2024年10月の記事一覧

第2回利尻富士町鴛泊・鬼脇地区学校運営協議会がありました

 昨日の夕方、第2回目の学校運営協議会がありました。今回は、利尻富士町3校から、学校の様子や取組を説明した後、鴛泊と鬼脇の委員さんと交流しました。鬼脇地区からは、今昭さん、酒井淳さん、澤田学さん、工藤潤生さん、川村さゆりさんが出席されました。鬼脇地区の委員さんからは、「毎日学校は、夜遅くまで電気が付いていて、先生方一生懸命だね。」「今年は、先生方がお祭りなどのイベントに参加してくれたり、顔を出してくれたりしてありがたい。」など、褒めてくださいました。全体では、「体験的な学習を取り入れることで深い学びに結びつくので、支援頂いている方に感謝しています。」「先生方の負担にならないよう、地域行事に参加してくれると、顔を覚えられるので、学校からのお願い事もスムーズになるのではないだろうか。」「子どもが参加している行事に先生方が見に来てくれるとうれしい。」など、地域と共にある学校について交流しました。この会議では、学校を地域で支えていただいていることをあらためて、実感しました。ありがとうございます。

利尻島中・高研究協議会について

 昨日、利尻高校で、島の中学校の教職員を対象とした公開授業がありました。授業を見たあと、体育館で、利尻高校へ進学した生徒の様子や取組について、説明がありました。その後、中高の教師がグループに分かれて、中学校から高校への連続的な接続や子どもたちへの指導について協議をしました。高校の先生方との交流は、他の市町村では、なかなかないことなので、実りの多い研修会になりました。

 

鬼脇探訪 ~「利尻プリン」を訪ねて

 鬼脇にある「長生堂寺嶋菓子舗」は、創業が明治11(1878)年の菓子店で(本州最古の洋菓子店と言われる村上開進堂が、創業1874年である事を考えても)全く引けを取らぬ老舗中の老舗ですが…ショーケースの中でひと際目を引く商品が他ならぬ「利尻プリン」です!種類は写真のメープル味・ゴマ味・くま笹味(期間限定)の3種類がありますが、メープル味はトロっとした濃厚なもので、ゴマ味は甘さ控えめ、くま笹味はほんのりビターとそれぞれテイストが違いますが、最近ではバスツアーで訪れた観光客も購入するほどの人気商品となっています!日本全国で高級プリンの販売合戦にも近い?過当競争にある中「利尻プリン」は私も訪れては手に取る(個人的にはゴマ味が好きですが…)老舗故に食べるとホッとする安定の美味といえます。是非とも利尻島にお越し頂き、鬼脇発の絶品スイーツを手に取りお試し下さい。利尻プリン

説明すること

 今日は、1・2年生のクラスで、算数の研究授業を実施しました。課題は、1年生「10より大きい数になる足し算を説明しよう。(9+4)」、2年生「7の段の九九について仕組みを説明しよう」でした。1年生は、9に1を足すと10になって、残った数が3なので、13になることを勉強しました。10というまとまりを作ると、数えやすかったり、計算しやすくなることがわかりました。2年生は、3の段と4の段に分けて計算した数を足すと、7の段になることを説明していました。担任の相澤教諭は、子どもの思考する時間を確保して、算数的活動を取り入れながら、授業を進めていました。最後に宗谷教育教の山﨑晃指導主事から、ご助言をいただきました。(フェリーの関係でZoomになりましたが)。今後とも子供たちのために、校内研修を活性化して、教師の資質・能力を高め、子どもが「できる」「わかる」場面を増やし、自力解決できるようにしていきたいと考えています。

 

 

 

STOP the 薬物!

