2022年11月の記事一覧
定期テストでした
▽今日は真冬日の予報でした。午前中から雪が降り続いています。明日も暴風雪に注意の予報が出ていますので、登下校時には十分注意が必要です。
▽(中)本日、後期中間テストでした。自主的に取り組んでいた放課後学習会の成果があったと信じます。小学校では少し風邪が流行ってきているようですが、中学生は欠席者も無く全員が健康のようです。テストに向けて体調管理に注意しながら緊張感をもって生活していた証ですね。今後も自立、自律の力で成長です(^^)/
後期中間テスト
吹雪模様です
安心して生活できる学校
▽任期が令和5年1月から7月までの新しい児童生徒会役員の任命式を行いました。小中の6名のやる気に満ちたフレッシュな顔がならびました。現在の中3と小6が中心の児童生徒会の仕事ぶりに学びながら、来年に向けて準備をすることになります。年度またぎの任期ですので、大きな成長があること間違いないですね(^o^)
▽一人ひとりが互いを認め尊重しあい、気兼ねなく意見を言える民主的な集団(学校)をつくってほしいと願います。誰もが伸び伸びと発言し、異なる意見や少数派の意見にも寄り添える児童生徒会。心理的安心感が全ての活動の支えとなります。
学びあう
▽(中)本日は鬼脇駐在所:久保京介様を講師にお招きし、防犯教室を実施しました。非行や犯罪、中学生に注意してもらいたいことや望むこと等について講話を頂きました。生徒たちは「こんな時はどうする?」等、グループ討議を進めながら、事例をもとに自分の考えをまとめたり交流したりしました。 日頃から久保様には交通安全指導やネット問題など、学校の教育活動への様々な場面でご指導を頂いているところです。本日もご多用な中、ありがとうございました。心より感謝申し上げます。
▽(小)複式学級の小学校は、先生がついていない時(他学年を指導中)の学習への取り組み方が重要です。与えられた課題に集中して取り組んだり、自分で課題をみつけたりする力が必要です。そして、他者と協働できるかが大きなポイントになります。友人関係が大切ですので、声をかけあいながら学ぶ場面に遭遇するととても安心です。特に最年少の1,2年生が頑張っている姿は感心させられます(^o^)
▽(中)後期中間テストまであと2日。放課後、自主的にテスト勉強をする生徒たちも出ています。健闘を祈ります!
防犯教室
放課後学習会
「鬼脇」探訪 ~ 利尻ニシン漁の「袋澗(ふくろま)」をたずねて
”袋澗(ふくろま)”と言っても、スグにはピンと来ないかも知れませんが…ニシン漁が最盛期だった時期に(最盛期の春の漁場はしけで波が荒れることも多く)大漁のニシンを保管する冷蔵技術も発達していなかった為、一時避難の防波堤やニシン貯蔵用プールの役割を果たすべく、写真のような(鴛泊・泉の澗跡地)石積みの護岸ブロックが、利尻のあらゆる漁場で設置されたとの事です。(鬼脇付近では南浜など)現在は北海道遺産にも指定され、現存する「利尻地域のニシン漁文化」を代表する土木建築であります。他にも仙法志の袋澗(ふくろま)跡などは改装されて公園を整備し、近くで写真のようなアザラシを泳がせるなど、地域にも身近な存在となっています…。令和の現代では昔ほどのニシンは獲れないものの、冷蔵技術やプール(養殖)の技術が格段に進化して道南の八雲町などでは地球温暖化や輸入品の円安などで高値の花となりつつあるサーモンを港でプールし、養殖してブランド化した「二海サーモン」として売り出すなど、時代も変われば漁業のスタイルも変わるもの?…と素人ながらビックリしてしまいます。
学ぶように遊び、遊ぶように学ぶ
▽(小)社会科で「避難所での問題にどう対応するか?」という課題に取り組んでいました。グループになってみんなで協議です(写真①)。自分の考えと他者の意見を練り合わせ、より良い解を見つけていきます。正解は1つではないからこそ論議も深まります。対話による思考の深め合いが楽しめたら最高です。
▽(小)都道府県のパズルに取り組む児童です(写真②)。ゲーム感覚で楽しく勉強する教材教具は、知らぬ間に知識や技能が身につくものです。長いこと教育現場にいますと、幼児期の積み木やパズル、絵本、外遊びの経験は子どもの発達に大きく影響すると確信できます。デジタルでは身につかないアナログの良さを忘れてはいけませんね。
①②
先生の発するワードに反応してダッシュ!
