2023年12月の記事一覧

「鬼脇」探訪 ~ 猛吹雪の鴛泊?をたずねて

 私事ながら、先週いつものように20km離れた鴛泊の利尻富士町役場や稚内信用金庫など「外勤」へ伺いましたが…同じ町内でも天候が全く異なり、爆弾低気圧による猛吹雪やホワイトアウトで一面真っ白となり自然の厳しさを改めて痛感させられました(写真は資料映像)。結局はこれ以上の移動は「困難」となり(北海道道の通行止めなどの影響で)学校への帰還を「断念」して外勤ならぬ「外泊」と相なりました…。外泊先のホテル(セイコマートの向かい)では、寝室の窓から降りしきる猛吹雪や日本海の荒波を目前に見ることが出来ましたが、これが夏のオーシャンブルーならいくらか良いものを…と思いながらも、厳冬のしばれる景色を見ていたら、これはこれで素晴らしい?あたかも演歌のような切ない情景でした。今年もご覧頂き、ありがとうございました。
猛吹雪

2023年ありがとうございました

▽常日頃から保護者・地域・各関係機関の皆様にはご支援・ご協力を賜り、衷心より感謝申し上げます。児童生徒の頑張りに支えながら、微力ではございましたが教職員一同教育活動に邁進できました。

▽子どもたちの健やかな成長を願い、「郷土愛を育み、創造性を発揮させながら、自ら未来を切り拓く子の育成」を教育目標に掲げ教育活動を進めて参りましたが、「学校は好きですか?」のアンケートで未だ100%を達成できていないことや学力の保障(向上)が本校の課題となっております。児童生徒一人一人が安心して登校し、自分の成長を実感し楽しめる学校にすることが使命であると考えます。来年もさらに気を引き締めて教育活動に取り組んで参りますので、変わらないご支援をお願いいたします。

▽2024年(令和6年甲辰年)がまもなく始まります。利尻小鬼脇中学校に関わる全ての方々が輝ける新しい年を迎え、良い1年となりますことを祈念し、2023年を閉じたいと思います。

◆利尻富士町商工会女性部様から、中学3年生一人一人へ「合格祈願」のお心遣いを頂戴いたしました。ご高配に心から感謝いたします。受験生にとって大きな励みとなります。ありがとうございました。

合格祈願

2年連続の大雪

▽昨年12月の最後の登校日は暴風雪で臨休でしたが、今年も大雪に見舞われました。今朝の第一報では8:30AMまでには道道の通行止めが解除になるという情報でしたので通常登校としましたが、児童生徒登校後に「午前中の通行止め解除の見込なし」ということになり、保護者の皆様や児童生徒にはご心配、ご迷惑をおかけすることになってしまいました。申し訳ありませんでした(下校時は安全を考慮し、午前授業及び集団下校となりました。保護者の皆様には学校の「あんしんメール」で連絡済みですのでご確認頂ければ幸いです)。

▽明日から冬季休業に入ります。事故や病気等には十分気を付けながら楽しい時間を過ごしてくれることを願います。学習にも是非力を入れて下さい。 1年間頑張り通した児童生徒に感謝です!

今年の授業日もあと1

▽朝から暴風雪警報が出ています。今後降雪量が増えそうです。下校時には警報が解除されることを願います。

▽(中)「今年の生徒の成長した話題で何かないですか?」と〇〇先生に聞いたところ、「3年生の互いの気遣いや配慮がすごく見えるようになったことですかねぇ~」と答えてくれました。授業を含めいろいろな話合いの場面で、深めようと意見を出しあったり、助け合うことが増えたそうです。そして、「いつも4人で一緒に下校するところがいいんですよねぇ」とも言っていました。「玄関で待ってるわ」と必ず声をかけ、みんなで肩を並べて下校するとのことです。何気ない気遣いが見えることは、こちらもほっこりしますね。 最上級生として3年生流石です(^o^)

中3授業小1,2

今年もあと10日あまり

▽22日(金)で今年の授業も終了です。本校は二学期制のため終業式はありませんが、区切りとなる1日となります。今年1年を振り返り、冬休みや来年への目標について決意する時です。  一息つくのも大切です。次へ動きだすことも必要です。クリスマスや大晦日などあっという間に新年が明けそうですので、上手に気持ちを切り替えましょう。

▽「思い立ったが吉日」。「1月から」と言わずに今できることから始めましょう。我々大人も自省を込めて(^^;)

小5,6授業中2授業

 

何気ない会話って楽しい

▽今朝も定期的に児童生徒会が実施してきた「朝の挨拶運動」が行われていました。登校してくる児童生徒へ元気な挨拶です。「誰が1番元気な挨拶をしてくれますか?」と質問すると、「〇〇くんです!」と、多くの人が納得する名前が返ってきました。友達の良さを認める心を持っているっていいですね。きっと役員たちの頑張りも周りから認められていることでしょう。