 利尻富士町学校薬剤師の吉野邦夫氏を講師に迎え、中学生を対象に薬物乱用教室を実施しました。目的は、子どもたちが、薬物についての正しい知識を身に付け、「絶対に薬物に手を出さない」という自分を守る判断や行動ができるようするためです。厚生労働省の啓発事業ということもあり、最新の教材を使っての授業でした。薬物を使い続けると「幻覚を見てしまう」「誰かに脅迫されている妄想をしてしまう」「薬の耐性ができてしまい、量が増え、もっと刺激を求めてしまう」「薬物の快感を忘れられなくなり、フラッシュバックして何としても薬を手に入れようとする」などの症状が出てしまうそうです。子どもたちは、最後まで真剣に授業を受けていました。一番大切なことは、友達から誘われたら、断る勇気です。高校や大学を卒業して、社会人になった時に、都会で友達の友達に誘われないとも限りません。断りずらかったら、その場から逃げる勇気も大切です。自分を守るために、「絶対薬物に手を出さない」を意識して生きていって欲しいと思います。

 

半導体って

 先端半導体製造工場(ラピダス)が、千歳に建設されます。2025年に試作ライン、2027年に量産ラインを立ち上げます。しかし、道では、半導体に関わる企業が27社にとどまっていることから、たくさんの企業に関わってもらうように、子どもたちの理系分野への関心向上を目的として体験教室を開催しています。本日、旭川工業高等専門学校の松原准教授が、鬼脇中学校の2・3年生に半導体に関する授業を行いました。半導体についてのお話を聞いた後、実際に、ウェハ(薄い基板の上に数多くの同一回路を作った半導体の集積回路)の抵抗を測ったり、ソフトをインストールして、プログラミングによる機械の制御を行ったりしました。

 講師の 松原 英一 様 です。

千歳工場ラピダス工場完成予定図(ソニー、トヨタ自動車、デンソー、キオクシア、NTT、NEC、ソフトバンク、三菱UFJ銀行など、日本国内大手企業8社が出資し、半導体の専門家集団が設立した半導体新会社。日本政府も600億拠出)。

 抵抗値を測っているところ

 

ウェハ(薄い基板の上に数多くの同一回路を作った半導体の集積回路)になる前

集積回路は、人の目では見えず、電子顕微鏡で見ることになります。

 

 

 

プログラムを用いて、光らせたり、音を鳴らせたりして基板を制御しているところ

 

 子どもたちは、音色を制御して曲にしたり、光る順序や長さを制御して(シーケンシャルウィンカ-)みたいにしていました。私も一緒に取り組んだのですが、子どもたちに教えてもらいながら音を鳴らすことや光らせるだけで精一杯でした。子どもたちの考えるプログラムに脱帽しました。そして、子どもたちの底知れない能力に驚かされました。

 

鬼脇探訪(番外編)~秋の信州・飛騨・名古屋を訪ねて

 体育の日改めスポーツの日の連休に再び、懲りず?に丘珠空港経由で信州まつもと空港を訪ねましたが…周りの色どりも季節が深まり、トンボやススキも多く見かける里山の秋を堪能することが出来ました。中でも写真の市美術館ような芸術家・草間彌生を生んだ芸術の地でもあるので、街並み自体が他の城下町では見かけない洗練されたオシャレさがそこかしこに見受けられました。翌日の飛騨高山では写真のような、日本古来の歴史的景観の街ブラを体験しようと多くのインバウンド客がいらしていましたが…私といえば、先生方に配る為に何故か大量購入したお土産の「漬物」が予想外に重たく、季節外れの扇子で涼みながらテコテコと町中を徘徊しておりました。最後に名古屋へ伺いましたが…中日ドラゴンズのマスコットことドアラのモチーフにもなった、東山動物園のコアラなどを見に行きましたが、やはり気温が30度近くと本当に秋か?を思うくらいの天気で、トンボ返りで利尻へ帰った際のあまりの気温差にビックリ。日本列島の距離の長さを改めて痛感しました。松本市美術館飛騨高山コアラ

