学校ブログ

学んでいく過程⑨

 5時間目に利尻富士町の国語部会の先生方が来校して、中3の国語科の授業を参観しました。島では、先生方が島研サークルに所属して、学び合いの研修をしています。つまり、先生方の教え方の勉強会です。学習指導要領をもとに、各教科では、1時間1時間子どもたちに教える内容を教育課程として細かく作成しています。ただ、同じ内容をどのように教えるかによって、子どもたちの理解力がかわります。先生方は、子どもたちに「できる」「わかる」授業を目指し、自力解決できるように教え方を学んだり、教材を工夫したりします。今日の授業は、「人工知能との未来」「人間と人工知能と創造性」を読んで、これからの時代に大切な事について、自分の考えをもって討論し、見方を広げようという内容でした。子どもたちは、自分の意見を相手の意見と比べながら考え、合意形成に向けて学びを進めていました。論理的思考力の育成には、効果的な教材だと思いました。また、話合いを聞いていて、「さすが3年生だな」と思う意見を出て、みんなで吟味しながら取組を進めていました。

学んでいく過程⑧

 本日の5校時、中一クラスに入っていくと、数学の勉強をしていました。比例、反比例の単元の中の比例を学んでいました。下の写真の通り、子どもたちは、問題の紙を切り取って、ノートに糊で貼りました。このあと、「1500mを走ったグラフを完成させなさい。」「かずまさんとゆきさんの距離と時間を式(比例)で表しなさい。」などの問題を解くことになります。一番大切なのは、グラフから、横と縦のメモリをしっかり読み取ることです。x座標とy座標を、y=axの式に代入してa(比例定数)をだすことになります。aの値が確定すれば、比例の式となります。

比例は、xが2倍・3倍…すると、それに対応するyの値も2倍・3倍…となります。

ですから、グラフや表から、xとyの仕組みの関係を理解して、比例関係に気づき、式を組み立てることができるようなってほしいです。

グラフを書くと、xとyがどのような関係になっているのかが簡単にかわります。

この学習では、比例の関係をしっかり学んで欲しいです。

鬼脇探訪(番外編)~晩秋の信州上田・横浜球場を訪ねて<後編>

 熱気に包まれていた横浜スタジアムを跡にして、そのまま「みなとみらい」方面へと歩いて行きましたが…赤レンガ倉庫前では全国物産展が一堂に開かれており、静岡(掛川)茶の詰め放題や福島のくだものなどを堪能した後に、桜木町方面へと向かっていきました。写真のような近未来的でオシャレな景色が、街中を流れるジャズや横山剣さんの曲に見事マッチしており、街頭ではギターを弾きながら唄っている少年もいました。そういえば、「ゆず」も同郷でした。その後、電車で「新横浜」へ立ち寄りましたが、近くの「ラーメン博物館」では利尻が誇る、とあるラーメン店も出店しており、必ず立ち寄ろうと思っておりました。が…写真のラーメン待ち時間ボードを見て、沓形の本店ですら店の前に立って待つことに耐えられない私は、後ろ髪を引かれる想い?で入館するのを諦めてしまいました。「横浜」は一つのマチの中で、実に色んな顔を持つ実にオシャレな場所だなと改めて納得させられた珍道中でした。ラーメン博物館待ち時間ボード赤レンガ倉庫みなとみらい

テーブルマナー

 昨日、中学生を対象にテーブルマナー給食がありました。前日に食育の授業で学んだ食事のマナーを実践する場でした。私も招待されて参加しました。交流スペースに入っていくと、テーブルの上におしながきがあって、なんだかホテルみたいだと感じました。メニューは、主食「白飯」、主菜「鮭の吹き寄せ煮」副菜「白菜の海苔和え汁物」、汁物「山の恵 きのこ汁」、甘味「生どら焼き」、飲み物「煎茶」でした。子どもたちに、食事のマナーを教わって食べました。割り箸の折り方やお椀の開け方、明けたお椀の蓋を置く場所などです。ご家庭でも、子どもに聞いて実践してみてください。私はいつも、校長室で一人で給食を食べていますが、子どもたちと一緒に食べると、いつの間にか笑顔になっている自分に気が付きました。また、子どもたちは、自分のために食事を運んでいる教職員の姿を見て、いつもとは違う様子から自然と笑みがあふれていました。ただ、子どもたちが一つだけ困っていたことがあります。それは、正座ができないことです。最初から最後まで正座をしていた子は一人でした。テーブルマナーをみんなで実践するいい機会となりました。

児童生徒総会

 3校時に児童生徒総会がありました。児童生徒会は、よりよい学校生活を送ることができるように、委員長を中心に計画・立案をして、活動するための組織です。利尻小学校・鬼脇中学校は、児童生徒会、文化委員会、生活委員会があり、それぞれの委員会で、内容に応じて活動しています。今回は、児童生徒総会なので、前期の反省をして、達成できたこと、できなかったこと、次に向けての反省をしました。どの委員会も分かりやすくまとめて書いてあって、とてもよいと思いました。その後は、後期の計画について、各委員会から提案があり、質問や意見、要望がありました。後期の委員会の人は、自分の役割や責任を果たして欲しいということ。それ以外の人は、今回の総会で了承したのですから、協力してほしいこと。など、自分たちの学校をよりよくするための活動にしてくださいと話をしました。(要望に出ていたこと→廊下を走らないで欲しい。←委員会に任せるだけでなく自分たちも守る)(要望に出ていたこと→給食の出し入れがスムーズでないので考えて欲しい←アンケートをとることになったので、自分たちでもアイディアを考える)など

 

学んでいく過程⑦

 写真は、中1の英語の学力テストです。英語の時間にしっかり振り返りをしていました。テストは、自分が学んできたことを確かめる1つの手段です。ですから、テストの点数に固執しないで、どこが間違ったのか、なぜできなかったのかを振り返り、今度同じ問題がでたら、絶対に正解できるようにしておくことが大切です。子どもたちの着実な学力の定着を図っていきます。

学んでいく過程について⑥

 5・6年生のクラスで、子どもたちのがんばりが目に留まりましたので、ブログで紹介します。写真は算数の授業中の様子です。自分が問題を解いたあとに、他の子と交流しているところです。答えは、一つでも解き方や考え方はいろいろです。自分が解けたからいいのではなく、交流することで、別の解き方に気付いたり、新たな発見があったりします。この後、小野先生から交流してもいいよ。と離席の許可をもらって、自分の解き方を説明したり、他の解き方を学んだりしていました。協働的な学びを実践している一コマでした。

 

 

