足をバタバタして溺れてしまうようです。今回、子どもたちが学んだのは、慌てずに、ゆっくり、手足を広げることで、顔が浮き、浮力を得ることができることです。このような機会を設けたことで、災害時にも役立つ実践的な体験をすることができました。