60才の誕生日

 昨日、吉田教育長が来校して、1・2年生のクラスで給食を一緒に食べました。学級に入る時、黒板には「60才おめでとう!!」の文字が・・・。赤いちゃんちゃんこを着てみんなで写真を撮りました。10月21日が誕生日だそうです。子どもたちに祝っていただいて、とても喜んでいました。子供たちの優しい気持ちが伝わってくる一コマでした。


走り高跳びについて

 小学5・6年生が体育の授業で、走り高跳びをしました。宗谷教育局から池田指導主事と稚内市立潮見が丘小学校の体育専科の澤先生が来校して、よりよい指導法について教えていただきました。今日は挟み跳びでの練習でした。子どもたちは、タブレットで自分の動きを確認しながら、取り組んでいました。お二人から、子どもたちが、話し合ったり、教え合ったりしながらより高く跳ぼうとしていたのが素晴らしいとのお褒めの言葉もいただきました。タブレットを使っているのなら、タブレットの中にタイムシフトカメラのアプリをダウンロードしておいて、8秒後に設定し、テレビを置くと、跳んだ後すぐに自分の動きを確認して、次のジャンプに生かすことができるとの話がありました。また、ジャンプ力を付けるため、体育館の壁に、スズランテープを垂らしておくと、いいですよ。などのアドバイスをいただきました。子どもたちの体力向上に向けて、普段の授業から授業改革に取り組みたいと考えています。

4地区対抗島民大運動会について

 みなさん、3連休はいかがお過ごしたでしょうか。13日(日)に島民大運動会が利尻小・鬼脇中のグラウンドで開催されました。鴛泊・鬼脇・仙法志・沓形の4地区に分かれて、いろいろな競技で競いました。当日は、強風でしたが、天候に恵まれ、楽しく最後まで競技ができました。鬼脇地区は、リーダーの川村さんのかけ声で、一致団結し、子供たちも応援してくれていました。残念ながら3位という結果でしたが、応援や声援の数や大きさでは、まちがいなく優勝でした。楽しく盛り上がれた運動会でした。

鬼脇探訪(番外編)~ 函館「がこめ昆布」危機の次は「羅臼昆布」?

 先日ブログの中で、函館の専門店を訪ねた際に天然物の「がこめ昆布」がほぼ壊滅状態となって、店頭には養殖の昆布のみ販売されていた話をしましたが…海水温上昇(地球温暖化)の影響が、遂には知床の海にまで至り過度に高い海水温によって羅臼昆布の根付きの悪化や成長の阻害、また異常繁殖したウニ等による食害も相まって天然物の漁獲量は昨年の「約半分」と非常に厳しい結果となりました。一方で宗谷海峡付近の海水温は、太平洋まで上昇ピッチは高くないもののとても他人事とは言えない状況で、(現在の函館近海に至っては、夏にカツオで冬にはフグがよく獲れるらしく本当に北海道か?と思ってしまいますが…)これからは「獲る漁業」ではなく「育てる漁業」がトレンド?との事です。(積丹でも昆布等の資源保護のため、農家が廃棄する予定の「廃キャベツ」などを有効活用してエサに用いるウニの試験養殖が計画されていますが…)私も今後利尻の海産物を味わう際は、心して食したいと痛感致しました…。羅臼昆布

インターシップに参加した高校生の話

 10月8日に、利尻高校の2年生 牧野泰夏さん(鬼脇中学校卒業)と八木優翔さん(利尻中学校卒業)がインターシップで来校しました。一日中、どこかの教室の授業を見学しながら、先生方の仕事について学びました。帰り際に、「子供がわかるように勉強を教えることは、大変だと思いました。」「子供に頑張らせている先生って、すごいと思いました。」という話をしていました。私は先生方に、普段から子供が自力解決できる「わかる」「できる」授業をお願いしています。子供たちが「わかる」「できる」ようになれば、自分の夢の実現に少しでも近づけるからです。保護者や地域の方と連携・協働しながら問題や課題を自力解決できる子を育てていきます。

 

