学校ブログ

さんすう

▽(小)4年生の算数の授業では、括弧のある足し算と引き算を学んでいました。「括弧のある方を先に計算する」という基本中の基本の計算ですが、高学年になっても意外と忘れて単純ミスをしてしまうことが少なからずあります。単純だからこそ、うっかりしてしまうのかもしれませんね。計算に反復練習はかかせません。油断することなく、しっかりと覚えましょう。

▽(小)1年生では、自分の考えた計算の仕方を黒板に書いていました。大きな数を分解したりまとめたりして、自分のやりやすい形にしています。計算はいろいろなやり方があるということに気付けたらいいですね。

小3,4小1

ほどよい距離感

▽10月も残り一週間ほどになりました。今日は中学2年生対象の入学体験が利尻高校で行われています。3年生(受験生)になる前に授業や部活動を見学し、高校の様子を知る貴重な機会です。早くから高校の実際を肌で感じることは、進路決定への道のりの中で大切な体験となることでしょう。

▽小中施設一体型の校舎で一緒に学んでいる児童生徒たちは、上級生の動きが直接的にも間接的にもよく感じられる距離です。ロールモデルとなる上級生たちの自覚と責任が学校を支えています。

小5,6中1

中3

薬物乱用防止教室

▽(中)先週、中学生を対象に「薬物乱用防止教室」を開催しました。今年度は、特定非営利活動法人「北海道ダルク」様のご協力を得て、オンラインによる講話をして頂きました。シンナーから始まって覚醒剤に至るまでの実話を通して、薬物の恐ろしさを伝えてもらいました。

▽(中)薬物を進められた時に、「強がらない」「断る勇気よりもその場から逃げる勇気」が必要という言葉には重みがありました。そして、何より大切なのは、「相談できる人がいること」と強く言っておられました。家族や友人はもちろん、社会には多くの相談機関(団体)があります。どんな事に陥ったとしても自分一人で抱え込まずに「誰かに相談すること」が最も重要であると生徒全員が理解しました。

薬物乱用防止教室真剣な表情です薬物乱用防止教室2オンライン

「鬼脇」探訪 ~ 旭浜の新スポットをたずねて

 鬼脇市街から車で10分程北上した旭浜の海岸に、新しいパーキングエリアが完成しました。そこには「利尻さけますの里」と銘打った看板が建っており、9~11月に(運が良ければ) さけの遡上が観られます!との記載がありましたが、残念ながら実際に遡上の様子を拝むことは出来ませんでした...。利尻富士町のさけますふ化場でも、漁業資源の回復を祈念して年間1,900万尾の稚魚を放流するなど、カムバックサーモン!とばかりに着実に計画を進めているようです。

 他にもエリア内には、町のマスコットキャラクター「りっぷくんとりっぷちゃん」をあしらったカントリーサインがあったり、海へ向かうと「老人と海」ではありませんが座ったまま遠くの海を眺めていると、思わず感慨に浸ってしまいそうなベンチなど、想い想いの時間を過ごせそうな素敵な場所でした…。お時間がありましたら是非ともお立ち寄り願います。(私は一緒に行くオシャレ?な相手もいませんが...)ベンチさけますの里カントリーサイン

朝は笑顔から

▽(小)始業前から児童たちは笑顔です。今日もスッキリ起きて、朝ご飯をしっかり食べて、家族に笑顔で見送られて登校したに違いありませんね(^o^) 日常の生活リズムを整えることが心と体の健康の土台となるに間違いありません。いくつになっても大切なことです(自戒を込めて(^^;) )

▽(小)今朝、「亀がいるんだよぉー」とすかさず教えてくれた1年生。畑でも作物を育て、教室では植物も育てています。生き物を育てながら命について学ぶことができますね。今日も朝から気持ちの良いスタートでした。

朝の挨拶小1

亀元気な亀が登場

自分の考えを発信する

▽(中)参観日にあわせ、中学校では校内主張大会が開催されました。上位3名に町内の主張大会への出場権が与えられる予選会も兼ねています。

▽国語の授業の一環で取り組んでいるとは言え、ハードな日程の中でしっかりと準備をしてきた生徒たちは大変立派です。原稿を暗記してすらすらと話す生徒や自分の経験談をリアルに交えて主張する生徒など、個性や独自性がそれぞれ発揮されていました。

