2024年9月の記事一覧

鬼脇探訪(番外編)~秋めく?東京を訪ねて<前編>

 「あつさ寒さも彼岸まで」という言葉もありますが、9月中旬の東京はうだるような暑さで、地球温暖化はもう手遅れなのではと痛感してしまうような灼熱ぶりでしたが…そんな猛暑に追い打ちをかけるように、来月中国に急遽、返還されることが決定したパンダのリーリーとシンシンを観覧しに、上野動物園の正門で開館30分前から並んでいました。そうすれば何とパンダ展覧しているエリアの目の前(上野広小路付近)に、もう1か所出入口があることを初めて知って…いざその場に着いた時にはすでに2時間待ちの長蛇の列でした!待っている間はハスの葉で敷きつめられた不忍池から時より吹く心地よい風がせめてもの救い?でしたが、そんな東京の猛暑を身をもって体感し(3分足らずの間ではありましたが)別れを惜しむように可愛らしいパンダの姿を何とか拝むことができました。翌日羽田から帰還して、タラップを降りた後の利尻の風の気持ちよさと言ったら本当に格別でしたが…。シンシン看板リーリー

1日防災学校について

 今日は、3時間目からそれぞれの学年で防災に関わる取組をしました。小学1・2年生は防災カルタ。3・4年生はハザードマップ作り、5・6年生は、段ボールベット作り、中学生はDOはぐで避難所運営について学びました。5時間目は、全校児童生徒による地震から津波を想定しての避難訓練を行いました。教頭先生が、「みなさん屋上に避難してください。」と放送で指示を出しました。屋上まで避難して、全員を確認するまで、1分46秒しかかかりませんでした。素早く避難できてすばらしかったです。子供たちは、毎年のことなので、素早く対応できたのだと思います。私は、津波を想定しての訓練は、初めての体験でした。火災を想定しての訓練しか経験したことがなかったので、途中でハンカチを出して鼻に当てた時、「あれっ、火災が起きていないからハンカチは必要ないか。」とハンカチをしまいました。私の中で、避難訓練にハンカチは習慣になっていたのです。中学生が学んだ避難訓練所の運営では、リーダーを中心に避難に来た人を、どの教室にいれるのか。小さい子がいるときは、お年寄りの場合など、さまざまなことを想定してカードをめくって進めました。リーダーとなった人は、みんなと相談しながらのリーダーシップを発揮していました。小学生も中学生もとてもためになった1日防災学校でした。

朝の歌の練習について

 文化祭に向けて、朝、小学5年生から中学3年生まで、合唱「虹」の練習をしています。混声三部合唱で難しい曲ですが、頑張って声を合わせようと頑張っています。明日から私も一緒に練習に加わろうと思っています。

児童会生徒会選挙がありました

 児童生徒会選挙がありました。立会演説会で、立候した人は、みんなのために、〇〇しますと公約を堂々と話しました。推薦した人は、立候補した人が、〇〇のようないいところがあるので、票を入れてくださいと話しました。立候補した人は、自分から立候補したようです。意欲的に頑張ろうとする姿、大変立派です。推薦した人も、推薦文を考えて、みんなの前で、発表したことが素晴らしいです。全員が当選しました。立会演説会がとても良かったです。

 

鬼脇探訪(番外編)~礼文島・香深の漁組直営レストランを訪ねて

 週末にフェリーでお隣りの礼文島を訪ねましたが…一番の楽しみが、礼文島の地の物を堪能できる漁組直営のレストランです。今までは開店直後にフラっと訪れる機会が多かったですが、利尻同様に今年は観光客の増加から、要予約でなければ入れない位に賑わっており、海産物以外に食堂で味わうラーメンやカレーライス等も味のレベルはかなり高いです。今回は気張って「握り鮨」と「ほっけのチャンチャン焼」を注文しましたが、鮮度が高く口の中でもジューシーなネタやホッケを頬張りながら、一面ガラスの向こうにそびえ立つ、夕焼けの利尻富士を眺めていました…。十貫すしほっけのチャンチャン焼き

お知らせ(音楽・美術の授業)について

 大西教諭が産休・育休のため、しばらくお休みして、来年度の11月に復帰します。大西先生の担当していた、音楽と美術についてですが、音楽は教頭先生、美術は上村先生が教えることになります。大西先生には、元気な赤ちゃんを産んでくれるよう祈っています。

 

