学校ブログ
師走
▽(小)年の瀬も押し迫ってきました。冬休みまであと2週間あまりです。1,2年生の教室を覗くと、今年の頑張りを讃え合う機会としての「お楽しみ会」について話し合っていました。レクの内容や時間をどうするかなど、楽しい議題は活発な意見が自然と出てきます。「サッカーはいくらやっても飽きない!」とスポーツ押しの児童もいました。どんな会になるのか楽しみです。
▽今年を振り返る時期になりました。どの児童生徒も“できるようになったこと”はたくさんあるはずです。そして、“自分はまだまだできる”と前向きに考えることが大切です。いつでも通過点。目標は達成するたびに更新することが求められますね。
多くのお客さんに感謝です
▽過日、稚内市で開催された「手をつなぐ子らの作品展」に本校の生徒が参加してきました。コロナ禍で中止が続きましたので数年ぶりの開催です。会場には朝早くから多くのお客さんが列をなしていました。
▽本校の商品は、ライトセーバーや飾り凧、箸、マグネットなど、児童生徒が数週間かけて製作した力作ばかりです。1時間ほどで商品は完売され、目標を上回る盛況ぶりでした。特にライトセーバーは人気で数分で売り切れ、感謝や喜び、充実感や達成感などで心が満たされたのは言うまでもありません(^o^) 楽しい良い1日となりました。
利尻富士町の中学生が一堂に
▽(中)過日、町内の中学生主張大会が本校を会場に開催されました。各校の校内予選大会を突破した6名の生徒が、家族や夢、日々感じている課題などをテーマに、精一杯自分の考えを発表しました。緊張感もあったかと思いますが、しっかりと観客へ視線を向け、堂々と語る姿は大変見事でした。富士町の中学生が全員集まる年1度の貴重な機会でもあります。6名の主張から、参観した全生徒も自分の「学び」につなげてくれたことと思います。
高齢者の皆さんと
▽(中)先週末、1,3年生が「福祉」を学ぶ総合的な学習の一環で、町内の老人ホーム「秀峰園」にお邪魔させて頂き、おはじきや福笑いなど、高齢者と昔懐かしい“遊び”を行ってきました。大大大先輩の方々に楽しんでもらうために、生徒たちはいろいろな知恵を出したり、準備をしていましたが、基本は「孫」に徹することが一番かもしれませんね(^o^) けん玉を披露したり、お手玉では、「あんた方どこさぁ~」と大きな声で歌う中学生の姿に、温かい拍手を頂いたようです。
▽校外の体験活動は、生徒にとって大きな学びの場となります。「秀峰園」のスタッフの皆様に心より感謝いたします。今後とも学校へのご支援よろしくお願いいたします。
「鬼脇」探訪 ~ 続・旬の「エゾアワビ」をたずねて
先月に、これからがピークとなる「エゾアワビ」漁について紹介しましたが…先日ある道内のスーパーで、利尻富士町・鬼脇の海で獲れた旬のアワビを一大キャンペーンとして、北海道中の店頭で販売するイベントがまさに実施されていました!(CM等もかなり流れていましたが…)私もたまたま実家に立ち寄っており、これは売り場へ行かない手はない!とばかりに鮮魚コーナーを訪ねたら、写真のように取れたての「鬼脇アワビ」が1個づつ敷き詰められておりました。いざどれを買おうかと悩んでいたら、横にいたご婦人が「貝から飛び出ている位の方が、鮮度が高いと思うわよ!」とアドバイスがあったので「お詳しいですね…」と返事をしたら「ワタシは利尻出身だから懐かしくなって来たの!」と言われました。スーパーの店頭のアワビがとりなす出会い?というか、ご婦人のふるさと「利尻」への望郷の念の強い想いとその心の温かさに、私も少しホッコリ?した気分になりました。
「食」
▽(小)調理実習をしている児童たちは実に楽しそうです。なかなかの手さばきで上手に厚焼きたまごを作っていました。家庭でも料理のお手伝いをしている様子が感じ取れます。前回の調理実習でおすそ分けしてもらった「さつま汁」も本当に美味しかったです。(今回は食にありつけませんでしたが(^^;) )
▽(中)栄養教諭による食育の授業を通して、地元の昆布を題材に「うまみ」について学びました。出汁を飲み比べたりして故郷の本物の味に触れ、新発見もあったことでしょう。「食」は心身共に健康な体をつくる重要な柱です。心豊かな生活にも繋がるものですね。
予行演習から楽しそうです
▽暴風雪の予報(フェリーは欠航)ではありましたが、鬼脇地区は意外に穏やかな天候で、時折晴れ間も見えています。今のところ児童の登下校に影響はなさそうなので安心です。このまま天候が回復してくれることを望みます。
▽(小)週末に稚内市で開催される「手をつなぐ子らの交流会」に本校も参加する予定ですが、教室を覗くと、その本番に向けて販売の予行演習をやっていました。お客さんと販売する児童に分かれて商品のやりとりです。「いらっしゃいませ~」「オススメのものは何ですか?」など、お互いに楽しそうです。商品には、児童が作製した“光るライトセーバー”があり、販売当日には幼児に人気が出そうです。きっと完売間違いないですね(^o^)
