2023年9月の記事一覧
生活体験から
▽(小)6年生は「てこの原理」(理科)を学んでいました。支点の位置によって力点にかかる重さの違いを実際に体験しながら理解を深めています。「予想した通りだった」という児童たちもいました。日常の生活で身についていることを理論的に学びます。昔は、ビンの「栓抜き」で理解していた記憶がありますが、今の児童は「栓抜き」を見たことがない時代かもしれませんね(^^;)
▽(小)別の学年では、タブレットを使って昆虫や植物について調べていました。声をかけると「昆虫はムネから6本の足が生えているんだよ!」「島にはクワガタも住んでるよ!」等、笑顔で教えてくれました。日常の経験や体験から身についているものが子どもたちにはたくさんありますね。とっても大切なことです。
後期児童生徒総会
▽先日、小中合同による後期児童生徒会総会が開催されました。前期の反省と後期に向けての方針や具体策の確認が行われ、新たに再スタートです。各学年から質問や意見・要望も出されました。総会がカタチだけでなく、児童生徒が主体的に取り組み、自治力が育つことを期待しています。
▽アンケート「学校は楽しいですか?」の回答を100%にすることが最重要課題です。小・中学生共にアンケート(7月実施)では「あまりそう思わない」と数人が回答していました。全校生徒45名が安心して登校できる環境づくりを学校は進めなければなりません。我々教師集団も前期の反省と後期に向けて再ダッシュです。
総会
(中)前期期末テスト
▽(中)昨日から二日間にわたる前期期末テストが実施されています。テスト中の教室には真剣さと共に緊張感が漂っています。受験生の3年生は特に結果が求められがちですが、勝負の3月に向けて気負わず焦らず自分のペースで頑張ってもらいたいものです。朝の隙間時間を使って学習する生徒もいました。テストに向かう強い意志が感じられました。
▽今日から児童生徒会による恒例の挨拶運動が始まりました。今朝も役員の小中生が玄関先で声をかけています。「相手に聞こえない挨拶は挨拶とは言わない」と運動部の環境で育った私はたたき込まれましたが、旧態依然とした考え方では通用しないかもしれませんね。まずはコミュニケーション力です。顔(視線)を向き合わせることが声の大きさよりも大切かと思います。空気に向かっての挨拶は寂しいものです。気持ちが伝わる挨拶を心がけましょう。
さわやか駅伝
▽(小)昨日10日(日)、町内の駅伝大会に小学生2チーム(4人制)が参加しました。島内にしては少し気温が高めでしたが、気持ちのよい秋晴れの下、約10㎞の道のりをチームのたすきをつなぎ見事ゴールです。頬を紅潮させながら、途中、苦しい時もあったかと思いますが、たすきを次の走者へ渡し自分の責任を果たした時は充実感でいっぱいだったことでしょう。ゴール地点では、アンカーにみんなで声をかけ併走し、励まし合う姿が最高でした(^^)/
▽「やりきった」時の達成感や充実感は、走ったものだけが知る特権です。沿道の地域の方々の声援も励みになったことでしょう。完走後に飲んだドリンクの味は、きっと格別だったに違いありませんね。
「鬼脇」探訪 ~ ワイルド?な利尻富士をたずねて
勤務終了後には利尻島を車でグルグルと徘徊?することが多く、夕焼けでアカネ色に染まった利尻富士を色んな角度から捉えるのが一つの楽しみとなっています。ただ「白い恋人」の丘に代表される「鬼脇」地区からめでる、優美な利尻富士はやはり別格と言えます…。また「鬼脇」の利尻富士は写真のような優美さとは一変して、ヤリの如くワイルドな景色をも時に見せてくれます。(屋外での運動会の休憩時間など、ジーっと利尻富士を眺めているのが何よりの癒しですが…)その「優美さ」と「ワイルドさ」…双方とも全くもって縁のない私は、いち山岳ながらも「鬼脇」の利尻富士のその雄姿についつい見惚れてしまう今日この頃です。
津波避難訓練