サンタの顔を並べてツリーが完成しました
見逃さずに
▽明日は「勤労をたっとぶ」国民の祝日です。児童生徒にとって、家庭でのお手伝いも立派な勤労ですし、学生の本分である「勉強すること」も勤労に値すると思います。学びたいこと(もの)があるのは幸せなことです。身近な所に自分を豊かにするもの(こと)がたくさんあるはずです。見逃さないようにしたいものです。
▽週2回の挨拶運動が行われています。今朝も児童生徒会の役員が玄関前で取り組んでいました。「たかが挨拶、されど挨拶。」気持ち良い一日のスタートをきれることが一番です。挨拶が鍵をにぎっているとしたら、しない手はないですね。カメラを向けると3人が不思議なポーズで応えてくれました。楽しげな顔は見逃しません(^^)/
なんのポーズ?
来週は後期中間テストです
越える
▽(小)体育館では5,6年生が高飛びをしていました。何度も失敗しても果敢に挑戦する姿がありました。諦めない気持ちは、どんな場面でも成功(成長)の原動力となります。 3,4年生は「書写」の時間に硬筆の練習です。字が綺麗なことは尊敬に値しますね。もっと上手に書けたら・・・と大人になってからつくづく感じます。みんなは十分間に合いますので、頑張って下さい(^^)/ 何事も目標を設定し、越えるたびに新たな目標を設定することが大切ですね。
▽週始め、風邪症状が出て欠席する児童が幾人か見られます。コロナは校内では0ですが、世の中の第8波のピークはまだ越えていないようです・・・。これからさらに気をつけなければならない季節です。マスクや人との距離を今まで通り意識して過ごしたいですね。 各教室では空気清浄機と加湿器もフル稼働中です。換気もこまめにしながら感染防止対策に心がけましょう。
「鬼脇」探訪 ~ 「沼浦キャンプ場」をたずねて
沼浦キャンプ場は、利尻屈指の観光名所である「白い恋人の丘」や「オタトマリ沼」からも徒歩圏内で、芝も貼られたフラットな造りで、炊事場やトイレなども完備され、車で2~3分でコンビニや温泉もあり、利尻富士の雄姿を眺められて夜は満点の星空…と無料の野営場としては大変申し分のない施設ですが、個人的には唯一惜しい!と思うのが、道道から視界を遮断するような木立等がない為、通り過ぎる車からキャンプ場が丸見え?なのが非常に複雑なところです…。昨今の「一人キャンプブーム」の中で、孤独を楽しむ人見知りの方も多いので(最近のTV番組で芸人のヒロシさんが一人キャンプでブレイクしていますが…)道道との間に何らかの木立や壁などを設けてアクセントを付けて頂けば、キャンプ場としてより大化け?するかも知れません!(ヒロシさんに一人キャンプに来てもらえれば何よりの宣伝効果で最高ですが…)
雪で真っ白です
▽昨日の夕方あたりから積雪になりました。今朝は5㎝以上はありそうです。湿り気のある雪のため、登下校時には防水撥水の外靴が必要ですね。私も長靴で登校しました。
▽本日、暴風雪等に備えた冬の集団下校訓練を行います。下校時に荒天の場合は学校待機が基本ですが、その前に下校が可能であれば、保護者と連携をとりながら帰宅を完了させます。「安全」が第一ですので、集団下校や臨休などの措置は、早めの判断が大切と考えます。「下校させたけど、そんなでもなかったですね」を良しとしたいと思います。尚、荒天の状況によっては、保護者のお迎えを仰ぐこともあるかと思いますが、ご協力・ご理解よろしくお願いいたします。
銀世界になりました
(小)折り紙でサンタを作成
百聞は一見にしかず
▽(小)1,2年生が給食センターの見学に行ってきました。多くの調理器具、調理機械などを見てきてとても楽しかったようです。「大きな缶詰あった!重かった!」と目をキラキラさせて教えてくれます(^o^) 今日の献立のちくわの磯辺揚げについてもいろいろと聞いてきたようで、給食時間はいつも以上に楽しみにしている様子でした。そして、お世話になった給食センターの職員に向けて、一人ひとりが心を込めて御礼のお手紙を書いていました。感謝の心がこもったその手紙にきっと職員の皆様も喜んでくれるはずですね。
ご多用な中、給食センターの職員の皆様には対応して頂き感謝申し上げます。ありがとうございました。
給食センターの映像をみんなで振り返り(1,2年)
(小)3、4年生
今日の給食時間の放送当番
丁寧に積み重ね
▽(中)バドミントン部はシーズンオフになりましたが、来春に向けて鍛錬は続いています。ひと冬越えると身長が伸びたり、筋肉がついたりして、大きく体つきが変わる人も出てきます。技術の向上は勿論、目標に向かう日々の心あわせがチームワークの強化にもつながるでしょう。日々の積み重ねに間違いはありません。
▽(中)3年生美術の時間では、ランチョンマットに絵付けを行っていました。自分のイニシャルや好きな図柄を型紙の上から丁寧にスタンプの要領で色を押していきます。バドミントンの羽根をデザインするあたりは、引退してもバド魂がある証ですね(^o^)
▽(小)教室の入り口に、「4のだん、言ってから入ろう」の文字がありました。2年生は九九に取り組んでいます。今がとても大事な場面ですね。頑張って覚えて下さい!
