学校ブログ

「鬼脇」探訪 ~ 山梨の「富士山」と北海道の「利尻富士」を訪ねて

 週末などのアテのない時に、独り身の私がたまにフラっと立ち寄るスポットに「白い恋人の丘」(鬼脇)があります。かの有名なお菓子が入った箱の表紙ラベルの原型となった風景で有名ですが…” 利尻山 ”よりも通称の「利尻富士」の方が一般的にメジャーな感があります。日本全国には富士山に敬意を表し、形状が似ている山を「〇〇富士」との呼称で読んでいますが(羊蹄山~蝦夷富士、岩木山~津軽富士など)やはり「総本山」たる富士山を見ると、さすがの絶景でつい拝みたくなります!ただインバウンドを始めとした多くの登山者やそれに伴うゴミなどの環境破壊で、世界自然遺産ではなく「世界文化遺産」での登録となっており、山梨県では登山客を制限すべく「専用登山列車」の設置も検討しているようです…。利尻富士もそうですが遠巻きに美しい雄姿であっても、いざ近づくと大量のゴミや環境破壊があれば「フジヤマ」の名がすたるので、是非とも注意したい課題ではあります。富士山白い恋人の丘

学んでいく過程について①

毎日教室を回っています。子どもたちが、授業で思考しながら、真剣に課題に向き合っている様子や昨日よりも「わかる」「できる」ようになった子どもたちの笑顔の成長を見たいからです。子どもたちが授業を受けていて気が付いたことをご紹介します。1つ目は、ひらがなや漢字の書き取りで、自分の書いた文字に納得がいかなくて、字形を整えて書き直していました。自分の取組を顧みて、自己調整しながらの取組がよかったです。2つ目は、理科の実験で、酸素を燃やす実験が終わった後に、「もう一回やってみよう」と意欲的に取り組んでいました。実験は、体験的な探究心を育てます。「なぜ」、「なんで」、「どうして」という気持ちがさらなる向上心に結びつきます。私も結果に振り回されていますが、結果は、取り組んでいる過程があってのものなので、今後とも子どもたちの学習に取り組んでいる過程で、素晴らしいと思ったことをご紹介していきます。

 

 

 

「鬼脇」探訪(番外編)~大東京と山梨をたずねて

 GWの後半を利用して3日行程で東京と山梨(富士芝桜まつり)を訪ねましたが…東京は改めて何度訪ねても人も街も多すぎて、私のような田舎者には混乱してしまいます!写真は六本木・テレビ朝日前の「毛利庭園(旧長州藩園庭)」から東京タワーに向かって撮影したものですが、夜の景色一つとっても色んな顔を見せるので、刺激が欲しい?方にはうってつけの場所と言えそうです。よく都会の人間は、空気もマズいし運動もろくたらしないから健康に悪い!と言われたりしますが、東京については案外、緑地帯が多かったり(ゴミ捨てにも車を利用する私とは異なって)隣の駅まで平気に歩く方が多いので、都会人の方がより歩いているかも知れません…。一方できれいな富士山と芝桜をめでる為に日帰りバスツアーで山梨へ行き、写真のような美しい富士を拝むことが出来たものの、帰りの中央自動車道ではニュースでお馴染み?小仏トンネル付近で数十キロの渋滞にハマり、事故渋滞も重なって結局5時間遅れでの到着となり、都会の洗礼?をダイレクトに受けてしまいました…。その後に札幌経由で利尻まで帰途に付きましたが、やはり心が落ち着くとはこの事で「ふるさとは遠きにありて想うもの」とはよく言ったものだ!と痛感させられます…。富士芝桜まつり東京都港区

「鬼脇」探訪(番外編)~大阪・徳島をたずねて

 GWにかけ昭和の日の三連休に格安航空券を手に、大阪の街や徳島県の大塚国際美術館を訪ねました。大阪は来年の万国博覧会を控え日本人と共にインバウンド観光客でひしめいていました。中でも写真の「通天閣」やミナミ周辺では夜も人で溢れかえり、脱コロナを肌身で実感させられる賑やかさでした。ただ隣の県にいくと、逆に人がマバラだったりもするので「観光の二極化」も進んでいるようです。一方で過度な円安で日本人の海外旅行需要が減る中、徳島県にある「大塚国際美術館」では西洋美術の粋を集めた作品が一堂に見られるとあって、多くの日本人などが来館していましたが…中でもイタリアのシスティーナ礼拝堂を模したこのホールでは、数年前に歌手の米津さんが紅白歌合戦でLEMONを熱唱した事で有名な場所で、やはりひっきりなしにお客さんでひしめいていました。GWの全国津々浦々の本格的な賑やかさがコロナ禍からやっと戻ってきた事を実感する街歩きでした…。通天閣大塚国際美術館

「鬼脇」探訪 ~ 今年は観光客も熱い?利尻空港をたずねて

 長~いコロナ禍が明け、インバウンド観光客のみならず日本国民も久しく我慢していた旅行にいざ出よう!と思った矢先の円安地獄?で、日本人の海外旅行客数もV字回復とはならず、旅行先も所謂「安・近・短」な近場(アジア等)に偏っているようです。そして円安の影響を受けない国内旅行が活況の中でその「穴場」として、ここ利尻島も全国的に高い注目を受けているようです!ニセコが25年前のたった1人のオーストラリア人の「口コミ」によって、今や世界有数のリゾート地へ変貌を遂げたのは有名な話ですが、利尻へも風光明媚なパウダースノーを求め欧米から多くのスキーヤが来島したり、日本百名水の甘露泉水に惚れ込んだ1人のニューヨーカーによりウヰスキー醸造所が出来たりと「口コミ」への期待は膨らむ一方です…。新千歳や丘珠経由の玄関口である利尻空港も、いままで早割などで安価に入手できた航空券が、現時点で昨年よりもかなり価格上昇している事からも、確実に利尻観光への熱い視線を感じます!これからは日本ハムファイターズのみならず利尻への観光も(オタトマリ沼や白い恋人の丘や利尻プリンも併せて?)上昇気流と共に、クライマックス(シリーズ)へ向かう事を、鬼脇から心より祈念する今日この頃です。玄関口・利尻空港