2024年5月の記事一覧

「鬼脇」探訪 ~ 鴛泊フェリー港「ポルトコーヒー」をたずねて

 稚内からのフェリーを降り、鴛泊ターミナル向かいのレンタカー会社の店舗に挟まれた一角に「ポルトコーヒー」があります。一見、オシャレそうな佇まいで入る際には軽く緊張をしましたが、いざ入店すると気さくなご主人と奥様からの暖かな対応をして頂いて何だかホッとしました。私はほとんどコーヒーを飲まない人間なので(某有名コーヒー店でも、堂々とカフェラテを注文…)結局「いちごミルク」を注文をしましたが…これがとても上品かつ美味しく、またホッと一息つけました。「ポルト」はポルトガル語で港を意味するそうですが、写真のようにコーヒーにも相当なこだわりを持っており、パンについても事前にオーダーして頂ければ、来訪時に出来立てのものを用意してもらえるそうです。港は島の玄関口なので、来訪時も退去時もそんなオアシスのような空間で、利尻の想い出づくりが出来れば良いかと思います。ポルトコーヒー3ポルトコーヒー2ポルトコーヒー1

学んでいく過程について②

 子供たちは、運動会に向けて、取組を進めているところですが、普段の授業も頑張っています。あるクラスでは、算数で、自分の立てた式の説明を、ノートに書いていました。「長い文で書けないから困っている。」との声が聞こえたので、「短くても、順序立てて書くといいよ。」とアドバイスしました。その後、試行錯誤しながらも頑張っている姿が見られ、とても立派でした。また、あるクラスでは、授業のまとめを声に出しながら、プリントに書いていました。「頭の中に入れよう」「絶対覚えよう」と意欲が伝わってきて、応援したくなりました。また、あるクラスでは、教卓の上に授業のめあてやまとめ、授業過程が書いてあるノートが置いてありました。教師は、授業が命です。子供たちの資質・能力向上のために、毎時間の授業準備や改革に取り組んでいる先生方に頭がさがります。利尻小・鬼脇中の子供たちや先生方の素晴らしさを再認識した一日となりました。

  

教職員運動会うち合わせ

 利小・鬼中の運動会が、6月9日(日)に予定されています。競技種目の一つに「鬼脇タイフ-ン」という種目があります。子どもたちに主体的に取り組ませるためにも、「危険はないか」「勝敗はどこで判断するのか」「ルールはどうなっているのか」など、実際にやってみて、共通理解をしながら進めることが必要です。下の写真は、放課後に教職員が集まって、確認をしているところです。リハーサルの大切さを実感した一コマになりました。

環境整備活動ありがとうございました

 19日(日)は、朝からいい天気に恵まれました。保護者の方には、お休みの日ではありましたが、事業部を中心に環境整備作業をしていただき感謝申し上げます。学校の敷地内のゴミ拾いやグランドの石拾い、学校の畑おこしなど、たくさんの保護者に来ていただきました。今後、畑にいろいろな作物を植えて、育てていきたいと考えています。ありがとうございました。

 

 

「鬼脇」探訪 ~ 山梨の「富士山」と北海道の「利尻富士」を訪ねて

 週末などのアテのない時に、独り身の私がたまにフラっと立ち寄るスポットに「白い恋人の丘」(鬼脇)があります。かの有名なお菓子が入った箱の表紙ラベルの原型となった風景で有名ですが…” 利尻山 ”よりも通称の「利尻富士」の方が一般的にメジャーな感があります。日本全国には富士山に敬意を表し、形状が似ている山を「〇〇富士」との呼称で読んでいますが(羊蹄山~蝦夷富士、岩木山~津軽富士など)やはり「総本山」たる富士山を見ると、さすがの絶景でつい拝みたくなります!ただインバウンドを始めとした多くの登山者やそれに伴うゴミなどの環境破壊で、世界自然遺産ではなく「世界文化遺産」での登録となっており、山梨県では登山客を制限すべく「専用登山列車」の設置も検討しているようです…。利尻富士もそうですが遠巻きに美しい雄姿であっても、いざ近づくと大量のゴミや環境破壊があれば「フジヤマ」の名がすたるので、是非とも注意したい課題ではあります。富士山白い恋人の丘