部活動
授業
九九頑張ってます
情報を有益に
▽時化のため昨日から今朝1便までフェリーが欠航でした。島生活にも慣れると海の天候情報には敏感になったとつくづく感じます。「波浪予報」はネットサイトから最新の情報が手に入れやすい時代になりました。ただ、「欠航予報」はどこのサイトにも見当たりませんので、自分で予想するしかありません。自分にはこれが難しく高いハードルです(^_^;)
▽先を見通す力をどう鍛えるか。大人も児童生徒も身につけたい力であることは疑いありません。たくさんの情報を集め、その分析力の違いで大きな差が生まれます。情報過多の時代、情報処理能力を高め、より良い豊かな生活につなげたいものです。
▽(中)保体の時間、2年生がアルコールの害についての学習でアルコールパッチテストをしていました。この情報から大人になった時に的確な行動が予想できます。有益な情報になる(する)よう願っています(^_^)
「鬼脇」探訪 ~ 星夜の「利尻山」をたずねて
利尻山は標高1,721mの成層火山で、語源はアイヌ語の「リイシリ(高い島山)」に由来しますが、日本最北の「百名山」として、(特に朝の利尻山は「白い恋人」のパッケージ表紙を飾り)大変有名な山です。また高山植物も豊富(リシリアザミ、リシリゲンゲリシリリンドウ、リシリヒナゲシ…etc)なことから「花の百名山」にも指定され、多くの登山客が訪ねて参りますが、個人的には多くの登山客や観光客が楽しみ?とする「朝の利尻山」よりも月明かりに照らされ、荘厳なまでの「夜の利尻山」にとても魅力を感じます。古来より地元の航海の「目印」として、また安全や大漁祈願の信仰対象としても崇められている「霊峰・利尻富士」を薄明りの夜に存在感を確かめるようにぼんやり眺めていると、何か山全体にいだかれているような不思議な感覚に襲われます…。
生き生きと学ぶ姿
▽電流を通すモノは何か?紙テープや竹串、スプーンなど、電池と豆電球を使って実験検証しています。隣りの教室では、前庭の土を持ち込み、砂や礫、泥など、どんなふうに分類できるのかを確かめています。別の学年では、工作キットを使ってロボットを作成したり、中学生は保育所実習時に使う遊び道具をつくる計画を練っています。タブレットを使って学習の振り返り問題を解く児童、体育では逆立ちをしながら腕で歩く練習する姿もありました。
▽学校現場では一斉講義型の授業からの脱却が求められ、個別最適な学びと協働的な学びの取組が進められています。一人ひとりが主体的に学び、他者との学びあいによって思考を深めていく。方法や授業形態は変わっても、今も昔も児童生徒が生き生きと学び、分かることを実感できる授業が「良い授業」と言えます。全教職員、日々奮闘努力中です。
宇宙
▽帰宅途中に夜空を見上げると、鬼脇地区の空には綺麗な月が見えました。昨晩は、442年ぶりの皆既月食と天王星食ということでTV各局で話題になっていました。次回は322年後と聞き、悠久の宇宙の営みの壮大さに驚くばかりです。その奇跡の時を生きていることにロマンを感じたのは私だけではないはず・・・(^_^;)
▽(中)技術の時間では、1年生が木工製品作りに取り組んでいました。木材の角を丁寧にヤスリがけをしたり、定規で寸法を測ったり、細工をする前の下準備といったところでしょうか。最終的には、蓋付きの箱や小物入れ、飾り棚など、自分の発想によって個性的な作品に仕上がるとのこと。完成を楽しみにしています。
▽(中)教室前の廊下には、紙粘土細工のような作品が並んでいました。こちらは2年生の作品のようです。「鯨の上に乗っている自分」など、個性的な題名の作品もありました。脳内にある宇宙観を表現してますね(^o^)
休み時間の笑顔
▽(小)6年生の教室には昔の遊び道具が置かれています。教室を覗くと女子二人がけん玉と独楽(コマ)の技を見せてくれました。古い世代の私よりもずっと上手に道具を扱っています。すぐに手に取れるモノは上達が早いですね。環境づくりの大切さを改めて感じます。