鬼脇探訪(番外編)~晩秋の信州上田・横浜球場を訪ねて<前編>

 文化の日の三連休にまた懲りず?に格安航空券を手にし、トンボ返りの旅へと出ましたが…真田幸村でお馴染みの信州上田城はあいにくの雨模様でしたが城門を眺めていたら、関ヶ原の合戦に向かう38,000の徳川軍を相手にたった3,000の真田軍がこの上田城に籠城し、勇敢に闘い抜いて徳川軍をしばらく足止めにさせた上に敗走させた「奇跡」のお城たる風格をひしひしと感じました!ちなみに一番の激戦スポットだった三の丸周辺は現在、商工会議所がひっそりと建っていて「兵どもの夢の跡」とはまさにこの事を言うのかと痛感しながら街歩きを楽しみました。翌日の朝には澄み渡る秋晴れの空の下真田幸村に負けず劣らず、貯金42でパリーグ優勝を果たしたホークスを相手に「下剋上」を果たそうとしている、ベイスターズの本拠地・横浜スタジアムを訪ねましたが…日本一を決める日本シリーズの直前とあって、球場の外も熱気に包まれていました!(翌日トンボ返りの飛行機の日程の都合で、横浜市内での日本一優勝記念セールには行けず、実に後ろ髪を引かれる想い?で利尻へと帰途につきました…)上田城横浜スタジアム

利尻富士町文化祭について

 2日(土)の午後6時から、りぷらで利尻富士町文化祭がありました。最初に吉田教育長から、読書感想文コンクールの表彰がありました。利尻小学校からは、小学校2学年の部で、土上ひかりさんが優秀作、小学校3学年の部で、飯田惟華さんが佳作、小学校4学年の部で、土上凌央さんが優秀作、小学校5学年の部で、牧野泰希さんが優秀作、小学校6年生の部で、山谷詩葉さんが奨励賞、中学校の部で、佐々木日馬さんと井田心優さんが優秀作、飯田乃唯さんが佳作で表彰されました。アトラクションで、レッツダンスチームから、8チームのダンスの披露がありました。利小・鬼中の子どもも参加していて、ノリノリのリズムで、とてもカッコ良かったです。その後、鴛泊中学校の井上教諭のピアノや吹奏楽の演奏、タヒチアンダンス、日本舞踊、秀峰翔太鼓がありました。どの演目も素晴らしくて、利尻富士町の文化として貢献されていることがよくわかりました。

 

学校経営指導訪問(指導監)がありました

 昨日、宗谷教育局の千代隆志指導監が来校しました。私からは、学校の取組や子どもたちの頑張っている様子、今年取り組んだ神社祭(鼓笛・鬼中ソーラン)などをお伝えしました。その後、子どもたちの授業を参観しました。1・2年生は、子供に解くための見通しを考えさせてから、解決に向かわせていたのがよかった。3・4年生は、命の大切さを実体験をもとに養護教諭とも連携しながら取り組んでいるのがよかった。5・6年は、個々で課題を解決した後の待っている間にも、個に応じた取組をしているのがよかった。中学生は、身振り手振りも交えながら、一人一人堂々と自分の意見を述べていたのがよかった。などお褒めの言葉をいただきました。また、7月に実施した保護者アンケート「家庭で学習する習慣が身に付いている」項目が、(令和5年度)42%→(令和6年度)77%、「地域行事を楽しみにしている」項目が、(令和5年度)55%→(令和6年度)91%、と高くなったことも褒めてくださいました。ただ、メディアに触れる時間(テレビ・ゲーム時間は平日2時間以内:道教委推奨)が長く、勉強時間が短い(小学生:学年×10+10分:小学生)という結果については、今後とも保護者と連携して進めてくださいとアドバイスがありました。

 

鬼脇探訪 ~ 晩秋の鬼脇を訪ねて

 松尾芭蕉の晩年に「この道や 行く人なしに 秋の暮れ」という句があり、芭蕉自身の孤独感や寂しさを詠んだ句のようですが…夏場にあれだけの観光客が詰めかけていた利尻の地にも冬の便りが近づき、静かになりどことなく寂しさも禁じ得ない雰囲気ではあります。ただ冬にも「温泉」や「海産物」や何より「利尻富士」の雄姿が無くなることはないので、冬場は冬場なりの楽しみ方(スキーなど)もありますので、どうかお越し頂ければと思います。(海がしけて、食材などを運ぶフェリーが滞る事だけはどうかお天道様にご勘弁願いたい?です…)岬オタトマリ沼

第2回利尻富士町鴛泊・鬼脇地区学校運営協議会がありました

 昨日の夕方、第2回目の学校運営協議会がありました。今回は、利尻富士町3校から、学校の様子や取組を説明した後、鴛泊と鬼脇の委員さんと交流しました。鬼脇地区からは、今昭さん、酒井淳さん、澤田学さん、工藤潤生さん、川村さゆりさんが出席されました。鬼脇地区の委員さんからは、「毎日学校は、夜遅くまで電気が付いていて、先生方一生懸命だね。」「今年は、先生方がお祭りなどのイベントに参加してくれたり、顔を出してくれたりしてありがたい。」など、褒めてくださいました。全体では、「体験的な学習を取り入れることで深い学びに結びつくので、支援頂いている方に感謝しています。」「先生方の負担にならないよう、地域行事に参加してくれると、顔を覚えられるので、学校からのお願い事もスムーズになるのではないだろうか。」「子どもが参加している行事に先生方が見に来てくれるとうれしい。」など、地域と共にある学校について交流しました。この会議では、学校を地域で支えていただいていることをあらためて、実感しました。ありがとうございます。

利尻島中・高研究協議会について

 昨日、利尻高校で、島の中学校の教職員を対象とした公開授業がありました。授業を見たあと、体育館で、利尻高校へ進学した生徒の様子や取組について、説明がありました。その後、中高の教師がグループに分かれて、中学校から高校への連続的な接続や子どもたちへの指導について協議をしました。高校の先生方との交流は、他の市町村では、なかなかないことなので、実りの多い研修会になりました。

 

