2023年3月の記事一覧
「鬼脇」探訪 ~ 4月からの朝ドラ主人公「牧野富太郎」と鬼脇 (利尻山)
週明け4月3日よりNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」にて、土佐(高知)出身で日本の植物学の父でもある牧野富太郎博士の役を俳優の神木隆之介さんが演じます…一見何の接点もないようですが、牧野博士は一度、高山植物の採集のために1903年の夏に、ここ鬼脇港から上陸した後に(上陸の際「この鬼脇港は利尻の内で第一の都会といってもよろしい!」と発言)鴛泊の「熊谷」という宿へ移動して(宿では「この島が思ったより開けているので、格別不自由に感じるほどの事は無かった」と発言)大泊村でのチシマフウロなどの採集の後日に、仲の良かった加藤泰秋子爵(伊予大洲藩の最後のお殿様)らと共に利尻富士の登山にチャレンジしています!!途中でミズゴケやザゼンソウなどを採取しながら頂上を目指しましたが、加藤子爵は盆栽用のエゾ松の小木を採取した後に、疲れた影響か?そのまま下山してしまいました…一方の牧野博士らは頂上を目指すも夜となってしまい、途中で焚き木を集めて木陰で野宿した翌日に、応援で登ってきた仲間からやっと朝食を提供され、遂に午後に頂上へ達します。その時には「宗谷湾や天塩、礼文島を鮮やかに望みさえぎる物も何もなく、夕陽が西に来ると海に影をなす「影富士」を北海の地で拝めた!」と感動しきりだった様です。130年前の登山はさぞかし足場も悪く大変だったと思いますが、昔も今も利尻富士の頂上で拝める「御来光」への感動は変わらないのかな?と感じ入りました…。
「鬼脇」探訪 ~ 富士野園地をたずねて
富士野園地は利尻島の北部にあって、鴛泊と沓形の街の中間あたりに位置します。観光バスも停車可能な駐車場の近くに、海岸へ向かう遊歩道や利尻富士の稜線までくっきり見渡せ、振り返れば遥か礼文島や近くのポンモシリ島も眺められる「夕陽丘展望台」もある比較的お手軽?に利尻島のダイナミックさを肌で感じ取れる、正に隠れた名スポットと言えます!またその駐車場の脇では「北のカナリアたち」ロケ地跡の看板があり、所謂サユリスト(吉永小百合さん信奉者)も欠かす事のできない聖地でもあります。特にお勧めは(本州でいう梅雨の時期に)たった1日余りの寿命ではかなくも可憐な黄色い花を実らせ、タスキを繋げるが如く次々と咲き乱れるエゾカンゾウの群集地でもある、ここ富士野園地の遊歩道を(真っ青な空と海の下で)頬をつたう爽やかな空気や何もさえぎる物がない空間を是非ともサイクリングなど「五感」で堪能して頂ければ、これ以上のご褒美はなかなかないと思います。
本日、修了式
▽本日をもって、令和4年度の全課程が修了しました。あっいう間と感じる人、長く感じられた人、充実感満載の人、ちょっぴり後悔のある人・・・・・・。それぞれの感情に違いがあることでしょう。けれど、全員に共通していることは、4月と比べて、「成長した自分」を実感しているということです。成功も失敗も、すべて未来の自分を創る「学び」になっていると断言します。利尻小鬼脇中の児童生徒であること、頑張り続けていることに自信を持ちましょう。頑張った自分を褒めてあげて下さい。
▽春休み中も事故や怪我には気を付けて過ごしてください。 4月6日(水)始業式に新たな決意をもって登校しましょう(^^)/
春の陽気
▽春分の日も過ぎ、今日は穏やかな陽気に包まれています。道路もほぼ乾燥状態で、登下校時も歩きやすくなりました。明日は修了式となります。
▽(小)家庭科室をのぞくと、児童たちがパフェやココアなどをつくって試食していました。甘い香りが漂い、とても美味しそうです。某有名チェーンに負けない味のようです。ある女子は、「〇タバに行ったら、〇○〇〇〇フラペ〇ーノをたのむのww」と教えてくれました。楽しそうでした(^o^)
▽(中)学習会を実施し、数学にチャレンジしていた中学生。2年生は生徒と教師がほぼマンツーマンで学習です。分からないところをすぐ聞けるので、これは少人数学級の利点ですね。良い取り組みになっているようです。
雪は残っていますが、暖かな陽気です
発表会
▽(小)先週、3,4年生の教室で、調べ学習の発表会が行われていました。利尻富士町について、文化・自然・風景の3つのグループに分かれ、数日かけて調査・まとめを行ったそうです。見学していると、思いがけずクイズの解答をせまられ、見事不正解に(笑) 「りっぷくん(町のマスコットキャラ)の体重はどのくらいか?」の質問には、児童たちも見事全員が不正解でした(^o^) 自分たちで調査したことをまとめ、発表まで取り組んだことは良い学びとなりましたね。楽しいクイズもあり、工夫が感じられました。自分たちの住んでいる町のことを改めて知ることで、ますます郷土愛が深まりましたね。
▽(中)先週金曜日に公立高校の合格発表があり、無事に入学が決定しました。「中学校も楽しかったけれど、高校はもっと楽しい」という気持ちになれるよう、活躍を期待しています。高校生活も忙しくなるとは思いますが、たまには中学校にも顔を見せてくれると嬉しいです。