後期中間テストです
▽(中)本日は後期中間テストです。週末には12月に入り、気が付けば今年もあと1ヶ月余りです。3年生は志望校もほぼ決定し、これから入学願書の記入なども始まります。緊張感が漂う季節になりましたね。日々の積み重ねに勝る受験対策はありませんので、テスト結果に一喜一憂せず、今の頑張りを続けて下さい。
▽先週あたりからインフルエンザが流行りそうな気配がありましたが、今のところ大丈夫なようです。生徒自身で日々の予防ができている証拠ですね。栄養と睡眠、うがいや手洗いなどの基本的な生活習慣が大切です。
地元の誇り、故郷を愛する心
▽先日、鬼脇地区の「ファミリーマートはたけやま様」から、1冊の本の寄贈がありました。作者は工藤志昇(くどうしのぶ)さんという方で、なんと本校の卒業生とのことです(驚!)。生まれ故郷の利尻島での少年時代のできごとをいろいろな情感や情景を交えて書かれたエッセイ集です。とっても魅力的な内容で、一気に読み終えてしまうこと間違いなしです。愛すべき故郷や家族、将来の生き方のヒントになることがたくさんちりばめられています。中学生には是非読んでもらいたいオススメの内容です。
▽先日、地元の各新聞に記事が掲載されていましたので、もう購入した生徒もいるかもしれませんね。図書スペースに置きますので、興味のある生徒は読んでみてください。
「鬼脇」探訪 ~ 観光地「石﨑灯台」をたずねて
元々戦前に建てられた「石﨑灯台」は、高さが30メートルと日本の灯台では第4位の高さでサロベツ原野と利尻鬼脇沖の間の「利尻水道」において、船の安全航行の為、今も貢献しております。近くには本土との海底ケーブル陸揚庫もあるなど、周辺整備などを行い観光スポットとして売り出そう!との動きもあるようです…。(確かにCMやミュージック映像で用いれば、格別な絶景ではありますが)また夕時にはぼんやりと映る利尻富士の山並みをバックに灯台の優しい光が実に映えるので、是非ともブレイクして頂きたい今日この頃です。(一人で立っていると寂しいですが…)
利尻島研一斉サークル
▽(中)町内の国語科サークルの先生方が集まり、3年生の国語の時間に公開授業が行われていました。本校の国語科教諭の授業を題材に研修を深めます。生徒はタブレットを使い、「短歌」の学習をしていました。互いの選んだ短歌について、情景や感想を交流しながら学んでいました。控えめな?声を出しながら、真面目な授業態度でした(^o^)
▽(中)遅れましたが、先日開催された校内主張大会の表彰をしました。最優秀賞あわせて3名が、町内主張大会に参加することになります。さらに、原稿を推敲し、発表の仕方などを工夫してレベルアップを図ってください。応援しています。
今のうちに
▽過日、「集団下校訓練」を実施しました。先日降り積もった雪は雨でほとんど解けましたが、これからの季節はいつ暴風雪などに見舞われるか分かりません。週末は暴風雪の予報も出ています。いつも年に2回実施している集団下校訓練ですが、まさかの事態に備えておくことが重要です。
▽(小)2年生が初めての九九に挑戦中です。廊下で会うと「5の段が言えるようになったよ」とすぐに暗唱してくれました。できるようになると嬉しいものですよね。目がキラキラしてとても良い表情でした。この分だとスラスラと次の段にも行けそうです。今が大事ですね。
技術革新
▽(小)過日、小5,6年生がゴミ処理施設へ見学に行きました。各家庭や企業から出るゴミが、どのように処理されているのかをしっかり学んできました。見たことのない機械や機材などに触れ、興味深く見学してきたようです。説明をして頂いた職員の方が保護者の方でしたので、児童の緊張もほぐれていたとのことでした。 対応して頂いた職員の皆様に感謝申し上げます。
▽(中)中学生は合同体育です。マット運動の事前学習にタブレットを活用していました。実際の運動している場面をすぐに録画して互いに見ることもできますので、本当に便利な時代になりました。近い将来には、運動動画からAIが技術指導をしてくれるかもです・・・。
「鬼脇」探訪(番外編)~稚内ノシャップ岬をたずねて
宗谷管内以外の出身の人間にとっては、「最果ての地=宗谷岬」のイメージがどうしても強いので「ノシャップ岬」は二の次になってしまいがちですが…面白い「寒流水族館」や「味な食堂」など、最果ての地を堪能するには最適な場所で、利尻富士を筆頭に遠く礼文やサハリンの景色も天候次第で十分に楽しめ、野生のエゾシカまでもお出迎え?してくれる大好きなスポットです…。(個人的には、岬から3キロ離れた童夢温泉2階の露天風呂から、仁王立ち?してめでる利尻富士の雄姿が何よりも格別です!)
