2024年7月の記事一覧

北海島まつりについて

 28日に鬼脇地区の北海島まつりがありました。たくさんのお客さんが来場していました。以前、CS(学校運営協議会)の会議で、地域の方から「学校の先生方が見に来てくれると、子どもたちも会場に来て、盛り上がるんだけど。」との話がありました。そこで、学校の職員や利尻富士町校長会などに呼びかけて、イベントに参加することにしました。団体種目では、倒してポンやボートレースに参加しました。ボートレースでは、遠くから「校長先生がんばって」と声援があり、やる気満々になりました。残念ながら健闘空しく、隣のボートにも負けてしましましたが、楽しく参加することができてよかったです。人に声を掛けてもらうと、こんなにもやる気になるんだな。と実感しました。また、子供たちが参加していた、ダンスは、会場に花を咲かせました。キレッキの動き、衣装も決まっていて、見応えがありました。学校以外での子どもたちの素晴らしい発表を見ることができて、よかったです。楽しく参加させていただいた北海島まつりでした。

 

 

 

 

 

夏休みに入って4日目

 今週7/27日、28日は、京都で38℃、8月上旬の関西地方は、記録的な猛暑になるのではないかと予想されています。北海道においても連日、猛暑日のニュースをよく見ます。そんな中、釧路と宗谷地方だけは、例外です。ただ、釧路においては、5/19日に30℃以上の真夏日を記録したようです。利尻島で25℃になると、体がなれていないせいか、暑く感じてしまいます。学習するには、絶好のコンディションです。お子さんは、計画通りにこつこつ勉強もしながら夏休みを過ごせているでしょうか。7/28日は、鬼脇会場にて北海島まつりが実施されます。私は、せっかく鬼脇に来たのだから、地域行事に参加して楽しもうという気持ちで、ボートレースと倒してポンにエントリーしました。みんなで楽しくお祭りを盛り上げて、地域と交流したいと考えています。応援お願いします。

「鬼脇」探訪 ~ 沓形港の波止場をたずねて

 普段は豪華客船なども停泊することがある、沓形港の岸壁ですが…私は近隣の飲食店で食べ過ぎた後にキレイな夕景を眺めに、沓形の岬付近をよく徘徊します。ただ最近は観光客の方々も多くて、撮影のジャマにならないように側のこの波止場に来ています。私がいままで北海道で見た夕景の中で一番キレイだったのは釧路の幣舞橋からの夕日ですが、こちらの沓形も中々のもので眺めているとセンチメンタルジャーニー?(by松本伊代)的な気分にも襲われるので、何かに疲れた時や、心を洗ったりリセットしたい時には、おススメのスポットかも知れません。(もちろんカップルやご夫婦にも〇)沓形港

夏休み1日目

 今日から夏休みが始まりました。子供たちは、夏休みの計画通り、早寝早起きができたでしょうか。学校に部活で、子供たちが来ました。学校から石崎灯台まで体力作りのために走るとのことでした。私も一緒に走って、子供たちに励ましの声を掛けてあげようと思ったものの・・・・結局追いつきませんでした。そして、「校長先生頑張って」と、逆に励まされてしまいました。学校から石崎灯台までは、往復で5kmくらいでした。記録が伸びた子もいて、継続は力なりということわざを実感しました。

 

 

 

全校集会

 今日の昼休みに全校集会をしました。子供からも、これまで頑張ったこと、夏休みの抱負などの発表がありました。私からは、勉強について話をしました。私が昔、担任をもっていた時に、「先生、5日で宿題を終わらせたよ。」と話をする子がいました。「その後は、どうするの?」 と聞くと、「わかんない」と答えていました。

 この話を利小・鬼中の子供たちにすると、1・2年生から「宿題が終わったら、ドリルをすればいいんじゃない。」と答えてくれました。自分のための勉強だということを分かっています。

 勉強は、宿題を終わらせるのが目的ではなく、自分のために、自分の夢や目指す仕事のために、夢がなくても、こんな自分になりたいと思うような自分になるために、取り組むものだと思います。家族で出かけることも、親戚に人に会うことも、たのしいイベントに参加することもいいと思います。ただ、計画通り、勉強・宿題・家庭学習もこつこつと続けて欲しいと思っています。

 保護者の方には、学校に御協力・御支援をいただきありがとうございました。夏休み中は、子供の話を聞いてあげて、子供が勉強に取り組む環境(優しい声かけをしてやる気にさせる、ほめてやる気にさせる、子供の話をじっくり聞いてやる気にさせる)を整えてあげてください。楽しい夏休みになるといいですね。

 

