学校ブログ
修了式まであと1日
▽(小)6年生が卒業した後、5年生は単式授業になっています。人数が半分以下になり少し寂しさもありますが、先生と対話する時間が増え、児童は授業に集中できている様子です。単式、複式それぞれの良さや難しさは、児童も教師も経験しなければ知ることができないかと思います。主体的・対話的で深い学びでは、教師が指導する一斉授業ではなく、伴走者としての役割が求められています。そういう意味では、複式授業は先端を行っているかもしれません。
▽(中)一方、中学生は1、2年生合同の体育でした。少人数だとチーム競技が難しいので、一人でも多くいた方がいいですね。先生方は効果的な学びを追求しながら、単元ごとに工夫しています。 今年度も明日が修了式です。
空気が澄んでいて、対岸の天塩方面が見えています
使える(会話できる)英語へ
▽修了式(週末金)まで登校日はあと二回となりました。
▽(小)英語活動の時間では、3年生が野菜の英語カードを使ったトランプゲームで発音の練習をしていました。この1年間、英語に慣れ親しんだ児童たちは発音も上達したようです。「ナスって英語で何だっけ?」と質問すると、すかさず「エッグゥプラァント!」と流暢な発音で返ってきました(^o^) 4年生もリズムに合わせて、みんなで英語の歌を楽しげに歌っていました。我々が学んだ“昭和”の英語の授業とは明らかに違います。今は、“使える英語”になっていくことが重要ですね。
3.16 心に刻む
▽真っ白に輝く利尻山がくっきりと見える晴天の下、本日、副町長:島谷一昭様をはじめ教育長様並びに教育委員の皆様、議会議員の皆様、地域の皆様にご臨席賜り、卒業式を挙行いたしました。
▽凜とした雰囲気。真剣な眼差し。感謝の気持ちを表す姿。小学校9名、中学校4名の卒業生がこれまでの学びの集大成を見せました。一人一人が今持っている精一杯を出せたことが素晴らしい。これからも努力を続け、自分の成長を楽しめる人であり続けましょう。
▽卒業式は、児童生徒の節目に携われる教師という職業の素晴らしさと責任を痛感する日でもあります。子どもの成長を目の当たりにすると共に教師の力のなさにも気付かされます。そしてそれ以上に、子どもたちから力をもらいます。子どもたちに感謝です。
「鬼脇」探訪 ~ 全国区のとあるラーメン店を再びたずねて
先月までリゾートバブル真っ盛り?のニセコへ期間限定で出店されていた、ある有名ラーメン店が利尻へ戻ってきて個人的にはホッとしておりますが…週末に訪れた際にラーメン以外にも「特製カレー」や「ぎょうざ」またトッピングで「追いとろろ昆布」もあって、高級感あふれる昆布ダシの食感を心ゆくまで堪能することができます。今回は普段あまり注文しない「つけ麺」を発注しましたが、ちじれ麺に絡む濃い目の昆布ダシの芳醇なスープが口の中で広がって、箸が止まらずアッという間に麺がなくなってしまいました…。キャッチフレーズが「全国一訪ねることが難しいラーメンの名店」との触れ込みですが、新横浜ラーメン博物館でも食べられますので,是非とも「利尻」を舌で感じ取って頂ければと思います。
楽しい時間をつくる
▽(小)給食時間に楽しく食事ができるように、係の生徒が分担して「放送室」からいろいろな取組を発信しています。定番の児童生徒会の告知や連絡、あるいは流行の曲を流したり、物語の読み聞かせをしてみたり・・・等々。今日は小学生コンビが「なぞなぞ(クイズ)」を提供していました。
▽自分たちで企画・運営したものが友人たちから喜ばれたりするととっても嬉しいものです。やりがいってこういうことかもしれませんね(^o^)
地域の方々の協力
▽(中)1年生が昆布漁の学習のまとめを発表するというので教室を覗かせてもらいました。今回は、スペシャルゲストとして地域の漁師さんである上田氏と小笠原氏をお招きし、生徒からの質問やコンブ漁の事などもお話していただきました。ベテラン漁師の上田氏のお話と新規参入してまもない小笠原氏のお話に、生徒たちは熱心に聞き入ってメモをとっていました。
▽地元の産業をよく知ることで、ふるさとにますます愛着が湧いてくるかと思います。コンブ漁のことは知っているようで知らないことがまだまだあるようです。生徒の学びが広がる時間になりました。地域の方々のご協力に感謝いたします。ありがとうございました。
卒業を祝う
▽昨日、児童生徒会主催による中学3年生の卒業を祝う会が開催されました。小学校1,2年生はハンドベル、3,4年生はまちがい探し、5,6年生は卒業生に関わる〇Xクイズ、中学生は保護者や先生を巻き込んでの新聞紙を使ったゲームなど趣向を凝らし、卒業生を楽しませようと取り組みました。卒業生と在校生が互いに感謝の渡し合いです。
▽会の最後に卒業生一人一人へ在校生一人一人がメッセージカードを直接渡し、小中が同じ校舎である小規模校の良さが出ていた場面だと感じました。利尻小鬼脇中生だったからこそできたことがたくさんあったはずです。そんなふうに一人一人が思ってくれたら最高です。
生き生きと
▽(中)学年合同で「道徳」の授業を行っていました。グループをつくり、互いにコミュニケーションをとりながら、考えを共有したり、広めたり、深めたり・・・等々、ゲーム形式による他グループとの対話も含め意欲的に取り組んでいました。生徒の興味・関心にちょうどあった様子で、いつも以上に楽しく積極的になっている姿がありました。一人の知恵や価値観では解けない課題に直面した時、他者との協働によってより良い解決の道が広がっていくことが理解できていたと感じました。
▽道徳に限らず授業や学校の全ての活動で、「生き生きと学ぶ姿」をどう導き出していくのか。教師の腕の見せ所です。「生徒が主役。教師が変われば生徒も変わる。」 昔、よく先輩教師から言われた言葉です。
「鬼脇」探訪 ~ 利尻ふれあい温泉をたずねて
鬼脇から車で30分位走りますと、利尻町の沓形に日帰りの「利尻ふれあい温泉」があります。営業時間は13時~21時迄で5月~10月の間には、写真のような日本海の絶景を拝む露天風呂に浸かることが出来ます。主な温泉成分や効能は以下のとおり
【温泉の成分】
泉質は炭酸水素を主成分に塩素、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、鉄分を多く含んでおります。特に炭酸水素は国内トップクラスの含有量を誇っており、適応症は21種にも及ぶと言われております。
【効能・効果】
神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・打ち身・疲労回復・慢性消化器病・痔疾・冷え性・健康増進・慢性皮膚病・慢性婦人病・高血圧・動脈硬化症
~と様々な病にも効能がある名湯ですが…とりわけ写真の内湯(源泉かけ流し35℃)は毎回数時間浸かっていても全くのぼせないなど、湯治などにはもってこいの浴槽です。シーズンオフの冬場も併設の宿泊施設では素泊まりが実施されるなど、1年を通じて優れた泉質を堪能できる道北随一の温泉です。また周辺には飲食店なども多いので、お越しの際は是非ともお立ち寄り願います。
在校生たちも
▽(小)卒業式に向けての練習も始まっています。式に取り組む心構えや座り方などを確認していました。1年生~5年生の在校生が体育館に集合です。卒業生に「これならあとは後輩に任せられる」と思われるような姿を見せましょう。在校生の頑張りは、卒業生への応援につながり、感謝の気持ちを表すことになります。
▽卒業を迎える人、卒業生を送る人。みんなが互いに成長した時間を共有したいですね。