学校ブログ
おすそわけ
▽(小)先日、ある児童が作ったクッキーを頂きました。柔らかいチョコレートがびっしりサンドされていて、なかなかの出来映えです。味も見た目もお店の商品のようでした。家庭科の調理実習などで児童生徒が作ったものを頂く機会が何度かありますが、どれも美味しく頂けて嬉しい限りです。中学校の担任をやっていた頃の十数年前は、不思議な味や半生の肉料理などに出会う場面も少なからずありましたが、今は安心して?食べることができています(^^;) 児童の優しさに感謝です。ごちそうさまでした。
良い天気です
▽(中)本日は風もなく、日射しが眩しい気持ちの良い青空が広がっています。午後からのスキー授業にはもってこいの天気です。中には検定1級の実力を持つ強者もいますので、思いっきり滑走していることでしょう。
▽(小)5,6年生は理科室で実験です。発電のしくみを楽しそうに学習していました。手動でモーターを回して豆電球を点灯させる場面では、回す速度によって光の強さが変わることを実感していました。災害用のラジオや充電器など各家庭に普及していますので、児童たちには身近な学習でした(^o^)
いつも通りが1番です
▽(中)暴風雪による臨休の影響で延期になっていた「学力テスト」が本日実施されました。生徒にとってはスケジュールの変更がたくさんあって大変だったことと思います(特に3年生は、先週実施した学年末テストも日程変更を余儀なくされました)。実力を発揮できたことを祈るばかりです・・・。
▽(小)風邪などによる欠席がちらほらありますが、流行している様子はなくみんな元気そうです。小学1,2年生では、冬休み前に実施したケーキ屋さんでの体験について発表をしていました。楽しかったことや難しかったことなど上手にまとめていましたね。自分たちが作ったチョコレートケーキは、「スゴく美味しかった!」と満面の笑顔でした(^o^)
雪国のふるさとを楽しむ
▽2/3(土)、地域で「第34回雪ん子広場」が開催され、本校児童生徒が作った雪像4基も計画通り無事に完成しました。地域の幼児たちも喜んでくれたことと思います。会場には、地域の方々の出店が立ち並び、美味しい食べ物もたくさんありました。無料のうどんやお汁粉、豚汁等もあり、お腹いっぱいになったことでしょう。
▽児童生徒会が企画した雪上ボーリングにもたくさんの方々に参加して頂きました。進行を務めた中学生にとっては数年振りの取組でしたが、次につながる経験になりました。数年後には、地域の大人として実行委員会のメンバーになっているかもしれませんね。特色ある雪国の環境を楽しめた一日になりました。
ゲームや餅まき等、大盛り上がりでした
「鬼脇」探訪 ~ 4日間臨時休校の利尻小・鬼脇中本校舎をたずねて
写真はまさに臨時休校中(吹雪や基幹道路の通行止めの為)の本校舎ですが、再び晴天に元気で生徒児童が登校出来るように校舎周辺を優先的に除雪をして頂くなど本当に頭の下がる想いです…。この校舎では荒天時に停電の際の非常用電源やシャワー棟なども備えているため、いざとなれば地域の方々の避難拠点としても機能します。能登半島の地震でも、電気や水道の大切さやイザというときの食糧や資材の備えが、いかに重要かを改めて痛感致しましたが「備えあれば憂いなし」という境地にいたるまではやり過ぎても足りないかも知れません。(個人的には、4日間の通行止めでコンビニなども商品が無く、備蓄食糧がみるみる減っていったのが実に切なかったですが…)
沖縄の児童との交流
▽(小)昨日、沖縄県の渡嘉敷小学校5,6年生の児童と本校5,6年生がオンラインで授業をつなぎ、交流学習を行いました。沖縄では昆布は採れないらしいですが、昆布を使った郷土料理が数多くあり、とても身近な食材だということです。そうしたことから、「食育」を通して本校児童と一緒に学ぶ取組に繋がりました。
