学校ブログ

防災訓練

▽今回は地震・津波を想定し、2回目となる防災訓練を実施しました。本校の標高は約27m。校舎裏の山道を200mほど登り、標高40mくらいの場所まで避難です。今回は活動場所から近い非常口から避難することとし、避難経路を三カ所想定して各自で避難しました。

▽授業中ではなく休み時間に訓練をしたことで、避難する時は学年はバラバラです。避難放送の指示にしたがって、側にいた同級生や後輩、先輩たちと声をかけあって避難しました。災害はいつ起こるか分かりませんので、こうした訓練も必要だと改めて感じました。

▽いつものように速やかに行動し、真剣な態度で訓練する姿は大変立派でした。訓練の大切さを理解している利小鬼中生は流石です(^^)/

避難訓練 みんな無事です!

授業風景

今日の一日

▽(小)休み時間に仲良くトランプする光景が目に入ってきました。「スピード」というカード遊びをやっていました。私もルールを知っているくらいですから、きっとどの世代にもお馴染みの遊びですね。昔の遊びが残っていて、嬉しい気持ちになりました。

▽(小中)放課後は、委員会活動です。後期児童生徒会の活動計画など、総会に向けての準備を行っていました。自分たちの知恵と共同で住みやすい環境をつくる意識や自治力は、生涯にわたって必要な力です。

▽(中)授業風景は、いつも通り真剣なまなざしです。中学生は来週にテストが迫ってきていますので、集中力も増しているはずですね(^o^)

休み時間

委員会

授業

 

秋模様

▽落ち葉も目立ち始めた校舎前、秋の気配が感じられる今日この頃です。空も高く感じるのは気のせいでしょうか。明日は北海道にも台風の影響があるような予報も出ています。海は時化そうです。

▽天高く馬肥ゆる秋、読書の秋、食欲の秋・・・。昔から人が活動するには良い季節のようです。夕暮れが早くなると、1日がなんとなく短く感じられますので、時間を有効に使いたいものですね。

▽時間と言えば、つらい時間は長く感じられることがありますが、新しいことに挑戦している時も時間が長く感じられるそうです。新しい挑戦がつらいものではなく、楽しく充実したものであれば幸せですね。児童生徒たちには、是非、新しいことに挑戦することをお勧めします(^_^) 

地域で学ぶ

▽(中)過日、2・3年生が「職場体験学習」を実施しました。町内の商店や企業に終日2日間お世話になりました。生徒たちは、緊張の中での体験であったと思いますが、働くことの意義や大変さなどに少しでも気づくことができたら成功ですね。

▽「中学生はいろいろとやってくれて助かりますよ。」と、ある事業所の方に言ってもらえました。リップサービスもあったかと思いますが、「地域の力」で子どもを育てる素晴らしい環境に感謝の気持ちでいっぱいです。

▽職場体験に関わり、生徒を快く受け入れて頂きました「長生堂寺嶋菓子舗様、ファミリーマートはたけやま様、(株)利尻生コン様、鬼脇歯科診療所様、鬼脇公民館様、岡田菓子店様」の皆様には、心より感謝申し上げると共に、今後とも本校教育活動へのご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

「鬼脇」探訪 ~ 利尻島郷土資料館をたずねて

いつも学校へ出勤する際に、坂を上る時には必ず視界に入ってくる建物ですが、旧鬼脇村庁舎として(札幌市の市制移行時と同じ)100年前に建てられ、昭和44年に鴛泊に移行するまで何度か改修しつつ現役庁舎として活躍していたというのが驚きでした!建物は木造平屋の寄棟屋根形式で、屋根の両端には矛状の棟飾りと玄関の上には鬼板が施されるなど和洋折衷のモダンな建造物で古さを全く感じさせないものです。向かいに駐車場もあるので、昼時には観光バスやレンタカーなど観光客で賑わっていますが、時を資料館100年前に遡れば、利尻富士を背景にこのようなオシャレな庁舎が完成した際の住民の高揚感が伝わって来るようです…。

静かな午後

▽(中)今朝、1年生は宿泊研修に出発し、2,3年生は職場体験学習でそれぞれ5つの体験場所へ出かけました。(小)3,4年生は午後からプール授業です。1年生も先ほど下校の時間でした。午後の校舎には(小)5,6年生と2年生しかおらず、いつもよりひっそりとした感じです。時折、通り雨が静かに降り、それが校舎内の静けさを一層助長させているようです。