鬼脇探訪 ~「利尻プリン」を訪ねて

 鬼脇にある「長生堂寺嶋菓子舗」は、創業が明治11(1878)年の菓子店で(本州最古の洋菓子店と言われる村上開進堂が、創業1874年である事を考えても)全く引けを取らぬ老舗中の老舗ですが…ショーケースの中でひと際目を引く商品が他ならぬ「利尻プリン」です!種類は写真のメープル味・ゴマ味・くま笹味(期間限定)の3種類がありますが、メープル味はトロっとした濃厚なもので、ゴマ味は甘さ控えめ、くま笹味はほんのりビターとそれぞれテイストが違いますが、最近ではバスツアーで訪れた観光客も購入するほどの人気商品となっています!日本全国で高級プリンの販売合戦にも近い?過当競争にある中「利尻プリン」は私も訪れては手に取る(個人的にはゴマ味が好きですが…)老舗故に食べるとホッとする安定の美味といえます。是非とも利尻島にお越し頂き、鬼脇発の絶品スイーツを手に取りお試し下さい。利尻プリン

説明すること

 今日は、1・2年生のクラスで、算数の研究授業を実施しました。課題は、1年生「10より大きい数になる足し算を説明しよう。(9+4)」、2年生「7の段の九九について仕組みを説明しよう」でした。1年生は、9に1を足すと10になって、残った数が3なので、13になることを勉強しました。10というまとまりを作ると、数えやすかったり、計算しやすくなることがわかりました。2年生は、3の段と4の段に分けて計算した数を足すと、7の段になることを説明していました。担任の相澤教諭は、子どもの思考する時間を確保して、算数的活動を取り入れながら、授業を進めていました。最後に宗谷教育教の山﨑晃指導主事から、ご助言をいただきました。(フェリーの関係でZoomになりましたが)。今後とも子供たちのために、校内研修を活性化して、教師の資質・能力を高め、子どもが「できる」「わかる」場面を増やし、自力解決できるようにしていきたいと考えています。

 

 

 

STOP the 薬物!

 利尻富士町学校薬剤師の吉野邦夫氏を講師に迎え、中学生を対象に薬物乱用教室を実施しました。目的は、子どもたちが、薬物についての正しい知識を身に付け、「絶対に薬物に手を出さない」という自分を守る判断や行動ができるようするためです。厚生労働省の啓発事業ということもあり、最新の教材を使っての授業でした。薬物を使い続けると「幻覚を見てしまう」「誰かに脅迫されている妄想をしてしまう」「薬の耐性ができてしまい、量が増え、もっと刺激を求めてしまう」「薬物の快感を忘れられなくなり、フラッシュバックして何としても薬を手に入れようとする」などの症状が出てしまうそうです。子どもたちは、最後まで真剣に授業を受けていました。一番大切なことは、友達から誘われたら、断る勇気です。高校や大学を卒業して、社会人になった時に、都会で友達の友達に誘われないとも限りません。断りずらかったら、その場から逃げる勇気も大切です。自分を守るために、「絶対薬物に手を出さない」を意識して生きていって欲しいと思います。

 

半導体って

 先端半導体製造工場(ラピダス)が、千歳に建設されます。2025年に試作ライン、2027年に量産ラインを立ち上げます。しかし、道では、半導体に関わる企業が27社にとどまっていることから、たくさんの企業に関わってもらうように、子どもたちの理系分野への関心向上を目的として体験教室を開催しています。本日、旭川工業高等専門学校の松原准教授が、鬼脇中学校の2・3年生に半導体に関する授業を行いました。半導体についてのお話を聞いた後、実際に、ウェハ(薄い基板の上に数多くの同一回路を作った半導体の集積回路)の抵抗を測ったり、ソフトをインストールして、プログラミングによる機械の制御を行ったりしました。

 講師の 松原 英一 様 です。

千歳工場ラピダス工場完成予定図(ソニー、トヨタ自動車、デンソー、キオクシア、NTT、NEC、ソフトバンク、三菱UFJ銀行など、日本国内大手企業8社が出資し、半導体の専門家集団が設立した半導体新会社。日本政府も600億拠出)。

 抵抗値を測っているところ

 

ウェハ(薄い基板の上に数多くの同一回路を作った半導体の集積回路)になる前

集積回路は、人の目では見えず、電子顕微鏡で見ることになります。

 

 

 

プログラムを用いて、光らせたり、音を鳴らせたりして基板を制御しているところ

 

 子どもたちは、音色を制御して曲にしたり、光る順序や長さを制御して(シーケンシャルウィンカ-)みたいにしていました。私も一緒に取り組んだのですが、子どもたちに教えてもらいながら音を鳴らすことや光らせるだけで精一杯でした。子どもたちの考えるプログラムに脱帽しました。そして、子どもたちの底知れない能力に驚かされました。

 

鬼脇探訪(番外編)~秋の信州・飛騨・名古屋を訪ねて

 体育の日改めスポーツの日の連休に再び、懲りず?に丘珠空港経由で信州まつもと空港を訪ねましたが…周りの色どりも季節が深まり、トンボやススキも多く見かける里山の秋を堪能することが出来ました。中でも写真の市美術館ような芸術家・草間彌生を生んだ芸術の地でもあるので、街並み自体が他の城下町では見かけない洗練されたオシャレさがそこかしこに見受けられました。翌日の飛騨高山では写真のような、日本古来の歴史的景観の街ブラを体験しようと多くのインバウンド客がいらしていましたが…私といえば、先生方に配る為に何故か大量購入したお土産の「漬物」が予想外に重たく、季節外れの扇子で涼みながらテコテコと町中を徘徊しておりました。最後に名古屋へ伺いましたが…中日ドラゴンズのマスコットことドアラのモチーフにもなった、東山動物園のコアラなどを見に行きましたが、やはり気温が30度近くと本当に秋か?を思うくらいの天気で、トンボ返りで利尻へ帰った際のあまりの気温差にビックリ。日本列島の距離の長さを改めて痛感しました。松本市美術館飛騨高山コアラ

60才の誕生日

 昨日、吉田教育長が来校して、1・2年生のクラスで給食を一緒に食べました。学級に入る時、黒板には「60才おめでとう!!」の文字が・・・。赤いちゃんちゃんこを着てみんなで写真を撮りました。10月21日が誕生日だそうです。子どもたちに祝っていただいて、とても喜んでいました。子供たちの優しい気持ちが伝わってくる一コマでした。


走り高跳びについて

 小学5・6年生が体育の授業で、走り高跳びをしました。宗谷教育局から池田指導主事と稚内市立潮見が丘小学校の体育専科の澤先生が来校して、よりよい指導法について教えていただきました。今日は挟み跳びでの練習でした。子どもたちは、タブレットで自分の動きを確認しながら、取り組んでいました。お二人から、子どもたちが、話し合ったり、教え合ったりしながらより高く跳ぼうとしていたのが素晴らしいとのお褒めの言葉もいただきました。タブレットを使っているのなら、タブレットの中にタイムシフトカメラのアプリをダウンロードしておいて、8秒後に設定し、テレビを置くと、跳んだ後すぐに自分の動きを確認して、次のジャンプに生かすことができるとの話がありました。また、ジャンプ力を付けるため、体育館の壁に、スズランテープを垂らしておくと、いいですよ。などのアドバイスをいただきました。子どもたちの体力向上に向けて、普段の授業から授業改革に取り組みたいと考えています。