君たちも小さかった・・・
▽(中)昨日、中学生全員で鬼脇保育所を訪問してきました。家庭科の授業の一環で、「保育」についての実習です。園児たちと一緒にダンスを踊ったり、自作したアンパンマンの福笑いや紙飛行機を作って飛ばしあいをしたり、各グループがアイディアを出し合って準備をしたゲームで遊んできました。
▽2,3歳の頃の記憶はほぼないかと思いますが、年長児の頃は覚えていることもあるでしょう。園児と触れあうことで育児の大切さを知り、親への感謝や周りの大人達がいてくれたことに気付くことに繋がったら嬉しいですね。
みんなで給食
▽昨日、交流給食が実施されました。小中生が学年の垣根を越え、いくつかのグループに分かれて給食を楽しみました。和気藹々で話しが盛り上がるグループやお行儀良くマナーを守って食事するグループなど、それぞれのグループに個性がみえました。上級生のエスコートぶりで雰囲気が違うのかもしれませんね(^o^)
▽環境を変えて食事をするのもたまにはいいものです。先輩後輩の垣根があまり感じさせないのが本校の良さですので、次回はまたメンバーを替えて実施できるといいですね。ここ数年のコロナ禍では交流給食などは禁止事項でしたので、時が経ったことを改めて実感できました。
しんしんと降っています
▽根雪にはならないと思いますが、それにしても降りすぎです。朝から昼前までに学校前も20㎝以上は積もりました。めずらしく風もなくしんしんと降り続いています。季節が急に進むと体調を崩してしまいがちで、児童生徒も風邪気味の症状が少なからず見えています。服装には配慮が必要です。
▽(中)総合的な学習の時間、役場福祉課の長岡氏をお招きし、「まちの福祉」について講義をして頂きました。これをもとに生徒は課題設定を行い、町の福祉施設への訪問などを経て、福祉の視点から町づくりについて学びを深めます。18歳で成人となる現代社会では、中学生にとってはもう目の前です。町づくりへの参画意識を高めることができればいいですね。
雪が一気に
▽昨日は突然の大雪に見舞われました。住宅の前は40㎝以上は積もったでしょうか。町内では今シーズン初の除雪車が出動していました。週末には雨で溶けるらしいですが、それにしても降りすぎですね。学校前の公園では、小学生が雪の中、遊ぶ姿もみられました。子どもにとっては嬉しい雪だったようです。
▽過日、利尻高校で利尻島内の中学校の先生たちが一堂に集まり、中高研究協議会が開催されました。授業も公開され、本校卒業生と久々に合うことができました。高校生になってたくましくなった姿を見て、日々の成長と月日の流れを実感しました。
「鬼脇」探訪 ~ これから旬の「エゾアワビ」をたずねて
エゾアワビは長い楕円形で特に日本海側に分布し、主に浅瀬の岩場などに生息しております。漁獲作業は東北の「あまちゃん」のような素潜りでの漁獲ではなく、海が冷たいが故に漁具によるものが主流となっております。中でも「利尻エゾアワビ」はウニ同様に、日本一の利尻昆布をエサにして、利尻富士からミネラル豊富な水が常に注ぐ栄養価の高い海で育った逸品です。(昨冬に地元で特売の知らせがあり、かなり大量?に購入し家族や親戚に発送しましたが…)アワビ独特のコリコリ食感や芳醇な味わいにいたく感動したようで刺身や炒め物や果てはフライ(贅沢ですが…)にしてキレイに食べ、私に一つも残さず堪能したようです…。
きゅうちゅうって?