▽北海道と本州とは古くから北前船の歴史があり、利尻島は沖縄地方ともいわゆる「昆布ロード」でつながっています。本校の児童たちは、これまで学んできた利尻昆布について、渡嘉敷小の児童に説明したり、質問に答えたりしました。離島で生活しているとはいっても全く環境が異なりますので、お互いに興味津々の様子でした。モニター越しではありましたがすぐに打ち解けていましたね。「利尻昆布を食べて育つウニは絶品」という話に、渡嘉敷小の児童が盛り上がっていたのが印象的でした。
▽渡嘉敷小学校の教職員の皆様、貴重な機会をコーディネートして頂いた武庫川女子大:藤本勇二先生に感謝申し上げます。
地域を盛り上げる
▽昨日から三日間の予定で、「雪ん子広場」のために児童生徒たちが4基の雪像づくりを行っています。「大谷翔平選手のユニホーム」や「栗まんじゅう(キャラクター)」など、各学級が工夫をこらして作業に取り組みました(地域の大人の手も借り、アイスキャンドルも作成しています)。初日は降雪もなく気温も0度前後とまずまずの良い天候に恵まれました。
▽中学生は〇〇さんが現場監督?だそうで、みんなから意見を求められていたのが微笑ましかったです(利尻富士町マスコットキャラクターの「りっぷくん」が出来上がるとのことでした)。小学生(後輩達)の手本となるような立派な雪像ができそうです(^o^)
積み重ねによる成果
▽今日は雲の合間から時折晴れ間が見え、陽光が気持ち良い天候となりました。午後からは、地域で開催される(2/3開催)「雪ん子広場」への雪像づくりが始まります。数年振りの開催及び参加とあって、どんな雪像になるかが楽しみです。
▽(中)3年生が授業で英語スピーチの取組を行っていました。この1年、何度も取り組んでいる活動です。「小中高生のインターネットの利用時間」「中学生の平均睡眠時間」「国産車を購入するならどのメーカーか」など、各自で決めたテーマにそってオールイングリッシュでプレゼンです。発音がどんどん綺麗になっています(自分で気付いていますか?自信をもっていいですネ)。1年間取り組んだ成果です。
一週間ぶりの登校
▽先週月曜以来の登校となりました。暴風雪による通行止めで臨時休校が四日連続とは全くの予想外でした。こんなこともあるんですね。自然の猛威を改めて実感しました。児童生徒も「久しぶり~」という会話からスタートです。1日くらいの臨休なら「ラッキー」と思う子もいるかと思いますが、流石に今回ばかりはうんざりだったようです。
▽(中)3年生は延期になっていた学年末テストに本日取り組んでいます。先日、公立高校の出願状況(倍率)の中間発表もありましたが、目の前のやるべき事に全力を果たすのみですね。集中してテストに向かう表情がステキです(^o^)
▽(小)「札幌から帰って来られなかったんだよ~」と教えてくれた児童もいました。島外に出ていた家庭も大変だったようですが、今日はほとんどの児童が登校し、明るい表情をみせています。みんな事故や変わった様子もなく安堵です。
「鬼脇」探訪 ~ 利尻富士の海底(ブルーカーボン)をたずねて
地球の温暖化が叫ばれて久しいですが…「暖冬」になる事によって、鉄砲水ならぬ「鉄砲雪」や「爆弾低気圧」が道北の上空でも急に発達するなど、天候の不順でフェリーや飛行機・道道の欠航や通行止めを余儀なくされ、日常生活にも支障が出ています。そんな中、利尻富士からの清らかな湧水を湛えるコンブの藻場が光合成を通じて、温室効果ガスである二酸化炭素などを吸収している「ブルーカーボン」として注目されています。その効率は植林スギの5倍とも言われており、海面からちぎれ離れた「流れ藻(コンブ)」についてもスグには枯れず、深い海に沈むまでブルーカーボンとしての役割を全うするなど、温暖化問題の優れものと評価されています。炭素が海の中で循環しつつ、今後もブルーカーボンの保全活動を行っていく事で、水産資源の供給や水質浄化また生活文化の構築や対外広報(観光)アピールにも資することが出来ます!まさにウインウインの関係とも言えますが…私もプチ「昆布オーナー」等になってブルーカーボン振興の端くれとして、ささやかでも温暖化問題に貢献できれば?と考えております。