▽「〇〇は上手ですよ」と女子は男子の名をあげていましたが、しばらくすると男子たちも教室に戻ってきました。中には、空中に浮かせて手のひらで独楽を回すテクニックを披露する強者も(^o^) 遊びからコミュニケーション力が身についていくのは今も昔も同じです。カメラを向けるとみんなピースで応えてくれました。笑顔のある学校生活って最高です(^o^)
9年間を貫いた学び
▽本日、学校経営指導訪問により、宗谷教育局義務教育指導監 小山内仁様が来校されました。学校経営の新たな視点や9年間の子ども像をめざした小中一貫の授業づくりなどについてご助言頂きました。子どもたちが「わかった、できた」を実感できるリアリティの追求が大切であると改めて感じました。ご多用な中、来校頂き感謝申し上げます。ありがとうございました。
▽(小)体育館を半分ずつ使いながら、1,2年生と5,6年生がそれぞれ体育の授業をしていました。どちらもマット運動です。逆立ちをしたり、腕だけでバランスをとったり、運動することが好きなようでみんな賑やかに活動していました。
▽(中)名寄での大会に行ってきたバドミントン部は、それぞれ初戦や2回戦で敗退してしまいましたが、来年への目標を確認してきたようです。これからの冬のシーズンで鍛え上げ、成長して春を迎えましょう。3年生が贈ってくれた応援団扇を手に記念撮影です(^o^)
学校経営指導訪問(支援訪問)
初雪です
▽昨晩のみぞれ交じりが、今朝は雪になっていました。路上に落ちるとすぐに溶ける程度ですが、紛れもなく平地では初雪です。例年より少しばかり遅いですが、冬に向かって確実に季節が進んでいます。
▽(中)今朝、1,2年生が名寄市で開催されるバドミントン大会へ出発しました。勝ち進めば全道大会にも繋がる大会だということです。引退した3年生が後輩たちの勝利を願い、先生たちからのメッセージの協力を得て、応援団扇を作成しました。後輩を気遣う気持ちが嬉しいですね。1,2年生も心強かったことでしょう。
▽(小)1,2年生は計算と九九の算数、3,4年生は小数の筆算と平行線の特徴、5,6年生はALTの先生と英語の授業でした。体調を崩す児童も若干出ていますが、寒くなりましたので体調管理に心がけましょう。
応援団扇
「鬼脇」探訪(番外編)~北のカナリアパークをたずねて
礼文島の南端にある「北のカナリアパーク」では映画の撮影現場(校舎内)の開放見学は10月末で終了しましたが、こちらも遠く利尻富士の絶景を眺める事ができるスポットとして大変有名です。近くにはお洒落なカフェ(結局ソフトクリームを頂きました…)があったり、丘陵地帯には絶景を向こうに立派な「お墓」が点在したりと(周囲の草もなびき正に「千の風になって」そのもの…)いると心が晴れやかになる実に清々しい場所でした…。そんな映画「北のカナリアたち」と言えば、主演で銀幕のスーパースターこと吉永小百合さんですが、撮影に取り組むにあたり日課の「1日1キロの水泳」のみならず毎日筋トレと腕立て伏せを30回、腹筋と背筋を各100回もこなしていたそうです!!(最初聞いた時は大谷翔平の誤りかと思いましたが…)今も変わらぬ美しさを保つにはここまで頑張るのか?と改めて感服致しました…。この度、山田洋二監督の映画「こんにちわ、母さん」で大泉洋さんと親子役を演じるとのことで注目されておりますが、大泉さんの記者会見の第一声で「吉永小百合さんから大泉洋は絶対に生まれません!!」のコメントに思わず噴き出してしまいました…。
校内主張大会
▽(中)本日、校内主張大会を実施しました。夢、家族、環境、差別偏見、SNS、いじめ、コロナ等々、自分の興味関心のあるものをテーマに、それぞれが自信を持って挑みました。その発表内容はどの生徒も自分の考えをしっかりと持ち、課題に対する目指すべき方向性を上手に原稿にまとめていました。
▽「最初緊張しましたぁ~。けど、途中から上手くやれました(^o^) by 男子」 緊張感も楽しめたようです。貴重な体験だったことはその表情が語っていました。
▽今後社会では多様性の時代が益々進みます。自分の考えと異なる考えを尊重しつつ、コミュニケーションをとりながら協働、共同により、新たな価値観を創造することが求められています。令和の未来をたくましく生きる鬼中生に期待です。