▽(小)「"きゅうちゅう"って何ですか~?」 漢字の設問に取り組む児童たちはとても意欲的です。「きゅうでんって意味じゃないの?」「どんな漢字だ?」と、意味に気付きながら「宮中」という漢字にたどり着きました。漢字には1つ1つ意味が存在していることが理解できると、そこから派生してたくさんの熟語に繋がっていきます。「1を聞いて10を知る」の体現です。児童の思考の広がりがはっきりと見えました(^o^)
▽児童が生き生きしている授業が1番です。学ぶ意欲を喚起できる学校でありたいと強く思います。
今、鍛えましょう
▽(中)本日、3年生は学力テストでした。志望校の決定の日もまもなくです。きっと心の中では決まっているはずですね。高校進学が当面の目標になりますが、将来への夢や希望を持って努力していくことが大切です。どんな大人になって、どんな生き方をしたいのか、自分自身でイメージを持ちましょう。放課後には、得意分野をさらに伸ばし、苦手分野を克服するために「学習会」が始まっています。切磋琢磨する関係性がいいですね。
▽(中)1,2年生はいつものように部活動で汗を流していました。健康な体には健康な精神が宿る。鍛えることに迷いなど必要ありません。「できるうちにできるだけ」の精神です。
健康がなにより
▽全国的にインフルエンザが流行の兆しを見せていますが本校はまだ大丈夫のようです。予防接種も町内で始まっています。「明日、予防接種です」と教えてくれた女子児童もいました。児童にならって私も予約します(^o^)
▽(小)体育科で鉄棒に挑んでいる児童たち。いくつかの種類の技を組み合わせて練習しています。技を1つ達成すると先生から達成シールをもらっていました。理科では、電池のN極S極の特徴を方位磁石を使って学んでいました。授業の中で「なるほど!」と思える機会がたくさんあるといいですね。
▽(中)1年生の数学では、先生の質問に対して積極的に発言していました。頭が冴えているようで、ビシバシ正答を答えていました。意欲的な授業風景は健康そのものでした。
三連休明け
▽三連休ではありましたが、中学1,2年生は名寄市にてバドミントン大会がありましたので、まだ疲れも残っているかもしれません。大会では上位進出とはならずとも内容のあるゲームであったと聞きました。保護者の方々も駆けつけ、熱心に応援して頂いたようです。島外遠征は前泊や後泊が必要となり、経費がかかるため頻繁にはいけませんが、貴重な経験を積む機会になったことは間違いありませんね。
▽今日から明日にかけて、大雨警報の予報が出ています(フェリーも終便が欠航)。また、管内ではインフルエンザが流行し、学校閉鎖になっている学校もあるようです。いろいろな場面で注意喚起が必要となっています。
駐車場が雨で光っています
「鬼脇」探訪(番外編)~札幌丘珠空港をたずねて
利尻空港との間に毎日1~2往復、荒天や機材不良の時以外は休まず航空路線が運航されておりますが…先週末に中標津空港線と秋田空港線が新たに就航し、ますます便利となりました。(丘珠からの乗換も容易となり観光やビジネスでも武器となります。)また近く就航予定がある新潟便や、数年後には仙台・茨城・神戸など、利尻にいながらにしてすぐに全国へ飛び立てると同時に、季節を選ばず全国から丘珠を経由して、利尻島へ訪問して頂けるビックチャンスでもあります…。
丘珠空港内では、現在手狭で混んでいる手荷物検査ゲートの複数化や駐車場設備の立体化など、将来の需要増を踏まえて様々なリニューアルを計画していますが…待合ゲートでは写真のような「カムイウヰスキー(利尻神居)」の看板も将来の本格稼働に備えお客様を歓迎してくれます。今後は丘珠空港の利便性や、利尻との就航アクセス(乗換)可能な都市の増加にぜひ期待したいです!