利礼地区PTA研究大会「教育講演会」参加 ありがとうございました

 昨日、りぷらにて、PTA研究大会「教育講演会」を実施しました。北海道医療大学心理科学部、学部長の冨家直明様を講師に迎え、子供のメンタルヘルスについての講演でした。島内全域と礼文島からも、保護者や先生方、一般の方も含め100名以上の方が参加しました。今回は、利尻小学校・鬼脇中学校が事務局なので、最初に加賀谷PTA会長からあいさつがありました。来賓として、吉田教育長にもお越しいただきました。私は、冨家先生のお話の中で、心に残ったことがいくつかあります。1つ目は、「思考が気分を決定する」ということです。その思考の違いで、ポジティブになったり、ネガティブになったりします。子供には間違いや失敗をしても、ポジティブ思考で挑戦させていきたいです。2つ目は、ストレスになっている原因について、「行動に原因をもつようにする」と、前向きに、未来が開けるということです。その子が悪いのではなく、〇〇をしたことが悪かったんだと考える事です。3つ目は、原因の聞き方で、「子供が救われる」ということです。何かあったとき、子供に原因や理由ばかりを聞くのではなく、その時の子供の気持ちやどんなものの考え方をしたのかを聞くことが、子供の気持ちに寄り添ったアシストアドバイスになるそうです。学校でも、子供と接するときに是非生かしていきたいと思います。冨家先生の講演は、とても学びの多い講演でした。冨家先生には、講演会後、利小・鬼中校舎に来校していただき、廊下の掲示や教室の様子、子供たちの作品を見ていただきました。子供たちのがんばりや先生方の一生懸命さを褒めてくださいました。その後、白い恋人の丘で、写真をとって、飛行機で戻られました。冨家先生、大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

 

 

 

鬼脇探訪(番外編)~搭乗ゲートに殺到する丘珠空港を訪ねて

 コロナ渦が明けてから「丘珠空港」を利用する頻度が増えましたが…特に週末には名古屋・静岡・長野・新潟等本州の便を中心に混雑し、現在工事中で1か所しかない搭乗口に客が集中して、出発自体が遅れるケースも出てきています。(逆に利尻便の行列で、ご近所さんや同僚と顔合わせするパターンも多いですが…)今後2030年をメドに滑走路が延長され、遠方への通年運航が可能ともなれば(仙台・茨城・神戸なども新規で予定)年間の利用者を「100万人」と見込んでおり、搭乗口が2か所に増えても果たして足りるのか?疑問の声も出ております。空港とのアクセスについても、栄町駅や札幌駅へのシャトルバスでは足りずに、従前の路線バス拡充や地下鉄までの新しい交通システムも計画されるなど「丘珠空港」自体が道内交通・医療等のハブ空港から、新千歳に次ぐ第二の都市空港へと衣替えするので、自動的に「利尻」の利便性も高まりそうです。(一説には「丘珠」から「(新潟)佐渡島」への直行(経由)便の就航計画まであるようです…)丘珠空港

学んでいく過程について⑤

 昨日、中1のクラスで、校内研修で授業研を行いました。教科書の「聞き手上手になろう 質問で話を引き出す」という単元の授業でした。目的は、相手の話から、質問で話を引き出す学習を通して、子供の「聞く力」を育てることです。学校では、このような校内研修を通して、教職員の授業力を上げ、子供たちの資質・能力を高めるための授業改革に取り組んでいます。授業研の後は、反省をして、個々の授業に役立てるように取り組んでいます。日常生活においても、人と人との良いつながりを作るためには、コミュニケーションが重要です。話す人が安心して話せる状況を作るためには、聞いている人が、話している人の話に関心をもち、話している内容や気持ちを受け止められる「聞き手」に徹することです。コミュニケーションは、話の内容意外にも、聞いている態度や相づち、オーム返し、相手の話を広げる質問など、話している人が気持ち良く、もっと話したいという気分にさせることです。学校評価の2番目の項目、「お子さんは、話を聞いてから、行動することができる。」において、そう思うとだいたいそう思うを足した割合は、児童生徒で、91% 保護者で88% 教職員で48%となっています。教職員の割合が、少ないのは、話を一端、自分なりに解釈して、先を見通して行動ができていなかったり、聞いている態度が悪かったりしたことがあったからではないかと思います。私も妻に「話聞いているの」と言われたことがあります。「聞いているよ。」「〇〇の話でしょ。」と言い返すと、内容は合っていたためか、「真面目に聞いていないんだったら話さない。」と怒られたことがあります。話をしっかり聞くことの意味や態度を再認識した日になりました。

