学校ブログ
「鬼脇」探訪 ~ 仙法志「麗峰湧水」をたずねて
道道を運転して鬼脇から仙法志の街を抜けたすぐの所に、写真のような湧水地があります。利尻島には”4大湧水スポット”として「甘露泉水(日本百名水のひとつ)」「姫沼湧水(隠れた名所)」「長寿の泉(間宮林蔵も飲用した)」そしてここ「麗峰湧水」が挙げられます。こちらの湧水は年末に紹介した利尻発のウイスキーこと「カムイウイスキー」の水と同様に、利尻町内で利尻富士から30年以上の年月をかけてろ過された、ミネラル分豊富な自然の雨水や雪解け水を、24時間手軽に採取できる貴重な場所です。私はよく沓形の某ラーメン店や某ドラックストアーの道すがら、度々喉を潤したりとお世話になっています。よく訪ねた京極町のふきだし名水や真狩村の取水地など「名峰(羊蹄山)に名水あり」とは言いますが、これだけ水のクオリティーが高くて、お手軽な場所はなかなかありませんし、この湧水で利尻昆布のダシをとった地元産の湯豆腐を食べれば、舌の肥えた京都などの方も閉口するかも知れません…。
令和5年度のスタート
▽本日、着任式・始業式・入学式を執り行いました。小学1年生の元気な返事と中学1年生の引き締まった表情に、ドキドキ、ワクワク、ウキウキといった前向きな雰囲気を感じました。
▽「自分ならば必ずできる」という自信をもって、何事にもチャレンジしてほしいと願います。努力という最良の
方法で、自分の成長を楽しんで下さい。
▽在校生の歓迎の言葉も心強かったです。今年度も「期待」しかありませんね(^^)/
「鬼脇」探訪 ~ 4月からの朝ドラ主人公「牧野富太郎」と鬼脇 (利尻山)
週明け4月3日よりNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」にて、土佐(高知)出身で日本の植物学の父でもある牧野富太郎博士の役を俳優の神木隆之介さんが演じます…一見何の接点もないようですが、牧野博士は一度、高山植物の採集のために1903年の夏に、ここ鬼脇港から上陸した後に(上陸の際「この鬼脇港は利尻の内で第一の都会といってもよろしい!」と発言)鴛泊の「熊谷」という宿へ移動して(宿では「この島が思ったより開けているので、格別不自由に感じるほどの事は無かった」と発言)大泊村でのチシマフウロなどの採集の後日に、仲の良かった加藤泰秋子爵(伊予大洲藩の最後のお殿様)らと共に利尻富士の登山にチャレンジしています!!途中でミズゴケやザゼンソウなどを採取しながら頂上を目指しましたが、加藤子爵は盆栽用のエゾ松の小木を採取した後に、疲れた影響か?そのまま下山してしまいました…一方の牧野博士らは頂上を目指すも夜となってしまい、途中で焚き木を集めて木陰で野宿した翌日に、応援で登ってきた仲間からやっと朝食を提供され、遂に午後に頂上へ達します。その時には「宗谷湾や天塩、礼文島を鮮やかに望みさえぎる物も何もなく、夕陽が西に来ると海に影をなす「影富士」を北海の地で拝めた!」と感動しきりだった様です。130年前の登山はさぞかし足場も悪く大変だったと思いますが、昔も今も利尻富士の頂上で拝める「御来光」への感動は変わらないのかな?と感じ入りました…。
「鬼脇」探訪 ~ 富士野園地をたずねて
富士野園地は利尻島の北部にあって、鴛泊と沓形の街の中間あたりに位置します。観光バスも停車可能な駐車場の近くに、海岸へ向かう遊歩道や利尻富士の稜線までくっきり見渡せ、振り返れば遥か礼文島や近くのポンモシリ島も眺められる「夕陽丘展望台」もある比較的お手軽?に利尻島のダイナミックさを肌で感じ取れる、正に隠れた名スポットと言えます!またその駐車場の脇では「北のカナリアたち」ロケ地跡の看板があり、所謂サユリスト(吉永小百合さん信奉者)も欠かす事のできない聖地でもあります。特にお勧めは(本州でいう梅雨の時期に)たった1日余りの寿命ではかなくも可憐な黄色い花を実らせ、タスキを繋げるが如く次々と咲き乱れるエゾカンゾウの群集地でもある、ここ富士野園地の遊歩道を(真っ青な空と海の下で)頬をつたう爽やかな空気や何もさえぎる物がない空間を是非ともサイクリングなど「五感」で堪能して頂ければ、これ以上のご褒美はなかなかないと思います。
本日、修了式
