2022年6月の記事一覧

「鬼脇」 探訪 ~ 旧ルンビニー保育園をたずねて

鬼脇北見神社の向かいに洋館風の古い建物がありますが、いつも通りかかる初見の私は何故か惹かれるものがあって調べてみると、妙泰寺のかつてのご住職夫妻が私財をつぎ込み、地域の理解と協力により設立された保育園跡と聞いて改めてビックリ!!致しました。                                                                                                                             ちなみに保育園の名称「ルンビニー」は仏教祖ブッダ(仏陀)生誕の地であり、仏教の教えに人生を学ばんとする仏教保育の真髄を体現すべく、現在全国各地に「ルンビニー保育園」が設置されているそうです。そもそもこの園舎が完成した昭和35年は人口1万人の東利尻の町制が敷かれて程なく(かつてニシン漁で栄え「江差の5月は江戸にもない」という言い伝えもありましたが)当時の鬼脇も華やかなニシン景気から曲がり角を迎え、困窮する子どもたちへ手を差し伸べるべく社殿から移転・創設されたと伺い、当時の人々の切実な想いや願いが詰まった建物なんだなと改めて圧巻させられました…。                                         またその場に立って見ていると、強いノスタルジーではありませんが、あたかも「焼酎いいちこのCM」でも見ているかのようにタイムスリップして、当時の子どもたちの歓声や笑い声がそこまで聞こえてくるような気がしてとても不思議な気分になりました…。(不審者に見られぬよう早々にその場を後にしましたが)こんな身近な所にも人々の歴史や想いを感じるスポットが!!と新たな感動を覚えた、鬼脇・新緑の春でした。旧ルンビニー保育園

わかる。できるようになる。

▽(小)国語の時間、落語の映像を視聴している場面に遭遇しました。児童たちは興味を持っている様子です。話術の巧みさは落語家さんは素晴らしい。言葉と身振り手振りから、いろいろな映像が浮かんできます。我々教員も落語家から学ぶべき点はありますね。子どもたちに分かりやすく、映像が浮かぶような話術で授業の世界に引き込みたいものです。「何をしたらいいのかわかんない。」という児童生徒が出ぬよう、先生方は日々精進です。

▽(小)6年生の算数は中学校教諭が乗り入れ授業を行っています。小中施設一体型の本校の特徴を生かした取組を発展させていくことが学校の責務です。小規模校のため教員数が少なく先生方の苦労はありますが、今後も教職員チーム一丸となって新たなチャレンジを生み出していきます(^^)/

▽(中)「強い相手で負けたけど、自分の課題がわかった。by バド部(中3)」と力強い言葉が聞かれました。これは先日の大会に参加しての感想です。生徒って、こうして成長するんですね(^o^)  心も体もすべてが成長期です!

(小)国語

(小)算数

 (中)バドミントン部

種は花を咲かせ実を結ぶ

▽朝ぐずついていた天気も午後からは晴れ間がのぞきました。小学生たちは農園学習に取り組み、イモや人参、キャベツなどの種や苗を植えていました。石を拾い、土を耕し、肥料をまき、水を与え・・・など、役割を分担しながらの作業です。どのように工夫したら上手に育つのか、知恵の出しどころですね。作物を育てることは簡単なことではありませんが、自分の手で一生懸命育て上げたものが実を結んだ時の感動は格別です。収穫が楽しみです。

▽『自分(たち)の手で、自分(たち)の力で』  自分が体験したことはとっても貴重な宝です。その宝を利尻小鬼脇中の9年間でたくさん積み重ねていきましょう。  作業に取り組む児童たちは、みんなとっても良い表情でした!

     〔上・下〕農園学習

〔運動会スローガン〕色塗りが始まりました