▽「最後に負けてしまいましたぁ~」とは、先週末のサッカー大会に出場したある児童の一言です。残念無念の表情がみてとれました。勝負を楽しみ、技術を磨いて下さい。日常のサッカー以外の頑張りも必ず勝ちに繋がっていきます。悔しさは次への挑戦のエネルギーにしていきましょう。

朝の挨拶運動小1,2年授業

小3,4年授業小5.6年授業

新しい学校のリーダーズw

▽先週、前期児童生徒会役員選挙を実施しました。小中から6名の立候補者があり、本日全員が無事に信任され、新会長をはじめ新たな顔ぶれが出そろいました。「楽しい学校」「明るい学校」をつくりたいと、異口同音に決意を述べていました。どの表情からもやる気がみなぎり、まっすぐな視線で語る姿はとてもカッコ良かったです。利尻小鬼脇中全員が、頑張ろうとする人を応援し、リーダーが活躍できる集団であることを願います。

▽今日は二日連続のフェリー欠航により、週末に島を離れていた子どもたちが登校できず、学年によってはひっそり感もありました。自然の力には逆らえませんね。冬休みまであと4日となりました(^^)/

役員選挙役員選挙

役員選挙役員選挙

「鬼脇」探訪 ~ バックカントリースキーのシン聖地?利尻富士をたずねて

 中学校時の体育の評定が「2」だった私にとって、尾根や渓谷の木々をかき分け華麗なシュプールを描く、バックヤードスキーはただただ目にまぶしい限りですが…特に欧米の方から、半ば整備され観光地化されたニセコなどより、誰にも邪魔されずに想い想いのスキーを堪能できるバックヤードスキーの新たな「聖地」として、利尻富士がにわかに注目されているようです…。確かに風光明媚な山と海が織りなす利尻富士の景色は、滑降の最中にも堪能できますし、飛行機で札幌から50分でバスも周回するなど割と不便でなく、夏に比べて観光客も少なく、温泉やグルメもあるので秘境を楽しむには持ってこい?かも知れません…。何より雪の布団(パウダースノー)をかぶる冬は、スキーヤーから見れば山のどこから見ても登山口が無限にも見えるので、どの角度から登ったり滑ったりしても飽きの来ない趣のある山岳…まさに利尻富士はスキーヤーにとっての「白い恋人」とも言えます!是非スキーの聖地?利尻富士

遊びで元気に 

▽2週に渡って昼休みを利用し、児童生徒会と生活委員会の主催による全校レクを開催しました。「だるまさんが転んだ」や「尻尾とり」など、昔懐かしい遊びを企画し、みんなでワイワイ楽しみました。小学校低学年の児童も中学生に遊んでもらい大はしゃぎでした(^o^)

▽異学年による遊びには上級生から下級生への「配慮」が自然に生まれます。「気遣い」と言ってもいいでしょう。自分も楽しみつつ、下級生を楽しませようというその振る舞いは、上級生としての自覚が100点満点でした。

全校レク全校レク

小学校参観日

▽(小)本日は小学校の参観日です。たくさんの保護者の皆様に来校して頂き、児童たちの表情はとても嬉しそうです。算数ではかけ算、理科では実験、体育はミニバレーの授業をしていました。場面に応じて保護者の皆様にも授業に参加して頂き、児童と一緒に活動する様子もありました。特に5,6年生の体育では、ミニバレーの試合相手として親子対決となり、大変盛り上がっていました。今晩の団らんの時間には親子の会話が弾みそうですね(^o^)  ご協力に心より感謝いたします。

参観日参観日

参観日参観日

自発的に学ぶ。楽しむ。

▽(中)先日、保健体育科で心肺蘇生法の学習を実施しました。ダミー人形を使い、心臓マッサージと人工呼吸法の体験です。教わったことを元に自分で考えながら取り組む様子が見られました。こうした場面が実際に起こらないことが望ましいですが、知識や技術があることで救われる命があります。訓練は何度でもやっておくことが大切です。  ご指導して頂いた消防署職員の皆様に感謝申し上げます。

▽(小)明日の参観日では5,6年生が保護者とミニバレーをする予定です。今日もその練習を実施していました。ボールが柔らかいので意外と難しいですよね。体を動かすのが好きな児童たちはとても賑やかで楽しそうです。明日はもっと楽しんで下さい(^o^)

(中)心肺蘇生法(小)体育

(小)授業風景(小)授業風景

使える英語

▽(中)英語の授業では「尊敬する人」をテーマに、タブレットを活用してスピーチをする授業をしていました。一人2分程度の持ち時間ではありますが、それぞれが事前の準備をしっかりしていたようです。教科担任やALTと日々ネイティブな英語に親しんでいる生徒は、発音がとっても良いと感じました。(自信を持っていいですよ!)