4地区対抗島民大運動会について

 みなさん、3連休はいかがお過ごしたでしょうか。13日(日)に島民大運動会が利尻小・鬼脇中のグラウンドで開催されました。鴛泊・鬼脇・仙法志・沓形の4地区に分かれて、いろいろな競技で競いました。当日は、強風でしたが、天候に恵まれ、楽しく最後まで競技ができました。鬼脇地区は、リーダーの川村さんのかけ声で、一致団結し、子供たちも応援してくれていました。残念ながら3位という結果でしたが、応援や声援の数や大きさでは、まちがいなく優勝でした。楽しく盛り上がれた運動会でした。

鬼脇探訪(番外編)~ 函館「がこめ昆布」危機の次は「羅臼昆布」?

 先日ブログの中で、函館の専門店を訪ねた際に天然物の「がこめ昆布」がほぼ壊滅状態となって、店頭には養殖の昆布のみ販売されていた話をしましたが…海水温上昇(地球温暖化)の影響が、遂には知床の海にまで至り過度に高い海水温によって羅臼昆布の根付きの悪化や成長の阻害、また異常繁殖したウニ等による食害も相まって天然物の漁獲量は昨年の「約半分」と非常に厳しい結果となりました。一方で宗谷海峡付近の海水温は、太平洋まで上昇ピッチは高くないもののとても他人事とは言えない状況で、(現在の函館近海に至っては、夏にカツオで冬にはフグがよく獲れるらしく本当に北海道か?と思ってしまいますが…)これからは「獲る漁業」ではなく「育てる漁業」がトレンド?との事です。(積丹でも昆布等の資源保護のため、農家が廃棄する予定の「廃キャベツ」などを有効活用してエサに用いるウニの試験養殖が計画されていますが…)私も今後利尻の海産物を味わう際は、心して食したいと痛感致しました…。羅臼昆布

インターシップに参加した高校生の話

 10月8日に、利尻高校の2年生 牧野泰夏さん(鬼脇中学校卒業)と八木優翔さん(利尻中学校卒業)がインターシップで来校しました。一日中、どこかの教室の授業を見学しながら、先生方の仕事について学びました。帰り際に、「子供がわかるように勉強を教えることは、大変だと思いました。」「子供に頑張らせている先生って、すごいと思いました。」という話をしていました。私は先生方に、普段から子供が自力解決できる「わかる」「できる」授業をお願いしています。子供たちが「わかる」「できる」ようになれば、自分の夢の実現に少しでも近づけるからです。保護者や地域の方と連携・協働しながら問題や課題を自力解決できる子を育てていきます。

 

 

文化祭にお越しいただきありがとうございました

 今年の利小鬼中の文化祭は、いかがでしたでしょうか。

子どもたちは、劇、合唱、器楽、踊りなど、一生懸命披露しました。

その他にも、間合いの時間に、観客を飽きさせないよう、クイズやインタビューなどの企画の実施、

今年の発表がどのように作り上げられてきたのかをスライドで紹介など、特色ある文化祭になったと思います。

鬼脇金比羅神社例大祭では、地域の方から、今年の文化祭について、たくさんのお褒めの言葉をいただきました。

保護者の皆様には、文化祭に向けてご家庭での練習、励ましの言葉など、感謝申し上げます。ありがとうございました

鬼脇探訪(番外編)~いまだに30度越えの関西を訪ねて

 東京に飽き足らず、また週末のトンボ返り?の行程で関西を訪れました。食欲の秋とは言いますが、滋賀県の甲賀の飲食店では(伊賀と同じく忍者ゆかりの里として有名)「近江牛」と「マツタケ」のすき焼きが食べ放題!との夢のようなプランがあったので早速バスツアーで伺いました。…ただお客さん全員が灼熱の中で、すき焼き鍋をグツグツと煮えたぎらせながら、何度もマツタケを店員さんに足してもらって元を取ろう?と皆が必死だったので、私も負けじ?と扇子であおぎながら汗をぬぐいつつ、一生分のマツタケを食べました!(途中でマイタケと味の区別が全くつきませんでしたが…) 翌日は読売巨人軍の優勝で、阪神ファンの私も含め意気消沈する甲子園球場を訪れましたが…今年で甲子園球場が創立100周年との事で、歴代のマウンドを賑わせた甲子園球児やアニメのキャラクターのモニュメントが並んだり、タイガースの歴代の名選手の写真が飾られたりと、夢舞台にふさわしい粋な演出がなされていました。ただ関西は9月の末にも関わらず真夏日が続いたので…利尻のように心地よく、ただ厳しくもある季節の機微や移ろいや風景を肌で感じることが、もはや本州では地球温暖化が進んで難しくなる?のかも知れません…。松茸甲子園

文化祭に向けての総練習について

 本日、文化祭の総練習を行いました。

子どもたちは、本番と同じように演じていました。

「すばらしい」「いいな」と思ったところをお知らせいたします。

 

1 開会式・初めの言葉 ~ 堂々としている 声が大きくてよい  

 

2 小3・4 演劇 ~ セリフがききやすい かさの演出がよい

            英語のセリフを覚えていて、頑張りがよくわかる

 

          

3 小5・6中 合唱 ~ きれいなハーモニー 男子低音の声が出てきた            

 

4 小1・2 演劇 ~ 大きな声が出ている 小道具もよい 踊りもすばらしい 

            セリフの忘れを、困っている人に教えてあげているのがいい

            ダンスで、そろっているところがあってかっこよかった

 

6 中学生 発表 ~ さすが中学生、演出がすばらい 見ていて引きこまれる

           プリジェクターよかったクターよかった

 

 

7 小1・2 ダンス ~ 全体的にはそろっている 楽しく踊っていた

 

8 小3・4 器楽 ~ 一人一人の演出があってがんばっていた

            ハンドベルの事前準備、スムーズだった

 

9 小5・6 演劇 ~ ダンスの完成度が高い  

            観客を意識した演出ができている

            (立ち位置 声の大きさ)             

 

10 中 よさこい ~ 迫力があってすばらしい 

            笑顔で楽しく踊っている人もいた            

       

11 全校合唱 ~ 子供たちの大きな声がでるようになってきました           

 