利尻富士町PTA連合会「教育講演会」
▽昨日、講師にさっぽろ子育てネットワーク代表:河野和枝氏を迎え、利尻富士町PTA連合会「教育講演会」が開催されました。保護者・教職員・地域の方々約60名の参加者があり、「今どきの子ども理解と子育て」をテーマに学びを深めました。子どもに大人(親)がどんな場合でも寄り添う、共同の子育ての大切さを学ばせて頂きました。
▽講師の河野和枝氏を始め、参加して頂いた方々、ご支援・ご協力頂きました関係機関の皆様に感謝申し上げます。
11月になりました
▽11月となり、早いもので今年もあと2ヶ月となりました。午前中の雨も上がり、少し晴れ間も見えている本町です。本日は「りぷら」を会場に利尻富士町PTA連合会「教育講演会」が開催されます。多くの保護者の皆様の参加をお待ちしております。当日参加は大歓迎ですので、よろしくお願いします。
▽今年もあと僅かと考えますと、先を「見通す力」は本当に大切であるとしみじみ感じます。「〇〇をしておけばもっとよかった・・・」「目標に届かなかったなぁ・・・」など、いろいろな感情がこみ上げてきます。児童生徒が学びを進め、生き生きと学校生活を送れるように、見通しを持ちながら学校運営を進めていきたいと考える晩秋です。
10月も終わります
▽10月も末日になりました。外出時には上着なしでは歩けない季節です。中旬には風邪の流行が見られましたが、今は落ち着いてきている様子です。「子どもは風の子」とはよく言ったもので、児童生徒は寒さをあまり感じていないようです。小学生は外の活動でも笑顔、中学生も部活動で校舎周りを元気にランニングしています。
▽(中)タブレット端末を使う授業が本校でも増えています。昔はチョークで黒板を埋め尽くすほど書いて授業をしたものですが、今はPC内で作成したデータをモニターで映して、生徒の端末とやりとりです。字を「書く」から字を「打つ」ことが多くなったのも時代と言えば時代ですが、手書きの良さもありますのでバランスの良い学びを進めていきたいですね。
小・高連携
▽(小)一昨日の土曜日、利尻高校商業科が主催する「商業フェア~キッズビジネスタウンinりしり」が「りぷら」で開催され、本校の小学生も3名ほど参加しました。この取組は、小学生と高校生が一緒になって働くことを通して、職業観・勤労観や社会のしくみを学ぶキャリア教育の一環としてのイベントです。
▽(小)全国各地から取り寄せた名産品の販売を小学生がお手伝いです。高校生たちが丁寧に小学生に販売の仕方を教えてくれる姿にほっこりです。販売ブースに行くと、本校児童がさっそく商品の説明をしてくれました。その元気の良さにひかれ、オススメ商品を買わせてもらいました。大勢のお客さんたちに激励され、良い体験ができた一日でしたね。
「鬼脇」探訪(番外編)~沓形港フェリーターミナルをたずねて
利尻町の沓形港から6~9月の間に、礼文島とをつなぐ定期船が出港している「沓形港フェリーターミナル」があります。利用のニーズとしては団体ツアーの観光客や礼文方面から、あるラーメン店やドラックストアまた利尻空港を利用するための足として利用されているようです。かつての「にしんバブル」の頃には札幌や小樽にも出港しており、今でもとなりの沓形港には豪華客船が時より停泊することもありますが、今はひっそりと来年の稼働を待つ状態です。利尻島にも色々な景勝地はありますが、夕時にこの辺から見る街の明かりや灯台のともしびを見つめているとなぜか、ノスタルジックな気分に覆われてしまう今日この頃です。
自分はどのくらいできる?
▽(中)本日英検IBA(全道の中学生対象)を実施しました。3年生は、学力テストもあったばかりですので、大変かもしれませんが、自分の立ち位置(何ができて何ができないのか)を知ることはとても重要なことです。時には点数が伸びずに落ち込むこともあるかもしれませんが、効果的な学びの仕方を見つけるチャンスと捉えましょう。
▽(小)体育ではケンケンパー(今は何ていうのでしょう?)やミニハードルを使って正しく走るための基礎練習をしていました。昔、陸上部があった学校にいた時、顧問のちょっとしたアドバイスで生徒のタイムが伸びる場面を見たことがあります。少しのきっかけやコツを覚えたら、すぐに上達する若さがうらやましい限りです。
さんすう
▽(小)4年生の算数の授業では、括弧のある足し算と引き算を学んでいました。「括弧のある方を先に計算する」という基本中の基本の計算ですが、高学年になっても意外と忘れて単純ミスをしてしまうことが少なからずあります。単純だからこそ、うっかりしてしまうのかもしれませんね。計算に反復練習はかかせません。油断することなく、しっかりと覚えましょう。
▽(小)1年生では、自分の考えた計算の仕方を黒板に書いていました。大きな数を分解したりまとめたりして、自分のやりやすい形にしています。計算はいろいろなやり方があるということに気付けたらいいですね。
ほどよい距離感
