2022年10月の記事一覧

気持ち次第?

▽10月も終わります。年齢を重ねるごとに、月日の流れる早さに驚くばかりです(心理学的には、ジャネーの法則というそうです)。児童生徒は、1年間が大人以上に長く感じられていると考えると、羨ましい限りです。時間に追われる感覚が少ないということは心に余裕が生まれ、いろんなことに挑戦できますし、好きなことをたくさん見つけられるということですね。怠け癖は禁物ですが、意欲のある人にとってこの感覚は最高の武器です。

▽今日はハロウィンです。元々は悪霊を追い払う日ということから始まった行事だとか。現代の子どもたちにとっての悪霊とは何でしょう? 気持ち次第で 「悪霊」も「時間の感覚」もなんとかなりそうですね(^o^)

「鬼脇」探訪 ~ 旧雄忠志内小学校(利尻名水ファクトリー)をたずねて

2004年に国による地域再生計画(日本名水百選の「甘露泉水」を利用した、新ビジネスによる地域雇用とブランド創出を目的)に伴い、利尻小学区の北隣りにあった旧雄忠志内小学校の校舎を工場として活用し、ミネラルウォーター「リシリア」の商品名で地元商店やネット通販による販売を行っております。「甘露泉水」は成層火山である利尻富士の帯水層などを20~30年かけて幾重にもろ過され、ミネラルが豊富で喉越しも甘く弱アルカリで超軟水と体にも優しいので、実際に購入して飲んだ際にはとても美味しかった事を覚えています。最近では、羊蹄山系の京極町などの名水や大雪山系で水道が唯一地下水100%の東川町など、北海道の「水」そのものがブランド化して、名水を利用した日本酒やお米などに派生し、全国に販路を広げようとされています。また遠く離れた熊本県にも最近、台湾の巨大な半導体工場が進出したのも、阿蘇山系でろ過された豊富で良質な「水」を求めた?(熊本市の水道も政令市で唯一地下水100%)との話もあり、今後は利尻昆布をもはぐくむ地元甘露泉水旧雄忠志内小学校の貴重な資源である「甘露泉水」を心して味わいたいと思っています…。

10月も残り僅か

▽自分世代には馴染みのないハロウィンですが、若者世代では今やクリスマスを凌ぐイベントらしいです。教室や廊下にそれらしい雰囲気が漂っています。(小)3,4年生教室前の廊下には、立派な飾り物が吊されていました。ある3年生が先生と協力しながら作成したものだそうです。とってもカワイイ作品です(^o^)

▽(小)3,4年生のクラスでは、一人1台端末を利用して振り返りの問題や映像で学んだことを確認する姿がありました。児童にとって日常になっています。子どもの適応力はとっても早いですね。また、1,2年生は体育館で陸上トレのような運動にチャレンジしていました。楽しく取り組む姿は学校1です(^o^)

▽一人ひとりにとって、楽しい学校であり続けなければなりません。今年も2ヶ月余りとなりました。キーワードは「安心感」です。

ハロウィン

 

 

 

それぞれの取り組み

▽(中)3年生は、「進路」を意識した空気感が見えています。それぞれが志望校に向かって準備を進めている様子です。廊下にある進路コーナーにも資料が増えてきました。

▽(中)教室を覗くと、「校長先生!いいところに来てくれました!」と数人から声がかかりました。聞けば、これから主張大会の練習発表をするとのこと。シャッターチャンスが到来です(^o^) 発表者は照れくさそうでしたが、内容を聞くと、とても良い視点で原稿がまとめられています。自分の体験を元に、今の社会の課題について発表していました。これはレベルが高い! 本番が楽しみです。

▽(小)今日も校長室にお客さんです。1年生が、「秋」をテーマに冠を作成したということで、見せに来てくれました。松ぼっくりやどんぐり、枝葉を上手に使っています。これも最高のシャッターチャンスでした(^o^)

数学に集中です

主張大会の予行演習です

王冠をつくりました!

秋深し

▽朝晩冷え込みが強くなり、暖房が必要な季節となりました。宗谷管内の初雪の便りもそろそろでしょうか。

▽今朝も生徒玄関前で児童生徒会の皆さんが挨拶運動をしていました。肌寒さはありますが気持ちの良い青空が広がり、児童生徒たちも元気な挨拶からスタートです。挨拶は低学年ほど元気な傾向があるようです(^o^)  中学生になると落ち着いた挨拶が返ってきます。発達段階や性格に応じて多様です。良さはそれぞれですが、「目が合った」挨拶はとても嬉しいものですね。

▽(小)3年生が校長室を訪問です。聞くと、社会科で校舎の火災報知器などの設備を調べているとのこと。「ここにもあるね・・・」と記録用紙片手にチェックをしていました。身近なところにもよく調べると新たな発見があるものですね。

