2023年4月の記事一覧
「鬼脇」探訪(番外編)~仙法志「利尻麒麟獅子」をたずねて
大正の初め、北の大地にニシンを求め仙法志周辺に移住された鳥取県出身の「因幡衆」が、長浜神社へ伝承した「麒麟獅子」がその後の衰退を経て再びクローズアップされ、2004年には長浜神社にて約100年ぶりに獅子の舞が披露されました!
利尻麒麟獅子は仙法志の強風や荒波をイメージしており、その勇壮さや力強さは見るものを魅了させます。そしてコロナ禍を経て先日4月9日には鳥取砂丘にも程近い「荒木三嶋神社」にて8年ぶりに「里帰り奉納」の舞が催されました。神輿行列やわらべ・武者行列などが賑やかに振舞われる中、鳥取と利尻のかけがえのないキズナであり(鬼脇南浜の獅子は富山県)百数十年の時を超え人と人とをつなぐ勇壮な舞が、そそり立つ砂丘の向こうで花を開きました…。
大河ドラマの「麒麟がくる」ではありませんが、鳥取の方々からしてみれば、最果て利尻の同胞が先祖返りで舞う鮮やかな麒麟獅子に興奮を隠せなかったかも知れません…。
青空です
▽風が少し強めですが、気持ちの良い青空が広がっています。今日も玄関前で実施されている「朝の挨拶運動」の児童生徒会の元気な挨拶から始まりました。
▽(小)授業を覗くと、「校長先生の顔を描いたよ!」と1年生が声をかけてくれました。先日の私へのインタビューを絵でまとめているとのことです。「笑顔」の絵が描かれていたので、ちょっとホッとしました(^o^) 優しく見えてくれたようです(^^;)
▽(中)国語では、小テストを受けている様子でした。入室を遠慮して廊下から見ていましたが、こちらの視線に気付くこともなくしっかりと集中していました。頑張りが成果に繋がるといいですね。
安全のためには
▽(小)先日、自転車の乗り方についての「交通安全教室」を実施しました。実際に全員が自転車に乗りながら、交通ルールや注意すべきこと、配慮すべきことなどについて学びました(今回も鬼脇駐在所:久保様に講師をして頂きました。日頃より本校教育活動へのご協力・ご支援に感謝いたします)。
▽今年度から自転車用ヘルメット着用が努力義務化されました。安全が第一と理解していても、定着には一人ひとりの意識が重要となります。「面倒だ」という意識があっても「安全」にはかえられません。既にヘルメット着用をしている児童生徒も増えてきたように感じます。各ご家庭につきましても着用についてご検討頂ければ幸いです。
部活動体験入部
▽(中)1年生はバドミントン部の体験入部が始まっています。先輩たちから手ほどきを受け、練習に参加していました。本校には種目が1つしかありませんので、生徒の多様なニーズには応えられませんが、教育効果がある取組だと確信します。入部については任意ですので、保護者や友人からの助言をもらいながら最終的には自分で決めてもらいたいと思います。部活動に限らず、やりたいことがあって、それに打ち込めたら最高ですね。今しかできないことを見極めて取り組むことに期待します。
▽朝の挨拶運動が今年度も始まりました。児童生徒会の役員が、登校時に玄関前に並んで挨拶をしています。「おはよう」に限らず、「こんにちは」「ありがとう」「すみません」など、その一言が人間関係づくりにとって大切ですね(^^)/
部活体験挨拶運動
体験して学ぶ
▽(小)小1の児童が「校長先生に質問させて下さい。」と国語の授業の取組で校長室にやってきました。「どんな給食が好きですか?」「何の動物が好きですか?」など、かわいい質問ばかりで一安心でした(^o^) 用意した質問以外にもいろいろな質問があり、積極的なところがとても良かったです。付き添ってきた2年生は、時折アドバイスを送ったりして、小1の頑張りを温かく見守っていました。上級生としての立ち振る舞いができていたのが流石です。
▽(中)1年生が地域水産業の学習で、町内各地の水産現場を訪問してきました。サケの稚魚のエサやりや放流体験など、貴重な体験ができたようです。 朝日ふ化場様、漁協冷凍冷蔵施設様、ヒラメ畜養施設様、北勝佐々木様におかれましては、日頃のご協力に感謝いたします。ありがとうございました。
校長室来客
水産業学習
日曜参観日