▽自分の考えを発信すること、他者の多様な意見を尊重すること。これからの社会を生き抜く生徒にとって、大切な力となること間違いないですね。

校内主張大会1校内主張大会2

利尻山中腹まで雪化粧です

初冠雪

▽昨日、利尻山に初冠雪がありました(写真が無くてすみません)。今日の利尻山は暗い雲に覆われて山が見えませんが、時よりあられが混じる冷たい雨が降っていますので、山頂は昨日よりも白いに違いありません。あっという間に冬が到来しそうです。

▽学校も文化祭が終了し、今日から日常の学校生活に戻っています。急に気温が低くなりましたので、本日は欠席する児童生徒が目立ちました。ちょっぴり学校も静かめの様子です。本日、中学3年生は早速「学力テスト」がありました。行事が一つずつ終わるたびに、進路選択の日が近づきます。  光陰矢のごとし。

学力テストテストに集中です海・空校舎から見える海も空もどんよりです

ハツラツ!文化祭

▽本日、多くの保護者・地域の方々に見守られ、盛大に文化祭が開催されました。田村町長様、吉田教育長様をはじめ来賓の皆様にも来場頂き心より感謝申し上げます。

▽ダンス、合唱、劇など、総練習以上の力を発揮したのではないでしょうか。本番での強さは流石の一言です。子どもの力って素晴らしいですね。ほどよい緊張感は練習以上の力をもたらすものです。それを子ども一人一人が実感できたことが最高です。

▽「自分を表現すること」「仲間と協働して取り組むこと」は、今までもこれからも大切な力です。文化祭を通して、自信と共に多くの学びに繋がったと信じます。日々の生活の積み重ねによる成長は言わずもがなですが、学校行事をきっかけとして、大きな成長を生むことも事実です。互いの絆も深まりました。利尻小鬼脇中の児童生徒全員に拍手です(^^)/

小1,6中合唱小3,4器楽

中ダンス中ダンス

小5.6劇小1,2ダンス中劇中劇

「鬼脇」探訪(番外編)~長野県妻籠宿をたずねて

 江戸時代の中山道で長野県木曽谷の宿場町に「妻籠宿」があります。”馬籠・妻籠”と聞けば、一度は耳にしたことがあるかも?知れませんが、古くから集落の景観を守るべく、建物を「売らない」「貸さない」「壊さない」の3ない運動を展開することで、島崎藤村ゆかりの観光地としての風情を守っており、最近は日本の情緒を求め、遠く海外からもインバウンドの観光客が押し寄せているようです。私も多分に漏れず、信州街道の情緒と言うよりも「五平餅」や「ぜんざい」や「栗ソフトクリーム」など地元の高カロリーな名物を求め、しばらく街を徘徊しておりました…。妻籠宿2 妻籠宿

文化祭総練習

▽14日(土)の文化祭まであと二日となりました。本日は朝から総練習です。どの学年も急ピッチで完成度を高めています。互いに出来映えを確認し、励まし合い、指摘しあうことでさらに良いものを創り上げようとしています。

▽コロナ禍で制限されていた合唱も今年度は解禁です。ほぼ3年間、合唱を歌う機会や披露する場面がありませんでしたので、児童生徒たちも自分の出来映えに少し不安のようです。是非、このブランクを克服し、伸び伸びと歌って下さい!頑張りましょう(^^)/

小5,6&中合唱

(中)ダンス

文化祭まであと3日

▽(小)1年生は入学して初めての劇に挑戦です。2年生のサポートを受けながら頑張っています。セリフもしっかり覚えてきています。当日はほどよい緊張感が気持ちを集中させてくれますので、さらに良くなるはずですね。失敗を恐れずのびのび演じて下さい。