▽本日をもって、令和4年度の全課程が修了しました。あっいう間と感じる人、長く感じられた人、充実感満載の人、ちょっぴり後悔のある人・・・・・・。それぞれの感情に違いがあることでしょう。けれど、全員に共通していることは、4月と比べて、「成長した自分」を実感しているということです。成功も失敗も、すべて未来の自分を創る「学び」になっていると断言します。利尻小鬼脇中の児童生徒であること、頑張り続けていることに自信を持ちましょう。頑張った自分を褒めてあげて下さい。
▽春休み中も事故や怪我には気を付けて過ごしてください。 4月6日(水)始業式に新たな決意をもって登校しましょう(^^)/
春の陽気
▽春分の日も過ぎ、今日は穏やかな陽気に包まれています。道路もほぼ乾燥状態で、登下校時も歩きやすくなりました。明日は修了式となります。
▽(小)家庭科室をのぞくと、児童たちがパフェやココアなどをつくって試食していました。甘い香りが漂い、とても美味しそうです。某有名チェーンに負けない味のようです。ある女子は、「〇タバに行ったら、〇○〇〇〇フラペ〇ーノをたのむのww」と教えてくれました。楽しそうでした(^o^)
▽(中)学習会を実施し、数学にチャレンジしていた中学生。2年生は生徒と教師がほぼマンツーマンで学習です。分からないところをすぐ聞けるので、これは少人数学級の利点ですね。良い取り組みになっているようです。
雪は残っていますが、暖かな陽気です
発表会
▽(小)先週、3,4年生の教室で、調べ学習の発表会が行われていました。利尻富士町について、文化・自然・風景の3つのグループに分かれ、数日かけて調査・まとめを行ったそうです。見学していると、思いがけずクイズの解答をせまられ、見事不正解に(笑) 「りっぷくん(町のマスコットキャラ)の体重はどのくらいか?」の質問には、児童たちも見事全員が不正解でした(^o^) 自分たちで調査したことをまとめ、発表まで取り組んだことは良い学びとなりましたね。楽しいクイズもあり、工夫が感じられました。自分たちの住んでいる町のことを改めて知ることで、ますます郷土愛が深まりましたね。
▽(中)先週金曜日に公立高校の合格発表があり、無事に入学が決定しました。「中学校も楽しかったけれど、高校はもっと楽しい」という気持ちになれるよう、活躍を期待しています。高校生活も忙しくなるとは思いますが、たまには中学校にも顔を見せてくれると嬉しいです。
「鬼脇」探訪 ~ 北のいつくしま弁天宮をたずねて
こちらは鬼脇から仙法志を抜けた辺りの道路沿いにある「龍神の岩」の上に建立された、神を祭るほこら(小殿舎)になりますが、昔に嵐で岩に打ち砕かれそうになった弁財船を弁天様が救助し、神のご加護に感謝した海の男達が建てたと言われております…。他にも「寝熊の岩」や「人面岩」などの奇岩もありますが、そもそも「北のいつくしま」と命名したのも平清盛が瀬戸内海の航海の安全を祈願し安芸の宮島に建立した「厳島神社」になぞらえているとは思いますが(厳島神社は巨大台風などで床板や柱がいつ流されてもいいように、当時平安時代の宮大工によって細かく構造設計がなされていますが…)私はこの弁天宮のほこらへ向かうこの橋がいつ壊れるか?と、内心ヒヤヒヤしながら歩いたのを覚えています。
意欲的です
▽(小)本日、「防犯教室」が低学年を対象に開催されました(先週は高学年対象)。「がんこちゃん」を主人公とするDVDを視聴しながら、地域に潜む「危険な場所」について学びました。児童たちは意欲的に取り組み、質問もたくさんしていました。その積極性が良かったですね。 (先週に引き続き、講師の鬼脇駐在所:久保巡査部長様にはご協力頂き、ありがとうございました。)
▽(小)我が町、利尻富士町の特色をグループ毎に調査し、そのまとめの作業に集中している4年生。「明日、発表する時の台本を書いてるんです」と教えてくれました。準備がしっかりできている様子なので、発表会は上手くいくこと間違いないですね(^^)/
「防犯教室」
年度末大掃除
▽修了式(3/23)も間近に迫ってきました。全校で大掃除の取組です。新校舎になって5年が過ぎようとしています。真新しい綺麗な校舎を維持するためには、日常の使い方と丁寧な掃除が必要ですね。全校一人ひとりの意識がとっても大切です。
▽いつも通り、縦割りの清掃活動です。脈々と受け継がれてきた勤勉な態度は、上級生と下級生の共同によって繋がっています。清掃活動は、日本の学校教育の優れたところだと確信できます(スポーツの国際大会で日本人が世界で賞賛されることがよくありますね)。