三日連続です
▽本日も暴風雪警報が発令され、道道の通行止めが続いています。三日連続の臨休となりました。長い教員生活の中でも荒天による三日連続は記憶にありません。これも近年の地球温暖化による異常気象の影響でしょうか。管内出身の自分の幼少の記憶を辿ってみても、季節に関係なく明らかに気象状況は変わっていると感じます。
▽先週の18日に授業が始まって今年はまだ三日しか登校できていません。児童生徒たちも出鼻をくじかれた格好ですね(^^;) 自宅での様子はどうでしょうか?除雪などの手伝いも頑張っていることでしょう。明日、登校できる天候となることを願います。
(生徒玄関前)背丈程の吹き溜まり
二日連続です
▽昨日に引き続き道道通行止めのため、本日も臨時休校となりました。島内は大荒れになっています。宗谷管内の多くの小中学校も臨時休校となっているようです。
▽中学3年生は明日から学年末テストが予定されていますので、通常通りに実施できることを願います。生徒は自宅で準備をしているとは思いますが、予定外のことが起こると集中するのが難しいかと思います。惑わされること無く、まずはできることからやりましょう。
▽冬季の幾日かの臨時休校は想定内ではありますが、なんとか天候が回復してくれることを望みます。
吹雪のため視界不良です
暴風雪、通行止めによる臨休
▽昨晩から暴風雪警報が発令され、道道も通行止めになっています。自然には勝てません。本日は臨時休校となりました。道路は冠雪のため、車移動ができない状態です。膝上まで雪が吹き溜まっている場所もあり、自分は徒歩でなんとか校舎にたどり着きましたが、安全を考えると児童生徒の登校は無理のようです。
▽道道の通行止めが解除にならなければ町道の除雪も始まりませんので移動は困難です。フェリーも欠航が続いていますので、離島住民にとって日頃から食料の備蓄は必須です(^^;) 何事も備えが必要だと改めて感じたところです・・・。
校門(手前)が雪で埋まっています道路がどこかわかりません・・・
何を優先するか
▽(中)中学3年生の学級通信に「登校日あと38日」と記載されていました。そう考えると卒業まであっという間です。3年生はやるべき事の優先順位がとっても重要となってきます。誰もが通ってきた道ではありますが、当事者にとっては初めてです。保護者や先生方からアドバイスをもらいながら、1日1日が充実することを願います。
▽今晩から暴風雪警報が発令される予報です。海も数日間、時化が続くという情報もあります。明日の登下校に影響が無いことを祈るばかりです。除雪にも骨が折れる時期が続きます・・・。
小学生はのんびりムード?(^^;)
晴れ間が見えています
▽時折晴れ間が見える穏やかな天候です。気温は低いですが、中学生はスキー授業(午後)ですので良いコンディションかと思います。
▽長期休業を引きずる様子もなく授業に取り組んでいる子どもたちは流石です(^^;) 冬休みはお正月もあり、生活リズムが乱れがちですが、規律よく過ごせたことの証です。
▽(小)算数の時間に女子児童が積極的に発言をしていましたので、「冴えてますね~」と声をかけるとニッコリと笑顔でした。そのやる気は、存在感があふれていました。主体的に学ぶ姿っていいですね(^o^)
「鬼脇」探訪(番外編)~山形県米沢市と夜の仙台をたずねて