12 閉会式 ~ 最後のスライド演出が素晴らしい 

         取り組んできた過程を紹介するのは、

         保護者にもお知らせできるし、

         自分たちの振り返りにもなり

         いい取組です

 

保護者の皆様、本番をお楽しみにしてご来校ください

 

 

 

新しい先生がやってきました

 今日、学校で着任式を行いました。大西教諭の産休・育休の代替として四国の香川県から新しい先生が来てくれました。田岡 康伸 先生です。大西先生が担当していた音楽、美術の授業を教えることになります。文化祭が近いので、最初は教頭先生と一緒に授業に入ってもらう予定です。また、10月1日から、3・4年生の支援員として 坂本 優樹 先生が来てくれます。専門的知識を生かして、子供一緒に学びながらもてる力を最大限に発揮して、頑張って欲しいと思います。

 

鬼脇探訪(番外編)~秋めく?東京を訪ねて<後編>

 私は日本全国津々浦々の、有名温泉地を訪ねるのが大好きですが…日本を代表する温泉である「草津温泉」へ行ったことが無く今まで心にポッカリとすき間?としてあったので、今回せっかくなので日帰りで訪れました。よく本州の避暑地の代名詞といえば「軽井沢」が挙げられますが、その北部にある群馬県の草津や嬬恋といった地域も案外涼しくて、私が訪ねた日も気温が24度位と、利尻とさして変わらない気候で正直助かりました。結局、時間的な都合で温泉巡りで帰りのバス時間を迎えてしまいましたが、北海道には浴衣でテクテク歩くような風情ある湯治場は非常に限られているのでインバウンド客のリピーター獲得のためにも「温泉風情」がグルメに加えてキーワードとなりそうです。(個人的には、利尻富士温泉の露天風呂も十分風情を味わえますが…)湯畑草津温泉八ッ場ダム

文化祭に向けて

 文化祭に向けて、演目の練習や段取りなどの練習をしています。文化祭は、日頃の学習の基礎を生かして、その力を活用できるよう、観客のみなさんに喜んでもらえるよう披露することを目的に取り組んでいます。観客の皆様には、子供たちが試行錯誤しながら、取り組んできた過程をお見せすることはできませんが、子供たちが自主的に取り組んでいる一面をご紹介いたします。小学生は、立つ位置の確認をしているところです。中学生は、自分たちが文化祭に向けて取り組むべき事を話し合っているところです。保護者の皆様、文化祭をお楽しみにしていてください。

鬼脇探訪(番外編)~秋めく?東京を訪ねて<前編>

 「あつさ寒さも彼岸まで」という言葉もありますが、9月中旬の東京はうだるような暑さで、地球温暖化はもう手遅れなのではと痛感してしまうような灼熱ぶりでしたが…そんな猛暑に追い打ちをかけるように、来月中国に急遽、返還されることが決定したパンダのリーリーとシンシンを観覧しに、上野動物園の正門で開館30分前から並んでいました。そうすれば何とパンダ展覧しているエリアの目の前(上野広小路付近)に、もう1か所出入口があることを初めて知って…いざその場に着いた時にはすでに2時間待ちの長蛇の列でした!待っている間はハスの葉で敷きつめられた不忍池から時より吹く心地よい風がせめてもの救い?でしたが、そんな東京の猛暑を身をもって体感し(3分足らずの間ではありましたが)別れを惜しむように可愛らしいパンダの姿を何とか拝むことができました。翌日羽田から帰還して、タラップを降りた後の利尻の風の気持ちよさと言ったら本当に格別でしたが…。シンシン看板リーリー

1日防災学校について

 今日は、3時間目からそれぞれの学年で防災に関わる取組をしました。小学1・2年生は防災カルタ。3・4年生はハザードマップ作り、5・6年生は、段ボールベット作り、中学生はDOはぐで避難所運営について学びました。5時間目は、全校児童生徒による地震から津波を想定しての避難訓練を行いました。教頭先生が、「みなさん屋上に避難してください。」と放送で指示を出しました。屋上まで避難して、全員を確認するまで、1分46秒しかかかりませんでした。素早く避難できてすばらしかったです。子供たちは、毎年のことなので、素早く対応できたのだと思います。私は、津波を想定しての訓練は、初めての体験でした。火災を想定しての訓練しか経験したことがなかったので、途中でハンカチを出して鼻に当てた時、「あれっ、火災が起きていないからハンカチは必要ないか。」とハンカチをしまいました。私の中で、避難訓練にハンカチは習慣になっていたのです。中学生が学んだ避難訓練所の運営では、リーダーを中心に避難に来た人を、どの教室にいれるのか。小さい子がいるときは、お年寄りの場合など、さまざまなことを想定してカードをめくって進めました。リーダーとなった人は、みんなと相談しながらのリーダーシップを発揮していました。小学生も中学生もとてもためになった1日防災学校でした。

朝の歌の練習について

 文化祭に向けて、朝、小学5年生から中学3年生まで、合唱「虹」の練習をしています。混声三部合唱で難しい曲ですが、頑張って声を合わせようと頑張っています。明日から私も一緒に練習に加わろうと思っています。

児童会生徒会選挙がありました

 児童生徒会選挙がありました。立会演説会で、立候した人は、みんなのために、〇〇しますと公約を堂々と話しました。推薦した人は、立候補した人が、〇〇のようないいところがあるので、票を入れてくださいと話しました。立候補した人は、自分から立候補したようです。意欲的に頑張ろうとする姿、大変立派です。推薦した人も、推薦文を考えて、みんなの前で、発表したことが素晴らしいです。全員が当選しました。立会演説会がとても良かったです。

 

鬼脇探訪(番外編)~礼文島・香深の漁組直営レストランを訪ねて

 週末にフェリーでお隣りの礼文島を訪ねましたが…一番の楽しみが、礼文島の地の物を堪能できる漁組直営のレストランです。今までは開店直後にフラっと訪れる機会が多かったですが、利尻同様に今年は観光客の増加から、要予約でなければ入れない位に賑わっており、海産物以外に食堂で味わうラーメンやカレーライス等も味のレベルはかなり高いです。今回は気張って「握り鮨」と「ほっけのチャンチャン焼」を注文しましたが、鮮度が高く口の中でもジューシーなネタやホッケを頬張りながら、一面ガラスの向こうにそびえ立つ、夕焼けの利尻富士を眺めていました…。十貫すしほっけのチャンチャン焼き