▽廊下には来場者に見て頂くためにたくさんの絵や作品が並べられています。今年度は、4年振りに来場者の制限をせずに文化祭を開催しますので、保護者に限らずたくさんの地域の皆様に来場して頂くことを期待しています。よろしくお願いいたします。

1,2年劇練習

3,4年自画像

三連休が明けて

▽朝晩はめっきり寒くなりました。今シーズン初めて暖房を着けた家庭も出始めてきているようです。利尻山の初冠雪の便りもそろそろかもしれませんね(昨年はたしか10/5でした)。

▽三連休明けの今日は、久しぶりの登校に元気いっぱいの子やちょっと気怠さを感じる子など様々です。共通なのは、週末に迫った文化祭の練習へ急ピッチのところでしょうか。「もう楽器は弾けるよ!」「まだセリフが覚えられてない…」など、こちらも様々です(^^;) 四日後の14日(土)が本番ですので、できる限りの準備をしていきましょう(^^)/

互いの作品を評価器楽練習

「鬼脇」探訪(番外編)~高野山金剛峰寺と出雲大社をたずねて

 9月の3連休にまた懲りることなく格安航空券を手に関西方面へ行きましたが、日頃の煩悩や我欲から断ち切るべく?高野山と出雲大社を訪ねました…。高野山金剛峰寺は遣唐使から日本へ戻ってきた空海(弘法大師)が、真言密教を広めて修行に励むために平安時代の初めに標高800mの地に建設したものですが、様々な動乱を経た後に豊臣秀吉などからの庇護を受け、現在に至っております。他にも武田信玄や伊達政宗など有名武将の供養塔も軒並み建っており、時の権力者からいかに信奉されていたかを痛感しました。(欧米からの観光客の多さにも改めてビックリしましたが…)

 一方の出雲大社は大国主大神(だいこくさま)を祭る神社として建立されましたが、現在の本殿などは1744年(8代将軍徳川吉宗公の晩年)に完成しました。「因幡の白うさぎ」の逸話でも有名ですが、いわゆる「縁結び」の御利益がある場所と言われております。(私自身はもうあきらめ?の境地ですが…)また10月には日本中の神様がここ出雲大社に集合するため、神社がもぬけの殻となり「神無月」と言いますが、集合先の島根県(出雲国)では逆に「神有月」と言うらしく、再び訪れるならば神様が集まり一番御利益がある十月に伺おう!と思いました。日本にもまだ色んな場所や風景があり、またそこに住む人々の営みがあるので、出来うる限りこの目にしたいと改めて痛感しました今日この頃です…。高野山出雲大社

練習に励む

▽今日は肌寒く時折激しい雨が降り、マンホールから水があふれ出るほどです。さらに明日にかけては大雨と暴風波浪の予報です。児童生徒の登下校時には注意喚起が必要な荒天になりそうで心配です。

▽(小)10/14の文化祭に向けて、練習のピッチが上がってきた様子です。今週中に目処をつけ、来週は精度を上げたりする時間に費やしたいですね。児童は自分の役割と責任を果たそうと一生懸命な姿です(^o^)

▽(中)ダンスは互いに声かけ励まし合い、学年の壁を越えた協力がたくさん見えます。リーダーの女子を中心にチームとして1つになって練習する光景がとっても良い感じです。

楽器演奏練習ダンス練習

マンホール中2授業

美味しい笑顔

▽(小)美味しい食べ物はお腹も心もいっぱいに満たしてしてくれます。1,2年生の教室にお邪魔すると、笑顔で給食を食べていました。文化祭の練習もあるのでたくさん食べて体力をつけておかねばならないですね。今日のメニューの「力にゅうめん」でパワーアップです。

▽明日から週末にかけて大雨の予報が出ています。3連休もありますので天候が回復してくれることを期待します。今日の利尻山も半分雲がかかりほとんど見えませんでした。先週から保健室来室者が増加傾向ですので、体調に気をつけたいところです。

給食美味しく頂く利尻山曇利尻山、雲に隠れて

吉兆?