 

 

 

 

エアコンが作動しています

 昨日から、学校の中でエアコンが稼働しています。夏休み中に工事が完了しました。9月に入ったので、猛暑にはなりませんが、快適な環境の中で、学ぶことができるようになりました。

学校に電力が復旧しました

 昨日の親子レクの前に、学校が停電になっていました。業者の人に復旧をしてもらいました。しかし、親子レクが終わって、午後3時30分ぐらいに、また学校が停電になりました。また業者の人を呼んで、調べてもらいました。学校の横の電柱までは電気が来ているんだけれども、電柱から学校への地下の高圧電線に問題があることがわかりました。保護者の方には急な臨時休業にしてしまい、大変ご迷惑をおかけしました。発電機を回して非常電源の中の授業も考えたのですが、職員室の半分と家庭科室、体育館の半分しか、電気がつかず、授業に支障が生じると考え、臨時休業にしました。今日は、曇りだったこともあり、電気がないと、暗くて授業ができなかったと実感しております。今日の作業は、旭川から高圧電線を持ってきてもらったり、電気保安協会の人も来てもらったりしながら、大掛かりな仮の工事を行いました。午後5時ぐらいに、学校の電力が復旧しました。安心安全メールでもお知らせしましたが、明日から学校を再開いたします。高圧電源を地下に通す工事はできていないので、校長室側の高圧電線を通しているところを立ち入り禁止といたします。バリケードを作っていますが、子供たちには立ち入らないようにお話しください。私も一切パソコンを使えなかったので、携帯から学校ブログを更新しました。PTA親子レク、修学旅行についてお知らせしました。急な臨時休業となってしまいましたが、保護者の方にはご理解のほど、よろしくお願いいたします。明日から、学校で子供たちの笑い声が戻ってくるのを楽しみにしています。

 

利尻では、小修学旅行③

 8月30日、いよいよ修学旅行の3日目で最終日となりました。この日も6時55分に14階レストラン前集合となっていましたが、余裕をもって集まることができました。列車に乗って札幌駅から青少年科学館に向かいました。プラネタリウムを最初に見ました。青少年科学館には何回か来たと話していた子がいましたが、プラネタリウムは初めてと言っていました。プラネタリウムでは、説明する方が飽きないように、眠ってしまわないようにエピソードを踏まえ、楽しく説明してくれました。その後、班ごとに分かれて見たり、体験したりしながらまわりました。新札幌駅では、各班でフードコートにて食べました。私もサーティーワンアイスクリームを思わず食べてしまいました。その光景に子供たちはちょっとびっくりしていました。その後は、スターバックスです。利尻では、食べられないものを体験することも勉強になりました。札幌駅に戻ってきて、ホテルで荷物受け取り、駅前のバス停から丘珠空港に向かいました。あっという間に利尻空港に着きました。学校前に戻ってくると保護者を含め、皆さんが温かく出迎えてくれました。ありがとうございました。今回の目標である自分だけではなくて、クラス全員が楽しい思いをするよう行動すること。ルールやマナーを守ること。については、達成できていました。今回の修学旅行を終えて思った事は、保護者が子供のために何でもしてあげるのではなく、例えば子供に自分の切符を買わせる。自分の支払いをさせる。自分の荷物は自分で用意させる。時間を決めて行動させる。など、小さなことで良いので、体験させておくことが、大切だと思いました。自分がやった方が早いし、子供にやらすと面倒なので、ついつい親がやってしまいがちです。今年の修学旅行は、子供たちが、失敗したことを先生に伝える勇気が見られましたし、わからなかったら、人に聞くたくましさも見られました。そして、人を気遣う場面がたくさん見られた修学旅行で、素晴らしい高学年であることを実感するとともに、実りの多い修学旅行になったと思います。保護者の方には、準備や見送り、お出迎え等ありがとうございました。ずっと晴れていた修学旅行でよかったです。

