2023年6月の記事一覧
「鬼脇」探訪 ~ 鬼脇スケートボードパークをたずねて
一昨年の東京五輪では、会場の地元・江東区出身の堀米雄斗選手の金メダルを皮切りに、多くの若い選手がメダルを獲得したり歓喜に沸きましたが…ここ鬼脇でも、プールの跡地内に第二の堀米選手?を誕生させるべく、地元の方が特製のジャンプ台などを設置した「鬼脇ボードパーク」が誕生致しました!
最近(特に都会)では、慢性的な練習地不足の中で、通行人の邪魔となったり、ボード音の騒音問題がクローズアップされるなどせっかくの「日本の新・お家芸」ともいえるスケートボードが、練習一つとっても何かとままならない残念な状況ですが…ココは雨が降ろうが、風が吹こうが、音を鳴らそうが、全天候型で全く影響は無いので、心行くまで練習に励む事が出来ます。
来年のパリ五輪には残念ながら間に合わないかも知れませんが、そのまた次のロス五輪では「鬼脇ボードパーク」で汗を流した子供から念願のオリンピアンが誕生し、一線級の選手として本番の檜舞台で「真夏の大冒険」を演じ、華麗な舞を行う姿を願わずにはいられません!(中学時に体育が「2」だった私は、専らコースを眺めながらイメージトレーニング?に励んでいます…。)
鼓笛パレード
▽(小)昨日、北見神社例大祭にあわせて、恒例の鼓笛パレードを実施しました。生憎の小雨模様ではありましたが、コースを縮小しつつも無事に終了することができました。老人保健施設や老人ホームでは、「泣いているおじいちゃんやおばあちゃんがいたよ」と自分たちの演奏を感動して見て下さった方々に、児童も感動していました。自分たちが一生懸命頑張ることが地域貢献につながることを改めて実感した様子です。
▽沿道からもたくさんの声援を頂き、心より感謝いたします。物心両面にわたり、たくさんのお志を頂戴いたしました。小雨の中、観覧頂きましたこと重ねて御礼申し上げます。
雨が上がった一瞬をつき、行進です
施設訪問
学びを深め、広げる
▽(中)3年生は中間テストの解答用紙が戻り、すぐに解き直しをしていました。解けなかった問題こそが重要です。この時点でできるようなれば、受験勉強が本格化した時にはさらに定着することでしょう。
▽(中)性教育週間が始まり、全学級で授業が行われています。性教育は人権教育です。誰もが自分らしく生きるために知識や視野の広がりが必要です。SDGsの社会づくりが益々重要視され、巷ではジェンダーに関わる問題も聞かれることが多くなっています。今こそ学びを深める時ですね。
体力
▽(小)全児童一斉に体力テストを行いました。シャトルランでは、「がんばれぇ~!」と周りの子どもたちから自然と応援の声が飛び交っていました。その激励から力をもらって走り続ける児童たち。真剣に懸命に取り組む姿がいいですね。
▽人生100歳時代を迎えるこれからは「健康寿命」が益々重要となります。50代後半を迎え、「若いときは運動してたのになぁ~」のつぶやきが空しいものにならないように気を付けたいと思う年頃です(^^;)。 今日も児童たちから学びました。
体力テスト挨拶運動
準備はいかに
▽(小)明後日28日の北見神社祭に小学生が鼓笛パレードで参加します。行進しながら楽器を演奏するのは難しいと思いますが、練習を熱心に重ねています。児童にとって地域の激励は何よりのエネルギー源となります。6年生は最後の鼓笛パレードですので、良い思い出となるように頑張って下さい。
▽(中)本日、前期中間テストです。それぞれが準備万端で挑んでいることでしょう。与えられている時間は皆同じですので、準備をいかに効率的に進めるかが鍵ですね。テストは終わってからも大事です。できなかったことをできるようにしておくことをお勧めします。
「鬼脇」探訪 ~ 利尻富士町役場(町民ホール)をたずねて
利尻富士町役場は1999年の竣工でコンクリート打ちっぱなしの「白亜の庁舎」ですが、入口すぐの町民ホールは広場的空間を演出すべく開かれた場として外部空間との一体感を持たせ、海側・山側双方からの光を取り入れる事で来訪者に快適で明るく、暖かい空間を感じてもらえるよう心掛けたとのことです。
先日も町民ホールを通りかかると図書スペースで「戦中戦後の教科書展」が開かれており、写真のように兵隊さんらを応援する曲(国威発揚?)が載った音楽教科書や、一方で戦後GHQや文部省指示で問題部分に紙が貼られたり黒く塗られた「墨ぬり教科書」が展示されており、その教科書を直接手に取ることも出来たので、初等教育の歴史の流れを痛感しました…。
以前、橋田寿賀子さんの生涯を描いた朝ドラマ「春よ来い」で、戦時中にはバリバリの軍国少女だった橋田さんが終戦を迎え、教科書同様に人生の価値観が180度ガラリと変わってしまう激動の時代が描かれていましたが、隣りに展示された現代の教科書を見てみるとやはりカラフルに変貌したり、デジタル版の教科書も出現するなど…典型的アナログ人間の私には、橋田さんならずとも目まぐるしいスピードでの社会の変化にとても付いて行けません?!