 

文化祭にお越しいただきありがとうございました

 今年の利小鬼中の文化祭は、いかがでしたでしょうか。

子どもたちは、劇、合唱、器楽、踊りなど、一生懸命披露しました。

その他にも、間合いの時間に、観客を飽きさせないよう、クイズやインタビューなどの企画の実施、

今年の発表がどのように作り上げられてきたのかをスライドで紹介など、特色ある文化祭になったと思います。

鬼脇金比羅神社例大祭では、地域の方から、今年の文化祭について、たくさんのお褒めの言葉をいただきました。

保護者の皆様には、文化祭に向けてご家庭での練習、励ましの言葉など、感謝申し上げます。ありがとうございました

鬼脇探訪(番外編)~いまだに30度越えの関西を訪ねて

 東京に飽き足らず、また週末のトンボ返り?の行程で関西を訪れました。食欲の秋とは言いますが、滋賀県の甲賀の飲食店では(伊賀と同じく忍者ゆかりの里として有名)「近江牛」と「マツタケ」のすき焼きが食べ放題!との夢のようなプランがあったので早速バスツアーで伺いました。…ただお客さん全員が灼熱の中で、すき焼き鍋をグツグツと煮えたぎらせながら、何度もマツタケを店員さんに足してもらって元を取ろう?と皆が必死だったので、私も負けじ?と扇子であおぎながら汗をぬぐいつつ、一生分のマツタケを食べました!(途中でマイタケと味の区別が全くつきませんでしたが…) 翌日は読売巨人軍の優勝で、阪神ファンの私も含め意気消沈する甲子園球場を訪れましたが…今年で甲子園球場が創立100周年との事で、歴代のマウンドを賑わせた甲子園球児やアニメのキャラクターのモニュメントが並んだり、タイガースの歴代の名選手の写真が飾られたりと、夢舞台にふさわしい粋な演出がなされていました。ただ関西は9月の末にも関わらず真夏日が続いたので…利尻のように心地よく、ただ厳しくもある季節の機微や移ろいや風景を肌で感じることが、もはや本州では地球温暖化が進んで難しくなる?のかも知れません…。松茸甲子園

文化祭に向けての総練習について

 本日、文化祭の総練習を行いました。

子どもたちは、本番と同じように演じていました。

「すばらしい」「いいな」と思ったところをお知らせいたします。

 

1 開会式・初めの言葉 ~ 堂々としている 声が大きくてよい  

 

2 小3・4 演劇 ~ セリフがききやすい かさの演出がよい

            英語のセリフを覚えていて、頑張りがよくわかる

 

          

3 小5・6中 合唱 ~ きれいなハーモニー 男子低音の声が出てきた            

 

4 小1・2 演劇 ~ 大きな声が出ている 小道具もよい 踊りもすばらしい 

            セリフの忘れを、困っている人に教えてあげているのがいい

            ダンスで、そろっているところがあってかっこよかった

 

6 中学生 発表 ~ さすが中学生、演出がすばらい 見ていて引きこまれる

           プリジェクターよかったクターよかった

 

 

7 小1・2 ダンス ~ 全体的にはそろっている 楽しく踊っていた

 

8 小3・4 器楽 ~ 一人一人の演出があってがんばっていた

            ハンドベルの事前準備、スムーズだった

 

9 小5・6 演劇 ~ ダンスの完成度が高い  

            観客を意識した演出ができている

            (立ち位置 声の大きさ)             

 

10 中 よさこい ~ 迫力があってすばらしい 

            笑顔で楽しく踊っている人もいた            

       

11 全校合唱 ~ 子供たちの大きな声がでるようになってきました           

 

12 閉会式 ~ 最後のスライド演出が素晴らしい 

         取り組んできた過程を紹介するのは、

         保護者にもお知らせできるし、

         自分たちの振り返りにもなり

         いい取組です

 

保護者の皆様、本番をお楽しみにしてご来校ください