▽今年度2回目の避難訓練を実施しました。今回は、大地震による津波を想定しての訓練です。児童生徒たちはいつもの取組と同じように、真剣に屋上まで避難をすることができました。避難指示から屋上に集合するまでに要した時間は2分5秒でした。本校は海抜約28mの地点にあり屋上に上がれば35mほどになりますが、想定外のことが起こるのが災害だと言えます。日常から「こういう場合はどうするか」を教職員はもとより児童生徒と一緒に共有しておくことを肝に銘じておかねばなりません。訓練による知識の習得や体験が緊急時に正しい行動に繋がるのは必然です。今後も防災教育を丁寧に継続していきます。
ご協力頂きました消防署利尻富士支署の職員の皆様に感謝申し上げます。
講評
前へ
▽(中)先日、利尻高校学校説明会が本校で開かれました。進路選択は、周りからのアドバイスを聞きながらも最終的には自分の意思が最も重要です。「どんな自分になりたいのか。将来、何をめざしたいのか。」どの道を歩もうとも自分で決めた道なら前に進めるはずです。説明を受ける姿は、真剣そのものでした。 利尻高校の職員の皆様には来校頂き感謝申し上げます。また、保護者の皆様にも参加して頂きありがとうございました。
▽(小)体育でいろいろな縄跳びに挑戦している児童たち。「もう、〇〇級まで進んだよ!」と元気いっぱいの笑顔で進級表を見せてくれました。1つ1つ目標回数を達成し、多くの技を習得していく過程で自信がついてきているのが伝わってきました。さらに上を目指して下さいね(^^)/
じっくり見ると
▽(中)先日、理科で「イカの解剖」をしている場面に遭遇しました。「心臓はどこだろう?」「歯がある!」など、食卓にはお馴染みのイカも改めて観察すると新発見がいっぱいの様子です。「生ものは少し苦手」と言う生徒もいましたが、興味を持って取り組んでいました。偶然にもこの日の給食にイカの料理が出たのはご愛嬌でしたね(^o^)
▽(中)別の学年では、物語に出てくる人物を相関図にまとめる作業をグループでしていました。難解なドラマと同じく、関係を図式化するとストーリーも一気に分かりやすくなりますね。
防犯教室
▽(小)先週末、講師に鬼脇駐在所:久保巡査部長様をお招きし、「防犯教室」を開催しました。どんな場所やどんな時に危険が潜んでいるかを児童へお話して頂きました。その中で、不審者役を先生方が演じ、ロールプレイングを通して実際の場面を想定し、子どもたちが対応しながら理解を深めました。「知らない人の車には絶対に乗らない」「誘われても断る勇気を持つ」など、児童たちは再確認できたようです。
▽正しい知識は自分の身を守ることに繋がり、適切な行動の元となります。「自分は大丈夫」と人は思いがちですが、低年齢時からの学びの積み重ねが重要だと改めて感じました。
「鬼脇」探訪 ~ 利尻島内のとあるラーメン店をたずねて
利尻島民ならば知らない人はいない!新横浜ラーメン博物館にも出店している「あの」ラーメン店ですが…私が訪ねた当日も、全国から観光客の方でごった返しており「日本一行きづらい有名店」の別名も、どこ吹く風?の大繁盛でした。
ラーメン店のご主人は公務員(北海道庁)を脱サラし、退職金などを元手に店をオープンするも、しばらくは閑古鳥が鳴く状態が続き、一日の客が1人の時もあったようです…。ただ、とある調査員がこの店を取り上げたことで、急展開を迎えます!その名はミシュランです。あれよあれよという間に客が押し寄せ、今となっては推しも押されぬ利尻を代表するグルメ店に君臨しており、正に大逆転です…。(人間もいつ何時どうなるか?本当に分からないものですが…)
特製のカレーライスは写真のように早く予約しないと売り切れてしまいますが、ラーメンはいつも食べる人の期待を裏切らず、汗をかきながらも美味しく頂きました!(利尻昆布をふんだんに使用している為、入手困難な利尻以外で多店舗化でもしようものならば一杯2,000円以上でないと採算が合わないとの事です。)毎回有難く思いながら心してラーメンを頂いております…。