「鬼脇」探訪(番外編)~博多をたずねて

 海の日の三連休に懲りずに福岡市を訪ねました。目的は長崎県で開通した「西九州新幹線」や、博多の夏を代表する祭り「博多祇園山笠」また日本の国宝の横綱格でもある「漢委奴国王の金印」(市博物館)を各々拝見するのが目的でしたが…新幹線は長崎・佐賀の集中豪雨で結局諦めましたが「金印」については、ガラスの中にある本物を十数分もの間、誰にも邪魔されることなく凝視してみる事が出来ました!(写真がピンぼけしてすいません…)他にも戦国マニアにはたまらない、福島正則が見事満杯の酒を飲み干した黒田家臣の母里太兵衛へ譲った「日本槍」(黒田節の由来)の本物があったり、個人的には大満足でホテルに帰りました…。 博多祇園山笠は15日即日で利尻(鬼脇)に帰る飛行機の直前、見学をしに櫛田神社へと参りましたが、最初の掛け声とともに勇壮な博多の方々が街を掛け走る姿は正に圧巻しましたが地元の方に伺うと、コレがないと博多の夏は始まらない!との話でしたので…私のような暑がりどさん子にはツラい?真夏の九州から逃げるように、半月前迄ストーブ使用の涼しい利尻へと戻ってきました。博多祇園山笠名槍「日本」漢委奴国王・金印

防犯教室

 小学生を対象に防犯教室を行いました。「いかのおすし」を合い言葉に、実践を交え不審者対策について学びました。「いかのおすし」とは、「いか」・知らない人について「いか」ない。の・声をかけられても、車には「の」らない。お・知らない人に連れて行かれそうになったら、「お」おきな声をだす。す・声をかけられたり、追いかけられたら「す」ぐ逃げる。し・こわいことにあったり見たりしたら、すぐに大人に「し」らせる。の語呂合わせの防犯標語です。担任の先生方が、不審者役になって、あの手この手で、子供たち近づきます。子供たちは、不審者を近づかせないように、距離感を保ち、言いくるめられないようにはっきりと断ったり、親を呼んできますと答えたりしました。友達がとった行動をどう思うか。など子供同士で交流する場面もあり、防犯について深く学ぶいい機会になりました。私からは、残念ながら、世の中は、いい大人だけでないので、このような訓練をしなければならないこと。利尻でもあるかもしれないこと、防犯を意識して生活して欲しいことなど話しました。警察の小田島さんには、大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

 

 

人権教室

 7月12日に鴛泊中学校で人権教室がありました。鬼脇中学校の生徒は、鴛泊中学校へ移動して、稚内人権擁護委員協議会(江川善次会長)の授業を受けてきました。目的は、いじめについて理解を深め、いじめは絶対に許されない行為であることを再認識する機会とすることでした。ビデオでは、いじめを見ている傍観者の立場で、話が展開していきました。いじめをやめさせようと思うけど、声や態度に出すと、今度は自分がいじめの標的になるかもしれないと、葛藤しながら物語が進んでいきます。最終的には、クラスの男子にも協力してもらい、いじめられている子に代わる代わる、声を掛け合い、いじめている子(4人グループ)にも、注意をしていきます。みんなで注意をすれば、標的になることはないと考えたアイディアでした。いじめを見ている傍観者の立場で、自分だったらどうするかを考えたり、話し合ったりする貴重な機会となりました。

 

学んでいく過程について④

 新学習指導要領では、「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実」の実現を目指しています。「個別最適な学び」は、「指導の個別化」と「学習の個性化」に分けることができます。「指導の個別化」とは、学習進度や学習内容を、子供一人一人のニーズに合わせて学びを設定します。写真は、Qubenaで、学んだ内容の振り返りをしているところです。子供が自分のペースで自己調整しながら学習を進めているところです。一方、「学習の個性化」とは、子供生徒の興味・関心に応じた異なる目標に向けて、学習を深めたり、広げたりする学習です。自ら適切に学習課題を設定し、課題解決に向けて取り組む力を育みます。利小・鬼中では、子供が自力解決に向けて、タブレットを効果的に活用しながら授業を進めて参ります。

 

 

「鬼脇」探訪 ~ 仙法志のアップルパイ店(季節限定)をたずねて

 お隣り仙法志の街中を車で走っていたら…自治会館の側に「アップルパイ営業中」と書かれたみなれぬ旗がたなびいていたのでブレーキを掛けたところ、中では手作りのアップルパイが並べて販売されておりました!どれも美味しそうで目移りしましたが…看板商品のアップルパイを食べたところシナモンが効いており、林檎のサクサク感を残したまま芳醇で食べ応えあるアップルパイで大変満足できる味でした…。ちなみに元々埼玉県の米軍狭山基地の近くで営業しているらしく、利尻で漁をしている常連客から利尻の素晴らしさを折に触れて聞くうちに、灼熱の埼玉を逃れて利尻にて季節営業をしたい!と一心決意して、今年は6~9月の間に営業をしているようです。7月末の鬼脇でのお祭りにも出店されるようですが、お近くを通る際には是非ともお立ち寄り頂ければと思います。アップルパイ仙法志

