2023年7月の記事一覧
「鬼脇」探訪 ~ 長浜神社をたずねて
先日も紹介しました、鳥取県東部(因幡地方)から利尻町長浜地区へ「ニシンドリーム」を求めて、開拓移住された先人達が伝承したとされる「利尻麒麟獅子」のお披露目会が6月に、ここ利尻町長浜神社にて行われましたが、事もあろうに私は18時の開始時間には間に合わず、到着した時点で既に終了しており、文字通り「後の祭り」状態でした…。
その前の地元鳥取市での「利尻麒麟獅子」お披露目でも大好評だったようで、北海道新聞の記事にも掲載されておりましたが、そもそも鳥取から遠く離れた利尻の地で心の拠り所として始まった祭典が、この先も長く伝承され続ける立派な無形文化財として百数十年もの間も紆余曲折を経て、今もなお舞い続けられていることに大変驚きました。(その瞬間の画像がなくてすいません…)
明日から夏休み
▽明日から24日間の夏休みが始まります。本校は前後期の二学期制ですので終業式はありませんが、年度が始まってから4ヶ月ほどの学校生活を顧みるよい機会ですね。頑張れたことがそれぞれにあるはずです。誰かと比べるのではなく、自分をしっかりと評価することが大切です。成長していない人などいないのですから(^^)/
▽本日は小中学生全員で校舎の大掃除を行いました。綺麗な校舎を綺麗なままに残すことが今使っている私たちの責任です。何十年経っても素晴らしい環境をみんなの力で維持していきましょう。
▽夏休み明けは、8月18日(金)が登校日です。事故や怪我には十分気を付け、充実した時間を過ごして下さい。
「鬼脇」探訪 ~ 夕日ヶ丘展望台をたずねて
利尻富士町鴛泊の街を過ぎると、海沿いにそそり立つ高台があり、街があかね色に染まる夕刻にその頂上まで登ると…利尻富士を始め、遥か礼文島やウミネコの休息地ポンモシリ島など、目前には空と海が織りなす大パノラマが広がって、絶景を眺める事ができます!また登る途上では美しい花々が出迎えてくれ、特に秋にはススキの群れが風になびきキレイな黄金色のじゅうたんが、登りの疲れを忘れさせてくれます。
昔のTVドラマで「ゆうひが丘の総理大臣」という青春学園ドラマがありましたが…主演の中村雅俊さんのような爽やかさとは程遠い?中年の私でも一たび頂上まで行けば、心が洗われるような爽快さを体感で味わう事ができる、おススメのスポットです。
あと2回(^o^)
▽来週火曜日からの夏季休業まで、登校日もあと2回となりました。今日は気温も高く、夏らしい穏やかな日でした。週末は町の「親子ふれあい歩こう会」に参加する児童生徒もいるようですので、晴天が続けばいいですね。
▽(小)「この後、テストがあるんです」と復習に励みながら教えてくれた児童がいました。夏季休業直前ともなると、これまでの確認テストも増えています。できるようになったことを確認できると良いですね。今日は先生方の会議(研修)のため、児童生徒は少し早めの下校となりましたので、頑張ったあとはゆっくりと休息して下さい(^o^)
島外から
▽(中)先日、稚内高校から2名の先生が来校され、3年生を対象にした高校説明会が行われました。進路はいろいろな選択肢があります。家族や先生方からのアドバイスに耳を傾けながらも、決めるのは自分自身です。「何をやりたいのか」「どんな人生を歩みたいのか」進路選択のその時までしっかりと考えていけたらいいですね。
▽(中)アメリカ歴史研究家のジョシュア氏の来校機会を得て、中学生たちと交流して頂きました。ペリー来航(19世紀)の5年も前に利尻島にやってきたマクドナルド氏の研究をやっている方です。自分たちの知らない世界を見聞きすることは、どんなことでも新鮮で楽しいものです。オールイングリッシュでしたので、生徒は苦戦していましたが、質問をしたり、答えたりしながら交流しました。視野が広がってくれたら嬉しい限りです。
三連休明け
▽(小)三連休明けの本日です。ゆったりとした時間が流れていると感じたのは気のせいでしょうか。疲れている様子はないですが、児童たちはどの学年もちょっぴり静かめの授業でした(^o^)。