防災意識
▽火災を想定して防災訓練を実施しました。避難経路と避難場所は常に頭の中に入れておくことが大切になります。校舎には非常口が複数ありますので、こうした訓練を機会に確認することも必要です。意識していなければ、意外と消化器の設置場所を知らない児童生徒も多いかもしれません(教師も含めて)。
▽地震や津波、不審者の侵入など、安全管理は教職員全員の必修課題です。児童生徒ともに、学校全体で防災意識を高め、実際の場面での冷静な判断と行動に繋がるようにしていければと思います。 協力して頂いた消防署職員の皆様に感謝いたします。
教育実習
▽教育実習生(本校出身)の授業を教職員で参観しました。5月末から今週末までの4週間の実習です。この期間、運動会もあり、児童たちの頑張り見て、自分の小中学生時代のことを懐かしんでいた様子でした。
▽実習生とは思えないほど、落ち着いて授業を進めていました。複式授業も初めてとのことでしたが、教材研究や準備をしっかりしていたことが分かる授業内容でした。我々もそうですが、「初心」を忘れないことが何事にも大切ですね。児童たちとの関係も良好で、実習最終日には寂しさでいっぱいかもしれません。
できた、育った喜び
▽現在、授業交流週間と性教育週間を実施中です。先生方も互いに授業を見せ合うことで、より良い授業づくりにつなげます。学びの楽しさが伝わるように先生方も日々研鑽です。「できた、できるようになった」という実感が児童生徒も教師も大切になります。
▽(小)校舎前の畑では、野菜などの育ちが例年より良いようです。今日も青空の下、児童たちが作業をしていました。朝は、水やり当番の児童も責任をもって取り組んでいました。「実り(成果)」がはっきりと見える作業は、充実感ややりがいに繋がっているのでしょうね。
休み時間
▽休み時間は次の授業準備やトイレ休憩、遊びなど、おのおのが時間を有効に使っている様子が見えます。交流スペースではゴムボールを使ってミニドッジ、教室では車やバイクの絵を描いて楽しんでいる児童がいました。音楽室では、次の授業準備のため、早めに楽器を用意しています。中学生は、教室でゆっくり談笑していました。
▽本校はノーチャイムの学校ですので、児童生徒が自分で時間を意識して生活しなければなりません。それに伴う教師の働きかけが重要となります。時間への意識は生活していく上で、学校内外を問わずとても大切なことです。これからも「時間を守る、有効に使う」意識の継続を期待したいですね。
「鬼脇」探訪 ~ 高山植物展示園をたずねて
鴛泊の「利尻富士温泉」へ向かう上り坂を温泉・プール棟の手前で少し右に曲がったところに入場無料の「高山植物展示園」があります。本来であれば日本百名山たる利尻富士の頂点を目指しながら、行く先々の高山植物に触れ合うのが一番の手法ですが、私のようにイメージトレーニング?でしか利尻富士を登った事のない人間や、観光で利尻を訪れた方々がお手軽に2,000m級の植物に出会える、隠れた感動スポットになります。これからは「リシリヒナゲシ」などの可愛らしい花々が、今か今かと待っておりますので、是非とも温泉ともども足を運んで頂ければと思います。
できるようになったことは?
▽前期1節(4月~6月)もあと半月となりました。全国学力学習状況調査やNRT等の各テスト、修学旅行や運動会等の行事も行われ、密度の濃い3ヶ月間をおくっています。そして、日常の授業の積み重ねが同時に行われています。学校は知・徳・体のバランスがとれた力の育成に取り組んできましたが、子ども自身はどう受け止めているでしょうか?