▽10月も残り一週間ほどになりました。今日は中学2年生対象の入学体験が利尻高校で行われています。3年生(受験生)になる前に授業や部活動を見学し、高校の様子を知る貴重な機会です。早くから高校の実際を肌で感じることは、進路決定への道のりの中で大切な体験となることでしょう。
▽小中施設一体型の校舎で一緒に学んでいる児童生徒たちは、上級生の動きが直接的にも間接的にもよく感じられる距離です。ロールモデルとなる上級生たちの自覚と責任が学校を支えています。
薬物乱用防止教室
▽(中)先週、中学生を対象に「薬物乱用防止教室」を開催しました。今年度は、特定非営利活動法人「北海道ダルク」様のご協力を得て、オンラインによる講話をして頂きました。シンナーから始まって覚醒剤に至るまでの実話を通して、薬物の恐ろしさを伝えてもらいました。
▽(中)薬物を進められた時に、「強がらない」「断る勇気よりもその場から逃げる勇気」が必要という言葉には重みがありました。そして、何より大切なのは、「相談できる人がいること」と強く言っておられました。家族や友人はもちろん、社会には多くの相談機関(団体)があります。どんな事に陥ったとしても自分一人で抱え込まずに「誰かに相談すること」が最も重要であると生徒全員が理解しました。
真剣な表情ですオンライン
「鬼脇」探訪 ~ 旭浜の新スポットをたずねて
鬼脇市街から車で10分程北上した旭浜の海岸に、新しいパーキングエリアが完成しました。そこには「利尻さけますの里」と銘打った看板が建っており、9~11月に(運が良ければ) さけの遡上が観られます!との記載がありましたが、残念ながら実際に遡上の様子を拝むことは出来ませんでした...。利尻富士町のさけますふ化場でも、漁業資源の回復を祈念して年間1,900万尾の稚魚を放流するなど、カムバックサーモン!とばかりに着実に計画を進めているようです。
他にもエリア内には、町のマスコットキャラクター「りっぷくんとりっぷちゃん」をあしらったカントリーサインがあったり、海へ向かうと「老人と海」ではありませんが座ったまま遠くの海を眺めていると、思わず感慨に浸ってしまいそうなベンチなど、想い想いの時間を過ごせそうな素敵な場所でした…。お時間がありましたら是非ともお立ち寄り願います。(私は一緒に行くオシャレ?な相手もいませんが...)
朝は笑顔から
▽(小)始業前から児童たちは笑顔です。今日もスッキリ起きて、朝ご飯をしっかり食べて、家族に笑顔で見送られて登校したに違いありませんね(^o^) 日常の生活リズムを整えることが心と体の健康の土台となるに間違いありません。いくつになっても大切なことです(自戒を込めて(^^;) )
▽(小)今朝、「亀がいるんだよぉー」とすかさず教えてくれた1年生。畑でも作物を育て、教室では植物も育てています。生き物を育てながら命について学ぶことができますね。今日も朝から気持ちの良いスタートでした。
元気な亀が登場
自分の考えを発信する
▽(中)参観日にあわせ、中学校では校内主張大会が開催されました。上位3名に町内の主張大会への出場権が与えられる予選会も兼ねています。
▽国語の授業の一環で取り組んでいるとは言え、ハードな日程の中でしっかりと準備をしてきた生徒たちは大変立派です。原稿を暗記してすらすらと話す生徒や自分の経験談をリアルに交えて主張する生徒など、個性や独自性がそれぞれ発揮されていました。
▽自分の考えを発信すること、他者の多様な意見を尊重すること。これからの社会を生き抜く生徒にとって、大切な力となること間違いないですね。
中腹まで雪化粧です
初冠雪
▽昨日、利尻山に初冠雪がありました(写真が無くてすみません)。今日の利尻山は暗い雲に覆われて山が見えませんが、時よりあられが混じる冷たい雨が降っていますので、山頂は昨日よりも白いに違いありません。あっという間に冬が到来しそうです。
▽学校も文化祭が終了し、今日から日常の学校生活に戻っています。急に気温が低くなりましたので、本日は欠席する児童生徒が目立ちました。ちょっぴり学校も静かめの様子です。本日、中学3年生は早速「学力テスト」がありました。行事が一つずつ終わるたびに、進路選択の日が近づきます。 光陰矢のごとし。
テストに集中です校舎から見える海も空もどんよりです
ハツラツ!文化祭
▽本日、多くの保護者・地域の方々に見守られ、盛大に文化祭が開催されました。田村町長様、吉田教育長様をはじめ来賓の皆様にも来場頂き心より感謝申し上げます。
▽ダンス、合唱、劇など、総練習以上の力を発揮したのではないでしょうか。本番での強さは流石の一言です。子どもの力って素晴らしいですね。ほどよい緊張感は練習以上の力をもたらすものです。それを子ども一人一人が実感できたことが最高です。
▽「自分を表現すること」「仲間と協働して取り組むこと」は、今までもこれからも大切な力です。文化祭を通して、自信と共に多くの学びに繋がったと信じます。日々の生活の積み重ねによる成長は言わずもがなですが、学校行事をきっかけとして、大きな成長を生むことも事実です。互いの絆も深まりました。利尻小鬼脇中の児童生徒全員に拍手です(^^)/
「鬼脇」探訪(番外編)~長野県妻籠宿をたずねて