▽(小)図工の時間に、パズル作成を行っている学級がありました。木製の材料をいろんなカタチに切り、一つ一つのピースに色とりどりの絵を描いています。仕上げにニスをスプレーし、艶(ツヤ)出し作業です。一つのピースだけでは完成テーマは分かりませんが、全てそろった時に、児童それぞれの創造力が見えてきます。個性あふれる作品になりそうです。
「鬼脇」探訪 ~ 今年は観光客がスゴイ!利尻空港をたずねて
写真の映像は、6月半ばにして新千歳空港からほぼ満員の観光客をのせ、利尻空港へ到着した飛行機ですが…今年は新型コロナウイルスの5類移行に伴って、いままで遠出を控えていた旅行好きの方々の感情が爆発!したかの様に、東京や京都、札幌なども目に見えて観光客が増加していますが、円安によるインバウンド客の増加がまたそれに拍車をかけているようです。それに伴って宿泊業も(利尻も多分に漏れず)慢性的な人手不足で、一部宿泊を断っている?との事でかなりもったいない話ではありますが…。
利尻島も繁忙期(6~8月)を過ぎれば宿泊・交通費も手頃な価格で取得でき、秋の紅葉・冬のバックヤードスキー・春の芽生えなど見どころも満載で昆布やウニ以外の食材も豊富なので、年間を通じて足を運んで頂ければ良いのにと思う今日この頃です…。
先生たちも学んでいます
▽過日、小5・6年複式算数の授業研究を実施しました。「主体的・対話的で深い学び」を追求し、「アウトプット、インプット」を研究の柱にして授業づくりを学び合います。校内全ての先生が授業を見学していますので、児童もやる気満々でした。意欲的に学習課題に取り組み、互いに協働して頑張っていました。
▽9月22日には宗谷管内教育研究大会が利尻島で開催されます。島内全小中学校が授業公開することになっていますので、本校にも他校からたくさんの先生たちが見学にきます。そこに向けてのオンライン配信の練習も行いました。先生たちも頑張っています(^o^)
参観日です
▽(小)本日は小学校の参観日でした。多くの保護者の皆さんに足を運んで頂きました。児童もいつもより?気合いが入っている様子です(笑)
▽黒板の前に出て解答したり、グループで話し合ったり、児童の取組が活発に行われていました。生き生きと学んでいる様子をご覧頂けたなら幸いです。「わかる、楽しい」授業づくりは教師の腕の見せどころです。保護者の目線からの意見を是非、教師にぶつけて下さい。愛情ある叱咤は大歓迎です。
▽授業後の懇談会にも参加して頂きありがとうございました。
スポーツに熱気
▽(小)中学生が中体連大会に参加していた8日(土)、町では小学生対象の「わんぱくマラソン」が開催されていました。本校からも8名の児童がエントリーし、夏の青空の下で気持ちの良い汗をかきました。マラソンはハードな競技ですが、果敢に挑戦していく気持ちが素晴らしいですね。体も心も鍛えられたようです(^o^)
▽(小)土日はサッカー少年団の遠征もあり、黒く日焼けした顔が増えました。週末は稚内や枝幸まで遠征が多くなっているとのことで、選手はもちろん保護者の方々も応援で忙しそうです。
▽運動系・文化系どんな活動であっても、何を目標にするのか、何を目的にするのかが重要です。意識するだけで得るものがずいぶん違ってきます。「健康な体には健康な心が宿る」ということを実践している児童生徒に拍手です。
宗谷地区中体連
▽(中)バドミントン部が8日(土)~9日(日)の宗谷地区中体連(於 稚内市総合体育館)に参加しました。どんな点数差になっても一心不乱にシャトルを追いかけた選手たちに心から拍手を贈ります。戦績は以下の通りです。
●団体戦男子:1回戦敗退(対 稚内南) ●団体戦女子:1回戦勝利(対 豊富) 2回戦敗退(対 稚内)
●個人戦男子S:4人が1回戦突破し2回戦進出、1人が初戦敗退 男子D:1回戦敗退
●個人戦女子S:2人が初戦敗退 女子D:1組が1,2回戦勝利(ベスト8)、もう1組が1回戦勝利(2回戦敗退)