東北地方も年の瀬とは言え、地球温暖化の影響なのか?10度近い気温があり(仙台に至っては雪もなく…冬タイヤの無駄!と話していましたが…)とてもポカポカして過ごしやすい気候でした。ちなみに「米沢」は牛肉で有名な街ですが、歴史マニアの私としては、一度訪ねたいと思っていた上杉謙信や景勝、また直江兼続などを祀った「上杉神社」を訪ね、武家の名門である上杉家の荘厳さと張り詰めた空気感を肌身で感じる事が出来ました。中でも写真の上杉鷹山公は、財政破綻寸前だった米沢藩を立て直すため人件・維持費などの財政改革や「米沢織」や「米沢鯉」など、今にも通ずる産業育成を行い、これを見事に立て直した為政者として大河ドラマの候補にも挙がっています。夜に訪ねた110万人都市の仙台は「杜の都」と言われるだけあって、街中も緑にあふれていますが…定禅寺通りのケヤキ並木は、夜には綺麗なイルミネーションが灯され、仲睦まじい家族やカップルが想い想いに歩いていました。(きらびやかな街並みを、やはり一人で歩くものではないです…)
新しい節がスタート
▽本日から新しい節の始まりです。風邪などによる欠席者もいましたが、2023年の学校生活が晴れやかにスタートです。久しぶりに見る児童生徒は身長も伸び、表情も引き締まっています。やっぱり友達と久しぶりに会うと、自然と笑顔が多くなり、会話も弾んだようです。
▽新しい年を新たな決意や目標をもって過ごしていきましょう。可能性は無限大です。自分が目指して取り組んだ分だけ、夢は確実に近くなります。「学校が楽しい」という実感が得ることができるよう、また全員で取り組んでいきたいですね。
▼新年の幕開けは、地震災害や航空機事故等の大きなニュースから始まりました。亡くなられた方々には心よりご冥福をお祈りいたします。また多くの被災された方々にお見舞い申し上げます。
昨日の利尻富士 圧巻です
「鬼脇」探訪(番外編)~京都の昆布専門店「五辻の昆布」をたずねて
太閤・豊臣秀吉の住まいがあった「聚楽第」跡の近くに、創業122年の昆布専門店である「五辻の昆布」があります。こちらは予約制で「利尻昆布」「羅臼昆布」「真昆布(がごめ昆布)」をブレンドした、調味料を殆んど用いていない特製の「ラーメン」を食べさせてくれるとの事で行かない手はない!とばかりに訪ねました。まずは各昆布を丸一日、水に浸けただけの「昆布水」をテイスティングさせて頂き、次に手作業で作成する「おぼろ昆布」の実演作業(試食)の後に、真打ちのラーメンが出て来ました。ただ貧乏舌の私でも、その味の深みや豊潤さに改めてビックリしました。ラーメンの提供を始めたのも昨今の「昆布離れ」により消費量がじり貧の状態なので、国民食である「ラーメン」を通じて昆布の素晴らしさを再発見して頂きたいと話されていました。ちなみに京都の料亭などでは、素材同士をケンカさせることなく色どりも薄くて上品な味わいの「利尻昆布」が主流との事です。ロシアや朝鮮半島にも昆布は自生しているようですが、利尻富士等の洗練された伏流水が昆布の味を格段に向上させるようです。
「鬼脇」探訪 ~ 本年もどうかよろしくお願い致します。
2024年 あけましておめでとうございます。昨年は色々とお世話になりました。また、当ブログをご覧になって頂き、誠にありがとうございます。皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
「鬼脇」探訪 ~ 猛吹雪の鴛泊?をたずねて
私事ながら、先週いつものように20km離れた鴛泊の利尻富士町役場や稚内信用金庫など「外勤」へ伺いましたが…同じ町内でも天候が全く異なり、爆弾低気圧による猛吹雪やホワイトアウトで一面真っ白となり自然の厳しさを改めて痛感させられました(写真は資料映像)。結局はこれ以上の移動は「困難」となり(北海道道の通行止めなどの影響で)学校への帰還を「断念」して外勤ならぬ「外泊」と相なりました…。外泊先のホテル(セイコマートの向かい)では、寝室の窓から降りしきる猛吹雪や日本海の荒波を目前に見ることが出来ましたが、これが夏のオーシャンブルーならいくらか良いものを…と思いながらも、厳冬のしばれる景色を見ていたら、これはこれで素晴らしい?あたかも演歌のような切ない情景でした。今年もご覧頂き、ありがとうございました。