江戸時代の中山道で長野県木曽谷の宿場町に「妻籠宿」があります。”馬籠・妻籠”と聞けば、一度は耳にしたことがあるかも?知れませんが、古くから集落の景観を守るべく、建物を「売らない」「貸さない」「壊さない」の3ない運動を展開することで、島崎藤村ゆかりの観光地としての風情を守っており、最近は日本の情緒を求め、遠く海外からもインバウンドの観光客が押し寄せているようです。私も多分に漏れず、信州街道の情緒と言うよりも「五平餅」や「ぜんざい」や「栗ソフトクリーム」など地元の高カロリーな名物を求め、しばらく街を徘徊しておりました…。
文化祭総練習
▽14日(土)の文化祭まであと二日となりました。本日は朝から総練習です。どの学年も急ピッチで完成度を高めています。互いに出来映えを確認し、励まし合い、指摘しあうことでさらに良いものを創り上げようとしています。
▽コロナ禍で制限されていた合唱も今年度は解禁です。ほぼ3年間、合唱を歌う機会や披露する場面がありませんでしたので、児童生徒たちも自分の出来映えに少し不安のようです。是非、このブランクを克服し、伸び伸びと歌って下さい!頑張りましょう(^^)/
文化祭まであと3日
▽(小)1年生は入学して初めての劇に挑戦です。2年生のサポートを受けながら頑張っています。セリフもしっかり覚えてきています。当日はほどよい緊張感が気持ちを集中させてくれますので、さらに良くなるはずですね。失敗を恐れずのびのび演じて下さい。
▽廊下には来場者に見て頂くためにたくさんの絵や作品が並べられています。今年度は、4年振りに来場者の制限をせずに文化祭を開催しますので、保護者に限らずたくさんの地域の皆様に来場して頂くことを期待しています。よろしくお願いいたします。
三連休が明けて
▽朝晩はめっきり寒くなりました。今シーズン初めて暖房を着けた家庭も出始めてきているようです。利尻山の初冠雪の便りもそろそろかもしれませんね(昨年はたしか10/5でした)。
▽三連休明けの今日は、久しぶりの登校に元気いっぱいの子やちょっと気怠さを感じる子など様々です。共通なのは、週末に迫った文化祭の練習へ急ピッチのところでしょうか。「もう楽器は弾けるよ!」「まだセリフが覚えられてない…」など、こちらも様々です(^^;) 四日後の14日(土)が本番ですので、できる限りの準備をしていきましょう(^^)/
「鬼脇」探訪(番外編)~高野山金剛峰寺と出雲大社をたずねて
9月の3連休にまた懲りることなく格安航空券を手に関西方面へ行きましたが、日頃の煩悩や我欲から断ち切るべく?高野山と出雲大社を訪ねました…。高野山金剛峰寺は遣唐使から日本へ戻ってきた空海(弘法大師)が、真言密教を広めて修行に励むために平安時代の初めに標高800mの地に建設したものですが、様々な動乱を経た後に豊臣秀吉などからの庇護を受け、現在に至っております。他にも武田信玄や伊達政宗など有名武将の供養塔も軒並み建っており、時の権力者からいかに信奉されていたかを痛感しました。(欧米からの観光客の多さにも改めてビックリしましたが…)
一方の出雲大社は大国主大神(だいこくさま)を祭る神社として建立されましたが、現在の本殿などは1744年(8代将軍徳川吉宗公の晩年)に完成しました。「因幡の白うさぎ」の逸話でも有名ですが、いわゆる「縁結び」の御利益がある場所と言われております。(私自身はもうあきらめ?の境地ですが…)また10月には日本中の神様がここ出雲大社に集合するため、神社がもぬけの殻となり「神無月」と言いますが、集合先の島根県(出雲国)では逆に「神有月」と言うらしく、再び訪れるならば神様が集まり一番御利益がある十月に伺おう!と思いました。日本にもまだ色んな場所や風景があり、またそこに住む人々の営みがあるので、出来うる限りこの目にしたいと改めて痛感しました今日この頃です…。
練習に励む
▽今日は肌寒く時折激しい雨が降り、マンホールから水があふれ出るほどです。さらに明日にかけては大雨と暴風波浪の予報です。児童生徒の登下校時には注意喚起が必要な荒天になりそうで心配です。
▽(小)10/14の文化祭に向けて、練習のピッチが上がってきた様子です。今週中に目処をつけ、来週は精度を上げたりする時間に費やしたいですね。児童は自分の役割と責任を果たそうと一生懸命な姿です(^o^)
▽(中)ダンスは互いに声かけ励まし合い、学年の壁を越えた協力がたくさん見えます。リーダーの女子を中心にチームとして1つになって練習する光景がとっても良い感じです。
美味しい笑顔
▽(小)美味しい食べ物はお腹も心もいっぱいに満たしてしてくれます。1,2年生の教室にお邪魔すると、笑顔で給食を食べていました。文化祭の練習もあるのでたくさん食べて体力をつけておかねばならないですね。今日のメニューの「力にゅうめん」でパワーアップです。
▽明日から週末にかけて大雨の予報が出ています。3連休もありますので天候が回復してくれることを期待します。今日の利尻山も半分雲がかかりほとんど見えませんでした。先週から保健室来室者が増加傾向ですので、体調に気をつけたいところです。
美味しく頂く利尻山、雲に隠れて
吉兆?