お知らせ(音楽・美術の授業)について

 大西教諭が産休・育休のため、しばらくお休みして、来年度の11月に復帰します。大西先生の担当していた、音楽と美術についてですが、音楽は教頭先生、美術は上村先生が教えることになります。大西先生には、元気な赤ちゃんを産んでくれるよう祈っています。

 

利礼地区PTA研究大会「教育講演会」参加 ありがとうございました

 昨日、りぷらにて、PTA研究大会「教育講演会」を実施しました。北海道医療大学心理科学部、学部長の冨家直明様を講師に迎え、子供のメンタルヘルスについての講演でした。島内全域と礼文島からも、保護者や先生方、一般の方も含め100名以上の方が参加しました。今回は、利尻小学校・鬼脇中学校が事務局なので、最初に加賀谷PTA会長からあいさつがありました。来賓として、吉田教育長にもお越しいただきました。私は、冨家先生のお話の中で、心に残ったことがいくつかあります。1つ目は、「思考が気分を決定する」ということです。その思考の違いで、ポジティブになったり、ネガティブになったりします。子供には間違いや失敗をしても、ポジティブ思考で挑戦させていきたいです。2つ目は、ストレスになっている原因について、「行動に原因をもつようにする」と、前向きに、未来が開けるということです。その子が悪いのではなく、〇〇をしたことが悪かったんだと考える事です。3つ目は、原因の聞き方で、「子供が救われる」ということです。何かあったとき、子供に原因や理由ばかりを聞くのではなく、その時の子供の気持ちやどんなものの考え方をしたのかを聞くことが、子供の気持ちに寄り添ったアシストアドバイスになるそうです。学校でも、子供と接するときに是非生かしていきたいと思います。冨家先生の講演は、とても学びの多い講演でした。冨家先生には、講演会後、利小・鬼中校舎に来校していただき、廊下の掲示や教室の様子、子供たちの作品を見ていただきました。子供たちのがんばりや先生方の一生懸命さを褒めてくださいました。その後、白い恋人の丘で、写真をとって、飛行機で戻られました。冨家先生、大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

 

 

 

鬼脇探訪(番外編)~搭乗ゲートに殺到する丘珠空港を訪ねて

 コロナ渦が明けてから「丘珠空港」を利用する頻度が増えましたが…特に週末には名古屋・静岡・長野・新潟等本州の便を中心に混雑し、現在工事中で1か所しかない搭乗口に客が集中して、出発自体が遅れるケースも出てきています。(逆に利尻便の行列で、ご近所さんや同僚と顔合わせするパターンも多いですが…)今後2030年をメドに滑走路が延長され、遠方への通年運航が可能ともなれば(仙台・茨城・神戸なども新規で予定)年間の利用者を「100万人」と見込んでおり、搭乗口が2か所に増えても果たして足りるのか?疑問の声も出ております。空港とのアクセスについても、栄町駅や札幌駅へのシャトルバスでは足りずに、従前の路線バス拡充や地下鉄までの新しい交通システムも計画されるなど「丘珠空港」自体が道内交通・医療等のハブ空港から、新千歳に次ぐ第二の都市空港へと衣替えするので、自動的に「利尻」の利便性も高まりそうです。(一説には「丘珠」から「(新潟)佐渡島」への直行(経由)便の就航計画まであるようです…)丘珠空港

学んでいく過程について⑤

 昨日、中1のクラスで、校内研修で授業研を行いました。教科書の「聞き手上手になろう 質問で話を引き出す」という単元の授業でした。目的は、相手の話から、質問で話を引き出す学習を通して、子供の「聞く力」を育てることです。学校では、このような校内研修を通して、教職員の授業力を上げ、子供たちの資質・能力を高めるための授業改革に取り組んでいます。授業研の後は、反省をして、個々の授業に役立てるように取り組んでいます。日常生活においても、人と人との良いつながりを作るためには、コミュニケーションが重要です。話す人が安心して話せる状況を作るためには、聞いている人が、話している人の話に関心をもち、話している内容や気持ちを受け止められる「聞き手」に徹することです。コミュニケーションは、話の内容意外にも、聞いている態度や相づち、オーム返し、相手の話を広げる質問など、話している人が気持ち良く、もっと話したいという気分にさせることです。学校評価の2番目の項目、「お子さんは、話を聞いてから、行動することができる。」において、そう思うとだいたいそう思うを足した割合は、児童生徒で、91% 保護者で88% 教職員で48%となっています。教職員の割合が、少ないのは、話を一端、自分なりに解釈して、先を見通して行動ができていなかったり、聞いている態度が悪かったりしたことがあったからではないかと思います。私も妻に「話聞いているの」と言われたことがあります。「聞いているよ。」「〇〇の話でしょ。」と言い返すと、内容は合っていたためか、「真面目に聞いていないんだったら話さない。」と怒られたことがあります。話をしっかり聞くことの意味や態度を再認識した日になりました。

 

 

 

 

エアコンが作動しています

 昨日から、学校の中でエアコンが稼働しています。夏休み中に工事が完了しました。9月に入ったので、猛暑にはなりませんが、快適な環境の中で、学ぶことができるようになりました。

学校に電力が復旧しました

 昨日の親子レクの前に、学校が停電になっていました。業者の人に復旧をしてもらいました。しかし、親子レクが終わって、午後3時30分ぐらいに、また学校が停電になりました。また業者の人を呼んで、調べてもらいました。学校の横の電柱までは電気が来ているんだけれども、電柱から学校への地下の高圧電線に問題があることがわかりました。保護者の方には急な臨時休業にしてしまい、大変ご迷惑をおかけしました。発電機を回して非常電源の中の授業も考えたのですが、職員室の半分と家庭科室、体育館の半分しか、電気がつかず、授業に支障が生じると考え、臨時休業にしました。今日は、曇りだったこともあり、電気がないと、暗くて授業ができなかったと実感しております。今日の作業は、旭川から高圧電線を持ってきてもらったり、電気保安協会の人も来てもらったりしながら、大掛かりな仮の工事を行いました。午後5時ぐらいに、学校の電力が復旧しました。安心安全メールでもお知らせしましたが、明日から学校を再開いたします。高圧電源を地下に通す工事はできていないので、校長室側の高圧電線を通しているところを立ち入り禁止といたします。バリケードを作っていますが、子供たちには立ち入らないようにお話しください。私も一切パソコンを使えなかったので、携帯から学校ブログを更新しました。PTA親子レク、修学旅行についてお知らせしました。急な臨時休業となってしまいましたが、保護者の方にはご理解のほど、よろしくお願いいたします。明日から、学校で子供たちの笑い声が戻ってくるのを楽しみにしています。