▽昨日、虹が出ていました。いくつになっても吉兆を感じてしまうものですね。突然の通り雨は秋の気配を醸し出していますが、悪いことだけでもないようです。気持ちの持ち方って大切です(^o^)

▽(小)本日、5,6年の授業に役場から講師を招き、租税教室が開かれました。「納税の義務」は国民の三大義務の1つとして教科書に出てきますが、小学生の感心事は消費税くらいでしょうか。社会に出れば身近に存在していますが、小学生のうちから税の必要性や課題を理解しておくことが大切ですね。 租税教室実施にあたりご支援頂きました役場会計課:谷村様、職員の皆様ありがとうございました。

虹租税教室(小5,6年)租税教室劇練習(小1,2年)劇の練習です

後期スタートです

▽10月に入り、今日から後期(二学期制)が始まりました。今年はあと3ヶ月、そして、今年度もあと半分です。児童生徒たちは、新たな目標や決意を持って取り組むことでしょう。できなかったことができるようになり、「なりたい自分」に一歩ずつ近づいていくことを期待しています。まずは、二週間後にせまった文化祭への取組に意欲を燃やして下さいね(^^)/

▽前期の通知表が先週手渡されました。成績は満足いくものだったでしょうか?自分の成果と課題を把握し、やれることを地道に積みかねいってもらいたいと切に願います。ありきたりですが、自分を信じて諦めずに努力したものだけが目標に到達します。自分の可能性を信じるのみです!

後期始業式

小5,6年社会科中3社会科

「鬼脇」探訪 ~ 夏の終わりの利尻沿岸をたずねて

 「暑さ寒さも彼岸(9月中旬)まで」という言葉もありますが、利尻の夏はなんとなく8月末には収束してしまった感があります。そんな秋晴れ?で、窓から入る風も心地よい島内をまた車で徘徊しましたが…最初に宗谷バスの日帰りバスツアーの行列に便乗?して「仙法志御崎公園」を訪ねました。御崎公園名物のアザラシを観に、岩礁まで降りていくとガイドさんから「アザラシさんは今年の猛暑で夏バテしたので、療養で稚内の水族館に帰ってしまいました!」と発表するとお客さんはガッカリしていましたが、私はそこで初めてアザラシが稚内から「派遣」されていたことを知り、驚愕してしまいました…。

 次に利尻空港辺りでかつて、吉永小百合さんの映画が撮られたロケ現場に行きましたが…澄み渡る青い空と海の向こうへ遥かに見える礼文島(すぐそこですが)が見えたので、思わず写真に収めました。以前もお話ししましたが、絵になる風景がそこかしこにある場所に住む贅沢さを改めて実感しておりますが、まさにこの季節は観光客こそ減りますが、ドライブのし甲斐は満点です!!礼文島御崎公園

平和教育

▽(小)本日、読み聞かせボランティアの方々が札幌から来校され、「ダモイ」(ロシア語で「故郷へ」の意)のお話をして頂きました。大きな段ボールに描かれた大型の紙芝居を使ってのお話です。実際のシベリア抑留体験談から作成されたもので、児童たちは戦争の怖さを感じながら熱心に聞き入っていました。戦争の悲惨さを伝えることを受け継いでいくことが次代に生きる者の責任かもしれません。戦争を知る世代の方から直接お話を聞く貴重な機会となりました。

▽シベリア抑留体験を語る会:吉田欽哉様(仙法志在住)、黒沢フク様(文・画)、札幌市読み聞かせボランティアSKY野本哲也様及びスタッフの皆様に感謝申し上げます。御来校ありがとうございました。

 

1日のスタート

▽今週から秋の交通安全運動が始まっています。登校時に町内の各交差点で見守り活動が行われています。自治会の方々が朝早くから街頭に立ち、児童生徒たちに声をかけてくれています。交通量が少ない島内であっても油断は禁物ですので、交通事故にはくれぐれも注意したいものです。

▽「挨拶は元気に気持ち良く!」よく我々教師が使う言葉ですが、児童生徒によって価値観はバラバラであったり、性格の違いで期待している挨拶で無かったりすることが少なからずあります。たかが挨拶、されど挨拶でしょうか。自省も込めて、時と場所、場面に応じた挨拶ができる人って憧れです。