学んでいく過程について①

毎日教室を回っています。子どもたちが、授業で思考しながら、真剣に課題に向き合っている様子や昨日よりも「わかる」「できる」ようになった子どもたちの笑顔の成長を見たいからです。子どもたちが授業を受けていて気が付いたことをご紹介します。1つ目は、ひらがなや漢字の書き取りで、自分の書いた文字に納得がいかなくて、字形を整えて書き直していました。自分の取組を顧みて、自己調整しながらの取組がよかったです。2つ目は、理科の実験で、酸素を燃やす実験が終わった後に、「もう一回やってみよう」と意欲的に取り組んでいました。実験は、体験的な探究心を育てます。「なぜ」、「なんで」、「どうして」という気持ちがさらなる向上心に結びつきます。私も結果に振り回されていますが、結果は、取り組んでいる過程があってのものなので、今後とも子どもたちの学習に取り組んでいる過程で、素晴らしいと思ったことをご紹介していきます。

 

 

 

「鬼脇」探訪(番外編)~大東京と山梨をたずねて

 GWの後半を利用して3日行程で東京と山梨(富士芝桜まつり)を訪ねましたが…東京は改めて何度訪ねても人も街も多すぎて、私のような田舎者には混乱してしまいます!写真は六本木・テレビ朝日前の「毛利庭園(旧長州藩園庭)」から東京タワーに向かって撮影したものですが、夜の景色一つとっても色んな顔を見せるので、刺激が欲しい?方にはうってつけの場所と言えそうです。よく都会の人間は、空気もマズいし運動もろくたらしないから健康に悪い!と言われたりしますが、東京については案外、緑地帯が多かったり(ゴミ捨てにも車を利用する私とは異なって)隣の駅まで平気に歩く方が多いので、都会人の方がより歩いているかも知れません…。一方できれいな富士山と芝桜をめでる為に日帰りバスツアーで山梨へ行き、写真のような美しい富士を拝むことが出来たものの、帰りの中央自動車道ではニュースでお馴染み?小仏トンネル付近で数十キロの渋滞にハマり、事故渋滞も重なって結局5時間遅れでの到着となり、都会の洗礼?をダイレクトに受けてしまいました…。その後に札幌経由で利尻まで帰途に付きましたが、やはり心が落ち着くとはこの事で「ふるさとは遠きにありて想うもの」とはよく言ったものだ!と痛感させられます…。富士芝桜まつり東京都港区

「鬼脇」探訪(番外編)~大阪・徳島をたずねて

 GWにかけ昭和の日の三連休に格安航空券を手に、大阪の街や徳島県の大塚国際美術館を訪ねました。大阪は来年の万国博覧会を控え日本人と共にインバウンド観光客でひしめいていました。中でも写真の「通天閣」やミナミ周辺では夜も人で溢れかえり、脱コロナを肌身で実感させられる賑やかさでした。ただ隣の県にいくと、逆に人がマバラだったりもするので「観光の二極化」も進んでいるようです。一方で過度な円安で日本人の海外旅行需要が減る中、徳島県にある「大塚国際美術館」では西洋美術の粋を集めた作品が一堂に見られるとあって、多くの日本人などが来館していましたが…中でもイタリアのシスティーナ礼拝堂を模したこのホールでは、数年前に歌手の米津さんが紅白歌合戦でLEMONを熱唱した事で有名な場所で、やはりひっきりなしにお客さんでひしめいていました。GWの全国津々浦々の本格的な賑やかさがコロナ禍からやっと戻ってきた事を実感する街歩きでした…。通天閣大塚国際美術館