▽楽しいことも苦労したこともあって当然です。仲良くできた時もあれば嫌な思いをした時もあったことでしょう。リフレクションの時期です。何ができるようになりましたか?たくさん見つけられる子どもたちでありますように。
第20回保小中合同運動会
▽11日(日)に運動会を実施しました。島としては気温も高く晴れ間も見え、まずまずの天候となりました。多くの子どもたちが半袖Tシャツ・ハーフパンツで思いっきり活動できました。
▽小規模校である本校の児童生徒は一人何役もこなすため、競技はもちろん用具係や放送などでも大忙しです。こうした活動により、責任感や成就感・自己有用感が育ちます。行事は楽しむことは必要ですが、学びが無くては意味がないものになってしまいます。全ての子どもたちに学びがあったと信じます(^o^)
▽島谷副町長様をはじめご来賓や地域の皆様にも来校頂きまして心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
全員で記念撮影です
「鬼脇」探訪(番外編)~G7サミットの地広島をたずねて
写真の映像はG7首脳が訪ねた世界遺産「原爆ドーム」と「厳島神社」ですが、岸田首相就任の数年前に広島市がG7サミットの開催候補に挙がった際には…広島はどうしても原爆のイメージが強いから、アメリカ等から強い反発がありそうだから正直厳しいかも知れない…。と国の反応も正直微妙だったようですが、ロシアのウクライナ侵攻に伴う核戦争への脅威など核を巡るリスクが現実化し、地元岸田首相の誕生も相まって先日開催の運びとなりました!(ゼレンスキー大統領の電撃訪問にはさすがにビックリしましたが…)
「原爆ドーム」は広島の都心のど真ん中で、周囲では旧広島市民球場跡地の再開発や、サンフレッチェ広島の新スタジアム建設など、スポーツを通じた平和の街への歩みが着実に進捗している印象を受けました。一方の「厳島神社」は平清盛や毛利元就など時の権力者が造営や改修をくり返す中で、海上の安全や世の平和を祈念して建立され、先日には朱色の鳥居の「お色直し」も無事終了し、サミットでのお披露目となりました。ここにいると時間がゆっくり流れていくような別世界で「日本三景」も納得の絶景でした…。双方共にその場にいるだけで、刻まれた歴史の年輪や息吹をも感じ取れるスポット(世界文化遺産)なので、修学旅行ならずとも、是非とも一度は訪ねてみたい場所であります。
総練習
▽本日は運動会総練習です。薄曇りですが時折晴れ間も見え、微風で穏やな天候です。「今日が運動会当日だったら・・・」と考えてしまうのは、学校あるあるですね。保小中合同で開催される本校の運動会は、いつものようにほのぼのする光景です。園児の踊りに合わせて、小中学生たちも踊っています(^o^) 中学生が走る姿に、小学生は憧れのまなざしです。
▽総練習をうけて当日に向けて改善点の洗い出しです。自分たちが楽しむことは勿論ですが、保護者や地域の方々に喜んでもらえるような運動会になることを期待しています。 頑張り合いましょう。
個性を磨く
▽校内はいつも児童生徒たちが制作した作品があちらこちらに掲示されています。どの作品にも個性や趣があります。評価する(成績をつける)担当教師は苦労もありますが、いろいろな視点で良い面を評価したいものです。世の中には、後に再評価されて世界的に有名になる美術作品も数多くありますので、児童生徒も個性を伸ばす努力をしてくれることを願います(^^)/
晴れに期待
▽今週日曜日に実施する運動会に向けて練習も佳境に入ってきました。小中合同の全体練習も始まっています。今日現在の週間天気では前日が雨模様で運動会当日は曇りの予報となっています。微妙な予報ですが、晴れ間がのぞくような天候になることに期待しながら待つのみです(^^;)
▽練習では中学生を中心に、各団や各学年のリーダーが役割と責任を果たしています。「運動会をより成功に導くためにはどうすべきか」児童生徒に問いかけ、主体性を育てながら当日に向かいたいと思います。
曇天ですが気温は17~8℃と割と高めです
運動会テーマ
ひたむきな姿
▽昨日は雨の中、町主催の島一周マラソン「悠遊覧人G(ゆうゆうらんにんぐ)」(約55㎞:制限10時間以内)が実施されました。全国各地から大勢のランナーが集結する知る人ぞ知る大会です。本校教員も数人エントリーし、雨と低温という過酷な状況のもと挑戦しました。私以下他の教員はエイドステーションでお手伝いです。びしょ濡れになりながらも懸命に走る姿に、声援をおくらずにはいられません。全てのランナーのひたむきに挑戦する姿に感動です。
▽春に島外に異動した教員も参加し、沿道で待ち構えていた児童や保護者と久しぶりの談笑です。児童たちは応援よりも話をたくさんしたい様子でした。その先生も順位よりも完走が目的ですので、たっぷり休憩できたようです(^o^) 9時間以上かけてゴールしたということでした。お疲れ様でした。
〈写真がなくてごめんなさい〉
「鬼脇」探訪 ~ 沓形岬をたずねて
よく最果ての場所は「傷心旅行」の地として、持てはやされるとは聞きますが…「感傷に浸る」という意味では利尻でココに勝る場所はないかも知れません。今の季節に夕刻にその場へそそり立つと、暖色の夕焼けが体を包み込むように優しく出迎えてくれ、悩みや不安も吹き飛ばす心地よい風が頬をつたうなどいるだけで明日への英気を養ってくれます。(逆に、冬場に行くと演歌でも早々ない位、鉛色の空と地吹雪が吹きすさび自然の厳しさを痛感させられる事が多いですが…)近場にはドリンクも出してくれるオシャレな雑貨店や源泉かけ流しの温泉露天風呂など、格好の癒しのスポットでもありますので、是非ともお立ち寄り頂ければと思います。(私が足を運ぶ時は近所のラーメン店や中華飯店で衝動的に食べ過ぎ、後悔がてら?に夜風にあたるべく、立ち寄る事がたまにあります)
植栽式
▽昨日、本校では恒例になっている植栽式を実施しました。小中全校生徒が分担して、一人ひとりに割り当てられた自分の花をプランターに植えました。毎日の朝の水やりも畑作業をしている児童生徒にとってはごく普通の取組ですね。花や野菜を育て土を触ることは、自然の恩恵や生命の息吹を感じられるとっても良い取組であると思います。
▽児童生徒のお陰で生徒玄関前が綺麗な花で彩られました。しばらくは我々の目を楽しませ、心に癒しを与えてくれますね。