▽昨日、虹が出ていました。いくつになっても吉兆を感じてしまうものですね。突然の通り雨は秋の気配を醸し出していますが、悪いことだけでもないようです。気持ちの持ち方って大切です(^o^)
▽(小)本日、5,6年の授業に役場から講師を招き、租税教室が開かれました。「納税の義務」は国民の三大義務の1つとして教科書に出てきますが、小学生の感心事は消費税くらいでしょうか。社会に出れば身近に存在していますが、小学生のうちから税の必要性や課題を理解しておくことが大切ですね。 租税教室実施にあたりご支援頂きました役場会計課:谷村様、職員の皆様ありがとうございました。
虹租税教室劇の練習です
後期スタートです
▽10月に入り、今日から後期(二学期制)が始まりました。今年はあと3ヶ月、そして、今年度もあと半分です。児童生徒たちは、新たな目標や決意を持って取り組むことでしょう。できなかったことができるようになり、「なりたい自分」に一歩ずつ近づいていくことを期待しています。まずは、二週間後にせまった文化祭への取組に意欲を燃やして下さいね(^^)/
▽前期の通知表が先週手渡されました。成績は満足いくものだったでしょうか?自分の成果と課題を把握し、やれることを地道に積みかねいってもらいたいと切に願います。ありきたりですが、自分を信じて諦めずに努力したものだけが目標に到達します。自分の可能性を信じるのみです!
「鬼脇」探訪 ~ 夏の終わりの利尻沿岸をたずねて
「暑さ寒さも彼岸(9月中旬)まで」という言葉もありますが、利尻の夏はなんとなく8月末には収束してしまった感があります。そんな秋晴れ?で、窓から入る風も心地よい島内をまた車で徘徊しましたが…最初に宗谷バスの日帰りバスツアーの行列に便乗?して「仙法志御崎公園」を訪ねました。御崎公園名物のアザラシを観に、岩礁まで降りていくとガイドさんから「アザラシさんは今年の猛暑で夏バテしたので、療養で稚内の水族館に帰ってしまいました!」と発表するとお客さんはガッカリしていましたが、私はそこで初めてアザラシが稚内から「派遣」されていたことを知り、驚愕してしまいました…。
次に利尻空港辺りでかつて、吉永小百合さんの映画が撮られたロケ現場に行きましたが…澄み渡る青い空と海の向こうへ遥かに見える礼文島(すぐそこですが)が見えたので、思わず写真に収めました。以前もお話ししましたが、絵になる風景がそこかしこにある場所に住む贅沢さを改めて実感しておりますが、まさにこの季節は観光客こそ減りますが、ドライブのし甲斐は満点です!!
平和教育
▽(小)本日、読み聞かせボランティアの方々が札幌から来校され、「ダモイ」(ロシア語で「故郷へ」の意)のお話をして頂きました。大きな段ボールに描かれた大型の紙芝居を使ってのお話です。実際のシベリア抑留体験談から作成されたもので、児童たちは戦争の怖さを感じながら熱心に聞き入っていました。戦争の悲惨さを伝えることを受け継いでいくことが次代に生きる者の責任かもしれません。戦争を知る世代の方から直接お話を聞く貴重な機会となりました。
▽シベリア抑留体験を語る会:吉田欽哉様(仙法志在住)、黒沢フク様(文・画)、札幌市読み聞かせボランティアSKY野本哲也様及びスタッフの皆様に感謝申し上げます。御来校ありがとうございました。
1日のスタート
▽今週から秋の交通安全運動が始まっています。登校時に町内の各交差点で見守り活動が行われています。自治会の方々が朝早くから街頭に立ち、児童生徒たちに声をかけてくれています。交通量が少ない島内であっても油断は禁物ですので、交通事故にはくれぐれも注意したいものです。
▽「挨拶は元気に気持ち良く!」よく我々教師が使う言葉ですが、児童生徒によって価値観はバラバラであったり、性格の違いで期待している挨拶で無かったりすることが少なからずあります。たかが挨拶、されど挨拶でしょうか。自省も込めて、時と場所、場面に応じた挨拶ができる人って憧れです。