▽(小)6年生は体育館でボールを使った球技に取り組み、和気藹々で楽しそうな空気感でした。修学旅行を通して、グッと絆も深まった様子です。2年生は算数の時間、計算問題に取り組んでいました。二桁の足し算を上手にこなしています。どの児童も「できた」ことに満足そうな表情です。 今日から9月長月。日の暮れるのも早まってきたと感じる今日この頃です。

 

自分の手で

▽(小)習字の時間に遭遇しました。「字は体を表す」がごとく、力強い筆遣いで堂々とした書を描いていました。字が綺麗な人って羨ましいですね。背筋をピンと張り、姿勢も良く、意欲的に書を学んでいる姿がありました。とても良い雰囲気です。「左右」という字に挑戦していました。 自分は「右」の漢字の1画目は縦からだと分かっていても、未だに横から書いてしまいがちです・・・。習字は書き順を特に意識することが必要ですね。

▽(小)(中)校舎前の畑では、雑草取りや収穫を行っている児童生徒たちが目に入りました。低学年は外の活動が楽しそうです。中学生は見事に育った大根を手に、「育てた甲斐があった」という表情で満足げです。自分で育てたものは、喜びの実感が格別です。実体験に勝るものはないですね。

 

疲れを見せず

▽日曜日には島内一周ふれあいサイクリングの催しが町でありました。土日はバドミントン大会(中)が稚内市で行われました(初心者の部で1年生女子2人が見事優勝、準優勝でした!)。参加した中学生や小学生は、忙しい週末だったに違いありません。2週間後には期末テスト(中)もありますので、家庭学習量も増えているはずです。

▽「一日寝れば次の日はスッキリ」とは、なかなか難しいかと思いますが、児童生徒たちは疲れた様子も見せず、いつもと変わらない様子です。休息や栄養をバランスよくとれていると信じます(^^)/

▽心も体も健康でなければ、頑張ることはできません。利小鬼中の児童生徒たちを見習わなければと思う次第です・・・・。私は修学旅行の疲れがまだ抜けていないようです(^_^;)  若いっていいですね。

素敵な時間、思い出

▽(小)5,6年生が修学旅行へ行ってきました。フェリーの欠航が予想されたため前日に稚内入りした関係で三泊四日という長旅になりました。体力的に少し心配しましたが、一泊増えたことを喜んでいたようです。みんな元気に過ごすことができた四日間でした。

▽「トイレ我慢できない!(バスを止めてもらいました)」「切符がない!(ソックスに入れてました)」「カバンがない!(拾った方が届けてくれました)」「財布がない!(カバンに入れてありました)」など、全て大事に至りませんでしたが、ハプニング感も結構ありました(笑) そんな中、互いに声をかけ、気配りしながら、「楽しい時間」を創れるようにみんなで協力していたことは大変立派でした。流石、利尻小の児童たちです。

▽切符を自分で買ってJRに乗ったこと、小樽の水族館や運河等での散策、グラスへの絵付け体験、札幌の温泉施設での入浴、商業施設での夕食や買い物、ゲーム場など、みんなで時間を共有したことはかけがえのないものになりました。

▽「自立」「自律」が子どもたちの成長の柱であることは間違いありません。今できないことも、いずれできるようになっていくことが目標です。自分で考え、他者との協力により課題を解決し、より良い生活につなげていく。そんな力をつけるヒントが修学旅行の中にたくさんありました。

 

「鬼脇」探訪 ~ 大澤寺鐘楼堂をたずねて

校舎から南に5分位歩いた所に曹洞宗大澤寺がありますが、正門の脇に「鐘楼堂」があります。古くは日清戦争後の1895年に網島貞助氏や遠藤源蔵氏らの請願により建造され(先日屋根などの修繕工事が終わったばかりとの事)今も鬼脇の安寧をひっそりと見守っております。半鐘は戦時中の金属供与で失うものの、歴史を刻んだその荘厳さは建物からもひしひしと伝わって参ります!いわゆる”禅寺”は歴代の将軍や大名から重用された「臨済宗」と、主に一般庶民から愛された「曹洞宗」がありますが、曹洞宗は日常において黙々と座禅を組み瞑想にふける事で、人の持つ仏の心性や仏徳をあらわす事が可能となる教えで、アップルの創業者ジョブズも本気で出家まで考える位?曹洞宗にハマり、座禅時の集中力やそのシンプルさは、確実に商品開発に活かされたとまで断言しているそうです。私も様々な邪念?から離れるべく瞑想の元、座禅を組んだ方が良いのかと思ってしまう今鐘楼堂日この頃です。(何度背中を叩かれる事か分かりませんが…)