学校ブログ

説明すること

 今日は、1・2年生のクラスで、算数の研究授業を実施しました。課題は、1年生「10より大きい数になる足し算を説明しよう。(9+4)」、2年生「7の段の九九について仕組みを説明しよう」でした。1年生は、9に1を足すと10になって、残った数が3なので、13になることを勉強しました。10というまとまりを作ると、数えやすかったり、計算しやすくなることがわかりました。2年生は、3の段と4の段に分けて計算した数を足すと、7の段になることを説明していました。担任の相澤教諭は、子どもの思考する時間を確保して、算数的活動を取り入れながら、授業を進めていました。最後に宗谷教育教の山﨑晃指導主事から、ご助言をいただきました。(フェリーの関係でZoomになりましたが)。今後とも子供たちのために、校内研修を活性化して、教師の資質・能力を高め、子どもが「できる」「わかる」場面を増やし、自力解決できるようにしていきたいと考えています。

 

 

 

STOP the 薬物!

 利尻富士町学校薬剤師の吉野邦夫氏を講師に迎え、中学生を対象に薬物乱用教室を実施しました。目的は、子どもたちが、薬物についての正しい知識を身に付け、「絶対に薬物に手を出さない」という自分を守る判断や行動ができるようするためです。厚生労働省の啓発事業ということもあり、最新の教材を使っての授業でした。薬物を使い続けると「幻覚を見てしまう」「誰かに脅迫されている妄想をしてしまう」「薬の耐性ができてしまい、量が増え、もっと刺激を求めてしまう」「薬物の快感を忘れられなくなり、フラッシュバックして何としても薬を手に入れようとする」などの症状が出てしまうそうです。子どもたちは、最後まで真剣に授業を受けていました。一番大切なことは、友達から誘われたら、断る勇気です。高校や大学を卒業して、社会人になった時に、都会で友達の友達に誘われないとも限りません。断りずらかったら、その場から逃げる勇気も大切です。自分を守るために、「絶対薬物に手を出さない」を意識して生きていって欲しいと思います。

 

半導体って

 先端半導体製造工場(ラピダス)が、千歳に建設されます。2025年に試作ライン、2027年に量産ラインを立ち上げます。しかし、道では、半導体に関わる企業が27社にとどまっていることから、たくさんの企業に関わってもらうように、子どもたちの理系分野への関心向上を目的として体験教室を開催しています。本日、旭川工業高等専門学校の松原准教授が、鬼脇中学校の2・3年生に半導体に関する授業を行いました。半導体についてのお話を聞いた後、実際に、ウェハ(薄い基板の上に数多くの同一回路を作った半導体の集積回路)の抵抗を測ったり、ソフトをインストールして、プログラミングによる機械の制御を行ったりしました。

 講師の 松原 英一 様 です。

千歳工場ラピダス工場完成予定図(ソニー、トヨタ自動車、デンソー、キオクシア、NTT、NEC、ソフトバンク、三菱UFJ銀行など、日本国内大手企業8社が出資し、半導体の専門家集団が設立した半導体新会社。日本政府も600億拠出)。

 抵抗値を測っているところ

 

ウェハ(薄い基板の上に数多くの同一回路を作った半導体の集積回路)になる前

集積回路は、人の目では見えず、電子顕微鏡で見ることになります。

 

 

 

プログラムを用いて、光らせたり、音を鳴らせたりして基板を制御しているところ

 

 子どもたちは、音色を制御して曲にしたり、光る順序や長さを制御して(シーケンシャルウィンカ-)みたいにしていました。私も一緒に取り組んだのですが、子どもたちに教えてもらいながら音を鳴らすことや光らせるだけで精一杯でした。子どもたちの考えるプログラムに脱帽しました。そして、子どもたちの底知れない能力に驚かされました。

 

鬼脇探訪(番外編)~秋の信州・飛騨・名古屋を訪ねて

 体育の日改めスポーツの日の連休に再び、懲りず?に丘珠空港経由で信州まつもと空港を訪ねましたが…周りの色どりも季節が深まり、トンボやススキも多く見かける里山の秋を堪能することが出来ました。中でも写真の市美術館ような芸術家・草間彌生を生んだ芸術の地でもあるので、街並み自体が他の城下町では見かけない洗練されたオシャレさがそこかしこに見受けられました。翌日の飛騨高山では写真のような、日本古来の歴史的景観の街ブラを体験しようと多くのインバウンド客がいらしていましたが…私といえば、先生方に配る為に何故か大量購入したお土産の「漬物」が予想外に重たく、季節外れの扇子で涼みながらテコテコと町中を徘徊しておりました。最後に名古屋へ伺いましたが…中日ドラゴンズのマスコットことドアラのモチーフにもなった、東山動物園のコアラなどを見に行きましたが、やはり気温が30度近くと本当に秋か?を思うくらいの天気で、トンボ返りで利尻へ帰った際のあまりの気温差にビックリ。日本列島の距離の長さを改めて痛感しました。松本市美術館飛騨高山コアラ

60才の誕生日

 昨日、吉田教育長が来校して、1・2年生のクラスで給食を一緒に食べました。学級に入る時、黒板には「60才おめでとう!!」の文字が・・・。赤いちゃんちゃんこを着てみんなで写真を撮りました。10月21日が誕生日だそうです。子どもたちに祝っていただいて、とても喜んでいました。子供たちの優しい気持ちが伝わってくる一コマでした。