利尻山が中腹まで雪化粧です

本日も朝の挨拶運動

3年生が校長室へ

自分の役割

▽給食時間や昼休みは憩いの時間です。美味しい給食を食べ、体育館や交流スペースなどで遊びやおしゃべりです。放送室では当番の児童が作業中でした。曲を流したり、全校生徒へ癒しを与える役割を担っています。いつもありがとう。

▽小中の縦割り活動が多い本校では、本日も合同で掃除をしていました。みんなのお陰で新しい校舎はいつもピカピカです。ある教室では「今日、学級で5人も休んだので人が少なくて大変です~」と2人で掃除しているところもありました。確かに大変そうですが、顔は笑顔でした(^^)/

▽互いの役割を果たすことで信頼関係が生まれます。一生懸命な人が誰かであるかは、みんなが知っていますよね。

放送当番・・・昼休みはイマドキの曲が流れています

掃除掃除

「鬼脇」探訪 ~ 利尻小学校の職員室に咲く一輪の「ひまわり」

写真のヒマワリは校舎の畑で朽ち果て、弱っていたのを先生が拾ってしばらく日の当たる場所に置くと、大輪の花が咲きました。どんな逆境にあっても手を差し伸べて水や光を与え、そっと見守ってあげればもとの元気を取り戻す…。そんなある意味人生観?にも重なるような一輪の花が、窓の片隅で登下校をも見守っている様でした。ヒマワリと言えば一面に咲き誇る広大なヒマワリ畑を想像しますが、もう一枚の写真は宮崎県高鍋町にあって(当初は、十年前に現地を襲った牛の口蹄疫などへの「鎮魂」の意味で植えられたそうですが…)今では県内屈指の観光名所に変貌しております。最近でもテレビの再放送で往年の名映画「ひまわり」が放送されましたが、主演の女優ソフィア・ローレンが独ソ戦で別離したフィアンセを探しに東方へ旅に出る途中、写真のようなヒマワリ畑に遭遇します…ただその畑は現在のウクライナのへルソン州に位置しており、現在まさに戦争の「激戦地」である為、映画の内容と重なりとても皮肉というか複雑な心境になってしまいます…。どんなに辛い事があっても、ヒマワリの花だけは周囲を照らしてくれる…職員室の窓の片隅ならずとも、そんな一筋の光を一刻も早く見いだして欲しい!と想う今日この頃です。一輪宮崎県

朝は元気な挨拶から

▽朝の生徒玄関。本校の登校時間は8:05からですが、早く学校に着いた児童生徒たちが既に何人もいました。児童生徒会の役員さんも「挨拶運動」を実施中です。今日も朝から気持ちの良い元気な挨拶でスタートしました(^^)/

▽教室の黒板にも先生からのメッセージがあります。何気ない挨拶が大きな力になることがあります。

▽(中)3年生は学力テストでした。進路通信も生徒に配布されていましたが、来月には志望校を決定する予定になっています。進学後にさらに進化できるように今から準備ですね。

朝の黒板

学力テスト

自ら学ぶ

▽(中)3年生の社会科で「租税教室」が行われました。旭川中税務署の泉谷敏彦氏を講師に迎え、税金のことについて学びました。「平等に税負担をしてもらうにはどんな方法が良いか?」など、税の仕組みと共に豊かな社会づくりに向けた取組について、発想を広げていました。

▽(小)朝顔から種を取り出す作業をしていた児童たち。「いっぱい採れたぁ~!と喜びいっぱいです。他の教室では、「身近な町の様子」や「住んでみたい町」など、テーマを決めて絵を描いていました。黙々と一人集中する児童や仲間と和気藹々の様子で描く児童などいろいろでした(^o^) 「〇〇の絵、めっちゃ上手です。校長先生見に言った方がいいですよ。」と教えてくれた児童もいて、友達を評価できるって素晴らしいです。また、別の教室では、タブレットを活用し、一人ひとりの課題に応じて学ぶ姿がありました。ICT活用が日常風景となりました。

「租税教室」

 

種がいっぱいとれました

 

文化祭終了

▽15日(土)に文化祭を開催し、無事に終了しました。今年度もコロナ対策により地域の皆様にはご遠慮頂き、保護者のみの観覧でしたが、盛況のうちに幕を閉じることができました。温かな眼差しと多くの拍手を頂き、児童生徒たちは伸び伸びとステージ発表を行いました。

▽小学生の溌剌とした踊りや劇。楽器演奏や踊りに誠実に取り組んでいる中学生。得手不得手もあるでしょうが、誰もが一生懸命取り組んでいる姿が素晴らしかったと思います。

▽保護者の皆様に児童生徒の輝いている姿、学び成長する姿をお見せすることが学校の使命です。本校の教育活動の一端ではありますが、少しでも感じとって頂けたなら幸いです。今後とも学校への忌憚のないご意見と共に、子どもたちへの激励をお願いいたします。