▽本日、授業参観&PTA総会&学級懇談会に、全ての保護者に来て頂きました。出席率100%の保護者会は、本校の強みであり、誇れるものであると確信します。 保護者の皆様の激励に感謝いたします。ありがとうございます。
▽GW明けからコロナ対策への制限も緩和される見通しとなり、今年度はPTA活動も活発化できるものと信じます。児童生徒の健やかな成長のための教育環境づくりをPTAの皆様のお力を借りながら推進できればと思います。
▽1時間授業ということもあり、小学生も中学生も生き生きしていたように感じます(^o^) 保護者からの温かな眼差しは、1番の激励となりました。下校後には、学校前の公園で学年関係なく遊ぶ児童の姿がたくさんありました。元気印が1番です(^o^)
「鬼脇」探訪 ~ 野塚「ラナルドマクドナルド上陸碑」をたずねて
フェリーターミナルから鬼脇へ車を5分程度走らせた所に「野塚展望台」がありますが、海のキレイな高台に写真のような石碑があります。(北海道の名付け親・松浦武四郎がちょうど北方領土を探検していた頃の1849年に)アメリカから来た捕鯨船から、たった一人で憧れの地である日本へ上陸せん!とはぐれ、漂着したのがここ利尻の野塚と言われています…。その後長崎に渡って強制送還を余儀なくされますが、道すがらで出会った日本人達に英会話を教えるなど、幕末の動乱前に多大なる貢献をなした勇気ある米国人として石碑が設置されたようです。逆にアメリカへ初めて渡った日本人と言えば(同じく漁船から漂流し米国船に救助された)土佐(高知)の「ジョン万次郎」ですが、英会話や最新の学問を学んだ後には、死を覚悟してでも鎖国下の日本へ戻る為に直接江戸に向かうのを避け、すでに国際港であった琉球(沖縄)へまず渡り、幕府ともパイプがあった薩摩藩(鹿児島)の役人に事のてん末を説明した上で(アメリカの情報が喉から手が出る欲しかった)幕府の高官とやっと接見し、晴れて自由の身となりました。そして後の東大などで教鞭を振るうことになりますが、何事にもパイオニアとして最初に事を成すにはとても勇気がいりますが、マクドナルドさんやジョン万次郎さんや二刀流の大谷翔平さんをみていると、後光が差してとてもマブしく見えてしまいます!!
日常
▽(小)地図記号のカルタに取り組んでいる児童たち。地図記号を知っていると地図帳を見ることが楽しくなります。中学生になったら、再度学び直しがありますので、それまで覚えておけるといいですね。今は、グーグルマップで映像も見られる時代ですが、建物や土地活用の様子が一目でわかる地図記号は必要ですね。
▽(小)音楽ではタブレットを活用し、曲の感想を交流しあっていました。中学校の専科教諭が小5,6年へ乗り入れての授業です。中学校の先生の授業でも児童はいつもと変わらず元気です。どの先生がきても変わらない関係がつくれるのが良いところです。平和な日常を積み上げることって大切ですね。
カルタ
音楽
学びは良い環境で
▽今年度から英語の授業は児童生徒が特別教室に移動して学びます。聞くもの、見るもの、話すことなど、英語に関わるもので教室が彩られています。少しでも英語が身近に感じられ、言語学習の楽しさや広がりに気付いてもらえるようにと英語科担当教諭の熱い願いが込められています。良い環境の中で、児童生徒の意欲が向上すること間違いなしです(^^)/
▽(小)今日も児童たちの意欲的な発言がどのクラスでもありました。反応が良いことは、教師も授業がやり易いものです。ただし、「聞く力」が無いと騒がしい授業になることもありますので、「けじめ」を理解させることも重要です。「誰でも自由な発言ができ、そして一人ひとりの発言を聞いてくれる環境がある」ここがポイントですね。
英語科「特別教室」
授業風景
学力調査
▽本日、全国学力・学習状況調査日です。学力の保障は学校の使命です。児童生徒の頑張りが結果に繋がるように学校は取り組まねばなりません。我々教職員も精進あるのみです。何ができて、何がまだできていないのか。分析に留まることなく、次への一手が重要となります。
▽授業では、小学生はどの学年も明るく、児童からの発信力を感じます。中学生は、落ち着いた雰囲気で自分の思考に集中しています。インプットとアウトプットのバランスの良い学びに繋がることに期待しています。