 

利尻では、小修学旅行③

 8月30日、いよいよ修学旅行の3日目で最終日となりました。この日も6時55分に14階レストラン前集合となっていましたが、余裕をもって集まることができました。列車に乗って札幌駅から青少年科学館に向かいました。プラネタリウムを最初に見ました。青少年科学館には何回か来たと話していた子がいましたが、プラネタリウムは初めてと言っていました。プラネタリウムでは、説明する方が飽きないように、眠ってしまわないようにエピソードを踏まえ、楽しく説明してくれました。その後、班ごとに分かれて見たり、体験したりしながらまわりました。新札幌駅では、各班でフードコートにて食べました。私もサーティーワンアイスクリームを思わず食べてしまいました。その光景に子供たちはちょっとびっくりしていました。その後は、スターバックスです。利尻では、食べられないものを体験することも勉強になりました。札幌駅に戻ってきて、ホテルで荷物受け取り、駅前のバス停から丘珠空港に向かいました。あっという間に利尻空港に着きました。学校前に戻ってくると保護者を含め、皆さんが温かく出迎えてくれました。ありがとうございました。今回の目標である自分だけではなくて、クラス全員が楽しい思いをするよう行動すること。ルールやマナーを守ること。については、達成できていました。今回の修学旅行を終えて思った事は、保護者が子供のために何でもしてあげるのではなく、例えば子供に自分の切符を買わせる。自分の支払いをさせる。自分の荷物は自分で用意させる。時間を決めて行動させる。など、小さなことで良いので、体験させておくことが、大切だと思いました。自分がやった方が早いし、子供にやらすと面倒なので、ついつい親がやってしまいがちです。今年の修学旅行は、子供たちが、失敗したことを先生に伝える勇気が見られましたし、わからなかったら、人に聞くたくましさも見られました。そして、人を気遣う場面がたくさん見られた修学旅行で、素晴らしい高学年であることを実感するとともに、実りの多い修学旅行になったと思います。保護者の方には、準備や見送り、お出迎え等ありがとうございました。ずっと晴れていた修学旅行でよかったです。

利尻小修学旅行②

 8月29日2日目についてお話しします。この日は6時55分、14階のレストラン前に集合になっていました。みんな10分前には来ていました。この場面以外にも、時間を考えて行動することができていて素晴らしいと思いました。バイキングで食べて、8時30分にホテルのロビー集合。駅まで歩いて、地下鉄にて円山動物園まで行きました。円山動物園で、各班に分かれて計画通りに動物を見て回りました。気温が高く、蒸し暑い中でしたが、計画にない動物も見て大満足だったようです。小さな子供に場所を譲って、優先的に見せてあげる姿も見られました。また、歩みの遅い子には、もうちょっとだよー。とか、大丈夫?。とか、人を気遣う言葉を話す子もいて、嬉しく思いました。その言葉で、勇気づけられた子もいました。昼食を動物園の中で食べ、午後からはいよいよ札幌の自主研修です。先生方が後ろからついていくとはいえ、計画通りに自分たちで、行動することになります。白い恋人パーク、防災センター、テレビ塔、JRタワー、車両基地などの場所で学んでくることになっていました。時間を考えながら、活動している様子は素晴らしかったです。迷った時は、表示やしおりを見ながら活動していました。それでもわからないときには、人に聞いて教えてもらうこともできました。人に聞くことは勇気のいることです。本当に素晴らしいと思いました。教えてくれた人に、私から感謝を伝え、修学旅行で子供たちが人に聞くということをしたんです。ありがとうございましたと話をすると、その人も気になったのか、駅前や大丸へ行く曲がり角のところに立っていてくれて、誘導してくれました。親切な方のお気持ちに、心を打たれました。その後、大丸でバイキング式の食事をしました。お寿司も食べれたし、デザートもあったので、子供たちも大満足していました。その後ホテルに戻り、反省をしてお風呂に入って寝ました。2日目は1日目よりもたくさん歩いたので、足を痛めた子もいましたが、最後までしっかり歩いていました。雨が降らなかったのは良かったのですが、30度にも達する高温の中での活動になりました。子供たちはしっかり自主研修を行うこともできたし、仲間を気遣うような言葉を話していた子供たちに感謝した2日目でした。

利尻小修学旅行①

 8月28日出発、8月30日到着の2泊3日の日程で、利尻小学校の修学旅行を行いました。子供たちが、どのように考え、行動したのか、どんな成長の学びがあったのかについて、何回かに分けてお知らせいたします。まずは8月28日です。7時15分に出発式を行いました。保護者の方には朝早くからお見送りに来ていただいてありがとうございました。私からは、子供たちに、1 全員が楽しめる修学旅行にしよう。2 ルールやマナーを守りましょう。を目標にしましょうと言う話をしました。バスが出発して、5分後、なんと🌈が見えました。日ごろ、自分たちの行いが良いから、🌈が見送りをしてくれたんだねと子供たちが話していました。鴛泊港では、吉田教育長が、見送をしてくださいました。ありがとうございました。船の中は、お客さんがあまりいなかったこともあり、子供たちはトランプをしたり、腕相撲をしたりして、楽しんでいました。〇〇ちゃんも一緒にやろう、と優しい言葉で、誘ってあげる場面も見られ嬉しく思いました。稚内港から稚内空港まではバスに乗りました。そして稚内空港から千歳空港まで飛行機で移動しました。自分の荷物は自分で管理して、忘れ物のないように気をつけながら移動しました。千歳空港では、昼食を食べました。フードコートで、班ごとで食べました。お昼時だったので、なかなか席が空いていなくて、苦労していたようです。食事後、空港内のスタンプラリーを行いました。千歳空港は広くて、迷ってしまうような場所もありましたが、しおりや掲示板を見ながら、相談しながら進めていました。私も後ろをついて行きましたが、足が棒になる位歩きました。千歳空港からエアポートで札幌駅に移動しました。ホテルに入って、夕食を食べに北海道大学の中央食堂に行きました。栄養のバランスと値段を考えて、選んでいました。クラーク像や、ポプラ並木の道などもありみんなで写真を撮りました。その後ホテルに戻り、反省をしてお風呂に入ったり寝る準備をしました。あっという間に1日が過ぎました。子供たちは全員楽しかったと話していました。私が目標としていた、みんなで楽しい思いをすること。ルールやマナーを守ること。しっかり達成できていた1日でした。

 

 