▽(小)児童の英語活動もとても積極的です。教科担任の前に一人ずつ行き、覚えた英文を制限時間内に発表するといったことをやっていました。どの児童も何度も挑戦して意欲満々でした。「会話」ができるようになることが「使える英語」かと思います。英語の授業は「昭和」の時代とは全く異なりますね(^^;) 

英語英語

英語英語

(小)英語

「鬼脇」探訪 ~ 冬のペシ岬をたずねて

 「 ペシ岬 」は鴛泊フェリーターミナルから程近い、標高93mの通称・ゴリラ岩(形が似ているから)と言われておりますが…鴛泊灯台が光る頂上からは稚内や礼文島も一望に出来て、夏場は道端の高山植物もキレイでかつ日本海の向こう側から登る朝日のご来光はまさに圧巻です!個人的には、フェリーやプロペラ機の車窓からペシ岬が見えると、利尻島へ戻ってきた事を実感させる「 目印 」でもありますが(視力だけには自信があるので)頂上付近でたまに二人が立っているのを見ると、ワケありの傷心旅行か船越英一郎さんのロケ?と何故か勘違いした事がありました…。ただ写真のようにかたわらで見ても、とても絵になる光景です。冬のペシ岬

師走

▽(小)年の瀬も押し迫ってきました。冬休みまであと2週間あまりです。1,2年生の教室を覗くと、今年の頑張りを讃え合う機会としての「お楽しみ会」について話し合っていました。レクの内容や時間をどうするかなど、楽しい議題は活発な意見が自然と出てきます。「サッカーはいくらやっても飽きない!」とスポーツ押しの児童もいました。どんな会になるのか楽しみです。

▽今年を振り返る時期になりました。どの児童生徒も“できるようになったこと”はたくさんあるはずです。そして、“自分はまだまだできる”と前向きに考えることが大切です。いつでも通過点。目標は達成するたびに更新することが求められますね。

小1,2年小5,6年

 

多くのお客さんに感謝です

▽過日、稚内市で開催された「手をつなぐ子らの作品展」に本校の生徒が参加してきました。コロナ禍で中止が続きましたので数年ぶりの開催です。会場には朝早くから多くのお客さんが列をなしていました。

▽本校の商品は、ライトセーバーや飾り凧、箸、マグネットなど、児童生徒が数週間かけて製作した力作ばかりです。1時間ほどで商品は完売され、目標を上回る盛況ぶりでした。特にライトセーバーは人気で数分で売り切れ、感謝や喜び、充実感や達成感などで心が満たされたのは言うまでもありません(^o^)  楽しい良い1日となりました。

手をつなぐ子らの作品展手をつなぐ子らの作品展

利尻富士町の中学生が一堂に

▽(中)過日、町内の中学生主張大会が本校を会場に開催されました。各校の校内予選大会を突破した6名の生徒が、家族や夢、日々感じている課題などをテーマに、精一杯自分の考えを発表しました。緊張感もあったかと思いますが、しっかりと観客へ視線を向け、堂々と語る姿は大変見事でした。富士町の中学生が全員集まる年1度の貴重な機会でもあります。6名の主張から、参観した全生徒も自分の「学び」につなげてくれたことと思います。

町内主張大会

高齢者の皆さんと

▽(中)先週末、1,3年生が「福祉」を学ぶ総合的な学習の一環で、町内の老人ホーム「秀峰園」にお邪魔させて頂き、おはじきや福笑いなど、高齢者と昔懐かしい“遊び”を行ってきました。大大大先輩の方々に楽しんでもらうために、生徒たちはいろいろな知恵を出したり、準備をしていましたが、基本は「孫」に徹することが一番かもしれませんね(^o^)  けん玉を披露したり、お手玉では、「あんた方どこさぁ~」と大きな声で歌う中学生の姿に、温かい拍手を頂いたようです。

▽校外の体験活動は、生徒にとって大きな学びの場となります。「秀峰園」のスタッフの皆様に心より感謝いたします。今後とも学校へのご支援よろしくお願いいたします。

「秀峰園」訪問「秀峰園」訪問2

「鬼脇」探訪 ~ 続・旬の「エゾアワビ」をたずねて

 先月に、これからがピークとなる「エゾアワビ」漁について紹介しましたが…先日ある道内のスーパーで、利尻富士町・鬼脇の海で獲れた旬のアワビを一大キャンペーンとして、北海道中の店頭で販売するイベントがまさに実施されていました!(CM等もかなり流れていましたが…)私もたまたま実家に立ち寄っており、これは売り場へ行かない手はない!とばかりに鮮魚コーナーを訪ねたら、写真のように取れたての「鬼脇アワビ」が1個づつ敷き詰められておりました。いざどれを買おうかと悩んでいたら、横にいたご婦人が「貝から飛び出ている位の方が、鮮度が高いと思うわよ!」とアドバイスがあったので「お詳しいですね…」と返事をしたら「ワタシは利尻出身だから懐かしくなって来たの!」と言われました。スーパーの店頭のアワビがとりなす出会い?というか、ご婦人のふるさと「利尻」への望郷の念の強い想いとその心の温かさに、私も少しホッコリ?した気分になりました。あわび広告あわび