小学校の参観日ありがとうございました

 7月10日に小学校の参観日がありました。お忙しい中にもかかわらず、参観された保護者の皆様、ありがとうございました。保護者の皆様には、お子さんの頑張りを見ていただけたでしょうか。先生方は、解決の見通しをもたせながら授業を進めて、その授業で子供が「わかる」「できる」ようになったでしょうか。学校では、子供が自力解決できる力を付けさせたいです。子供の「見方・考え方」を豊かにして、論理的思考力の育成を目指します。

 

 

 

 

 

中学校3年生の授業について

 中学3年生を対象に、帯広泌尿器科の小谷 典之(おたに のりゆき)医院長による性感染症の授業がありました。利尻富士町ロータリークラブとのつながりで、小谷医師の授業が実現しました。ロータリークラブとは、ボランティア活動を目的とした国際的な社会奉仕団体で、持続可能な良い変化を生むために、人びとが手を取り合って行動する世界を目指す活動している団体です。利尻富士町のロータリークラブの方もたくさん来校しました。

 性感染症は、中学校の保健体育の授業で学びますが、小谷医師が、現役で現場を知っている方なので、説得力がありました。小谷医師から「思春期は誰もが性について、悩むものなんだよ。」という一言が印象的でした。子供たちは、性感染症の実態やこれから大人に向けて、性に対する考えを学びました。

 

 

 

 

 

 

 

中体連について

 7月6日、7日、稚内市で宗谷管内中体連大会がありました。日頃の練習を糧として、自分の実力を試す場となりました。鬼脇中学校からは、3町合同サッカークラブとバトミントンで出場しました。サッカーは、若葉台球技場で稚内南中学校との試合でした。豪雨で前が見えない状況での試合となりました。声を出して、チームや自分を奮い立たせて頑張りましたが、1-3で惜しくも負けてしまいました。ただ、1点をとって相手を追い詰める、素晴らしい展開の試合でした。バトミントンは、総合体育館でありました。2日間に渡って熱戦が繰り広げられました。子供たちは、勝ったり負けたりを経験しました。ただ、どの子も最後まであきらめない鬼脇魂で戦ってくれました。保護者のみなさま、熱い応援ありがとうございました。3年生は、これで引退になります。お疲れ様でした。今日は、登校日なので子供たちは授業を頑張っています。

 

 

 

「鬼脇」探訪(番外編)~カムイウヰスキーの「ひむバス」をたずねて

 私がドラックストアから帰途に付く途中で、金沢ナンバーの派手なバスとすれ違ったので非常に気になり、そのまま跡をつけて行ったら…利尻富士からの美味しい湧水を用いた唯一のウイスキー工場である「カムイウヰスキー」に停まり、NHK「ひむバス」の取材が始まったのでつい写真を撮ってしまいました。(申し訳ありません…後でNHKのスタッフさんに頭を下げて帰りましたが)「ひむバス」は「鶴瓶の家族に乾杯」や「ブラタモリ」などと共に、個人的には一番大好きな紀行(旅)番組で、いざ自分の身近なところで取材撮影が行われているとなると、非常に興奮を隠せませんでした。近い時期に沖縄の離島などと共に放送されるとの事で、早くも楽しみではあります。(昨年の夏休みにも私が学校に働いていた間、校舎向かいの郷土資料館で「ブラタモリ」の撮影が行われていた事も露も知らず、もしも知っていればサインの一つも貰っておけば!と後になって後悔したのを想い出します…)日村さんひむバス

畑について

 PTA環境整備で、保護者の方に畑を耕してもらいました。ありがとうございました。畑には、ピーマンやじゃがいも、枝豆やタマネギ、スイカなどを植えています。写真は、子供たちが草取りをしているところです。これからも、水やりや草取りをしっかり行って、作物が大きく育つよう頑張って欲しいと思っています。

学んでいく過程について③

 学校では、タブレットを活用して、学ぶ機会が多くなってきました。写真は、社会の授業の一コマです。様々な情報から、問われていることを答えるのではなく、「説明してください。」というように、情報から根拠を見つけて、自分の考えを答える問題です。一問一答だけだと、知識は得ることができますが、学びが広がったり、深めたりすることはできません。利尻小学校・鬼脇中学校では、「論理的思考力」の育成を目指して、全力で取組を進めてまいります。

 

着衣水泳について

 中学生が着衣水泳をしました。将来、子どもたちが津波にでくわしたり、河川に落ちたりすることが無いとは、限りません。このような災害時に、どのように対処するのかによって、生存率が変わります。今回は、服を着たまま溺れない、対処の仕方を考える機会になりました。服やズボンをはいて、水につかると、生地が水を吸って重くなります。一般的には、体の浮力がなくなるので、パニックになって、手足をバタバタして溺れてしまうようです。今回、子どもたちが学んだのは、慌てずに、ゆっくり、手足を広げることで、顔が浮き、浮力を得ることができることです。このような機会を設けたことで、災害時にも役立つ実践的な体験をすることができました。