利尻小修学旅行②

 8月29日2日目についてお話しします。この日は6時55分、14階のレストラン前に集合になっていました。みんな10分前には来ていました。この場面以外にも、時間を考えて行動することができていて素晴らしいと思いました。バイキングで食べて、8時30分にホテルのロビー集合。駅まで歩いて、地下鉄にて円山動物園まで行きました。円山動物園で、各班に分かれて計画通りに動物を見て回りました。気温が高く、蒸し暑い中でしたが、計画にない動物も見て大満足だったようです。小さな子供に場所を譲って、優先的に見せてあげる姿も見られました。また、歩みの遅い子には、もうちょっとだよー。とか、大丈夫?。とか、人を気遣う言葉を話す子もいて、嬉しく思いました。その言葉で、勇気づけられた子もいました。昼食を動物園の中で食べ、午後からはいよいよ札幌の自主研修です。先生方が後ろからついていくとはいえ、計画通りに自分たちで、行動することになります。白い恋人パーク、防災センター、テレビ塔、JRタワー、車両基地などの場所で学んでくることになっていました。時間を考えながら、活動している様子は素晴らしかったです。迷った時は、表示やしおりを見ながら活動していました。それでもわからないときには、人に聞いて教えてもらうこともできました。人に聞くことは勇気のいることです。本当に素晴らしいと思いました。教えてくれた人に、私から感謝を伝え、修学旅行で子供たちが人に聞くということをしたんです。ありがとうございましたと話をすると、その人も気になったのか、駅前や大丸へ行く曲がり角のところに立っていてくれて、誘導してくれました。親切な方のお気持ちに、心を打たれました。その後、大丸でバイキング式の食事をしました。お寿司も食べれたし、デザートもあったので、子供たちも大満足していました。その後ホテルに戻り、反省をしてお風呂に入って寝ました。2日目は1日目よりもたくさん歩いたので、足を痛めた子もいましたが、最後までしっかり歩いていました。雨が降らなかったのは良かったのですが、30度にも達する高温の中での活動になりました。子供たちはしっかり自主研修を行うこともできたし、仲間を気遣うような言葉を話していた子供たちに感謝した2日目でした。

利尻小修学旅行①

 8月28日出発、8月30日到着の2泊3日の日程で、利尻小学校の修学旅行を行いました。子供たちが、どのように考え、行動したのか、どんな成長の学びがあったのかについて、何回かに分けてお知らせいたします。まずは8月28日です。7時15分に出発式を行いました。保護者の方には朝早くからお見送りに来ていただいてありがとうございました。私からは、子供たちに、1 全員が楽しめる修学旅行にしよう。2 ルールやマナーを守りましょう。を目標にしましょうと言う話をしました。バスが出発して、5分後、なんと🌈が見えました。日ごろ、自分たちの行いが良いから、🌈が見送りをしてくれたんだねと子供たちが話していました。鴛泊港では、吉田教育長が、見送をしてくださいました。ありがとうございました。船の中は、お客さんがあまりいなかったこともあり、子供たちはトランプをしたり、腕相撲をしたりして、楽しんでいました。〇〇ちゃんも一緒にやろう、と優しい言葉で、誘ってあげる場面も見られ嬉しく思いました。稚内港から稚内空港まではバスに乗りました。そして稚内空港から千歳空港まで飛行機で移動しました。自分の荷物は自分で管理して、忘れ物のないように気をつけながら移動しました。千歳空港では、昼食を食べました。フードコートで、班ごとで食べました。お昼時だったので、なかなか席が空いていなくて、苦労していたようです。食事後、空港内のスタンプラリーを行いました。千歳空港は広くて、迷ってしまうような場所もありましたが、しおりや掲示板を見ながら、相談しながら進めていました。私も後ろをついて行きましたが、足が棒になる位歩きました。千歳空港からエアポートで札幌駅に移動しました。ホテルに入って、夕食を食べに北海道大学の中央食堂に行きました。栄養のバランスと値段を考えて、選んでいました。クラーク像や、ポプラ並木の道などもありみんなで写真を撮りました。その後ホテルに戻り、反省をしてお風呂に入ったり寝る準備をしました。あっという間に1日が過ぎました。子供たちは全員楽しかったと話していました。私が目標としていた、みんなで楽しい思いをすること。ルールやマナーを守ること。しっかり達成できていた1日でした。

 

 

PTA事業部主催親子レクについて

 9月1日にPTA事業主催の親子レクがありました。体育館では、子どもたちと、保護者が一緒になって楽しめるゲームや保護者対子どものドッチボールが行われました。その後、外で焼いた焼肉が振る舞れました。先生方、保護者の方もたくさん参加して、楽しく交流をすることができました。子どもたちも喜んでいたようです。事業部部長の武田さんを中心に、事業部の保護者の皆様に大変感謝申し上げます。また、最後の片付けもお手伝いいただきありがとうございました。楽しいゲームや企画、焼肉で大変盛り上がれたPTA親子レクでした。ありがとうございました。今回も晴れてよかったです。