PTA事業部主催親子レクについて

 9月1日にPTA事業主催の親子レクがありました。体育館では、子どもたちと、保護者が一緒になって楽しめるゲームや保護者対子どものドッチボールが行われました。その後、外で焼いた焼肉が振る舞れました。先生方、保護者の方もたくさん参加して、楽しく交流をすることができました。子どもたちも喜んでいたようです。事業部部長の武田さんを中心に、事業部の保護者の皆様に大変感謝申し上げます。また、最後の片付けもお手伝いいただきありがとうございました。楽しいゲームや企画、焼肉で大変盛り上がれたPTA親子レクでした。ありがとうございました。今回も晴れてよかったです。

劇団四季を見てきました

 

 今日は、利尻町の交流促進施設どんとで、劇団四季公演を見ました。写真は禁止ということでしたので、パンフレットを掲載します。利尻島の小学生・中学生がミュージカル「エルコスの祈り」を観覧しました。ストーリーは次の通りです。

 「50年後の未来、ユートピア学園では、厳しい管理、命令・規律に従わせる再教育が行われていました。そんな中、「微笑みを忘れずに豊かな人間に育って欲しい」との博士の願いから、エルコスという人間の女の子にそっくりなアンドロイドが誕生します。エルコスは、子どもたち一人一人の才能や個性を引き出すことで、次第にみんなが心を開くようになります。しかし、小さい頃から機械に育てられた1人の子が、機械を憎んでいて、学園の教師と悪巧みをします。最終的には、エルコスが消滅してしまいますが、エルコスから学んだ笑顔や温かい優しい気持ちは、子どもたちの心にずっと残っているのでした。」

 目の前で繰り広げられるミュージカルは、テレビで見るのと違って、迫力がありました。セリフの一言一言にも強弱があって、全身を使っての表現力に圧倒されました。あっと言うまの時間でした。とても楽しかったミュージカルでした。

「鬼脇探訪」~二石海岸公園をたずねて

 外勤周りで役場方面に車を走らせていましたら、程なく見慣れぬ新しい看板を見かけました…。灯台の前に「二石海岸公園」と銘打って、灯台と利尻富士と宗谷海峡を眺められるスポットがあり、特に春先には澄んだ空気で風光明媚な景色が拝めそうです。ただ真冬に訪ねると、逆巻く地吹雪で演歌そのもの?の寂しい(それ以前に雪に阻まれそうですが…)光景となりそうです。ドライブでふと休憩したい時や一思いに感慨にふける際には特におススメの場所です。宗谷の海看板

学校が始まりました

 学校に子どもたちの声が戻ってきました。子どもたちに「夏休みはどうでしたか?」と尋ねると、家族で旅行やキャンプでお出かけしたり、利尻に親戚などが訪ねてきて、一緒に楽しく過ごした話をしてくれました。子どもたちにとっては、保護者と一緒に過ごせたことが何よりの宝物になったと思います。今日は、午前中勉強して、給食を食べて下校となります。慣らし運転といったところでしょうか。学校生活にも徐々に慣れていって欲しいと考えています。保護者の皆様には、今後とも学校の教育活動にご支援・ご協力いただきますようお願い申し上げます。今日の子どもたちの学習の様子です。

 

 

夏休み あと3日です

 学校閉庁日がおわり、今日を入れてあと3日で夏休みが終わろうとしています。保護者の皆様、お子様は家庭でどうお過ごしになったでしょうか。今年の夏は日本列島猛暑で、本州では連日35℃以上。北海道においても30℃以上のニュースで、子どもが水遊びしている映像がよく流れていました。ただ、鬼脇地区では、そんなにも暑くなることはなかったので、学習においては、絶好のコンディションだったと思います。子どもたちは、計画通りに朝起きて、朝ご飯を食べて、勉強して、昼食を食べて、外で遊んで、好きな自分の時間を過ごして、家のお手伝いをして、夜は家族団らん、早寝してといった毎日を過ごしたのではないかと思います。たまには、家族で遊びに出かけて、楽しい思い出もできたのではないでしょうか。子どもたちにとって、計画通りに見通しをもって、自己調整しながら自分の時間を使うことは、将来に向けて必要な力です。保護者や先生に言われてから行動するのではなく、自分なりに考えて行動できる自律を目指して成長して欲しいと考えています。きっと利小・鬼中の子どもたちは、学校が始まることを楽しみにしていていることでしょう。余裕をもって、宿題や課題を終わらしているのではないかと思います。会えることを楽しみにしています。私は、前半富良野に墓参りに行って、当麻・旭川周辺で友達と会っていました。後半は、島に友達や家族が訪ねてきたので、接待をしました。私は、短期間に利尻島の同じ観光地を3度巡りました。ペシ岬、夕陽丘展望台、甘露泉水。足が筋肉痛になりました。ただ、利尻島のことが、少し詳しくなりました。

 

「鬼脇探訪」~利尻の夏のおわりを訪ねて

 今年の夏は、日本列島全体が地球温暖化の影響で「灼熱地獄」と化す中、こと利尻島(宗谷地方)に至っては昨年と同様に涼しい気候が続いて、まさに軽井沢や釧路をしのぐような日本屈指の「避暑地」となっております。多分に漏れず暑がりの私は、日本一快適な避暑地?である利尻に極力留まって、折角なので島内で開催された「夏祭り(4件)」を全てハシゴ致しましたが…「鬼脇」では何故か、焼き鳥の露店で超大量の串を購入したり「鴛泊」では利尻の甘いウニの特製ミニ丼を堪能したり「沓形」ではやはり涼を求めて?停泊していた海自の掃海艇にでくわしたり「仙法志」では夏季限定出店のアップルパイを再び堪能するなどほとんど食べてばかりでしたが…シメは夜空に咲く大輪の花火まで拝ませて頂き、心行くまで利尻の短い夏を堪能させてもらいました!(ただ、各会場の「モチまき」に全て参加しそびれたのが若干心残りですが…)花火掃海艇

「鬼脇探訪」(番外編)~香深港をたずねて

 夏場には更なる涼を求めてひと時の小旅行?を味わうため、お隣り礼文島をよく訪ねますが…今年はとにかく観光客が多くて、宿や飲食店も混み合うなど近年になく一苦労ではあります。ただ露天風呂から眺める利尻富士の雄姿や、料亭御用達の香深近海の利尻昆布を食べたウニの軍艦など、一度味わうと止められない!とはこの事です。島民割引を用いて片道ワンコインで行ける旅路ではありますが、タラップの椅子に座って爽やかな風を頬に受けつつも水面をじっと眺めていると、写真のように時よりカモメがお見送り?してくれたりと、帰り際に何だかホッコリとした気持ちになります。カモメ香深港