▽私も一般教諭時代に野球部を20年以上指導しました。「日本一になる選手以外、全ての選手が負けて終わる。終わり方が大事」だとつくづく感じています。本校生徒たちは、次への目標に向かっていける終わり方ができたと信じます。部活動を通じて「次に挑戦する大切さ」を学んだことでしょう。特に部活動を引退する3年生にとっては、次のステージへのスタートです。自己成長への歩みを続けましょう(^^)/
▽応援に駆けつけて頂いた保護者の皆さん、選手たちへの激励と共に差し入れ等のお心遣いに感謝申し上げます。ありがとうございました。
「鬼脇」探訪 ~ エゾカンゾウの群生地・富士野園地をたずねて
鴛泊の街を空港に向かい走ると海岸近くに、これからエゾカンゾウの黄色い花が可憐に咲き乱れる「富士野園地」があります。花言葉は「憂いを忘れる草」との事で、無料の駐車場に停めて高台へ上がって頂ければ…雄大な利尻富士を向こうにして、日本海の大海原や遥か礼文島をバックにエゾカンゾウが花開く大草原が広がり、文字通りお客様さまの心を癒してくれます…。
ちなみにエゾカンゾウの若葉やつぼみや花びらは山菜としても用いられ、鉄分やビタミンも豊富なので天ぷらなどに調理しても絶品との事です。目や舌のみならず、その場で頬をつたう心地よい風でもあなたの憂いを忘れさせてくれる、エゾカンゾウの絶景を是非とも肌身で体験して頂ければと思います。(徒歩でも行けます)
教育相談実施中
▽低気圧が近づいているらしく朝から雨です。風もなくしとしとと静かに降っています。西日本では線状降水帯の発生で被害も出ているようですので心配です。
▽(中)教育相談が明日まで実施中です。勉強や友人関係、将来の事など、悩みは尽きないものです。「雨降って地固まる」ではないですが、上手くいかないことがあった時、どういう行動ができるかが重要です。「一人じゃない」「誰かが自分を見ていてくれている」と考えたいところです。「誰かを支えながら、誰かに支えながら」でいきましょう。
雨に光る前庭です5,6年生は今日も元気
後期児童生徒会
▽月曜日、後期児童生徒会の新しいメンバーへの任命式を実施しました。立候補を決意してから立会演説会を経て、信任を得て当選した6人です。「次は自分が役割を果たす番」という自覚と責任感が素晴らしいですね。誰もが仲良く、明るい、そして、学べる学校を知恵と行動力で築きましょう。期待大です。
▽(小)7月に入って2名の転入生があり、小学生が31名となりました。児童数が年々減少傾向にある本校にとって大きな喜びです。中学生とあわせて44名、みんなで安心して過ごせる学校であり続けましょう!
7月に入りました
▽(小)5,6年生では栄養教諭による「食育」の授業が行われていました。「鉄分が多い食材にはどんなものがある?」「どんな効果があるのかな?」など、課題解決に向かって児童たちが意見を出し合ったり、タブレットで調べています。健康が全ての活動の土台となるのことは理解しているようで忘れがちなものです。「栄養・睡眠・運動」が健康の源であることをいくつになっても意識しておきたいものです・・・。
▽(中)中学生は「総合的な学習」で利尻島のガイドブックづくりを行っていました。役割を分担してインターネットで調査です。別の班では、電話による調査の練習をしている生徒たちもいました。探究心をかりたてて、取り組んでいる様子が見えました(^^)/
壮行会・・・願いは1つ
▽週末8日(土)から宗谷地区中体連大会が稚内市で開催されます。本日、バドミントン部の壮行会を実施しました。3年生にとって「引退」がかかる勝負の大会です。「試合で全力を尽くす」ことは言葉では簡単ですが、一番難しいことでもあります。どんな競技、どんなレベルにある選手でも「全力を出し切る」ことが一番の願いであることでしょう。3年生が一人ずつ決意を述べました。小学生代表からも激励の言葉がありました。願いは1つです。
▽力を出し切れないこともあるのが現実です。だからこそ、全力を出し切ることに集中して欲しいのです。勝負は時の運です。自分自身を信じましょう。健闘を祈ります。